現行の学科と、実績の対象を先に確認する

現在の人間関係学部は、人間共生学科と心理学科です。大学の学部一覧には、2024年4月に人間関係学科が人間共生学科へ変わったと明記されています。2025年度卒業生の進路資料は、旧人間関係学科と心理学科に分けて紹介されています。[1] [2] [3]​‌‌‌‌‌‌​‌​‌​‌​​‌​​‌‌​‌‌‌‌‌​​​​‌‌‌‌‌​‌‌‌‌‌‌​​​​​‌‌‌​‌‌​‌‌​‌‌‌‌​‌​

旧学科の就職先は進路を考える参考になりますが、新しいカリキュラムを修了した人の実績として言い換えることはできません。学科名、入学年度、卒業年度を確認し、自分が学んでいる内容と分けて読みましょう。

進路図には業種や進学の割合が示されていますが、集計対象人数が確認できないため、ここでは学部全体の就職率や人数を推計していません。分かるのは、各ページに掲載された進路の分野と就職先です。[2] [3]

学科別の就職先から、仕事の幅を知る

2025年度卒業生の掲載先から抜粋
対象分野就職先例
旧人間関係学科福祉系専門職の掲載欄中電ウイング、東郷町社会福祉協議会、名古屋手をつなぐ育成会
旧人間関係学科製造・販売・サービス等オリエンタルモーター、ホシザキ東海、ネオキャリア
旧人間関係学科公務八百津町役場(福祉職)
心理学科製造・情報通信トヨタ自動車、日本ロレアル、NTTテクノクロス
心理学科金融・サービス三菱UFJ銀行、あいち銀行、リゾートトラスト
心理学科非営利団体・公務愛知県厚生事業団、AJU自立の家、警視庁
[2] [3]

この一覧には、個別企業の採用人数や配属職種までは示されていません。心理学科から企業へ就職したことを、その企業の心理職や人事部門へ配属された証拠とは扱えません。福祉系専門職の掲載先でも、詳細な職務や資格条件は募集ごとに確認します。[2] [3]

両学科の進路欄には、椙山女学園大学大学院人間関係学研究科への進学もあります。進学先の掲載と、心理の資格取得や専門職としての採用はそれぞれ別の段階です。[2] [3]

人間共生では、現場の事実と自分の解釈を分ける

人間共生学科では、ジェンダー・女性学、社会福祉学、人間学などを学び、事例研究や演習、フィールドワークを通して社会の課題を考えます。少人数のゼミで研究手法を学び、具体的な事例で意思決定や問題解決を考える内容が案内されています。[4]

調査や活動を自己PRに使うなら、問題をどう捉えたか、誰の意見を聞いたか、異なる立場をどう整理したかを説明します。ある人の声だけで地域全体を代表させたり、実際に行っていない支援を自分の成果に含めたりしないことが大切です。

フィールドワーク・演習の整理(編集部の提案)
項目説明する内容
問いどのような課題を確かめたかったか
方法観察・聞き取り・資料調査をどう組み合わせたか
発見確認した事実と、自分の解釈を分ける
提案誰に向け、何を変える案を考えたか
限界調べきれなかった範囲や今後の課題

福祉職を志望する場合は、支援対象や業務内容、必要な資格を確認します。一般企業を志望する場合は、立場の違う人と調整した行動や、現場の情報をまとめた経験を、応募する仕事と照らし合わせて説明しましょう。

心理学では、実験や分析で行った判断を伝える

心理学科は、実験・検査や事例検討、心理学統計法などを通じて、人の行動やこころへ科学的にアプローチする学びを紹介しています。研究や分析の経験は、人を直感で理解できると説明するより、どのように確かめたかを示す方が具体的です。[5]

実験や調査を紹介する場合は、目的、対象、方法、分析、結果から言える範囲をまとめます。授業内の小規模な結果を、社会全体に当てはまる結論として語らないようにしましょう。専門用語には短い説明を添え、自分が担当した分析や資料作成を明確にします。

マーケティングや人事に関心がある場合も、心理学を学んだだけで仕事ができると断言する必要はありません。資料の読み比べ、質問の作り方、データの確認など、実際に経験した行動を募集業務との接点として説明してください。

専門職と一般企業では、確認する条件が異なる

人間共生学科には社会福祉士の受験資格、心理学科には公認心理師に関する履修・進路の案内があります。心理学科の公認心理師の案内には人数枠や卒業後の条件が記載されているため、学部卒業だけで資格を取得できるとは考えないでください。希望する人は、本人の入学年度に対応する履修と、その後の進路を大学へ確認しましょう。[4] [5]

資格が必要な職種では、受験資格、試験合格、採用を分けて準備します。一方、一般企業では、企業が募集する業務に対して自分の経験をどう説明するかが課題になります。どちらも、学部の名称だけで応募先を判断しないことが大切です。

候補を比較する確認表(編集部の提案)
候補確認したい項目
福祉・心理に関わる専門職支援対象、担当業務、資格・学位条件、指導体制
一般企業募集職種、日々の業務、必要な経験、勤務地
公務員採用区分、受験条件、試験内容、配属の範囲
大学院研究テーマ、指導体制、出願条件、費用と生活

大学院へ進むか迷っている場合は、学びたい研究と、希望職種に必要な条件を分けて相談します。進学者の割合が高いかどうかだけでは、自分に必要な進路は決められません。

研究の説明と募集内容を一緒に相談する

全学のキャリア育成センターは、個人面談、応募書類の添削、模擬面接などを案内しています。学部教員との連携も示されているので、研究や実習の経験をどう伝えるかと、応募条件の確認を並行して進められます。[6]

まずは実習・調査・実験の経験を一つ選び、目的、自分の担当、工夫、学んだことを短く書いてください。関心のある募集を一つ添えると、次に準備することが具体的になります。逆転就活塾へ相談する際も、学科と希望職種、資格・進学の検討状況を伝え、経験の整理や選考対策につなげましょう。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 椙山女学園大学 学部・研究科・専攻科確認日:2026-09-10 / 現行案内。全学率ページ年度に不整合あり/HTML main全本文読了
  2. 椙山女学園大学 旧人間関係学科の卒業生進路確認日:2026-09-10 / 2025年度卒業生(資格は複数年別記)/HTML main全本文読了
  3. 椙山女学園大学 心理学科の卒業生進路確認日:2026-09-10 / 2025年度卒業生(資格は複数年別記)/HTML main全本文読了
  4. 椙山女学園大学 人間共生学科確認日:2026-09-10 / 現行案内。全学率ページ年度に不整合あり/HTML main全本文読了
  5. 椙山女学園大学 心理学科確認日:2026-09-10 / 現行案内。全学率ページ年度に不整合あり/HTML main全本文読了
  6. 椙山女学園大学 サポートプログラム確認日:2026-09-10 / 現行案内。全学率ページ年度に不整合あり/HTML main全本文読了