最初に、提出物の条件を一枚にまとめる
| 項目 | 確認すること |
|---|---|
| 設問 | 研究概要・研究で苦労したこと等の区別 |
| 分量 | 文字数・ページ数・図表の条件 |
| 形式 | 指定フォーム・PDF等 |
| 対象 | 本人の研究・研究室の研究 |
| 期限 | 教員確認と提出の締切 |
ガクチカで使った研究のエピソードを、そのまま貼る前に質問を読みます。概要書では、何を調べる研究で、どんな方法を使い、現時点で何が分かったかを追えるようにします。
研究室の成果と、自分の研究を分ける
My CareerBoxの案内は、所属研究室のテーマと本人のテーマを分けて入力する構成です。また、共同研究等の内容を記載する前に関係者へ確認するよう案内しています。[1]
研究室全体の目的を説明した後、「私は〇〇の検討を担当している」と範囲を示します。自分が測定していない結果や、他の担当者の成果を一人の実績として書かないようにしましょう。
未公開データや共同研究先の名称を使う場合は、就職活動の資料に記載できる範囲を確認します。秘密の数値を架空値に置き換えて実測として示す方法は使いません。
背景・方法・結果を、異なる役割で書く
| 項目 | 答える問い |
|---|---|
| 背景 | どのような問題や未解明点があるか |
| 目的 | 今回何を明らかにするか |
| 方法 | 何をどう調べ、比較するか |
| 結果 | 実際に確認できたことは何か |
| 考察・計画 | 何が考えられ、次に何を確かめるか |
方法の説明が長くなり、目的や結果が見えなくなっていないかを点検します。実験器具の名前を並べるだけでなく、その方法で何を確かめようとしたのかを一文添えます。
My CareerBoxは、専門外の読者にも理解できる表現や、結果から何が考えられるかの記述を案内しています。細かな仕様は提出先の条件を優先してください。[1]
図表は、文章のどの説明を支えるか決める
図表を入れる場合は、タイトル、項目名、単位、比較条件をそろえます。My CareerBoxも、図表と本文の対応が分かる番号を付ける方法を案内しています。[1]
| 条件 | 測定対象 | 記録する値 | 解釈時の確認 |
|---|---|---|---|
| 条件A | 同じ対象・同じ方法 | 実測値と単位 | 対象数・測定時点 |
| 条件B | Aと比較できる対象 | 実測値と単位 | 変えた条件と残る差 |
図だけで結論が分かるように見せるため、都合のよいデータだけを選ばないようにします。作図に用いたデータの範囲や、参考文献を使った箇所も確認してください。
研究途中なら、到達点と計画を分ける
まだ成果が出ていない場合は研究途中であることを示すよう、My CareerBoxは案内しています。未実施の分析を完了した形で書かず、現在できている作業を説明します。[1]
この文章を自分の状況に置き換える際は、どの資料をどこまで確認したかを説明できるようにします。未着手のテーマを記載してよいかは、応募先の設問と提出条件を確認してください。
専門の確認と、読みやすさの確認を分ける
- 指導教員等に、内容の正確さと外部への記載範囲を確認する。
- 専門外の相手に、目的と本人の担当が分かるかを聞く。
- 応募書式に移し、図表や文字が読めるか確認する。
- ファイルを開き直し、抜けや崩れがないか点検する。
専門外の人に簡単にしすぎと言われても、研究の意味が変わる修正は避けます。必要な専門語には短い補足を添え、詳細を求められたときに説明できる資料も準備します。
まず五つの見出しに、事実を一行ずつ入れる
背景、目的、方法、結果、考察・計画の見出しを置き、今分かっていることを書きます。空欄は、研究でまだ分かっていないのか、説明が整理できていないのかを分けましょう。
最初から完成した論文のように整える必要はありません。本人の担当と公開できる範囲を確かめ、応募先の指定に沿う提出資料へ仕上げていきます。
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
- My CareerBox 研究概要書の書き方確認日:2026-09-10 / 本人と研究室のテーマの区別、公開範囲、専門外への説明、研究途中・図表・文献