就職者136人と、統計の対象を確認する
大学公式の2025年度卒業者データは2026年5月1日現在のものです。メディア情報学部は就職希望者145人、就職決定者136人、就職率93.8%です。進学決定者は2人で、括弧内の大学院進学者2人はその内数です。[1]
就職決定者には正規雇用のほか1年以上の契約・派遣社員を含み、アルバイトは除外されています。留学生を除く集計でもあります。卒業生全員の正社員就職率や、映像・デザイン職への就職率ではありません。[1]
「専門分野の仕事に進んだ人の割合」を知りたい場合は、別途職種の情報が必要です。この全体数値だけから、希望職種への入りやすさを判断しないようにしましょう。
制作会社だけでなく、IT・一般企業の実績も見る
2025年度の主な就職先にはLIXIL、アイエックス・ナレッジ、DTS、NTTデータ信越、TYO、システナ、スタジオぴえろ、京王電鉄、クリーク・アンド・リバー社、東芝ITサービス、東映エージエンシーなどが掲載されています。[1]
企業を調べるときは、まず募集職種と業務内容を読みます。作品提出が必要か、どんな形式・条件か、学部卒向けの募集かを確認してください。志望する職種が決まらない段階なら、制作に近い仕事と情報を扱う仕事を一つずつ読んで比較する方法があります。
3コースの学びと、求人の仕事を結びつける
公式説明は、映像・音響、デザイン・アニメ、情報・図書館の3コースを案内しています。2024年度から分野からコースへ変更したとの注記があります。現在の名称を過去のコース別採用実績と読み替えないでください。[2]
| 学びの方向 | 確かめること |
|---|---|
| 映像・音響 | 企画、撮影、編集、音響など、どの工程の仕事か |
| デザイン・アニメ | 制作対象、使用する手法、個人とチームの担当範囲 |
| 情報・図書館 | 情報の整理、検索、運用、利用者対応のどこを担うか |
この表は編集部の職種研究の問いです。各コースの卒業生がその仕事に採用されたことを示す表ではありません。好きな作品やサービスを作る会社でも、募集される業務が自分の希望と一致するかを別に確認します。
作品は「目的・担当・工夫・結果」の順に整理する
作品提出が必要な求人を受ける場合、募集要項の指定を先に確認します。動画の長さ、ファイル形式、点数、リンクの扱いなどが指定されていればそれに合わせてください。以下は提出規定の代わりではなく、制作経験を振り返るための整理方法です。
- 目的:誰に、何を伝えるための作品・制作物だったか。
- 担当:企画、撮影、編集、図案、実装など、自分が行った範囲。
- 条件:期間、人数、機材、素材、課題で決まっていたこと。
- 工夫:分かりにくかった点や制約に対して何を変えたか。
- 結果:講評や動作確認など、実際に確かめられた内容。
- 改善:今なら何を直すか、その理由。
共同制作では、作品全体の出来だけでなく自分の担当を明示します。出演や撮影素材、音楽、画像などの利用条件も確認してください。授業内で使えた素材が、そのまま外部提出・公開できるとは限りません。必要な許可が不明な場合は、教員や権利者への確認、公開可能な素材への置き換えを検討します。
作品数に自信がなくても、過去の課題を振り返り、自分が何を考えたかを説明する準備はできます。締切直前に新作を増やす前に、応募職種に合う既存作品を選び、説明と見せ方を整えましょう。
面接で「何を工夫したか」に答える例
以下は書き方を示す架空の例で、内定事例ではありません。「短い紹介動画の編集を担当しました。初稿では情報を詰め込みすぎて要点が伝わらなかったため、見せたい内容を一つに絞り、テロップの量と順序を見直しました。別の人に見てもらい、理解しにくい部分を確認して再編集しました。」
自分の経験にするときは、どこを削り、なぜ順序を変え、どんな指摘があったかを説明します。再生数や売上など、測っていない成果を作る必要はありません。音や映像の品質が十分でなかった場合も、原因を調べた過程と次の修正を話せます。
情報系の課題なら、検索しやすい分類をどう考えたか、データをどう確かめたか、画面のどこを改善したかなどが材料になります。使用ソフトの名前だけで終わらせず、その道具で自分ができる作業を具体化してください。
作品の講評と、採用向けの説明を分けて相談する
大学は全学生向けの個別相談と、3年次からの担当アドバイザーを案内しています。学生限定Webシステムでは求人や卒業生の採用実績、インターンシップ情報等を確認できます。[3]
作品の専門的な改善は授業やゼミの教員に、応募書類や面接での説明は就職支援の担当者に相談するなど、質問を分ける方法があります。求人と作品説明のメモを持参し、何を見てほしいかを明確にしてください。
制作職だけに限らず、情報管理や一般企業の仕事も検討する場合、作品そのものを提出しなくても、共同制作での調整や改善の経験を話せます。どの経験を使うかは、応募する仕事に合わせて選びましょう。
今週は一作品を説明できる形にし、二つの求人を比べる
- 制作系・情報系など関心のある求人を二つ読む。
- 作品提出の要否と条件、仕事内容を確認する。
- 課題や制作物を一つ選び、目的・担当・改善を短く書く。
- 外部に見せられる素材かを確かめ、教員や就職相談で見直す。
学歴や他人の作品と比べて自信をなくしたときも、まずは自分が行った作業と改善を整理しましょう。逆転就活塾への相談では、職種選びや自己PRで迷っている段階から、今ある経験を応募につなげる方法を考えられます。
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
- 駿河台大学:2025年度就職状況確認日:2026-09-09 / メディア情報の人数・企業名・統計対象
- 駿河台大学:メディア情報学部確認日:2026-09-09 / 3コースと学び、2024年度変更
- 駿河台大学:就職支援確認日:2026-09-09 / 個別相談・担当者・学生システム