教員就職とそれ以外の進路を確認する

2025年度教育学部卒業者の進路(全学表)
区分人数
教員として就職決定145人
保育士として就職決定5人
公務に就職決定10人
上記以外の民間等に就職決定50人
就職決定者計210人
大学院進学18人
専修学校等入学1人
その他6人
卒業者計235人
[1]

この表は卒業後の進路状況です。教員145人の正規・臨時等の内訳はこの集計に示されていないため、全員を正規採用としたり、教員採用試験の合格者数として使ったりすることはできません。希望する自治体や学校の採用条件を別に確認しましょう。[1]‌​‌‌​​​‌​‌‌‌​​‌​​​‌​‌​​​​‌​​‌‌‌‌​‌​​‌‌‌​​​​‌‌​‌‌​‌​​​‌​‌​​‌‌​‌‌​

学部の就職実績ページでは、公務員に保育士を含むなど全学表と区分が異なります。この記事では保育士5人と公務10人を分ける全学表を採用しています。違う区分の表を混ぜて、人数が増減したと判断しないようにしてください。[1] [6]

その他について、全学資料の注記は就職準備、帰国する留学生、進学準備等を挙げていますが、教育学部6人の個別事情は示していません。卒業者全体を分母にした割合と、教員志望者を分母にした採用率も別のものです。[1]

コース・専攻と免許の対応を確かめる

教育学部は、学校教育教員養成課程の中に初等教育、中等教育、障害児教育の3コースを設けています。教育の課題や教科について専門性を深めるとともに、附属学校園や地域の学校で実習・体験を行う構成です。[2]

免許案内では、初等教育コースの幼児教育専攻は幼稚園教諭、その他の専攻は小学校教諭、中等教育コースは対応する教科の中学校教諭の1種免許が示されています。障害児教育コースは、小学校または中学校と特別支援学校の免許の組み合わせが案内されています。卒業に必要な単位の修得が前提です。[4]

さらに卒業に必要な単位に加えて所定の単位を修得することで、追加の免許等を得る仕組みも紹介されています。ただし、学部に資格一覧があることだけで、本人がすべて取得できるわけではありません。現在の履修状況と取得予定の免許を確認して、応募書類へ正確に記載しましょう。[4]

免許を取得することと、教員として採用されることは別です。校種、教科、自治体、公立・私立の違いを整理し、自分が応募できる条件と選考方法を確かめてください。保育士としての応募を考える場合も、教員免許と同じ資格として扱わず、必要な資格を確認します。

教育実習は工夫と振り返りの過程を説明する

カリキュラムの教育参加科目は、教育実習プログラムと教育体験プログラムから構成されています。子どもとの関わりや授業外の学びを理解し、教育現場での経験を大学での学習に結びつけることを狙いとしています。[3]

実習経験の整理例(編集部の提案)
順序書く内容
場面どのような授業・活動だったか
課題子どもの理解や参加について何に気づいたか
行動本人がどのように説明や準備を工夫したか
確認指導教員の助言や子どもの反応はどうだったか
振り返り次に何を見直したいか

「子どもと関わるのが好き」という思いは大切ですが、面接ではその思いに具体的な経験を添えましょう。うまくいかなかった場面も、原因を考え、助言を受け、改善した過程を説明できます。子どもの成長を自分一人の成果として大きく見せる必要はありません。

実習先や児童・生徒を特定できる情報は出さず、個人情報を除いた形で説明します。授業案や教材を応募時に使う場合も、実習先や共同作成者との取り扱いを確認しましょう。学生として担当した範囲と、学校の先生が判断したことを区別することが大切です。

教職実践論や面接支援を段階的に活用する

学部の就職支援ページは、教職実践論、春季教職セミナー、模擬面接などを紹介しています。教育法規や指導要領、論文、模擬授業、面接などの準備を支える仕組みです。具体的な開講や申込は、その年度の学内案内を確認してください。[5]

学生進路ファイルやSUCCESSを使った情報提供も案内されています。志望職種、希望勤務地、取得免許などを登録して、情報配信や相談に生かす仕組みです。希望が変わった場合は情報を見直し、指導教員に現在の状況を伝えましょう。[2] [5]

支援を受ける前に、志望先の募集要項、実習経験のメモ、苦手だと感じている選考内容を用意します。「面接が不安」だけでなく、授業の工夫を短く説明できない、志望自治体との接点が弱いなど、相談したい点を具体化すると練習の目的が明確になります。

企業・公務・大学院を考える場合も学びを具体化する

2025年度の全学表には、教員以外の就職や大学院進学も示されています。企業や公務の選考では、教育実習での経験をその仕事に通じる行動として説明しましょう。相手の理解を確かめた、準備を見直した、複数人で進行を調整したなど、本人の工夫が材料になります。[1]

応募先が教育関連であっても、仕事内容が学校教員と同じとは限りません。誰を対象に、どのようなサービスや業務を担うかを調べます。大学で学んだこととの接点を整理し、なぜその職種を希望するのかを伝えましょう。

学部の進路案内は、教職大学院で実践的な研修・研究を深める道や、連合学校教育学研究科の博士課程へ学びを進める道を紹介しています。進学先を選ぶときは、深めたい課題、実習・研究の内容、入試条件を確認してください。[6]

教育データサイエンティスト養成プログラムも学部の特色として紹介されています。参加している場合は、どのようなデータを使って教育課題を考えたかを説明できます。ただし、制度があることを全員の受講・修了実績として扱わないようにしましょう。[2]

応募と学業の予定を一つにまとめる

希望する進路を二つ挙げ、募集要項、必要資格、提出物、締切を並べてみましょう。教育実習、卒業研究、免許取得に必要な履修の予定も合わせて確認します。教員採用と民間企業の選考を並行する場合は、それぞれの準備を分けて時間を確保することが必要です。

逆転就活塾へ相談する場合は、所属コース・専攻、取得予定免許、希望する進路、本人の実習経験を共有してください。学校や大学全体の実績ではなく、自分が考え行動した内容を整理することで、応募書類や面接の説明を具体化しやすくなります。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 滋賀大学 2025年度卒業・修了者進路状況確認日:2026-09-11 / 2025年度卒2026May1集計、PDF全3頁本文画像確認
  2. 滋賀大学 教育学部の特色確認日:2026-09-11 / 公式HTML本文全文、教育/免許/採用/集計区分を分離
  3. 滋賀大学 教育学部カリキュラム確認日:2026-09-11 / 公式HTML本文全文、教育/免許/採用/集計区分を分離
  4. 滋賀大学 教育学部免許・資格確認日:2026-09-11 / 公式HTML本文全文、教育/免許/採用/集計区分を分離
  5. 滋賀大学 教育学部就職支援確認日:2026-09-11 / 公式HTML本文全文、教育/免許/採用/集計区分を分離
  6. 滋賀大学 教育学部就職実績確認日:2026-09-11 / 公式HTML本文全文、教育/免許/採用/集計区分を分離