通学課程の2025年度就職率は98.2%。学科別では数値が異なる
九州医療科学大学社会福祉学部の通学課程では、2025年度卒業者57人、就職者55人、進学者0人と公表されています。就職率は就職者を就職希望者で割った98.2%です。大学には通信教育部社会福祉学部もありますが、この記事は通学課程を対象とし、通信課程の実績を合算していません。[1] [3]
| 学科・学部 | 就職者 | 就職率 | 進学者 |
|---|---|---|---|
| スポーツ健康福祉学科 | 33人 | 100% | 0人 |
| 臨床福祉学科 | 22人 | 95.7% | 0人 |
| 社会福祉学部計 | 55人 | 98.2% | 0人 |
100%はスポーツ健康福祉学科の就職希望者に対する率です。国家試験合格率や教員採用試験合格率、すべてのコースの就職率とは異なります。卒業者全員の就職を意味する数値でもないため、資格の準備と応募先選びはそれぞれ進める必要があります。
現在の4コースと、募集停止後の臨床福祉学科を分けて読む
現在のスポーツ健康福祉学科は、救急救命、スポーツ科学、鍼灸健康、ソーシャルワークの4コースを案内しています。旧スポーツ健康福祉コースはスポーツ科学コース、旧鍼灸健康福祉コースは鍼灸健康コースという表記で案内されます。名称の違いだけで別の学部と考えず、自分の入学年度の教育内容を確認しましょう。[4]
臨床福祉学科は2024年度入学生から募集停止となり、社会福祉コースはスポーツ健康福祉学科のソーシャルワークコースへ移っています。一方、2026年5月1日時点の通学課程の学生数には臨床福祉学科18人が掲載されており、在学生と卒業実績は残っています。募集停止を理由に、過去の実績を別学科へそのまま付け替えることはできません。[1] [3]
救急救命コースは2024年度開設です。2025年度の学科全体の就職実績を、この新しいコースの卒業実績として使わないようにしてください。職種ごとの資格条件や採用区分も、コース名とは別に確認します。[8]
教育・福祉・行政・企業の実績から、担当する仕事を調べる
2025年度のスポーツ健康福祉学科の一覧には、宮崎県教育委員会、延岡市役所、宮崎県警察本部、延岡市社会福祉協議会、リーフラス、アクティオなどが掲載されています。臨床福祉学科には延岡市役所、和田病院、大分県社会福祉事業団、コープみやざき、東郷メディキットなどがあります。いずれも学科別の実績で、就職先ごとの人数・職種やコース別内訳は示されていません。[2]
自治体の名前を見て全員が一般行政職、病院の名前を見て全員が医療ソーシャルワーカーと推定しないことが大切です。スポーツや福祉に関わる企業でも、指導、相談、営業、施設運営などのどの仕事を募集するかで、求められる経験が変わります。大手への就職実績だけで応募を決めず、担当業務と支援対象から比較しましょう。
| 関心分野 | 確認すること |
|---|---|
| スポーツ指導・教育 | 対象年齢、指導内容、必要な資格・免許、雇用形態 |
| 鍼灸・健康支援 | 募集職種、資格条件、指導体制、勤務条件 |
| 福祉・相談援助 | 支援対象、相談の役割、関係機関との連携、資格条件 |
| 救急・行政 | 採用区分、資格条件、試験内容、募集日程 |
求人に書かれた資格名が取得見込みでよいのか、採用時に必要なのかも確認してください。大学の取得可能資格一覧には履修や入学年度の条件があるため、掲載された資格をすべて自動的に取得できる前提にはしません。
「人を支えたい」を、自分が行った工夫で説明する
スポーツ科学コースは校外実習や地域の高校のスポーツをデータ等で支える学びを、鍼灸健康コースは大学附属のはり灸治療所で問診・記録・治療の補助などを学ぶ環境を案内しています。ソーシャルワークコースには相談援助の実習と地域連携、救急救命コースには機器を使った学びや他職種との連携を意識した教育があります。[5] [6] [7] [8]
経験を選ぶときは、相手に何が必要だったか、自分は何を観察したか、教員や担当者の助言からどう行動を変えたかを整理します。競技成績や資格名だけでなく、説明の仕方を変えた、記録を確認した、担当者へ情報を伝えたなど、実際にした工夫が材料になります。
編集部の架空の回答例です。「地域活動で説明が伝わりにくい場面があり、私は相手が困っている箇所を確認してから、手順を一つずつ説明し直しました。担当者にも状況を共有し、次回は最初に確認する項目をそろえました。支援する側の都合だけで進めず、相手の理解を確かめることを学びました」。実際の活動に置き換え、学生として関わった範囲を超える判断や処置は加えないでください。
研究や授業を材料にする人は、対象者やテーマを選んだ理由、調べた資料、考えが変わった点を説明できます。実習先や相談相手が特定できる情報は出さず、何を学んだかを中心に伝えると、経験を守りながら仕事への姿勢を示せます。
資格・採用試験・企業選考の予定を並べて相談する
キャリアサポートセンターは、年次を問わない進路相談、学部別ガイダンス、求人検索NAVI、先輩の受験報告書、病院・福祉施設・企業・自治体等の説明会を案内しています。資格や履修の条件は教員に、応募先や選考の準備はキャリア相談に確認し、必要な情報をそろえていきましょう。[9]
今日の作業は、希望する仕事を二つ選び、支援対象、具体的な業務、資格条件、応募期限を書き出すことです。次に自分の経験を一つ選び、相手の状況、自分の工夫、結果を短くまとめます。何となく福祉やスポーツに関わりたいという段階から、どの役割で関わりたいかを考える準備になります。
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
- 学生数・教員数確認日:2026-09-10 / 令和7年度通学社会福祉卒業57、就職55、98.2%。臨床福祉22/95.7、スポーツ33/100。進学0。令和8年度臨床福祉在籍18
- 令和7年度卒業生学科別就職先一覧確認日:2026-09-10 / 2026May1、スポーツ健康福祉・臨床福祉の学科別一覧
- 学部・学科確認日:2026-09-10 / 臨床福祉2024年度募集停止、社会福祉コース移行。通信と通学分離
- スポーツ健康福祉学科確認日:2026-09-10 / 現行4コースと旧名称
- スポーツ科学コース確認日:2026-09-10 / 校外実習・地域高校のスポーツをデータで支援
- 鍼灸健康コース確認日:2026-09-10 / 附属はり灸治療所で問診・記録・補助など
- ソーシャルワークコース確認日:2026-09-10 / 相談援助実習・地域連携。資格の入学年度条件を一律化しない
- 救急救命コース確認日:2026-09-10 / 2024年度開設、機器・実習・連携の教育
- 就職サポート体制確認日:2026-09-10 / 相談・求人検索・受験報告・学内説明会