2025年度は進学44人、就職28人。2学科を合わせた実績

九州大学薬学部の2025年度卒業者は77人です。2026年5月1日現在の公式進路表では、進学44人、就職決定28人、進学・就職以外5人とされています。これは薬学部全体の人数で、4年制と6年制の進路を合わせた結果です。[1] [3]​​‌​​‌‌‌‌‌‌‌​‌​‌​​​​‌‌​​​​​‌​​​​‌​‌‌​​‌​‌​​‌‌​​‌‌‌​​‌​‌‌‌‌​‌‌​‌​

2025年度薬学部卒業者の進路
項目人数注意点
卒業者77人薬学部全体
進学者44人修士・博士などの内訳は全学表にない
就職希望者32人就職決定割合の分母
就職決定者28人企業等27人、公務員1人
進学・就職以外5人個別の状況は不明
[1]

就職希望者32人に対する決定者28人の割合は87.5%です。公式人数から計算しており、薬剤師国家試験の合格率とは異なります。「企業等」の区分には病院などの就職先もあるため、27人全員が製薬会社に就職したと読まないでください。[1] [2]

学部独自の進路ページには、創薬科学科、臨床薬学科、大学院修士課程を分けたグラフがあります。ただし、今回確認したグラフでは対象年度と人数の分母を特定できなかったため、割合は掲載していません。年度が明確な学部全体の人数と、各課程の目的を分けて確認します。[3]

創薬科学科4年制と臨床薬学科6年制で、進路の考え方が異なる

2学科を調べるときの出発点
学科主に考える方向就活・進学で確認すること
創薬科学科(4年制)薬に関わる研究や科学の専門性研究テーマ、大学院課程、応募職種の対象学位
臨床薬学科(6年制)薬剤師としての実践と研究資格取得の条件、業務、教育体制、研究を続ける道
[3] [4]

臨床薬学科は薬剤師養成を目的とした6年制の教育です。創薬科学科を、同じ学部だから同じ薬剤師養成課程だと考えないようにしましょう。薬剤師を目指す場合は、自分の課程と資格取得に必要な条件を公式の案内・窓口で確認してください。[3] [4]

創薬科学科について、大学公式に掲載された在校生の紹介では、生物・物理・化学など幅広い研究分野に触れ、大学院で専門性を深める経験が語られています。これは個人の経験で、全員が同じ研究室や企業へ進むことを示すものではありません。自分が何を研究したいかを具体化して、研究室や進学先を比較しましょう。[5]

臨床薬学科も卒業研究に取り組みます。病院・薬局と企業を単純な二択にせず、現場での実践、研究、教育など、将来担いたい役割から検討できます。進学を考える際は、修士と博士、4年制と6年制の卒業後の課程を同一視せず、志望課程の出願条件を調べてください。[4]

病院・薬局・製薬企業などの実績を、職種ごとに調べる

2025年度の大学公式学部就職先一覧には、九州大学病院、小倉記念病院、中外製薬、日本イーライリリー、総合メディカル、日本調剤などが掲載されています。学部卒業者の一覧であり、大学院修了者の企業名を上乗せしていません。[2]

ただし、会社・病院ごとの人数、学科別の内訳、職種は示されていません。製薬会社に入った人をすべて研究職、薬局運営企業に入った人をすべて同じ勤務条件と推定することはできません。募集単位ごとに、資格や学位の条件、勤務地、業務、教育制度を確認しましょう。

進路比較の質問例
候補確認したいこと
病院担当業務、教育体制、研究との関わり、配属
薬局運営企業店舗や地域の特徴、研修、異動、担当業務
製薬・関連企業募集職種、対象学位・専門分野、仕事内容
大学院研究テーマ、指導体制、課程、費用・期間

大手への実績があることは、応募先を知るきっかけになります。ただし、大学名だけで採用可能性を判断することはできません。学部卒と大学院修了で募集条件が異なる職種もあるため、気になる仕事の要項を先に確認し、不足する準備を整理してください。

実習と研究で、自分が確認・説明したことを言葉にする

臨床薬学教育センターの案内では、基礎薬学を学んだ後に実践的な薬学の科目へ進み、模擬患者を用いた演習や病院・薬局での実務実習に取り組む構成が示されています。知識だけでなく、伝え方や他職種との連携、研究する力も教育の対象です。[4]

実習経験を応募書類に書く際は、指導のもとで自分が行ったことと、見学したことを分けます。患者の個人情報を含めず、確認不足に気づいて指導者へ相談した、相手に伝わる説明を考えたなど、自分の行動を具体化してください。学生としての経験を、独立して治療を判断した実績のように書かないようにします。

研究経験なら、目的、方法、自分の担当、結果と限界を一つずつ整理します。使用機器や手法の名前だけでなく、なぜその条件で試し、予想と異なった際に何を見直したかを説明しましょう。共同研究の情報や未公開データは、応募書類で使ってよい範囲を教員に確認します。

面接では、正確さを保つための行動を一つ示す

編集部の架空の回答例です。「演習で説明内容をまとめた際、私は資料に書かれた事実と、自分の理解が曖昧な点を分けて整理しました。不明点は指導者に確認し、相手が理解しやすい順序に直しました。専門的な内容ほど、確認せずに断定しないことを意識するようになりました」。実際に取り組んだ内容へ置き換え、患者対応や研究成果を創作しないでください。

病院や薬局を志望するなら、その経験と関心のある業務をつなげます。企業を志望するなら、研究、開発など募集職種の仕事内容を調べたうえで、正確な情報整理や検証の経験をどう生かしたいか考えます。相手によって内容を盛るのではなく、同じ事実の中で関係する点を選びましょう。

募集情報と経験メモを持って、進路相談へ

薬学部の進路案内は、個々の学生の適性を踏まえた進路指導や就職情報の提供を説明しています。全学の就職相談も、事前予約による対面・オンラインや書類添削に対応しています。専門分野や履修の相談は教員・学部へ、応募書類の伝え方は就職相談へと、聞きたい内容を整理して活用してください。[3] [6]

今日の作業は、候補となる病院・企業または大学院を二つ選び、対象課程・資格、仕事内容や研究内容、次の締切を並べることです。その横に実習・研究の経験を一つ書き、どこが未確認なのかを明らかにして次の準備を決めましょう。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 令和7年度卒業・修了後の進路状況確認日:2026-09-10 / PDF1頁画像確認。薬卒77進44希望32決定28他5、企業等27公務1
  2. 令和7年度卒業生の主な就職先確認日:2026-09-10 / PDF1頁画像確認。薬学部の少数例、学科別職種不明
  3. 卒業後の多彩な進路確認日:2026-09-10 / 4年制創薬科学、6年制臨床薬学。学部・大学院就職先別。円グラフ原画像2枚確認したが年度・分母不明のため不使用
  4. 臨床薬学教育センター・カリキュラム確認日:2026-09-10 / 基礎薬学→実践薬学、模擬患者演習、実務実習、卒業研究
  5. キャンパスライフ確認日:2026-09-10 / 在校生記述として創薬科学の研究分野、生物・物理・化学。個人体験を全員へ一般化しない
  6. 就職相談確認日:2026-09-10 / 予約制対面オンライン、書類添削

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