旧学部の実績を、現在の2学科へ割り振らない

大学の学部一覧は、2024年4月に国際コミュニケーション学部から外国語学部へ改組したことを示しています。現在の2学科は英語英米学科と国際教養学科です。進路ページには「国際コミュニケーション学部実績」と注記があります。[1] [2]​‌​‌‌‌‌​​​‌‌​​​​​​​​​‌‌‌‌​​​​‌‌​‌​‌‌‌‌‌‌​​​‌‌​​​​‌​‌​​‌‌‌‌​‌​‌‌​

このため、2025年度卒業生の就職先を新しい外国語学部の卒業生実績と呼んだり、英語英米学科・国際教養学科それぞれへ配分したりしていません。現在の教育内容と、旧学部の卒業実績を別々の情報として読んでください。

進路図は確認できるものの、集計対象人数を確認できないため、学部の就職率や特定業界への就職人数を推計していません。就職先の企業名から、採用の可能性や配属職種までは判断できません。[2]

参考となる旧国際コミュニケーション学部の就職先

旧学部の2025年度卒業生実績から抜粋
掲載分野就職先例
航空・運輸・倉庫日本航空、ANAウイングス、ANAエアポートサービス、ANA中部空港
製造トヨタ自動車、ジェイテクトギヤシステム、アイリスオーヤマ、メニコン
商社・卸・小売ケリングジャパン、ジェイアール東海髙島屋、ルイ・ヴィトンジャパン
サービス・ホテルヒルトンワールドワイドインターナショナルジャパン、JTBビジネストランスフォーム
情報通信・金融クレスコ、システムリサーチ、岐阜信用金庫、岡三証券
公務・教育名古屋市役所、岐阜県警察本部、愛知県教員(英語)、東京都教員(国語)
[2]

航空会社と空港関連会社は別の法人です。例えばANAエアポートサービスの掲載を、別のANAグループ企業への採用と置き換えないでください。また航空関係の企業名だけで、全員が客室乗務員やグランドスタッフだったと判断することはできません。

商社やメーカーでも、海外勤務や通訳職として採用されたとは限りません。企業の海外展開と、自分が応募する職種の仕事内容を分けて調べましょう。先輩の掲載先は企業研究の入口として使い、希望業務の募集条件を確認します。

英語英米と国際教養の学びを、経験として整理する

英語英米学科は、英語力のトレーニングに加え、英語で専門分野を学び、英語圏の文化・社会・歴史への理解を深める内容を案内しています。国際教養学科は、英語に加えてフランス語・ドイツ語・中国語のいずれかを学び、複数の地域や視点から世界の課題を考えます。[3] [4]

語学の学びを具体的に説明する観点(編集部の提案)
経験伝える内容
外国語での発表誰に何を伝え、どう構成や表現を工夫したか
文化・社会の研究何を比較し、資料をどう読み、どんな問いを持ったか
複数言語の学習目的、学習の工夫、現在できることと課題
意見交換背景が異なる相手と、どのように理解を確かめたか

資格試験の点数は、受験時期と試験名を正確に伝えます。それに加えて、外国語で資料を読み、発表し、相手とやり取りした具体的な経験を示すと、自分の力を説明しやすくなります。まだ経験していない仕事を、語学を学んだだけでできると断言する必要はありません。

留学の有無より、目的と行動を振り返る

外国語学部は、行き先や期間、内容を選ぶセレクト留学を案内しています。4か月のセメスター留学には学費支援制度がありますが、大学が定める基準を満たすことが条件とされています。全員に留学が必須、あるいは無条件で無料という意味ではありません。[3] [4]

留学や海外研修を経験した人は、渡航したことだけでなく、何を学ぶために参加し、現地でどのように行動したかを整理しましょう。相手の説明が理解できない場面で確認したことや、自分の考えを伝えるために変えた方法も、具体的な経験になります。

留学経験がない場合も、授業の発表、文献調査、学内での交流などを振り返れます。経験を比べて引け目を感じるより、本人が考え、行動し、改善した内容を選んでください。応募先が求める条件に留学経験があるかどうかは、個別に確認します。

語学を使う場面から、職種を比較する

応募先を調べる質問(編集部の提案)
関心確認すること
航空・ホテル誰とどの言語でやり取りするか、勤務場所や業務は何か
メーカー・商社扱う商品、取引先、部署、外国語を使う場面
教育対象となる学習者、指導内容、必要な免許や資格
情報・サービス担当業務、顧客との接点、必要な知識や技能

「英語を使いたい」という希望を、会話、文書作成、調査、顧客対応などの行動に分けると、求人の読み方が具体的になります。英語を使う頻度だけでなく、その仕事自体に関心を持てるかも考えましょう。

教職や日本語教育を検討する場合は、現行学科の履修・資格案内を確認します。旧学部の就職先に国語教員が載っていることを、新学部の両学科で同じ免許を取得できる根拠とは扱えません。英語英米学科と国際教養学科でも、掲載されている資格は異なります。[2] [3] [4]

知名度の高い企業だけに絞る前に、地域企業、国際業務を持つメーカー、サービスや教育の仕事なども、募集内容を見て比較します。大学名や学部名だけで可能性を決めつけず、条件と経験の接点を確認してください。

語学の説明と応募先の理解を、並行して進める

大学のキャリア育成センターは、書類添削や模擬面接、業界研究セミナーなどを案内しています。エアライン業界セミナーでは、業界の現状や企業の特徴、準備について学ぶ内容が紹介されています。参加企業や講師の所属を、卒業生の就職実績とは区別しましょう。[5]

まずは外国語で取り組んだ活動を一つ選び、目的・担当・工夫・改善を書き出してください。関心のある求人を一つ持参すると、経験のどこを伝えるべきか相談しやすくなります。逆転就活塾へ相談する際も、学科、学習言語、留学や研究の経験、希望職種を伝え、応募先選びと選考準備を具体化しましょう。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 椙山女学園大学 学部・研究科・専攻科確認日:2026-09-10 / 現行案内。全学率ページ年度に不整合あり/HTML main全本文読了
  2. 椙山女学園大学 国際コミュニケーション学部の卒業生進路確認日:2026-09-10 / 2025年度卒業生(資格は複数年別記)/HTML main全本文読了
  3. 椙山女学園大学 英語英米学科確認日:2026-09-10 / 現行案内。全学率ページ年度に不整合あり/HTML main全本文読了
  4. 椙山女学園大学 国際教養学科確認日:2026-09-10 / 現行案内。全学率ページ年度に不整合あり/HTML main全本文読了
  5. 椙山女学園大学 サポートプログラム確認日:2026-09-10 / 現行案内。全学率ページ年度に不整合あり/HTML main全本文読了