就職実績は、希望者の率と学科別の企業例に分ける

大学公式ページは、2025年度卒業生の就職希望者に対する就職率を97.4%としています。これは全学の数値であり、各学部の就職率や、希望した職種に就けた割合とは分けて読みます。[1]​‌‌​‌‌‌​‌‌​​​​‌​‌​​‌‌‌​​​​‌‌​‌‌​​‌‌‌‌‌‌​​‌‌​‌​‌‌​‌‌‌​‌‌‌​‌‌​​‌‌​

2025年度の企業例は学科別に掲載されています。機械工学科のディスコ、電気情報工学科のキオクシア、環境生命化学科のニチレイフーズ、ロボティクス学科のスズキ、情報メディア工学科の富士通など、学びと関係する候補を調べる入口になります。[2]

一覧には大学院の進路も別に載っています。大学院の企業例を学部卒業生の実績として混ぜず、企業の名称から個人の配属を推測しないようにします。気になる企業の現在の募集職種、必要な専門、応募期限を確認してください。

3学部の学びを、仕事の工程に結び付ける

日本工業大学は基幹工学部、先進工学部、建築学部を案内しています。基幹工学部の電気情報工学科と環境生命化学科は、2025年4月にそれぞれ電気電子通信工学科と応用化学科から名称が変わっています。[3] [4]

経験から仕事を調べる入口(編集部の提案)
学部振り返る経験比較したい工程
基幹工学部機械の設計、電気の計測、化学の実験開発・設計・評価・生産・品質
先進工学部ロボット制御、メディア制作、データ分析実装・テスト・制作・分析・運用
建築学部設計図や模型、材料や環境の実験、住空間の提案設計・施工・提案・維持管理

学部名だけで仕事が決まるわけではありません。自分が何を作る、測る、調べる、説明するのが好きだったかを考えます。その作業を求人の文章にある業務と比べると、専門を活かすという言葉の中身が具体的になります。

40分の個別相談を、次の行動が決まる時間にする

在学生向けの支援体制ページでは、月〜金曜日に1枠40分の学部担当制の個別相談を案内しています。求人検索NAVIから予約し、対面かオンラインかを選べます。書類添削、求人紹介、面接練習、複数内定の相談、活動がうまくいかないときの相談などが挙げられています。[5]

相談前に、比較した求人二つ、実験や制作の経験メモ一つ、応募期限の一覧を用意します。まだ応募先が決まっていなくても、「この作業は好きだが、仕事の違いが分からない」と資料を見せると、調べる方向を相談できます。

面談の終わりには、次に読む求人、書き直す文章、練習する質問を一つずつ決めましょう。次の相談へ持参するものまで決めておくと、助言を聞いただけで終わりにせず、準備を進められます。予約の空きや利用条件は最新の学内案内で確認してください。

先輩の履歴書とポートフォリオは、構成を学ぶために見る

大学は就職支援課に、先輩が内定を得た際の履歴書やポートフォリオを保存し、閲覧できると案内しています。早期内定者のパネルトークや卒業生座談会も紹介されています。[5]

閲覧するときは、内容を書き写すのではなく、目的と担当がどこに書かれているか、図や写真がどの説明を支えているかを見ます。自分の経験にない成果や技術を足す必要はありません。先輩の資料のどこが伝わりやすいかを、自分の資料の直し方へ変えてください。

例えば研究概要なら目的、方法、担当、結果、残る課題の順を考え、作品集なら制作意図、自分が作った部分、修正した点を整理します。共同制作では担当を明記し、研究室の未公開資料などを出す場合は教員と提出範囲を確認しましょう。

説明会や講座を、調べた仕事の確認に使う

支援体制の案内は、3年生の春学期をインターンシップの準備、秋学期を選考に向けた実践対策の時期として示しています。5・6月のインターンシップ説明会、10・11月の学内合同企業研究会、3月からの個別企業説明会・選考会なども掲載されています。[5]

これは大学が示す年間の流れです。各回の開催日や申し込みは学内で確認します。参加前に募集業務を読み、「設計と評価のどちらを担当するか」「顧客と話す場面はあるか」「入社後にどんな技術を学ぶか」といった質問を用意してください。

説明を聞いた後は、分かった仕事内容、自分の希望に合う点、まだ分からない条件を分けて記録します。応募すると決めた企業だけでなく、仕事の違いが見えた企業も面談の材料になります。

大学はWebで取り組める筆記試験対策も紹介しています。制作・実験に集中する時期でも、応募書類と試験準備が重ならないよう、短い練習時間を予定へ入れておきましょう。[1]

専門用語を減らし、自分が確かめたことを話す

編集部の架空の例です。「制作した装置が条件によって動かなかったため、私は入力と出力を記録して確認しました。原因の候補を一つずつ調べ、変えた条件と結果を表にまとめました。チーム内で同じ確認をできるようにしたことが、自分の担当として説明できる点です。」

実在の学生の体験談ではありません。自分の経験では、装置や課題の目的を短く伝えたうえで、実際に調べた条件や結果を補います。初めて聞く相手にも分かる説明と、技術の詳細に答える説明の両方を用意すると、面接練習が進めやすくなります。

教員には専門内容が正確かを、就職支援課には担当や工夫が読み手に伝わるかを確認する使い方が考えられます。大学は学科の就職支援委員と職員の連携を案内しているため、迷う点に合わせて相談しましょう。[1]

勤務地や個別事情も、早めに相談する

大学はU・Iターン相談会と自治体との協定を案内しています。地元で働く希望がある人は、本社の場所だけでなく、募集勤務地、転勤、通勤範囲を調べ、希望する地域を具体的に伝えましょう。[6]

留学生向けには相談窓口や就職ガイダンス、受け入れ企業情報の提供を、障がいのある学生向けには予約制の個別面談や求人検索の支援を紹介しています。利用に必要な手続きや資料は窓口に確認し、自分の希望と活動上の困りごとを整理して持参してください。[6]

今日そろえるのは、求人二つと経験メモ一つ

  • 求人検索NAVIなどで、担当工程の異なる求人を二つ読む。
  • 授業・実験・制作から、自分が工夫した一場面を200字程度にする。
  • 応募期限と研究・制作の予定を同じ表に入れる。
  • 個別相談を予約し、求人と経験をどう結び付けるか確認する。

学歴への不安で動きづらくても、自分が確かめ、直した事実は準備の材料になります。日本工業大学の支援を使い、仕事を選ぶ理由と、自分がそこで学び続けるための土台を具体的に伝えていきましょう。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 日本工業大学 キャリア・就職の特長確認日:2026-09-10 / 2025卒全学就職希望者分母97.4、教員職員連携、Web筆記対策
  2. 日本工業大学 受験生の方確認日:2026-09-10 / 2025年度学科企業例と大学院別掲。倍率相違は引用なし
  3. 日本工業大学 学部・大学院確認日:2026-09-10 / 3学部現組織
  4. 日本工業大学 保護者の方確認日:2026-09-10 / 2025/4基幹二学科改称
  5. 日本工業大学 支援体制確認日:2026-09-10 / 平日40分NAVI予約対面online、先輩履歴書portfolio閲覧、講座と説明会年間月
  6. 日本工業大学 多様なニーズへの対応確認日:2026-09-10 / UI相談、留学生・障がい学生窓口と求人支援

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