プロジェクトの「自分が決めたこと」から就活を始める
ネットワーク情報学科は、情報学を学びながら実践的なグループワークを重ね、3年次のプロジェクトで知識や技術を組み合わせる教育を紹介しています。2026年度以降は1学科3コース6プログラム制となるため、自分の入学年度の履修内容を確認して説明してください。[3]
共同制作では、完成物はチーム全員の成果です。面接では、その中で自分が発見した問題、決めた仕様、試した方法を区別します。「全て作りました」と広げるより、小さな担当でも判断の理由を説明できる方が、自分の経験に沿って話せます。
2025年度の進路を、就職率の計算式と一緒に読む
| 学科・区分 | 卒業者A | 就職者B | 大学院進学C | 就活継続D | 就職率 |
|---|---|---|---|---|---|
| ネットワーク情報 | 220 | 195 | 4 | 3 | 98.5% |
大学の就職率はB÷(B+D)です。卒業者全員を分母にした割合ではありません。資料には別にB÷(A−C)という「卒業者に占める就職者の割合」があり、こちらも大学院進学者を除く計算です。二つの割合を混同せず、進路届未提出者やその他の進路もあることを踏まえて読みます。[1]
就職者195人と就活継続中3人を合わせた198人が就職率の分母です。卒業者220人全員がIT企業に就職した意味ではなく、大学院進学4人も別に掲載されています。
学部別の主な就職先と、そこから分かる範囲
| 見る観点 | 掲載先 |
|---|---|
| 情報システム等 | NTTデータ先端技術、日本アイ・ビー・エム、TIS |
| メーカー等 | 日立製作所、ニコン、パナソニック |
| その他の例 | JTB、さいたま市役所 |
掲載先は学部単位で、各学科の採用人数や配属職種は示されていません。社名から仕事を推定せず、応募する際は現在の募集要項で職種と条件を確認します。
大手・有名企業を目指す場合も、「情報系だから技術職」と決めつけず募集単位を確かめます。顧客のシステムに関わる仕事、自社のサービスを育てる仕事、社内の利用者を支える仕事では、面白いと感じる場面が違うはずです。
ITの仕事を、担当したい工程で比較する
| 関心 | 確認する業務 | 説明会での質問 |
|---|---|---|
| 開発 | 要件の整理、設計、実装、テスト | 新人はどの工程から担当するか |
| データ | 集計、前処理、分析、業務への提案 | 分析結果を誰が何に使うか |
| デザイン | 利用者の調査、画面設計、検証 | デザイナーと開発者はどう協働するか |
| 運用・支援 | 障害対応、改善、利用者への案内 | 通常業務と緊急時対応の分担はどうか |
これは編集部による職種の比較案で、上の掲載企業の配属実績を示す表ではありません。募集職種の名称が同じでも担当範囲は企業ごとに違うため、実際の求人で具体的な業務を確認します。
作品紹介は「課題・担当・検証」を一枚にまとめる
- 課題:利用者は誰で、何に困っていると考えたか。
- 担当:自分の設計・実装・調査範囲と、他のメンバーの担当は何か。
- 選択:別の方法と比べて、なぜその仕様や技術を選んだか。
- 検証:動作確認や利用者の反応から何が分かったか。
作品を見せる場合は、動く画面だけでは説明しきれない判断を添えます。利用者に試してもらっていないなら、そのことを明記し、今後どんな方法で確かめたいかを説明しましょう。授業内の成果物を外部に提示できるかも、担当教員や共同制作のメンバーへ確認してください。
使用言語やツールの一覧は、経験の範囲を説明する補助になります。「授業で触れた」「一部を担当した」「自分で設計した」を分けると、技術面接で問われる範囲とのずれを減らせます。
質問例:「プロジェクトで困ったことは何ですか」
編集部の架空の回答例です。「共同制作で入力ミスが起きることに気づき、私は入力画面と検証を担当しました。エラーの出る条件を整理して表示を修正し、メンバーと確認しました。授業内の確認にとどまるため、実際の利用者が迷わないかは追加で調べたいと考えています」。
続けて、どんな入力を試したか、修正前後の違いは何か、自分以外が担当した部分はどこかを説明できるか確かめます。利用者数や処理速度など、測定していない改善値を付ける必要はありません。
技術の説明と、応募書類の説明をそれぞれ確認する
専修大学はキャリア相談で書類確認や面接練習を案内し、S-netで求人・卒業生情報・就職活動記録の閲覧や個別相談予約を提供しています。[4] [5]
技術の妥当性はプロジェクトの指導教員に、経験が伝わる文章かはキャリア相談で確認すると相談内容を整理できます。作品説明を専門外の人に読んでもらい、何のために作ったのかが最初の数文で伝わるかを試しましょう。
次の応募までに用意する三つの材料
- 担当した成果物を一つ選び、公開可能な範囲で課題と担当を整理する。
- 関心のある三つの求人を工程・利用者・育成方法で比較する。
- うまくいかなかった点と、原因を調べた過程を短く話す練習をする。
プログラミングに自信がない人も、苦手という一言で終わらせず、どこまでできて何を学び直しているかを記録します。自分の現在地と学習の進め方を説明し、求人側が求める条件と照合して候補を選びましょう。
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
- 専修大学 令和7年度大学(学部)卒業者の進路状況確認日:2026-09-10 / 2025年度・一部のネットワーク情報学部該当行。1〜2ページ。
- 専修大学 令和7年度 学部別主な就職先確認日:2026-09-10 / 2025年度・一部、ネットワーク情報学部列。1ページ。学科別ではない
- 専修大学 学びの紹介確認日:2026-09-10 / ネットワーク情報学科。3年次プロジェクト。2026年度以降の1学科3コース6プログラムを旧入学者へ遡及しない。
- 専修大学 就職支援システムS-net確認日:2026-09-10 / 求人、卒業生情報、個別相談予約等
- 専修大学 キャリア・就職相談確認日:2026-09-10 / 書類確認・面接練習等