地域人間科学と国際文化ツーリズムの進路データ

2025年度の公式実績
区分卒業者就職者就職率実就職率
共創社会学部139人115人99.1%83.9%
地域人間科学科96人78人98.7%82.1%
国際文化ツーリズム学科43人37人100.0%88.1%
[1]

大学が示す就職率は、就職者を「就職者+就職活動継続中の者」で割った値です。実就職率は、就職者を「卒業者−大学院進学者」で割った値です。国際文化ツーリズム学科の100.0%を、卒業者43人全員が就職したという意味で受け取らないようにしましょう。[1]

学部全体には大学院進学者2人、一時的な仕事7人、就職活動継続中1人、その他14人も記載されています。「その他」の事情を表だけで決めつけることはできません。就職率だけで学科を比べず、具体的な候補と、自分に必要な準備を見つけることへ進みましょう。[1]

観光だけでなく、メーカー・小売・公的機関も候補になる

学部の主な就職先に掲載されている例
領域掲載例
観光・宿泊ホテルオークラ東京ベイ、ダイワロイネットホテルズ、名鉄観光サービス
メーカー・設備関連スタンレー電気、三菱電機システムサービス、DICプラスチック
小売・教育関連ヨドバシカメラ、いなげや、東京個別指導学院
金融・公的機関日本生命保険、北海道銀行、千葉県庁、船橋市役所、国立印刷局
[1]

これは大学が掲載する学部単位の就職先の一部です。企業の知名度だけでなく、誰にどのようなサービスを提供する会社かを調べる入口にしてください。会社名から担当職種や入社後の配属を推測することはできません。観光会社の名前があっても、旅行企画職への新卒採用実績を証明するものではありません。

接客に関心がある人も、ホテル、店舗、法人向けの提案では顧客との関係や働く時間帯が変わります。公式採用ページで職種、勤務条件、勤務地を読み比べると、「人と関わりたい」という希望をもう少し具体的な条件へ変えられます。

広い学びを、就活で話せる一つの問いに絞る

公式の学部紹介では、地域や社会の仕組み、メディア、心理、保育・対人支援、異文化共生、観光やまちづくり、マーケティングなどを学びの領域として挙げています。地域人間科学科は人と社会の諸問題、国際文化ツーリズム学科は多様な文化の理解と地域づくり・ビジネスへの展開を紹介しています。[2]

幅広い科目を学べることは、自己PRで全領域を列挙する理由にはなりません。実際に取り組んだ調査や授業を一つ選び、「何が疑問だったか」「誰の見方を調べたか」「最初の考えがどう変わったか」を整理します。専攻を知らない面接官にも、問いの意味が伝わる説明にしましょう。

地域のテーマなら、住民と利用者で意見が違った場面を、観光なら、訪れる側と受け入れる側で必要な条件が違う点を考えられます。心理や対人支援の学びも、専門資格を持つと誤解される表現を避け、実際に学んだ知識と取り組んだ活動の範囲で説明してください。

観光が好き、から働きたい理由へ進む

旅行が好きだから観光業、という出発点はあってよいものです。ただし、選考では客として楽しむことに加え、サービスを提供する側のどの仕事に関心があるかを問われます。旅程の企画、販売、現場の案内、宿泊施設の運営などを区別し、募集される仕事に合わせて志望理由を具体化しましょう。

例えば「地域の魅力を広めたい」なら、誰に訪れてほしいのか、地域側は何を大切にしているのか、どんな情報が不足しているのかを考えます。これは実在の地域の課題を想像で決めるということではありません。調べた公式資料や自分が確認した事実をもとに、分かることと今後学びたいことを分けます。

語学についても、得意・苦手という評価だけでなく、実際にできる場面を説明します。学んだ言語を仕事で使いたい場合は、その採用で語学力がどのように求められるかを確認してください。学科名だけで海外勤務や専門職への配属が決まるわけではありません。

目立つ活動がなくても、調べ方と対話の工夫を伝える

ゼミ発表や地域の調査では、成果物の完成だけでなく、情報をどう集め、偏りをどう減らし、意見をどうまとめたかが説明の材料になります。「コミュニケーション力があります」と評価を先に置くより、相手とのやり取りで自分がしたことを示しましょう。

仮想例として、グループ調査の発表準備なら、「資料を集めた」で終わらせず、「同じテーマでも対象者の年代が違う資料をそのまま比較していたため、条件をそろえて説明するよう提案した」と整理できます。本人が行っていない経験を借りるものではなく、実際の作業を具体化するための例です。

応募先への接続は、相手の話を聞く力、情報を整理する力、異なる条件を見落とさない姿勢などから、募集する仕事に関係するものを選びます。授業の知識だけで相手の課題を解決できると断言せず、入社後に学ぶ必要も含めて説明すると、自然な志望理由になります。

企業選びに迷う段階でも、相談資料を一枚つくる

大学の就職キャリア支援センターでは、進路の個別相談、面接対策、エントリーシートの添削、学内合同企業説明会などを案内しています。新松戸・龍ケ崎の両キャンパスに設置されているので、利用方法を確認し、志望業界が固まる前の整理にも活用しましょう。[3]

  • 関心:どんな人に、どのように関わりたいかを一文にする。
  • 条件:勤務地、勤務時間、仕事の内容で外せない点を二つ選ぶ。
  • 候補:学部の実績と採用ページから、比較できる募集を集める。
  • 経験:調査、アルバイト、授業などから、自分の行動を一つ書く。

相談後は、観光だけを調べるのか、他業界の対人サービスも比較するのか、次に調べる範囲を決めます。どの業界が自分に向くかを頭の中だけで決めるより、具体的な募集を見ながら条件を調整する方が、応募まで進めやすくなります。

大学名への不安で候補を狭めすぎているときは、逆転就活塾の無料相談でも整理できます。共創社会学部の幅広い学びを、そのまま漠然とした自己紹介にせず、あなたが考えて動いた場面と希望の仕事へつなげていきましょう。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 流通経済大学|進学・就職の実績確認日:2026-09-09 / 2025年度共創社会学部の学科別実績と主な就職先
  2. 流通経済大学|共創社会学部確認日:2026-09-09 / 学科と学びの領域
  3. 流通経済大学|就職キャリア支援センター確認日:2026-09-09 / 進路相談と選考支援