二つの学科と、改組前の名称を確認する
大正大学の学部一覧は地域創生学部に地域創生学科と公共政策学科を置いています。大学沿革によると、公共政策学科は2024年の改組で地域創生学部に設置されました。[1] [2]
公式の2025年3月卒業者の実績では、地域創生学科は地域創生学部、公共政策学科は社会共生学部という表記です。異なる卒業時の学部区分を、そのまま現在の一学部の実績へ合算しないでください。[3]
「地域」という名前から、地元の自治体しか進めないと考える必要はありません。自分の学科が何を学び、どんな先輩の進路が掲載されているかを確認し、仕事内容から候補を作っていきます。
2025年3月卒業者の就職先を学科別に見る
以下は公式の2025年3月卒の主な就職先から抜粋しました。公共政策学科については、改組前の社会共生学部の実績として参照しています。[3]
| 卒業時の学科 | 主な掲載先の一部 |
|---|---|
| 地域創生学部 地域創生学科 | ベルーナ、リゾートトラスト、東日本銀行、城南信用金庫、足立区役所、相模原市消防局 |
| 社会共生学部 公共政策学科 | 小林製薬、エイチ・アイ・エス、りそな銀行、野村不動産ソリューションズ、新宿区役所、千葉市役所 |
就職先の組織名から採用職種や配属までは分かりません。自治体の欄に名前があっても採用区分は別に確認し、企業についても総合職・専門職などの募集を読んでください。過去の実績は、将来の採用枠や自分の内定の保証ではありません。
大手の名前があるから簡単に入れる、掲載がないから応募できないという読み方も避けましょう。気になる候補を見つけたら、対象年度、職種、締切、選考方法の情報を公式の採用案内で確かめます。
地域創生と公共政策、それぞれの実習を振り返る
地域創生学科は経済・経営の理論と地域での実践を扱い、首都圏や地方での地域実習、地域課題解決実践論などを紹介しています。対象は地方だけではなく、都市部の地域も含まれます。[4]
公共政策学科は、政策に関する知識と、自治体や住民の声を聞いて課題を考えるフィールドワークを組み合わせています。現地で得た情報を、制度や仕組みの検討につなげる学びとして説明されています。[5]
就活で話すときは「地域活性化に取り組んだ」と大きくまとめず、誰のどんな困りごとを調べ、どんな情報が不足し、自分が何をしたかを整理してください。現地に行ったこと自体より、行って初めて気づいたことや、当初の仮説を修正した過程が説明の材料になります。
大学サイトに載る学生の活動例を、自分の成果として使わないようにします。自分の参加した授業や活動の記録から、担当した範囲と実際の変化を振り返りましょう。
公務員と民間企業を、地域に関わる役割で比べる
地域に関わる仕事は、行政の仕事だけとは限りません。求人や事業説明を読み、交通、観光、金融、住まい、情報発信など、地域の人や企業とどのように関わる仕事かを確かめます。業種の名前だけで「地域貢献できる」と結論づけず、応募職種の業務を読みましょう。
公務員を検討する場合は、自治体名に加えて採用区分・試験内容・受験資格・申込期限を確認します。同じ自治体でも複数の募集があり、民間企業とは必要な準備が異なります。具体的な受験先の最新要項を基準に予定を立ててください。
| 観点 | 書き分ける内容 |
|---|---|
| 関わりたい課題 | 交通、防災、産業、暮らしなど、実際に関心を持ったこと |
| 働く役割 | 行政の採用区分/企業の募集職種 |
| 必要な準備 | 試験科目、提出物、面接、締切 |
| 応募理由 | その組織の仕事に関心を持った具体的な理由 |
「地域のためになりたい」という思いは出発点です。その組織が行っている事業や施策を調べ、なぜ別の組織ではなくそこなのかを考えることで、志望理由を具体的にできます。
フィールドワークは、課題・聞き取り・修正で説明する
経験のメモには、調査前に考えていたこと、現地で確かめたこと、得た情報を受けて変えたことを書きます。聞き取りで質問を変えた、立場の異なる人の意見を整理した、提案の範囲を見直したなど、実際の行動を一つ選びます。
次は編集部による架空の構成例です。「利用者が少ない理由を設備だと考えたが、聞き取りで時間帯の問題が分かったため、調査対象を広げ、提案内容を修正した」という流れなら、思い込みを確かめた過程を伝えられます。実際の地域や活動の成果を示す例ではないので、自分の経験に置き換えてください。
チームの活動なら、自分の担当とチーム全体の結果を分けます。提案書を出した段階と、実際に採用・実施され成果が出た段階も別です。「提案した」を「地域を変えた」と大きく言い換えず、確認できる範囲を正確に伝えましょう。
住民や団体への聞き取りは、個人情報や公開していない内容を含むことがあります。選考で説明する際は、相手を特定できる細部を避け、自分の調査方法や学びを中心に整理します。
実習の記録と募集要項を持って相談する
大正大学は学科ごとの就職担当者、3年次の全員面談、個別相談や書類添削、面接練習などを案内しています。公務員と企業を併願する場合も、それぞれの募集要項や締切を持参して相談しましょう。[6]
相談では「地域の実習は就活に使えますか」だけでなく、「この求人に対して自分のどの行動が伝わるか」「提案の説明が大きすぎないか」「筆記対策と応募書類の順序をどう決めるか」など、困っていることを具体化します。
学部名や大学名が不安でも、現地で自分が行ったことは説明できます。まだ経験を言葉にできない場合は、実習日誌、発表資料、提案書を見直すところから始めてください。
所属と実績を照らし合わせ、役割から応募候補を作る
- 自分の学科と、卒業時の実績の掲載区分を確認する。
- 行政・企業の具体的な役割と募集条件を読む。
- 実習で自分が確認し、修正した場面を一つまとめる。
- 資料と求人を相談へ持ち込み、締切に沿って準備を決める。
進路を地元や公務員だけに限定せず、自分が関わりたい課題と仕事を照合してみましょう。学歴への不安や志望理由の整理で止まる場合は、逆転就活塾の無料相談で、調べた候補と経験をもとに次の行動を相談できます。
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
- 大正大学:学部一覧確認日:2026-09-09 / 現行2学科
- 大正大学:大学沿革確認日:2026-09-09 / 2024公共政策改組
- 大正大学:進学・就職状況確認日:2026-09-09 / 2025年3月卒各学科
- 大正大学:地域創生学科確認日:2026-09-09 / 地域実習と理論・実践
- 大正大学:公共政策学科確認日:2026-09-09 / 政策とフィールドワーク
- 大正大学:キャリア育成・支援確認日:2026-09-09 / 就職支援