2025年度は就職170人、希望者に対する就職率95.5%
上智大学総合グローバル学部の2025年度卒業者は206人です。大学の進路報告書では就職170人、進学9人、その他25人、未届2人とされています。別の学科別資料にある就職希望者は178人で、公表就職率は95.5%です。卒業者全員を分母とする就職割合とは異なります。[1] [2]
| 項目 | 人数 |
|---|---|
| 卒業者 | 206人 |
| 就職者 | 170人 |
| 進学者 | 9人 |
| その他 | 25人 |
| 未届 | 2人 |
| 就職希望者 | 178人(就職率の分母) |
その他には就職活動の継続、進学準備、資格試験準備、海外渡航などが含まれます。未届も含めて「仕事が決まらなかった人数」と一括りにはできません。国際分野を学んだ学生の進路は複数あり、就職率だけで国際機関への就職や海外配属の可能性を判断することもできません。[2]
2025年度の就職先は、商社・メーカー・運輸・官公庁など
学部公式の2025年度進路データには、アクセンチュア7人、全日本空輸5人、楽天グループ4人、農林中央金庫3人、伊藤忠商事2人、小松製作所2人、外務省2人などが掲載されています。国際協力に直接関わる組織だけでなく、企業や行政のさまざまな分野に進路があります。[3]
これらの人数は就職先ごとの実績で、職種や勤務地の内訳ではありません。外務省の実績を外交官の採用人数、航空会社の実績を客室乗務員の人数と読み替えないことが必要です。また、進路データではJICA海外協力隊は就職・進学以外の区分に掲載されており、一般企業への就職と同じものとして足し合わせないようにしましょう。[3]
| 確認すること | 質問例 |
|---|---|
| 対象地域 | どの国・地域の顧客や課題を扱うか |
| 自分の役割 | 調査、営業、調整、企画など、何を担当するか |
| 勤務の条件 | 勤務地、必要な言語、応募できる学位や経験は何か |
| 仕事の成果 | 誰にどんな価値や変化をもたらす仕事か |
大手企業の実績を参考にしながら、同じ課題や地域に関わる別の企業も比較してください。「グローバルに働きたい」を、対象地域や役割へ分解すると、志望理由と応募条件を具体的に確認できます。
国際関係論と地域研究を組み合わせた学びを説明する
総合グローバル学部は、国際関係論系の国際政治論、市民社会・国際協力論と、地域研究系のアジア研究、中東・アフリカ研究という2系4領域を設けています。世界全体の動きと現地の暮らしを行き来して考えることが、学びの特徴です。[4]
メジャーとマイナーは異なる系から組み合わせます。たとえば国際関係論系をメジャーにした場合、マイナーは地域研究系から選びます。同じ系の二領域を自由に組み合わせられるわけではなく、ゼミには定員と選抜の案内もあります。就活では、自分が選んだ領域と、その組み合わせで何を考えたかを説明しましょう。[5]
国際教養学部の英語で学ぶリベラルアーツとは、教育の軸が異なります。総合グローバル学部では国際関係論と地域研究の接続を、自分の研究対象とともに示すと学部の説明が具体的になります。授業で使った言語だけでなく、どの制度や地域の事象を、どんな資料や方法で調べたかを伝えてください。[4] [5]
編集部の架空の回答例です。「地域の教育課題を調べた際、国際機関の報告と現地の生活に関する資料で、注目している問題が違うと気づきました。私は資料の対象者と作成目的を整理し、同じ指標では捉えきれない点を発表しました。全体の数字と現場の状況を行き来して考える必要性を学びました」。実際に扱った資料と作業に置き換え、現地調査をしていない場合は渡航経験を加えないようにします。
自主研究は、自分が決めた問いと検証の過程を残す
カリキュラムは1年次の基礎演習から段階的に学びを深め、2年次には自分の課題を設定して調べる自主研究の道も示しています。公式FAQでは、自主研究の中でフィールドワークやインターンシップを設定でき、教員と相談しながらテーマや地域を決めると説明されています。[4] [5]
参加した人は、行き先の特別さより、調査の問い、資料や対象者を選んだ理由、予想と違った事実、その後に変えた行動を記録します。現地の一人の話を地域全体の意見に広げず、誰について確認した結果なのかを明確にしてください。調査に参加していない人も、演習や文献研究から同じ整理ができます。
共同作業の経験を使う場合は、チームの成果と自分の役割を分けます。質問項目を作った、資料を翻訳して確認した、意見の違いを整理したなど、自分が判断した箇所を一つ示すことで、面接での説明が具体的になります。
国際機関・企業・進学を、必要な準備で比べる
国際機関への関心がある人は、組織名だけでなく希望職種の学位や経験条件を確認します。大学の国際派向けキャリア支援には、実務家や卒業生から仕事内容を知る機会、英文履歴書などの支援例があります。全員が新卒で国際機関へ進むことを前提にせず、企業などで経験を積む選択も含めて仕事を調べてください。[6]
進学を考えるなら、研究を続けたい問い、必要な方法、志望研究室、費用と期間を書きます。就職を考えるなら応募職種の条件と、自分の研究・課外活動の接点を整理します。キャリアセンターの個別相談には、経験メモと気になる求人を持ち込み、「国際協力への関心をこの企業の仕事にどう結びつけるか」と具体的に相談できます。[7]
今日の作業は、関心のある課題を一つに絞り、その課題へ異なる立場で関わる組織を三つ調べることです。自分がしたい作業と必要な条件を並べると、学部名や組織の知名度だけでは分からなかった進路の違いが見えてきます。
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
- 2025年度卒業 学科別進路状況確認日:2026-09-10 / PDF1頁画像確認。希望178、就職170、95.5%
- 2025年度進路状況報告書確認日:2026-09-10 / 印刷2頁/PDF4頁画像確認。卒業206と区分
- 総合グローバル学部 進路・進学データ確認日:2026-09-10 / 2025年度企業等と人数。本文実読。その他区分は全学統計と区分が異なるため転記せず
- カリキュラム確認日:2026-09-10 / 2系4領域、演習・自主研究・卒論
- よくあるご質問確認日:2026-09-10 / メジャー・マイナーの異系選択、選抜、自主研究。古い進路概数不使用
- 国際派・留学経験者キャリア支援確認日:2026-09-10 / 国際機関・国際企業等のキャリア支援例
- キャリア形成サポート確認日:2026-09-10 / 個別相談、求人・活動報告・WCC