学部・学科から応募先選びの軸を整理する

公式案内に基づく学部・学科の整理
所属教育の軸準備で確かめること
保健医療学部 看護学科看護の知識・実践と対象者の理解希望する看護領域、教育体制、資格の段階
保健医療学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻運動や動作の理解と理学療法関心のある領域、指導体制、実習での学び
保健医療学部 リハビリテーション学科 作業療法学専攻本人にとって大切な作業と生活への支援対象者の生活、他職種との関わり、仕事の内容
薬学部 医療薬学科6年間で薬学を学び薬剤師を目指す実務実習、研究、試験と応募の予定
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候補の施設名を集める前に、自分の職種の募集があるか、どのような仕事をするのかを確認します。同じ病院でも職種ごとに募集条件や選考方法が異なることがあります。所属と希望職種を最初に伝えられるようにすると、学内相談でも必要な情報を探しやすくなります。‌‌‌​​‌‌‌‌​​​‌‌​​​‌​​​​‌​‌​‌‌​‌​​​​​​​​‌​​‌‌​​‌‌‌​​​​‌‌‌‌​‌‌​​‌​‌

目指す資格や職種が決まっていても、働く環境の希望まで一つに決まっているとは限りません。どのような対象者に関わりたいか、最初にどのような指導を受けたいか、生活上の条件は何かを分けて書き出しましょう。

実習環境・教育の目標・卒業実績を分けて読む

大学は、医療・福祉施設とのネットワークを使った実習や就職支援を案内しています。学科・専攻のページにも関連施設での学びが紹介されています。ただし、施設の紹介は卒業年度別の採用人数表ではありません。関連施設に名前があることだけで、本人の就職先が決まるとは考えないようにしてください。[1] [2] [3] [4] [5]

薬学部は2021年開設で修業年限が6年です。開設年から標準年限を数えると最初の卒業時期は2027年3月となります。2026年9月時点で、以前から卒業生を出している学部の実績を薬学部へ当てはめることはできません。この時期の違いは、就職の良し悪しを示すものではありません。[4]

率を見る際は、何年度の数字か、どの学部や課程を含むか、卒業者と就職希望者のどちらが分母かを確認しましょう。国家試験の合格率と就職率も別です。対象が分からない率を使って大学内の学科を順位づけするより、希望する応募先の条件を具体的に調べるほうが準備につながります。

保健医療学部の経験は専門ごとに振り返る

看護学科は、基礎から専門領域へ学びを深める実習と、対象者の状態を捉える教育を紹介しています。志望理由では、希望領域の名称に加え、その関心を持った授業や実習を説明しましょう。観察したこと、相談したこと、振り返って学んだことを順に整理します。[1]

理学療法学専攻は、三次元動作解析などを用いて身体の動きを学ぶ環境や、見学から評価、地域、総合臨床へとつながる実習を案内しています。使った機器の名前よりも、何を確かめようとしたのか、指導を受けて理解がどう変わったのかが本人の経験を伝える材料になります。[2]

作業療法学専攻は、その人が大切にしている作業や生活の支援を重視し、陶芸・織物を通じて活動の意味を学ぶ授業や、実習前の評価に関する演習を紹介しています。本人の生活や希望を考える中で、どのような気づきがあったかを振り返りましょう。[3]

また、看護学科の案内では、2022年のカリキュラム改定により保健師・助産師の教育課程を大学専攻科・大学院へ移行したと説明しています。現在の学部で学ぶ内容と、卒業後に別の課程へ進む場合の内容を区別して、必要な履修や受験の条件を確認してください。[1]

薬学部は6年間の学びから進路の理由を具体化する

薬学部では、早期臨床体験から専門科目を学び、5年次の薬局・病院実務実習へ進む流れが案内されています。後期臨床体験実習では、回復期・慢性期病棟や介護老人保健施設等で学ぶ構成も示されています。違う場での学びを比べると、希望する働き方を考える材料になります。[4]

卒業研究や、保健医療学部の学生と合同で症例を検討するチーム医療論も紹介されています。研究では何を確かめようとしたか、共同の学習では相手の意見をどう受け止めたかなど、本人の行動を具体化しましょう。教育の紹介文をそのまま自分の実績として使うことは避けてください。[4]

学習支援として、Sドリル、Sカルテ、Sサポート、Sシステムやチューター制度が案内されています。弱点の把握や面談を活用し、実習・研究・試験対策の予定と応募の予定を重ねて確認すると、準備を一度に抱え込みにくくなります。支援制度の存在は合格や採用の保証ではありません。[4]

見学では同じ質問を使って候補を比較する

応募先を比較する質問例(編集部の提案)
観点聞きたい内容
業務新人はどのような仕事から経験するか
教育指導や振り返りはどのように行うか
相談疑問や困りごとを誰に相談するか
連携他職種との情報共有はどのように行うか
配属希望を伝える機会や決定の仕組みはあるか
条件勤務地、勤務形態、応募書類、選考日程は何か

見学後は、良かった点だけでなく、まだ分からない点も記録しましょう。「雰囲気が良かった」という感想は、説明を受けた教育の仕組みや、質問への対応など具体的な出来事に置き換えると、後で志望理由を作るときにも役立ちます。

希望する分野に関われるかどうかは、施設全体の特徴だけでは判断し切れません。職種別の仕事や配属について確認してください。過去に同じ大学の卒業生がいるとしても、それだけで本人の選考結果を予測する必要はありません。

学内相談に持ち込む資料を一つにまとめる

全学の就職支援では、専門スタッフによる求人開拓や面接支援、チューターによる個人面談、エントリーシート・履歴書の添削を案内しています。希望が完全に固まるまで待たず、候補と質問を持って相談してみましょう。[5]

用意するものは、応募候補の募集要項、実習・試験・研究の予定、本人の経験を短くまとめたメモです。応募の締切から逆算し、書類作成や面接の練習を行う時間を決めます。資格の取得予定を書く際は、現在の段階と採用先が求める条件が一致しているかも確かめましょう。

実習経験を使う場合は患者や利用者を特定できる情報を外し、指導を受けたことと本人が行ったことを分けます。逆転就活塾へ相談するときも、学科・専攻、希望職種、候補、本人の経験を共有してください。大学全体のイメージではなく、自分の学びと希望に沿った志望理由を作ることから始めましょう。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 湘南医療大学 看護学科確認日:2026-09-11 / 公式本文全文/学部・専攻・教育内容と実績を分離
  2. 湘南医療大学 理学療法学専攻確認日:2026-09-11 / 公式本文全文/学部・専攻・教育内容と実績を分離
  3. 湘南医療大学 作業療法学専攻確認日:2026-09-11 / 公式本文全文/学部・専攻・教育内容と実績を分離
  4. 湘南医療大学 薬学部医療薬学科確認日:2026-09-11 / 公式本文全文/学部・専攻・教育内容と実績を分離
  5. 湘南医療大学 就職支援確認日:2026-09-11 / 公式本文全文/学部・専攻・教育内容と実績を分離