工学科の5学系8コースから、仕事との接点を考える

新潟工科大学工学部は工学科に5学系8コースを置きます。機械、電子情報、建築都市、食品・環境化学に加え、2026年4月にはビジネス構創学系の地域イノベーションコースが開設されました。新コースの進路は、過年度の卒業生の就職実績と区別して考えます。[3]​​‌​​‌‌​​‌‌‌​​​​‌​‌‌​​‌​​​​‌​​‌‌​​‌‌‌​‌​‌​‌‌​​‌‌‌​​​‌‌​‌‌‌‌‌‌‌‌​

学びと職種を調べる入口
学系コース求人で確かめる方向
機械システム先進製造、ロボット・システム制御設計、加工、生産、制御等の担当業務
電子情報電気電子、知能情報通信電気・電子、通信、ソフトウェア等の技能
建築都市建築、都市防災設計、構造、環境、施工等の業務と資格
食品・環境化学食品・環境化学分析、製造、品質、環境関連の仕事
ビジネス構創地域イノベーション地域や企業の課題を技術と社会の両面から考える仕事
[3]

コース名と職種は一対一ではありません。履修した内容から関心のある仕事を探し、その仕事に必要な知識・技術を求人で確認しましょう。地域イノベーションコースは2026年開設で、2025年度卒業生の就職先を同コースの成果として紹介することはできません。[3] [7]

2025年度は就職希望127人全員が就職

2026年4月1日時点の公式進路表では、工学部工学科の2026年3月卒業者は142人です。就職希望者127人に対して就職者127人で、就職率は100%。大学院への進学者は14人で、本学13人、他大学1人と記載されています。[1]

工学部の2025年度進路
項目人数・割合
卒業者142人
就職希望者127人
就職者127人
就職率100%(127÷127)
大学院進学14人(本学13人・他大学1人)
就職者の勤務予定地域新潟県内94人・県外33人
[1] [2]

就職率の分母は卒業者全員ではなく、就職希望者です。希望する職種への採用率や大手企業への内定率ではありません。また、同じ資料に載る大学院の就職者17人を、工学部127人へ足して学部の実績として示さないようにします。[1]

就職先の学部欄と大学院欄を分けて読む

2025年度就職先一覧は企業ごとに工学部・大学院の人数と勤務予定地域を掲載しています。工学部の例には植木組4人、加賀田組4人、日本精機3人、エヌエスアドバンテック3人、インテック1人、キヤノントッキ1人などがあります。[2]

2025年度の工学部就職先例
企業・機関工学部人数求人で確認すること
植木組、加賀田組各4人募集職種、工事・設計等の担当範囲
日本精機3人開発・生産等の職種、必要技術
エヌエスアドバンテック3人業務内容と配属の仕組み
インテック1人担当するシステムや技術分野
キヤノントッキ1人機械・電気等の専門との接点
新潟県1人試験・採用区分
[2]

これらの企業にどのコースの学生がどの職種で採用されたかは、一覧だけでは確認できません。たとえば日本精機の全体合計は5人ですが、工学部3人と大学院2人に分かれます。大学院欄だけに載る企業を学部就職先として挙げないよう、元の表を確かめてください。[2]

実験・制作は、条件と改善の理由を説明する

大学は1年次に工学の基礎、2年次から専門科目を学び、3・4年次に専門性を深める流れを案内しています。他コースの科目を履修することも可能です。工学基礎実験ではデータ整理や報告書、発表を、工学基礎ゼミでは制作と協働を学ぶと説明しています。[4]

研究や制作を選考で伝えるときは、成果物だけでなく、課題条件、選んだ方法、比較結果、改善した理由を一つの流れにまとめます。専門外の面接官にも伝わるよう、技術用語は目的や具体例を添えて説明しましょう。

技術経験を整理するメモ
項目自分の経験で書くこと
課題何をできるようにするための実験・制作か
条件精度、時間、材料、安全などの制約
検証比較した方法と、測定・評価の基準
改善不具合や指摘を受けて変えた点
担当共同作業で自分が行った範囲

編集部の架空の例:「装置の動作が安定しなかったため、変更点を一度に増やさず、入力条件と設定を分けて確認しました。結果を表にし、再現できる条件をチームに共有しました」。実際に使っていない機器や未確認の性能を付け加えず、再現できた範囲を説明します。

企業連携の機会では、学びと仕事の違いを確かめる

企業連携のキャリア教育には、企業の課題に異なる学年・コースのグループで取り組む学内企業インターンシップ、企業人の講演を聞く産業探究、オンキャンパス企業見学会などがあります。現場の技術や課題と、自分の授業内容を比較する機会です。[6]

参加するときは「どの科目が役に立ちますか」だけでなく、「新人はどの工程から担当しますか」「品質や安全の確認を誰と進めますか」「入社までに準備するとよいことは何ですか」と聞いてみましょう。実施内容や参加条件は年度ごとの案内を確認します。

地域イノベーションコースでは、地域・産業課題演習と企業・NPO等での実習を通じて、技術と社会の両面から課題を考える学びを案内しています。企画や提案の経験を話す際も、課題をどう把握し、関係者の意見をどう確かめたかを具体化できます。[7]

学務課と教員へ、求人と経験のメモを持って相談する

就職支援は、学務課の相談対応、指導教員の個別指導、就職相談を担当する特任教授、学内でのハローワーク相談を案内しています。筆記・適性試験、マナー、選考対策、模擬面接などの講座もあります。[5]

今週は気になる求人を2〜3件並べ、必要な技術と自分の経験を照合してみてください。設計課題、実験、プログラミング、企業連携活動のいずれか一つをまとめ、説明の伝わり方を相談しましょう。大学名だけから通過可能性を判断するより、応募条件と仕事の理解を具体的に確かめることが準備になります。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 令和7年度卒業・修了者の進路状況確認日:2026-09-11 / 全1頁全文文字画像。2026/4/1。学部卒142希望127就127県内94県外33、進14本13他1。院前期18希望17就17進1、後期修了なし。
  2. 令和7年度卒業・修了者就職先一覧確認日:2026-09-11 / 全3頁全文文字画像。2026/4/1。工学部127と院17別。企業別人数と勤務予定地域あり、職種不明。県内学部94/12774%と全体102/14470.8%別。会員企業49社71うち院4=学部67。
  3. 5学系8コースの学び確認日:2026-09-11 / 全文。2026/4地域イノベーション新設、ほか7コース。旧sp/3学系8コース案内は不使用。
  4. 段階的に学べる4年間確認日:2026-09-11 / 全文。1年基礎、2年専門、他コース履修可能。古い4学系/7コースやコンピュータリテラシ重複説明不使用。学納金条件未確認不使用。
  5. 就職データ・サポート体制確認日:2026-09-11 / 全文。2025就100。学務課・教員・特任教授・学内ハローワーク、各種講座・企業説明会。50.4%は上場/300人以上/公務員合算で大手率としない。満足度希望割合求人倍率の分母未確認で不使用。
  6. 企業連携によるキャリア教育確認日:2026-09-11 / 全文。1年から産学協同科目、学内企業インターンシップ異学年コースgroup、産業探究、オンキャンパス見学。
  7. 地域イノベーションコース確認日:2026-09-11 / 全文。地域産業課題演習、現場実習、マネジメントGX、学士工学。将来進路は期待で実績なし。画像未読事例不使用。

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