新設学部の実績を、全学の企業一覧と混同しない
大学公式の卒業生の就職先ページでは、2025年度の集計について、経営学部・工学部は2024年開設のため含まれないと注記しています。ページに掲載された全学の就職者数や企業名を、そのまま経営学部だけの実績にしないでください。[1]
また、業種別企業一覧は2022〜2026年卒の全学の情報です。関心のある企業を探す材料にはなりますが、新しい経営学部の専攻別の採用先や、将来の採用枠を示すものではありません。[1]
実績が集計されていない段階でも、学んでいることと仕事内容を比較する準備はできます。企業の新卒採用案内を読み、どんな役割へ応募し、何を用意する必要があるかを一つずつ確かめましょう。
4専攻の学びを、仕事を見る観点にする
経営学部の公式案内では、経営学科にビジネスデザイン、AI・ビジネス、スポーツビジネス、ファミリービジネスの4専攻が紹介されています。企業の課題への取り組みや商品開発・販売など、実践を重視する学びが示されています。[2]
| 専攻 | 考える問い |
|---|---|
| ビジネスデザイン | 顧客の課題をどう見つけ、どんな提案へ変えるか |
| AI・ビジネス | データや技術を何の判断・業務に使うか |
| スポーツビジネス | 競技・商品・イベントなどを、どんな役割で支えるか |
| ファミリービジネス | 事業の継続・変化や組織の課題にどう関わるか |
この表は編集部が示す仕事の調べ方です。専攻から特定職種への採用が決まるという意味ではありません。自分の入学年度の履修案内を確認し、実際に経験したことと、これから学びたいことを分けて整理してください。
「経営を学ぶ」と「経営者になる」を一つにしない
公式の目標とする進路には、民間企業や公務員、プロスポーツチーム、スポーツ用品メーカー、事業の後継者や起業に関わる道などが挙げられています。これは想定進路であり、卒業生の具体的な就職実績とは区別して読む情報です。[2]
企業へ就職する場合は、営業、企画、事務、運営など、実際に募集している役割を確認します。経営学を学んだことだけで、新卒から経営判断や管理職を任されるとは考えないでください。最初にどんな仕事を覚えるのかを調べることが必要です。
スポーツに関わる進路も、競技そのものへの関心と、仕事への関心を分けます。イベントを運営したいのか、商品を届けたいのか、チームの事業を支えたいのかで、調べる求人が変わります。好きという気持ちに、具体的な業務の理解を加えていきましょう。
家業や起業を考える場合も、今すぐ一つに決めるのではなく、何を学びたいのか、どんな経験が必要かを教員等に相談できます。就職・進学・事業への参加などを、必要な準備と合わせて比較します。
企画や販売を、自分の判断が見える経験にする
授業の企画に参加した場合は、テーマ、想定した相手、役割分担、自分の作業を記録します。チーム全体で商品を作ったことと、自分がどの部分を担当したかを分けると、選考で説明する内容が明確になります。
| 項目 | 書いておくこと |
|---|---|
| 課題 | 相手が何に困っていると考えたか |
| 確認 | 聞き取り・観察・資料など何を根拠にしたか |
| 判断 | 複数の案から何を選び、なぜ選んだか |
| 担当 | 自分が行った作業と、他のメンバーの役割 |
| 修正・結果 | 何を変え、どこまで確かめられたか |
商品を企画した段階、販売した段階、継続して売れた段階は別です。「企画した」を「事業を成功させた」と大きく言い換えないようにしましょう。売上や改善率を使う場合は、実測した期間と数値を確認します。
成果が思うように出なかった経験も、何を見落とし、次にどう変えたかを整理できます。成功を作り足すより、検証したこととまだ分からないことを説明できる状態にする方が、面接の追加質問に備えられます。
自己PRは、企画名だけで終わらせない
次は文章を組み立てる架空の例です。「学生向けの商品を考えたが、聞き取りで使う場面が想定と違うと分かったため、案を修正した」という流れなら、課題を確かめた行動が伝わります。実際の授業や商品、成果を示す例ではないので、自分の経験へ置き換えてください。
「リーダーを務めた」「AIを使った」という肩書きや道具の名前だけでは、行動が伝わりません。役割を引き受けた理由、周囲と調整した内容、結果の確認方法まで説明します。技術を使った場合は、自分でできた範囲と指導や支援を受けた範囲を分けておきましょう。
応募先への志望理由は、その会社の顧客や仕事を調べて別に考えます。授業の経験があるから自動的にどの企業にも合うわけではありません。仕事内容に関心を持った点と、自分がこれから取り組みたいことを具体化します。
資格や進学は、目的と履修条件を確かめて選ぶ
経営学部の案内には会計・税務に関わる学修や大学院のプログラム、語学を含む学習の紹介があります。制度や課程の名前だけで取得・修了できると判断せず、自分が利用できる条件と学内の担当者を確認してください。[2]
資格を就活のために検討する場合は、求人の条件なのか、知識を整理する目的なのかを分けます。学習予定と応募の締切を同じ表へ入れ、資格が取れるまで応募準備を止めてしまわないようにしましょう。取得済みと勉強中の表記も区別します。
学歴への不安があると、資格や活動の数を増やすことへ気持ちが向きがちです。今ある経験の説明がまだ曖昧なら、まず一つの企画や作業を具体化することも、準備を進める方法になります。
キャリアセンターに、求人と企画の記録を持ち込む
麗澤大学は低学年からの個別面談、3年生全員の進路面談、企業との接点やセミナーなどの支援を案内しています。LINEでの情報提供もあるため、現在の学内案内で利用方法を確認しましょう。[3]
相談では「経営学部からどこへ行けるか」だけでなく、求人と自分の経験のメモを持参します。「この仕事に関心があるが、企画経験のどこが伝わるか」「新設学部として採用情報をどう集めるか」と聞くと、次に調べることが明確になります。
- 想定進路と実績、全学の企業一覧を区別する。
- 関心のある職種の募集条件と仕事内容を読む。
- 企画・実践の課題、担当、判断、修正を記録する。
- 相談して、次の締切までの準備を決める。
大学名や学部の新しさだけで選択肢を決めず、仕事と自分の行動を具体的に比べていきましょう。逆転就活塾の無料相談では、応募先選びや自己PRで迷っていることを、候補や下書きをもとに相談できます。
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
- 麗澤大学:卒業生の就職先確認日:2026-09-09 / 経営学部は2024開設のため集計に含まない。企業一覧は複数年全学
- 麗澤大学:経営学部確認日:2026-09-09 / 4専攻、学修、想定進路
- 麗澤大学:就職サポート確認日:2026-09-09 / 低学年からの面談と支援