国際学部の進路は、対象年度と人数で確認する
公式の卒業生の就職先ページでは、2025年度の進路決定状況を掲載しています。対象は2026年3月卒業者で、2025年9月卒業者を含みます。[1]
| 区分 | 人数 |
|---|---|
| 卒業者数 | 121人 |
| 就職決定者 | 103人 |
| 進学決定者 | 2人 |
| その他 | 16人 |
この表の「その他」には内訳が示されていないため、全員が就職できなかった人だと解釈しないでください。また、就職希望者を分母とした割合と、卒業者全体を分母とする割合は異なります。数字の印象だけで、自分の進路を予測しないことが大切です。
外国語学部と混同せず、自分の専攻と学びを整理する
国際学部の現在の公式案内は、国際学科に日本学・国際コミュニケーション、国際交流・国際協力、国際社会・国際情報の各専攻を紹介しています。外国語学部とは別の学部なので、進路データも区別して読みます。[2]
同ページでは、グローバルビジネス学科グローバルビジネス専攻は2024年度から改組に伴い募集停止と説明しています。募集停止は入学募集の扱いです。在学生は、自分の学科・専攻を在籍情報に合わせて記載し、過去の実績を新しい専攻だけに割り当てないようにします。[2]
就活では、「国際的なことを学んだ」から一段具体的にし、日本の文化を伝えること、交流や協力、情報の読み取りなど、自分が特に取り組んだ対象と方法を説明しましょう。専攻の紹介文を覚えるだけでなく、実際の授業や活動を一つ選びます。
全学の企業一覧から、仕事の役割を調べる
大学公式の業種別就職先は2022〜2026年卒の全学の情報です。旅行・ホテル、商社、物流、金融、情報通信、サービスなどの企業が載りますが、国際学部からそれぞれへ採用されたことを示す一覧ではありません。[1]
国際学部だから海外勤務を必須条件にする必要はありません。国内で多様な顧客に対応する仕事、情報を調べて伝える仕事、取引や運営を支える仕事など、求人の業務内容を見て自分の関心と比べます。
| 観点 | 確認する内容 |
|---|---|
| 相手 | 顧客、地域の人、取引先、社内の担当者など |
| 担当業務 | 調査、案内、営業、企画、運営などの役割 |
| 使う言語 | どの場面で、どの程度の能力が求められるか |
| 勤務地・条件 | 初期配属、転勤、応募要件、提出物、締切 |
「グローバル企業」という呼び方だけでは、自分の仕事の内容は分かりません。海外拠点があることと、新卒の自分がそこで働くことも別です。具体的な募集要項や説明会で確認してください。
交流や支援の活動は、相手を理解する過程を伝える
国際学部の公式紹介には、外国人児童生徒への日本語学習支援、海外での環境教育・保全活動などの自主活動が掲載されています。これらは活動の紹介で、全学生が参加するという意味ではありません。[2]
実際に関わった経験があれば、相手の困りごとをどう確認したか、準備した方法が合わなかったときどう変えたか、周囲とどのように役割を分担したかを振り返ります。「人の役に立てた」と自分だけで評価せず、確認できる反応や改善を具体的に書きましょう。
海外に行っていなくても、授業の共同作業、学内での交流、アルバイトなどから似た行動を探せます。国や地域の数を競うより、自分と異なる考え方に出会った場面で、何を質問し、どう理解を確かめたかを説明します。
支援相手の個人情報や、公開していない事情は選考の材料にしません。相手を特定する細部を伏せ、自分の準備・確認・修正を中心に整理してください。
情報を読み比べた経験も、自己PRの材料になる
国際社会・国際情報に関わるテーマを調べた経験なら、異なる資料の主張をどう確かめたか、事実と意見をどう分けたかを思い出してみましょう。ニュースを読んだというだけではなく、資料の選び方や検討の順序を説明します。
たとえば、同じ出来事の説明が異なったため、出典や発表時期を調べて比較表にした、といった行動があれば具体化できます。これは編集部が示す振り返りの例です。実際に行っていない調査を足さず、自分の作業に置き換えてください。
- 調べる前に分からなかった問いを書く。
- 参照した資料と、選んだ理由を残す。
- 異なる説明をどの観点で比較したかを整理する。
- 発表や文章を修正した点と、残った課題を書く。
仕事への接点は、企業の実際の業務を読んでから考えます。「情報に強い」「多文化に対応できる」と広く言い切るより、自分が確認しながら進めた場面を伝えましょう。
日本語教育など特定の仕事は、必要条件を別に確認する
国際学部の案内は、日本語教育に関わる学修や資格を目指す課程も紹介しています。仕事として検討する際は、学科に在籍していることと、必要な課程を修了し資格等の条件を満たすことを区別してください。履修・試験・実習等の最新条件は学科の担当者に確認します。[2]
日本語教育、国際協力、一般企業などを比較するときは、関心だけでなく、実際の求人の職務、求められる準備、雇用形態、勤務地を読みます。活動にやりがいを感じたことと、その仕事の条件に納得できることを分けて考えると、選択を具体化できます。
キャリアセンターで、学びと求人の接点を確認する
麗澤大学は低学年からの個別面談、3年生全員の進路面談、LINE等での情報提供を案内しています。企業訪問やセミナーを通じた支援も紹介されています。利用できる時期や方法は、現在の学内案内を確かめてください。[3]
「国際学部から何ができますか」だけでなく、求人一件と経験のメモを持ち込み、「この業務に関心があるが、どの経験を説明するとよいか」「語学条件をどう確認するか」と相談します。海外経験や大学名への不安が、どの準備を止めているのかも分けて伝えましょう。
- 国際学部の進路データと、全学の企業一覧を区別する。
- 自分の専攻と、実際に取り組んだ活動を確認する。
- 相手への確認や情報の比較など、行動を一つ具体化する。
- 求人とメモを相談し、締切までの準備を決める。
学歴や海外経験だけを基準に、応募前から自分の可能性を狭めないようにしましょう。逆転就活塾の無料相談では、今の経験や気になる仕事をもとに、応募先選びや自己PRの整理を相談できます。
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
- 麗澤大学:卒業生の就職先確認日:2026-09-09 / 2025年度国際学部データ、企業名は複数年全学
- 麗澤大学:国際学部確認日:2026-09-09 / 専攻・募集停止・活動・日本語教育
- 麗澤大学:就職サポート確認日:2026-09-09 / 面談・情報提供・企業との接点