建築都市学部の進路人数と2026年3月卒の実績を確認する

2026年6月19日更新の大学公式進路表によると、2025年度卒の建築都市学部は卒業生324人、大学院進学者55人、就職者255人です。[1]

2025年度卒の建築都市学部
区分人数
卒業生324人
大学院進学者55人
就職者255人
[1]

就職希望者数はこの表にないため、希望者を分母にした就職率は計算していません。また、卒業者と就職者の差をそのまま就職に失敗した人数と考えることもできません。

学科別の就職先ページには、2022年度設置の新設学科であり、掲載先は2026年3月卒の実績と明記されています。円グラフは2025年度卒のものです。他学部の3か年分の一覧と集計期間を混同しないようにします。[2]

建築学科の掲載先を、仕事を調べる入口にする

建築学科には、大成建設、大林組、竹中工務店、鹿島建設、長谷工コーポレーション、清水建設、戸田建設、五洋建設などが掲載されています。住宅関連では一条工務店、積水ハウス、三井ホーム、大和ハウス工業などの記載があります。[2]

さらに、朝日工業社、新日本空調、三井不動産ファシリティーズ、乃村工藝社、東京都庁、千葉県庁、藤沢市役所なども掲載されています。[2]

企業名の一覧から、設計、施工管理、設備、営業などの採用職種を判断することはできません。興味のある会社の職種別募集を開き、何を担当する仕事か、配属の決まり方はどうなっているかを確認しましょう。

住宅や建物が好きという気持ちを出発点にしつつ、図面を考える仕事、現場を進める仕事、利用や維持を支える仕事など、どこに関わりたいかを具体化します。

土木工学科は建設・コンサルタント・公共分野・交通を比較する

土木工学科には、鹿島建設、清水建設、大成建設、竹中土木、熊谷組、五洋建設、西松建設、NIPPO、日本道路などが掲載されています。オリエンタルコンサルタンツ、長大、日本構造橋梁研究所、JR東日本コンサルタンツなどの記載もあります。[2]

公共分野では国土交通省関東地方整備局、東京都庁、神奈川県庁、横浜市役所、都市再生機構など、交通関連では東日本旅客鉄道、小田急電鉄、相模鉄道などが掲載されています。[2]

同じ土木の学びを生かす仕事でも、担当する対象や工程、勤務する場所は求人ごとに確認が必要です。鉄道会社の掲載があることから、全員が特定の技術職で採用されたと推定しないようにします。

道路、橋、水辺など、授業で関心を持った対象を一つ選び、その整備や維持にどの事業者がどう関わるかを調べると、会社を比較する軸を作れます。

会社名の前に、職種と働き方を比較する

求人や説明会で確認する項目
観点確認すること
担当募集職種と入社後の主な業務
配属配属の決定方法、勤務地、異動の説明
勤務勤務時間、休日、出張や現場勤務の扱い
教育新人の指導体制、資格取得支援の内容
条件学位・専攻・資格、応募書類、選考日程

説明会では「建築や土木を学んだ人が活躍します」という紹介だけでなく、最初にどのような業務を担うかまで確認しましょう。希望する仕事と、募集されている仕事が一致しているかをメモに残します。

知名度の高い会社を候補に入れることと、それだけに絞ることは別です。仕事内容や教育、勤務地など、自分が納得する条件で比較できるようにします。

地域を見る学びを、課題への取り組みとして伝える

学部は2022年に誕生し、建築と都市基盤を総合的に学び、地域に寄り添った課題に取り組む視点を学修の柱と説明しています。建築学科は地域デザイン、土木工学科は社会基盤の整備に関する知識や技術、マネジメント力などを紹介しています。[3]

面接で学部の紹介文を繰り返すだけでは、自分の経験は伝わりません。授業や課題で、どの条件を調べ、何を優先し、どの案を見直したかを具体化しましょう。

  • 取り組んだ課題の目的と制約を説明する。
  • 自分が担当した調査や検討を明確にする。
  • 選んだ案と、その理由を示す。
  • 指摘を受けて修正したことと、残った課題を伝える。

編集部の架空の例では、「利用者の動線を確認して配置案を見直した」といった説明が考えられます。実際に行った経験へ置き換え、調査していない地域や数値を加えないでください。

制作物は、見栄えだけでなく判断の過程を説明する

応募先が制作物等の提出を求める場合は、その企業が指定した形式と内容を優先します。すべての職種で同じ資料が必要だと決めつけず、募集案内を確認してください。

作品や課題をまとめるときは、完成図だけでなく、目的、制約、担当範囲、検討と修正の理由を添えます。共同制作なら、どこを自分が担当したのかを明確にします。

授業や研究室の資料、他者の図面、未公開情報などを無断で流用しないようにしましょう。公開や提出の条件が不明な場合は、担当教員等へ確認したうえで、自分の取り組みを説明できる資料に整えます。

大学院進学と公務員も、条件を確認して予定に入れる

大学院進学者55人という学部全体の人数だけから、希望職種に進学が必須かどうかは判断できません。進学して取り組みたい研究、希望する仕事の応募条件、入試と選考の日程を並べます。[1]

公務員を検討する場合も、掲載されている官公庁名から採用区分を決めつけず、最新の募集案内で専攻等の条件と選考内容を確認します。資格については取得済み・取得見込みを区別し、履修に関する確認は学内窓口で行いましょう。

進学、企業、公務員で迷っているときは、判断材料が足りない項目を先に調べます。大学名への不安だけで進路を決めず、希望する仕事と必要な準備を具体化することが大切です。

募集案内と制作・研究の下書きを持って相談する

東海大学は、カレッジオフィスでの個別進路・就職相談、ガイダンス、支援講座などを案内しています。所属キャンパスで利用方法を確認しましょう。[4]

「設計と施工管理の違いを整理したい」「企業と公務員を比較したい」「学業の説明が伝わるか見てほしい」など、相談したい点を具体的にします。求人と課題の概要があると、次に確認することを決めやすくなります。

建築・土木の就活は、職種と自分の取り組みを結ぶ

2026年3月卒の学科別実績を参考に、現在の募集職種と条件を確認しましょう。企業名だけで仕事を決めず、どの対象や工程に関わりたいか、自分が何を学び行動したかを整理します。

学歴への不安や企業選び、自己PRで迷う場合は、逆転就活塾の無料相談でも次の行動を整理できます。求人と学業のメモをもとに、自分が納得する進路を考えていきましょう。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 東海大学:卒業者数・就職状況確認日:2026-09-09 / 2025年度人数
  2. 東海大学:建築都市学部の就職先確認日:2026-09-09 / 2026年3月卒、建築と土木の実績
  3. 東海大学:建築都市学部確認日:2026-09-09 / 2022年設置、学修方針
  4. 東海大学:キャリア就職確認日:2026-09-09 / 相談と支援

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