正規採用者数と就職決定率を分けて読む

2025年度卒業生の教員・保育職正規採用者数
区分人数
公立保育職47人
私立保育職28人
公立小学校教諭40人
私立小学校教諭2人
公立中学校教諭・国語1人
公立中学校教諭・数学2人(うち1人は中・高での採用)
公立中学校教諭・家庭1人
特別支援学校教諭4人
[1]

これは教育学部の両専修の合計値です。保育・初等教育専修だけ、初等中等教育専修だけの実績として配分していません。複数の免許・資格を取得できるため、大学は両専修合計で表記していると説明しています。[1]​‌‌‌​‌‌​‌​‌‌​​‌​​​‌‌​‌‌‌‌​​‌‌‌​​‌‌‌​‌‌‌​​​​​‌​​‌​‌‌‌​‌​‌​‌​​‌‌​‌

同じページの就職決定率には、非常勤・臨時採用を含むという注記があります。決定率が100%という表示を、全員が正規採用された意味に置き換えてはいけません。卒業者全員、志望者、採用試験受験者など、どの集団を対象にした数字かも確認しましょう。[1]

本記事は対象年度が明記された正規採用者数と就職先一覧を中心に扱います。採用人数から、本人の志望先への通過率や、将来の合格を推測することはできません。

専修別の就職先と、進学先を確認する

2025年度卒業生の主な就職先から抜粋
専修区分掲載先
保育・初等教育公立保育職・幼稚園教員名古屋市、豊田市、岡崎市、一宮市、四日市市など
保育・初等教育小学校教員愛知県、名古屋市、浜松市、横浜市
保育・初等教育一般企業トヨタ自動車、スイスポートジャパン、積水ハウス、ファミリア
初等中等教育小学校教員愛知県、岐阜県、三重県、高知県、名古屋市、横浜市など
初等中等教育中学校・高等学校教員愛知県(国語・数学)、名古屋市(数学)
初等中等教育一般企業システムリサーチ、明治安田生命保険、トーカン
[1]

就職先一覧に示された名称は、個々の採用人数までは示していません。一般企業の掲載先でも、教育関連の部署へ配属されたと推定しないでください。教員については、学校種や教科が記されている範囲を保って読みます。

初等中等教育専修の進学先には、椙山女学園大学大学院教育学研究科や、名古屋音楽大学・武蔵野音楽大学の大学院音楽研究科が掲載されています。保育・初等教育専修ではオーストラリアのTAFE NSWが紹介されています。進学をすべて大学院進学とまとめないようにしましょう。[1]

専修と取得する免許・資格を照合する

保育・初等教育専修は、保育士や幼稚園・小学校・特別支援学校の教員免許等に対応する学びを案内しています。初等中等教育専修は、幼稚園・小学校に加え、中学校・高等学校の国語・数学・音楽、特別支援学校などの教員養成を案内しています。[2] [3]

ただし、入学するだけですべての免許や資格が得られるわけではありません。取得を目指す免許に合わせて履修や実習の計画を確認してください。両専修のページにある「取得を応援する資格」には他学部の履修が必要で、卒業までの取得を保証しないとの注記があります。[2] [3]

希望する職の採用区分と、取得予定の資格が対応しているかを早めに大学へ確認します。資格を多く取ること自体を目標にするより、どの年齢の子どもと、どんな立場で関わりたいのかを考えることが進路選択の土台になります。

実習は、子どもの様子と自分の判断を分けて伝える

両専修は1年次のふれあい実習をはじめ、学校体験活動、ボランティア、保育所や学校での実習などを案内しています。履修する免許・資格に応じて、経験する内容や時期が異なります。[2] [3]

実習経験を整理する問い(編集部の提案)
観点振り返ること
目的どのような力を身に付けようとしたか
観察子どもの様子を、何から捉えたか
準備教材・活動・声かけをどう考えたか
指導指導者から何を学び、どう修正したか
課題次の実習や学習で確かめたいことは何か

子どもを特定できる情報を出さず、実習生として自分が行った範囲を守って説明しましょう。短期間の実習で見えた変化を、自分の働きかけだけによる成果と断定する必要はありません。観察したこと、考えたこと、指導を受けたことを分けると、学びの過程が伝わります。

模擬授業や保育の活動を紹介する場合は、教材や活動の魅力だけでなく、対象とねらい、時間配分、うまくいかなかった点の見直しも整理します。子どもが好きという気持ちを、具体的な準備や行動で裏付けましょう。

自治体・園・一般企業で、準備する内容を変える

応募先比較の観点(編集部の提案)
進路確認したいこと
公立の教員・保育職採用区分、受験条件、試験内容、日程、勤務先の範囲
私立の園・学校教育・保育方針、採用条件、見学機会、指導体制
一般企業募集職種、必要な経験、教育の学びとの接点
進学研究したい問い、指導分野、出願条件、学費や生活

園や学校の方針に共感する場合は、どの実習経験や学びとつながるのかを説明します。一般企業を受ける場合は、教材作成、調整、観察と改善など、自分が経験した行動を仕事の内容に照らし合わせましょう。教員以外を選ぶことを、実習の経験を捨てることと考える必要はありません。

採用試験や実習の時期が重なる場合は、必要な提出物と準備を一覧にし、大学の担当者へ相談します。過去の募集日程をそのまま使わず、受験する年度の案内を確認してください。

教職サポートと一般就職支援を使い分ける

教育学部の教職サポートルームは、採用試験だけでなく、教育ボランティアや教職インターンシップの相談にも対応します。大学は学力向上講座、個別・グループ面接指導、自治体別の対策等も案内しています。[4]

一般企業も検討する人は、キャリア育成センターの書類添削や模擬面接を利用できます。実習経験を一つまとめ、希望先の募集と並べて相談しましょう。逆転就活塾へ相談する際も、専修、取得予定の資格、実習経験、希望する進路を伝えると、次の準備を具体化できます。[5]

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 椙山女学園大学 教育学部の卒業生進路確認日:2026-09-10 / 2025年度卒業生(資格は複数年別記)/HTML main全本文読了
  2. 椙山女学園大学 保育・初等教育専修確認日:2026-09-10 / 現行案内。全学率ページ年度に不整合あり/HTML main全本文読了
  3. 椙山女学園大学 初等中等教育専修確認日:2026-09-10 / 現行案内。全学率ページ年度に不整合あり/HTML main全本文読了
  4. 椙山女学園大学 教職サポート確認日:2026-09-10 / 現行案内。全学率ページ年度に不整合あり/HTML main全本文読了
  5. 椙山女学園大学 サポートプログラム確認日:2026-09-10 / 現行案内。全学率ページ年度に不整合あり/HTML main全本文読了