最初に学科・専攻ごとの進路の軸を決める

公式の学科・専攻案内に基づく学びの整理
学科・専攻学びの特徴就活で整理したいこと
看護学科対象者の状態を捉え、看護を実践する力関心のある看護領域と、その関心につながった経験
理学療法学専攻運動・動作の分析と理学療法の実践動作をどのように観察し、学びを深めたか
作業療法学専攻本人が大切にする作業や生活への支援生活上の課題をどのように捉えたか
[1] [2] [3]

同じ保健医療学部でも、授業で扱う内容や目指す専門職の役割は異なります。病院名だけで候補を並べる前に、自分が学んでいる職種の募集があるか、どのような対象者や場面に関わるかを確認しましょう。‌​​​‌‌‌‌‌‌​​​​​​‌‌​‌‌‌​‌‌‌‌​​‌​‌‌‌​​​​‌​‌​​​‌​​​‌​​​‌​​‌​‌​​​‌​‌

大学公式ページの「想定される進路」や関連施設の紹介は、将来を考える材料になります。一方で、卒業年度別の実際の就職人数とは別の情報です。この記事で取り上げる教育内容や実習環境から、特定の病院への採用人数や採用の容易さを推測することはできません。[1] [2] [3]

看護学科は実習での学びと資格の段階を整理する

看護学科は、対象者の状態を把握する学習やクリティカルケアに関する教育を案内しています。基礎から専門領域へ学び、実習を通じて看護の実践力を高める構成です。チーム医療論では看護とリハビリテーションの学生が一緒に症例を考える機会が紹介されています。[1]

面接では、関心のある領域を挙げた後に、その関心が生まれた授業や実習を説明します。例えば、何を観察し、分からないことを誰に相談し、振り返りで何に気づいたかを順にまとめます。学生の立場で学んだ経験と、資格を持つ専門職としての判断を混同しないことが大切です。

看護学科の案内では、2022年のカリキュラム改定に伴い、保健師・助産師の教育課程を大学専攻科・大学院へ移行したと説明しています。看護学科での学びと、卒業後に追加の課程で学ぶ進路を分けて検討してください。過去の資格実績を現在の学部の全学生に当てはめないようにしましょう。[1]

また、2026年度入学生からのキャンパス選択について、4年間は原則変更できないと案内されています。同じページに掲載されている学年ごとの学習場所を、すべての入学年度に共通する条件だと考えないことが必要です。通学や実習の予定を立てる際は、自分の入学年度の案内を確認しましょう。[1]

理学療法学専攻は観察と分析の過程を伝える

理学療法学専攻は、身体の動きを捉えるための三次元動作解析などを紹介しています。基礎となる医学の学習に加え、地域高齢者への支援や生活支援機器など、対象者の生活に関わる科目も示されています。機器を使った経験がある場合は、名称よりも、何を確かめるために使ったのかを説明できるようにしましょう。[2]

公式案内では、見学実習、評価実習、地域リハビリテーション実習、総合臨床実習といった段階的な実習が示されています。学年が進む中で、最初の理解と実習後の理解がどう変わったのかを振り返ると、本人の学びが伝わる材料になります。[2]

応募先を比較するときは、扱う領域だけでなく、新人がどのような指導を受けるのか、疑問を相談する機会があるかも確認しましょう。「早く一人でできるようになりたい」という希望は、必要な確認を省く意味ではなく、段階的に学びたい内容として説明すると具体的です。

学生全体の成果や実習先の取り組みを、自分一人の成果のように書く必要はありません。本人が観察したこと、指導を受けて取り組んだこと、次の課題として認識したことを区別するだけでも、面接の説明は明確になります。

作業療法学専攻は「その人の生活」をどう考えたかが軸になる

作業療法学専攻は、食事や入浴だけでなく、趣味など本人が大切にする作業を含めて、その人らしい生活を支援する専門職を育てると説明しています。作業技術学では陶芸や織物などを体験し、その治療的な意味を学ぶ授業が紹介されています。[3]

こうした演習を就活で説明する際は、「作品を作った」という活動の紹介から一歩進み、活動の意味をどのように考えたかをまとめましょう。本人の希望を理解する難しさや、相手に合わせて関わりを考える必要性など、実際に学んだ内容に沿って説明します。

臨床実習前の作業療法評価学総合演習では、実技を通じて知識・技術・態度を学ぶと案内されています。また、理学療法と作業療法の共通科目を通じてチーム連携を学ぶ構成です。専門が違う相手に自分の考えを伝えた経験があれば、その工夫も整理できます。[3]

病院、福祉、地域での生活支援などを考える場合は、名称だけで仕事内容を決めつけず、募集要項と施設の説明を確認してください。対象者、日々の役割、他職種との連携、新人の教育について、同じ質問で候補を比較すると違いが分かりやすくなります。

チューターと就職支援を具体的な相談に使う

大学は、関連する医療・福祉施設とのネットワークを実習や就職支援に活用すると説明しています。就職支援の専門スタッフによる求人開拓や面接への対応、チューターによる個人面談、エントリーシート・履歴書の添削などが案内されています。希望が固まる前から、候補と迷っている点を持って相談しましょう。[4]

各専攻でも、少人数での指導や国家試験に向けた学習支援を紹介しています。国家試験対策と採用選考は目的が違いますが、どちらも実習や授業と時期が重なり得ます。試験の勉強が進んでいることだけで、応募準備も終わっていると考えないようにしてください。[1] [2] [3]

相談前に用意するメモ(編集部の提案)
項目内容
候補関心のある施設と募集職種
選考締切、必要書類、見学や面接の予定
学業実習、試験、課題の予定
経験本人の行動と学びを説明できる場面
質問教育体制や仕事内容で確認したいこと

実習の経験を話す際は、患者や利用者を特定できる情報を出さず、施設内の情報の扱いにも注意します。まず候補を二つ比較し、志望理由の下書きと一緒に相談してみましょう。逆転就活塾へ相談する場合も、所属する学科・専攻と希望職種を伝えると、本人の経験に沿って応募書類や面接の説明を整理しやすくなります。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 湘南医療大学 看護学科確認日:2026-09-11 / 公式HTML本文全文/教育内容・想定進路・支援制度。就職実績とは区別
  2. 湘南医療大学 リハビリテーション学科 理学療法学専攻確認日:2026-09-11 / 公式HTML本文全文/教育内容・想定進路・支援制度。就職実績とは区別
  3. 湘南医療大学 リハビリテーション学科 作業療法学専攻確認日:2026-09-11 / 公式HTML本文全文/教育内容・想定進路・支援制度。就職実績とは区別
  4. 湘南医療大学 就職支援確認日:2026-09-11 / 公式HTML本文全文/教育内容・想定進路・支援制度。就職実績とは区別