学部の学びと、自分が説明する経験

法学部は法律学科と法政策学科を置き、法や政治・政策の学修、ゼミでの検討、法律特進・公務特進などのプログラムを案内しています。公務を志望する人だけでなく、企業で働く人も、事実と意見を分けて考えた経験を振り返ることができます。[3]​​​‌​‌‌​​‌‌​‌‌​​‌‌​​‌‌​‌​‌​​​‌‌​‌‌​​​‌‌‌​​​‌​​‌‌‌‌‌​‌​​​‌​‌‌​‌​‌

2025年度の進路を、分母をそろえて読む

2025年度卒業生の進路(人数は人)
学科・区分卒業生就職希望者就職者大学院進学就職率
法律383353349798.9%
法政策182169167198.8%
学部計565522516898.9%
[1] [2]

就職率は就職者数を就職希望者数で割った割合です。大学の統計では就職、就職(短時間)、未就職を分けて記載しています。卒業生全員が分母の数字ではなく、自分の選考通過確率を表すものでもありません。[1]

大学院進学8人を、法曹資格の取得者8人と読み替えることはできません。就職率は就職希望者522人が分母です。学科別の率だけでは、民間・公務それぞれの希望者や試験合格者の割合は求められません。

主な就職先から、仕事を調べる候補を作る

2025年度・公式掲載先の抜粋
見る観点掲載先
民間の例日立製作所、島津製作所、堀場製作所、BIPROGY
国家公務等の例国家公務員一般職(国土交通省)、裁判所事務官一般職、国税専門官
地方・安全分野の例京都市役所、兵庫県庁、京都府警察本部、京都市消防局
[2]

公務の一覧には採用区分や職種が示されたものがありますが、民間企業の一覧から法務職などの配属を推定することはできません。公務員全体を一つの試験として準備せず、受ける区分を確認します。

大手・有名企業の掲載があっても、その企業に何人が応募し何人が通過したかは分かりません。希望する企業は候補に残しながら、仕事内容と働く条件に納得できる他の候補も比べましょう。

併願の準備は、共通部分と個別部分に分ける

編集部の予定表づくり
方向個別に確認すること先に準備できること
民間企業職種、提出物、選考と締切経験の整理、仕事の理解
公務機関・採用区分、試験、申込期間取り組みたい課題、活動の振り返り
大学院研究分野、出願条件、選考研究の関心、読んだ資料

公務か民間かを決めきれない間も、締切を一枚に並べ、準備が重なる時期を確認できます。試験科目や出願要件は年度と募集ごとに異なるため、先輩の予定をそのまま使わず、現在の公式募集で確かめてください。

民間の志望理由にも、法学の学びをつなげられる

「法律を学んだので法務に行きたい」と考えるなら、まずその採用枠があるかを確認します。営業や企画などを検討する場合は、取引の条件を丁寧に確認したい、複数の関係者の立場を整理する仕事に関心があるなど、自分の経験と業務の接点を探します。学部名だけで特定職種への適性は決まりません。

公務では「社会の役に立ちたい」を、誰のどんな困りごとか、どの機関の仕事として関わりたいかに絞ります。身近な不便を感じただけで政策の効果を断定せず、その機関の事業や資料を読み、自分の関心と確かめた事実を分けましょう。

議論の結論より、前提をどう確かめたかを話す

学修経験を整理する問い
経験説明する行動
事例の検討確定した事実と仮定をどう区別したか
討論反対意見の根拠をどう把握したか
政策比較対象とする人や条件をそろえたか
共同発表論点を絞り、説明をどう修正したか

編集部の架空の回答例です。「ゼミの議論で結論が分かれたため、私は各自が前提にした条件を整理しました。同じ資料の異なる箇所を根拠にしていたことが分かり、共通の条件を確認してから議論を再開しました。発表では合意できた点と意見が残る点を分けました」。

法律の知識を持っていることだけで論理的だと主張せず、実際に行った確認を一つ説明します。反対意見を変えさせたことが成果とは限りません。違いを明確にし、議論の土台を整えた行動も振り返れます。

試験の予定と面接の材料を同時に点検する

学部は法律特進・公務特進プログラムを紹介しています。全学の進路・就職支援センターでは個別相談、履歴書添削、模擬面接が利用できます。[3] [4]

まず応募を検討している区分と日程を一覧にし、準備時間が足りない箇所を相談します。次に授業や活動の経験を一つ選び、前提確認、判断、自分の行動を短く書いてください。民間向けと公務向けで経験を作り替える必要はありませんが、志望理由はそれぞれの仕事内容に合わせて確かめ直します。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 京都産業大学 2025年度進路状況統計確認日:2026-09-10 / 1頁。2025年9月・2026年3月学部卒業生、2026年5月1日現在。法学部欄
  2. 京都産業大学 法学部 進路・就職確認日:2026-09-10 / 2025年度就職状況の表と主な就職先。過年度インタビューを除く
  3. 京都産業大学 法学部確認日:2026-09-10 / 現行学科・教育・学部支援の紹介。2026-09-10確認
  4. 京都産業大学 進路・就職支援プログラム確認日:2026-09-10 / 専任スタッフの対面・オンライン個別相談、書類添削、模擬面接、京産ナビ

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