現在の教育学科と、卒業時点の旧2学科を分けて読む

就実大学教育学部は、2025年度に初等教育学科を教育学科へ改め、乳幼児教育・小学校教育・特別支援教育の3コースを設けています。教育心理学科を基盤とする心理学部も新設されたため、現在の学科構成と2025年度卒業生の統計は区別が必要です。[1] [5]‌‌​‌‌‌‌‌‌​​‌​‌‌‌‌​​​​​‌‌‌​‌‌‌​‌​‌​​​‌‌‌‌‌‌​‌‌‌‌‌‌‌​‌‌​​‌​​​​​‌​‌

2025年度末の教育学部。卒業時点の区分
旧学科卒業者就職者大学院進学その他進学実就職率
初等教育学科78人77人0人0人98.7%
教育心理学科76人64人8人1人95.5%
教育学部合計154人141人8人1人97.2%
[1] [2]

新しい教育学科の2025年入学者は、2026年9月時点では通常の4年間の課程の卒業前です。ここでは、現在の教育学科につながる初等教育学科の進路を中心に見ます。教育心理学科を含む学部合計を、そのまま新教育学科の実績にはしません。[1] [5]

実就職率は、卒業者から進学者を調整する等の計算による大学公表の数字です。就職希望者だけを分母とする就職率や、教員採用試験の合格率とは異なります。[2]

教員就職者数は、正規採用試験の合格者数ではない

2025年度の初等教育学科の教員への就職状況は、次のとおりです。原典には非常勤講師等も含むと明記されています。保育所への就職者や一般企業への就職者を全て含めた表でもありません。[4]

旧初等教育学科の2025年度教員就職。非常勤等を含む
校種公立私立
幼稚園・こども園8人4人
小学校36人0人
特別支援学校2人0人
[4]

主な進路先の2026年3月卒一覧には、岡山県・岡山市等の小学校、岡山県・広島県や広島市の特別支援学校、公立・私立の幼稚園・保育園・こども園が掲載されています。一般の進路にはLITALICO、JA香川信連等もあります。[3]

採用試験の合格、教員免許の取得、実際の就職は分けて考えましょう。希望自治体や施設の募集を読み、職種、雇用形態、必要資格を確かめることが大切です。

3コースから、どの時期の子どもをどう支えたいか考える

現在の教育学科のコース
コース学びの方向進路を考える問い
乳幼児教育乳幼児の豊かな体験や遊びを支える保育子どもの発達や興味をどう捉えたいか
小学校教育児童の教育的ニーズに応じた指導・支援学びに参加できる授業をどう作りたいか
特別支援教育一人ひとりに必要な支援や学習環境を考える困りごとと環境をどう理解したいか
[5] [6]

コースが違っても、子どもの様子を捉え、関わりを振り返ることは共通します。志望理由では「子どもが好き」という思いに加えて、どのような経験から、どんな支援をしたいと考えるようになったかを説明しましょう。

コースごとに案内される免許の組合せには履修上の条件があります。中学校教諭二種免許状は小学校教諭一種免許状の取得を前提とし、他学科の科目履修も必要と案内されています。自分が必要とする免許を確認して履修計画を立ててください。[6]

模擬保育・模擬授業は、計画と修正をセットで伝える

教育学科は模擬教室や模擬保育室を備え、1年次から体験型授業を設定しています。学生が取り組む「実に就くプロジェクト」では、模擬保育会や模擬授業会などが紹介されています。[5]

授業や活動を話すときは、ねらい、子どもや学習者の想定、教材・環境の工夫、実施後の振り返りを整理します。計画どおりに進んだかだけでなく、分かりにくかった点をどのように見直したかを示しましょう。

編集部の架空の例:「模擬授業で説明が長くなり、問いに考える時間が足りないと助言を受けました。内容を絞り、問いかけの順序と待つ時間を見直しました」。活動を通して何を学んだかを整理するための例です。

仲間が児童役をした模擬授業と、実際の子どもへの実践は区別します。反応を予測しただけの効果を成果として書かず、自分が確かめた範囲を説明してください。

こども園・小学校との接点を、観察と学び直しにつなげる

学部は、就実こども園の子どもに向けて遊びを計画・実践する機会や、隣接する就実小学校との学習支援等の連携を紹介しています。身近な現場で、子どもへの関わりを学ぶことができます。[6]

実習やボランティアの経験では、子どもの行動をどう受け止め、教員や保育者へ何を相談し、次の関わりをどう考えたかを話します。子どもの様子と、自分の推測を分けて振り返ることが大切です。

一人の子どもとの出来事から、全ての子どもに同じ支援が有効だと広げる必要はありません。個人を特定できる情報を省き、学生として関わった範囲と学びを説明しましょう。現場の助言を受けて学び直した姿勢も伝えられます。

公立・私立、教職・一般就職は募集条件と日程で比べる

学校や園を志望するときは、募集主体、必要な免許・資格、雇用形態、選考、働く場所を確認します。公立か私立かで一律に判断せず、施設や自治体ごとの方針と、自分が大切にしたい教育・保育との接点を考えましょう。

進路を比較するための確認表
進路確認したい内容
公立の学校・園等志望自治体の試験区分、受験要件、日程
私立の学校・園等教育・保育方針、職務、勤務条件、見学の機会
一般企業・団体具体的な仕事、学部条件、教育経験との接点
大学院等深めたい研究、入試、費用と修了後の進路

教職と一般就職を併願するなら、実習や学修の予定と選考を並べ、早めに支援窓口へ相談します。迷っていることを無理に隠すより、それぞれの仕事で何を実現したいかを整理することが、納得できる選択につながります。

採用試験は、経験と教育への考えをつなげて準備する

面接や小論文では、理想とする教師・保育者像だけでなく、その考えにつながった経験を用意します。子どもの反応を受けて自分の説明や支援を変えた場面、他者と協力して活動を準備した場面を振り返ってみましょう。

質問に対して、考え、根拠となる経験、今後の課題という順序で話すと、伝えたい点を整理しやすくなります。教育現場の複雑な課題を自分一人で解決できると断定せず、周囲とどう連携して学ぶかも考えてください。

試験内容や募集日程は変わるため、受験する自治体・学校等の最新案内で確認します。実技や模擬授業を求められる場合は、その条件に合わせて練習し、教員や仲間から助言を受けましょう。

保育・教職支援部と学科の指導を、早めに利用する

教育学科では模擬面接、小論文、実技等の指導を案内しています。既卒者への試験対策や相談にも対応しており、全学では保育・教職支援部が教職・保育職を支援します。一般就職はキャリア支援・開発部にも相談できます。[5] [7]

今週は志望する自治体や施設の募集資料を一つ読み、授業・実習での学びを一つ短く書いてみてください。必要な免許、選考の内容、まだ足りない準備を支援担当と確認しましょう。

大学の実績は参考になりますが、自分の受験結果を保証するものではありません。経験を丁寧に振り返り、助言を受けて説明や実践を改善する準備を重ねていきましょう。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 学生数等の情報確認日:2026-09-11 / 2026/5/1公表。進路は2025年度末。p1学部別、旧教育2学科。新心理・教育学科卒欄なし
  2. 実就職率確認日:2026-09-11 / 2025年度実就職率、分母注。進学中就職を加え卒業者から進学者を調整。小数第2位以下切捨て。新卒薬剤師国試別
  3. 進路実績・主な進路先確認日:2026-09-11 / 2026/5/1更新、2026年3月卒企業。心理欄は旧教育心理と明記。図就職率分母明記なし、実就職率と混同不可
  4. 卒業者の教員への就職状況確認日:2026-09-11 / 2025年度学科別・校種・公私、非常勤等を含む。採用試験合格率とは異なる
  5. 教育学科確認日:2026-09-11 / 2025初等→教育3コース、体験授業・模擬保育授業・免許・支援
  6. 教育学部の学び確認日:2026-09-11 / 3コース、授業、こども園・小学校連携。進路冒頭は2023~25卒で本文に不使用
  7. キャリア・進路確認日:2026-09-11 / キャリア支援・開発部の個別相談、保育教職支援部

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