在学生の学びと、新学部の案内を分けて確認する

現代社会学部の公式紹介は心理学、観光マネジメント、地域価値創造、メディア・社会学の学びを示し、情報・コンピュータ専攻の案内も掲載しています。一方、大学は人間情報学部について2026年8月28日に設置認可を受け、2027年4月に開設すると発表しています。[1] [2]‌‌​​​​​‌‌​​‌‌​‌‌​‌​​​‌‌​‌‌‌‌​‌‌​​‌​‌​‌‌‌‌​​​‌‌‌‌‌‌‌​‌​‌‌​​​‌‌‌‌​

本稿は現代社会学部の在学生の就活を扱います。新学部の案内を見て、自分の所属や履修歴まで自動的に変わったと考えず、応募書類には自分の正式な学部・専攻を記載しましょう。現代社会学部の過去の就職実績も、新学部の卒業生の実績としては扱いません。

就職実績から、仕事内容を調べる候補を作る

2026年8月25日公表の大学公式ニュースでは、2025年度の現代社会学部の就職率を97.2%としています。これは就職希望者に占める就職者の割合です。[3]

学部の紹介には、2025年度の主な就職先としてANA関西空港、尼崎信用金庫、フジ・データ・システム、ヨドバシカメラ、ホテルニューアワジなどが掲載されています。企業名から各学生の職種や配属は分からないため、興味を持った企業の募集内容を別に確認します。[1]

「観光が好き」「人を支えたい」といった関心から始めても構いません。その後は、誰に何を提供する仕事か、対面の案内か、情報を整理する仕事か、企画を動かす仕事かまで絞って比較してください。

街歩きマップのような制作は、取材から編集までを振り返る

2026年5月21日の大学公式記事は、現代社会学部のゼミが神戸市交通局と連携して街歩きマップの第4弾を制作したと紹介しています。学生は対象エリアの観光施設や店舗を取材し、写真撮影と原稿作成に取り組んでいます。[4]

同様の取材や発信を経験した人は、「マップを作った」という成果だけでなく、自分が聞いた質問、確認した情報、見せ方を決めた理由を整理しましょう。相手の話をそのまま載せたのか、用途に合わせて編集したのかを区別すると、担当した仕事が伝わります。

2026年9月1日の公式記事では、ゼミが白鶴酒造と白雪食品を訪問し、企業の魅力取材や課題解決の提案を行ったと報告しています。前者では資料館の体験コンテンツ、後者では商品の食べ方やPRについて考える活動が紹介されています。[5]

企業へ提案した経験は、採用や商品化まで実現したこととは別です。自分の原稿では、提案した内容、実務家から受けた指摘、その後に修正した点を分けます。応募先の顧客や課題を調べたうえで、似た条件を考えた経験を説明してください。

学びを組み合わせ、応募業務を比較する

経験と仕事を結び付ける問い(編集部の提案)
学修経験比較する仕事求人で確かめる点
地域で話を聞き、魅力を発信する観光の顧客対応と地域企業の営業相手、提供する価値、提案できる範囲
心理・社会の資料や調査を読む人に対応する業務と情報を整理する業務個別に聞くのか、データをまとめるのか
メディアで伝える内容を編集する発信・制作と企画進行を支える業務自分で制作する部分、関係者を調整する部分
情報・コンピュータを学ぶITサービスの開発・導入・運用担当する工程と、入社前後に必要な技術

情報・コンピュータ専攻の公式紹介は、Web制作やプログラミング、アプリ開発、システム設計などの学びを示しています。成果物がある人は、何のために作り、自分で変更した箇所はどこか、何を動作確認したかをまとめると、技術名だけに頼らず説明できます。[6]

心理を学んだ人も、他人の心を見抜けるといった自己PRではなく、異なる意見を聞き、資料から確かめた行動を説明しましょう。専門職を希望する場合は、履修や進学・資格の条件と、希望先の採用条件をそれぞれ確認します。

自己PRは、相手に合わせて変えた点を一つ話す

編集部の架空の例です。「地域紹介の記事を作る授業で、私は取材内容を短くまとめる担当でした。最初は自分が面白いと思った話を多く入れていましたが、初めて訪れる人には場所や利用方法が分かりにくいと指摘されました。必要な情報を再確認し、見出しと掲載順を修正しました。」

これは実在の学生の体験談ではありません。自分の経験では、誰から指摘を受け、どの情報を確認し直したかを補います。グループ全体の成果と自分が担当した部分を分け、効果を測っていなければ閲覧数や集客の増加を作らないようにします。

顧客対応なら相手の必要とする情報を確認した点、制作なら目的に合わせて編集した点、事務や進行を支える仕事なら情報を正確に整理した点に着目できます。同じ経験を応募先へ出す場合も、募集業務を読んで説明する部分を選びましょう。

仕事の調べ方から、学内の支援を使う

大学は個人面談、履歴書添削、模擬面接、合同説明会と、授業形式の就職準備を案内しています。現代社会学部の紹介にも業界研究や面接・グループディスカッション対策、4年生の個別相談や求人紹介が示されています。[1] [7]

相談には、比較する求人二つと取材・制作などの経験メモを持参します。「好きな分野と仕事がつながらない」と感じている場合は、経験のどの作業が面白く、どこが難しかったかを伝えると、次に調べる業務を相談しやすくなります。

公務員を検討する人向けに、学部は市町村行政の事務職を主な対象とする公務員養成プログラムも紹介しています。地域を調べた経験を志望理由に使う際は、関心を持つ自治体の仕事まで調べ、民間企業との準備日程の違いを確認してください。[1]

  • 取材・調査・制作から、自分が考え直した一場面を200字程度にする。
  • 求人二つの顧客・業務・勤務地・期限を並べる。
  • 所属や履修歴を正確に確認し、書類の学部・専攻名をそろえる。
  • 経験メモと求人を個別相談へ持ち込み、次に補う準備を決める。

学歴への不安で動きづらいときも、何を聞き、確かめ、修正したかという事実から書き始められます。広く学んだ内容を、自分が仕事を選ぶための具体的な比較材料へつなげましょう。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 大手前大学 現代社会学部確認日:2026-09-10 / 4分野説明と情報専攻リンク、2025年度学部企業例、支援、公務員養成
  2. 大手前大学 人間情報学部2027年4月開設確認日:2026-09-10 / 2026/8/31発表、8/28認可、2027/4開設。現代社会全部の改称とは書かない
  3. 大手前大学 2025年度就職実績等について確認日:2026-09-10 / 97.2%、希望者分母、2026/8/25
  4. 大手前大学 神戸市営地下鉄とのコラボマップ第4弾確認日:2026-09-10 / 2026/5/21、現代社会ゼミ取材撮影原稿制作、交通局連携
  5. 大手前大学 白鶴酒造・白雪食品を訪問・取材確認日:2026-09-10 / 2026/9/1公開、7/10と8/7企業訪問、企画取材提案。採用商品化の断定なし
  6. 大手前大学 情報・コンピュータ専攻確認日:2026-09-10 / Webプログラミングアプリシステムの学修、在学生の経験向け
  7. 大手前大学 就職・キャリア支援確認日:2026-09-10 / 個人面談添削模擬面接授業合同説明会

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