就職111人のうち、教員は82人
キャリア教育センターの2025年度資料では、教育学部の卒業者135人、大学院進学者12人、就職希望者112人、就職者111人です。就職率99.1%は就職希望者に対する就職者の割合です。[1]
| 大学の区分 | 人数 |
|---|---|
| 教員 | 82人 |
| 民間 | 26人 |
| 公務員 | 3人 |
| 就職者合計 | 111人 |
| うち県外(内数) | 31人 |
資料は、非常勤職員や臨時教員など非正規の職に就いた人も含むと注記しています。このため、教員82人は正規採用試験の合格者数や正規教員だけの人数ではありません。また、公務員3人と教員82人は大学の表で別区分として掲載されています。[1]
就職率が高いことと、全員が希望する学校・地域に採用されたことは別です。実績から進路の幅をつかんだ後、自分が応募する校種や自治体、企業の条件を確認しましょう。
県内の学校だけでなく、県外や民間の実績も見る
2025年度の主な就職先一覧には、県内の小学校や特別支援学校、教育委員会のほか、県外の教育委員会や民間企業も掲載されています。以下は教育学部の欄からの一部です。[2]
| 原資料の区分 | 掲載先の例 |
|---|---|
| 県内 | 内間小学校、鏡が丘特別支援学校、那覇市教育委員会、琉球新報社、西原町役場 |
| 県外 | 神奈川県教育委員会、福岡県教育委員会、東京海上日動火災保険、パーソルキャリア、茨城県庁 |
一覧は採用人数や具体的な配属職種を示すものではありません。同じ先に複数名が就職する場合があり、一部を表示上省略する注記もあります。教育委員会の名称だけから、担当校種や教科、正規・臨時の別を補ってはいけません。[2]
県内か県外かを考える際は、関心のある教育課題、配属の考え方、生活する地域、選考日程を比較します。民間企業であれば、教育に関わる事業かどうかだけでなく、自分が応募する職種で何をするのかまで調べましょう。
専修の履修と教員採用の準備を並行する
教育学部は、学校教育教員養成課程に小学校教育・中学校教育・特別支援教育のコースを設けています。小学校教育では総合的な学び、中学校教育では教科の専門性や小中連携、特別支援教育では多様な学校・学級での支援を意識した学びが紹介されています。[3]
学部の教職課程案内では、卒業要件に教員免許取得が組み込まれ、所属専修の履修モデルに沿って学ぶ仕組みが説明されています。他種免許の取得には一部制限もあるため、入学年度別の「教員免許取得の手引き」と学内の案内を確認する必要があります。[4]
免許を取得するための履修と、採用選考への応募は別の準備です。希望する公立学校の採用情報では、校種・教科、取得見込みの扱い、提出書類、選考方法、日程を確認しましょう。過年度の試験日を、そのまま自分の受験年度に当てはめないようにします。[5]
| 項目 | 確認すること |
|---|---|
| 履修・免許 | 自分の専修と入学年度で必要な科目・実習 |
| 応募区分 | 校種、教科、一般・特別選考などの条件 |
| 選考準備 | 筆記、面接、模擬授業等の実施内容 |
| 日程 | 学内の手続き、自治体への提出、試験 |
| 配属・働き方 | 採用後の配属や教育・支援の仕組み |
大学推薦や特別選考を考える場合も、利用できる条件と学内締切を担当窓口に確認します。免許取得見込みがあることだけで、推薦や採用が決まるわけではありません。
教職体験から実習まで、変わった行動を振り返る
教育学部は1年次の教職体験Ⅰ、2年次の教職体験Ⅱ、3年次の附属学校教育実習、4年次の教職実践演習などを案内しています。講義と実習をつなぎながら、教師としての姿を考えて実践力を付ける構成です。[4]
志望理由では「子どもが好き」だけで終わらず、子どもの反応や学び方をどう捉え、指導を受けて何を変えたかを説明します。授業の組み立て、問いかけ、教材、観察などから、自分の役割を明確にできる経験を選びましょう。
編集部の架空の例:「説明を終えても活動に入れない子どもがいることに気付きました。指導教員の助言を受けて、手順を短く区切り、理解を確かめる問いを入れるように見直しました。この経験から、相手の反応を確かめながら授業をつくる教師を目指しています」。自分の実習経験に置き換え、実施していない指導や成果は書かないでください。
児童生徒を特定できる情報は出さず、自分の学びを中心に整理します。「全員の成績が上がった」など確認できない効果を付けるより、どの助言を受け、何を試し、次に何を改善したいかを正確に説明しましょう。
教職以外の選択肢も、仕事内容から検討する
教育学部は教職以外の進路として公務員や一般企業を選ぶ学生がいることを説明し、その相談先としてキャリア教育センターを案内しています。教職に迷いがある場合も、学びを否定する必要はなく、関わりたい相手や課題から仕事を比較できます。[6]
たとえば授業準備で身に付けた、相手の理解を確かめる、内容を整理して伝える、振り返って改善するという経験は、仕事内容に合わせて説明を組み直せます。ただし、教育実習を経験したことだけで営業や企画など特定の仕事への適性が証明されるわけではありません。
教員向けの書類を企業向けに出すときは、教師になりたい理由を残したままにせず、その企業・職種を選ぶ理由を書き直します。実習の経験自体は同じでも、応募先で生かしたいことを募集内容と照らして考えてください。
大学院進学を考える人は、学びたい教育課題、研究や実践の目的、修了後の方向性を教員へ相談します。就職を保留するためだけに選ぶのではなく、大学院で何に取り組むかを言葉にして検討しましょう。
教職と民間で相談先を使い分ける
教員採用試験対策のページには、県教育委員会の選考情報、学部・全学組織・同窓会による支援がまとめられています。自分の受験年度の案内を確認し、履修や採用に関する疑問を学務係や担当教員へ相談してください。[5]
民間や公務員との比較、履歴書・エントリーシート、面接の相談はキャリア教育センターも利用できます。個人面談は就職支援システムで予約する案内です。[7] [8]
今週は、免許の取得見込みと希望する採用区分を確認し、実習の経験を一つ文章にします。教職以外も考えている場合は募集要項を一つ持参し、仕事内容との接点を相談してください。進路の迷いを、確認すべき条件と準備する行動に分けて進めましょう。
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
- 琉球大学 2025年度 学部卒業者の進路状況確認日:2026-09-11 / p1/2、135卒12院112希望111就職82教26民3公
- 琉球大学 2025年度 学部別就職先一覧確認日:2026-09-11 / p2教育、入口course2025年度
- 琉球大学 教育学部確認日:2026-09-11 / 3コース・沖縄の教育課題
- 琉球大学 教育学部 教職課程確認日:2026-09-11 / 卒業と免許・入学年別・体験実習段階
- 琉球大学 教育学部 教員採用試験対策確認日:2026-09-11 / 免許と採用・支援案内
- 琉球大学 教育学部 教職以外の就職確認日:2026-09-11 / キャリアセンターへの導線
- 琉球大学 キャリア・就職支援内容確認日:2026-09-11 / 県内外ES面接相談
- 琉球大学 個人面談(進路・就職相談)確認日:2026-09-11 / 支援システム予約