学科別の就職者・進学者を確認する

大学公式の2025年度データでは、地球環境科学部の就職者107人、進学者10人、就職率94.7%です。就職率は就職希望者に占める就職者の割合で、卒業生全員を分母にしていません。[1]

2025年度卒業者の進路
学科就職者進学者就職率
環境システム48人7人94.1%
地理59人3人95.2%
[1]

進学者は大学院だけでなく、大学・専修学校・外国の学校等への入学者を含みます。この表だけから全員が研究を続けるため大学院へ進んだとは判断できません。また、就職者の全員が技術・研究職になったことを示す数値でもありません。[1]

環境システムと地理で、勤務先の一覧を分ける

令和7年度卒業者の環境システム学科には、アサノ大成基礎エンジニアリング、環境管理センター、森林研究・整備機構の森林整備センター、水ing、日本風力開発、水資源機構などが掲載されています。アークランズ、ノジマ、リンク情報システムなどの企業名もあります。[2]

地理学科にはエアロトヨタ、川崎地質、キタック、協振技建、共立航空撮影、近畿日本ツーリスト、多摩都市モノレール、JR西日本、JR貨物、JR東日本、JAFなどが掲載されています。地方公務員の行政職・専門職等も記載されています。[2]

気になる企業を選んだら、事業内容と新卒の募集職種を読むところから始めます。専門分野に近い企業だけでなく、調査・運用・顧客対応など、自分の経験と接点のある仕事を比較する方法もあります。

フィールドワークは、何を確かめたかが説明の軸になる

学部公式では、環境システム学科は環境生物・地学・気象・水文・情報の分野、地理学科は人文地理・自然地理・地誌・地図やGIS・測量の領域を紹介しています。両学科とも現地での観察や調査などのフィールドワークを重視しています。[3]

面接で「現地調査をしました」と話すだけでは、自分の行動が見えません。調査の目的、観察や測定の方法、記録の工夫、結果をどの資料と比べたかを整理します。現地に行ったことそのものよりも、何を疑問に思い、どう確かめたかを伝えてください。

経験を振り返る項目
場面確認する問い
測定・観測条件や誤差をどう確認したか
地図・GISの作業データの出典、時点、表現の仕方をどう選んだか
聞き取り質問や記録の方法をどう準備したか
共同調査安全や役割分担、時間の使い方をどう調整したか

この表は編集部の振り返り例です。履修していない実習や、操作できない機器・ソフトを経験として記載しないでください。使ったことがあるだけなのか、手順を説明して再現できるのかも区別しましょう。

研究の「うまくいかなかった点」も準備材料になる

次は書き方を示す架空の例で、実際の内定事例ではありません。「結果の違いをそのままにせず、条件を確認することが強みです。調査で地点ごとの値に差が出た際、観測時間や周辺の状況を記録し直しました。単純に比較できる点と、追加確認が必要な点を分けて発表しました。」

自分の経験にするときは、何を測り、なぜ疑問を持ち、どの記録を見直したかを入れます。結果が期待どおりでなかった場合も、原因を確かめる行動を説明できます。実際に検証していない因果関係や改善率は作らないでください。

GISやプログラムを使った経験は、ソフト名の羅列で終わらせず、どんなデータをどのように扱ったかを話します。共同研究なら自分の担当を明示します。公開してよい資料か分からない場合は、研究室やデータ提供元の条件を確認し、外部に見せられる範囲で準備してください。

技術職・一般企業・進学を条件から比較する

専門性を使う仕事を希望するなら、その募集が学部卒を対象とするか、どの学びや経験を求めるかを確認します。「環境の会社だから環境システム学科なら応募できる」と決めず、職種ごとの条件を読んでください。

進学を考える場合は、就活への不安と研究したいテーマを分けて整理します。希望研究室、研究内容、費用・期間を調べ、企業就職の選択肢も実際の求人で確かめると比較しやすくなります。修士を取れば希望企業へ入れるという前提にはしないでください。

学部公式は教員免許状や測量士補、学芸員などの資格に関する学び、関連する対策講座を案内しています。ただし取得できる種類や条件は学科・履修によって異なります。現在の履修状況と取得見込みを大学で確認し、応募書類には正確に記載します。[3]

専門内容と選考の伝え方を、それぞれ相談する

全学の支援には面接対策セミナー、業界・企業研究フェア、学内合同説明会、筆記試験対策講座などがあります。研究の説明資料と求人を持っていくと、専門外の相手に伝わるかを相談しやすくなります。開催日・申込は最新案内で確認してください。[4]

研究の正確さや資料の使用範囲は教員に、応募書類や面接での伝え方は就職支援窓口に相談するなど、聞きたいことを分ける方法があります。「専門を生かしたいが職種が分からない」という段階でも、調べた求人があると次の行動を具体化できます。

一週間で、求人三つと研究説明一枚を作る

  • 在籍学科の実績から気になる企業を三つ選ぶ。
  • 職種・応募条件・配属・研修を確認し、比較する。
  • 調査や研究を一つ選び、目的・方法・工夫・限界を一枚にまとめる。
  • 求人と資料を持って相談し、応募または追加の準備を決める。

大学名や得意不得意だけで選択肢を決めず、具体的な仕事と自分の経験を照らし合わせてみましょう。逆転就活塾への相談では、専門分野に近い仕事と別の企業で迷っている段階から、納得できる選び方と伝え方を整理できます。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 立正大学:2025年度進路データ確認日:2026-09-09 / 2学科の数値と定義
  2. 立正大学:令和7年度学部別進路確認日:2026-09-09 / 学科別勤務先。職種は不明
  3. 立正大学:地球環境科学部確認日:2026-09-09 / 分野・現地調査・資格の学び
  4. 立正大学:就職活動支援確認日:2026-09-09 / 全学支援