就職率100.00%と教員就職88人は別の数字

2025年度・2026年5月1日現在
項目人数・率
卒業者137人
就職希望者128人
就職者128人
就職率(就職者÷希望者)100.00%
大学院・専攻科への進学者4人
正規教員69人
臨時教員19人
教員計88人
[1]

就職率の分母は就職希望者128人です。卒業者全員を分母にした割合でも、教員採用試験に合格した人の割合でもありません。教員就職者88人の中でも、正規69人と臨時19人を分けて確認する必要があります。[1]‌‌​‌‌‌​​‌‌​​​‌​‌‌​‌​​‌‌‌‌​​​‌‌‌​​‌‌‌‌‌​​​‌‌‌​‌‌​​​​​​‌​‌​​​‌​​​‌

資料には秋季・早期卒業者と期限付き採用者を含み、教員には専門学校・大学の教員も含むという注記があります。小学校だけの実績や、正規教員だけの就職率として使わないようにしましょう。[1]

就職を希望しない学生は家事・資格や進学準備等3人、公務員・教員受験2人と別に掲載されています。進学者4人を含め、卒業後の選択は一つではありません。コース別の内訳や試験の受験者数は、この表では分かりません。[1]

14コースで専門を深め、教育の内容と方法を学ぶ

14コースの構成を整理
まとまり(編集部が整理)コース
教育の基盤・対象幼児教育、教育科学、特別支援教育
教科教育国語教育、社会科教育、数学教育、理科教育、英語教育
芸術・体育音楽教育、美術教育、保健体育教育
技術・生活・科学技術教育、家庭科教育、科学技術教育
[2]

学部は小学校・中学校・特別支援学校の教員養成を一体的に行い、4年間一貫した実習系授業を設けています。幼児教育コースでは幼稚園教諭・保育士の養成も扱い、学校教育教員養成課程では教員免許の取得が必須と説明されています。[2]

カリキュラムは教科内容や指導法だけでなく、教育制度、子どもの発達、教育相談、特別支援などを含みます。科目例を見て、実際に何を履修し、どの場面で使ったかを整理すると、学修と実習がつながります。[3]

編集部提案として、専門コースの名称だけで志望理由を作らず、どのような子どもの学びを支えたいか、何を教えるためにどんな準備をしたかを考えましょう。複数の領域を学べることと、全員が同じ免許・経験を持つことは別です。

免許取得と採用試験の条件を確認する

公式の資格案内には、小学校、中学校・高校の各教科、特別支援学校、幼稚園の教諭免許状や、保育士、学芸員などが掲載されています。どの免許・資格を得られるかは履修条件によるため、希望に合わせて計画する必要があります。[2]

高校の情報の免許については、他大学が開設する連携科目を履修する仕組みと、取得には諸条件があることが注記されています。学部に在籍するだけで、一覧の免許をすべて自動的に取得できるという意味ではありません。[2]

編集部提案:履修と採用の確認表
項目調べる内容
免許・資格校種・教科、必要な科目や実習、取得見込み
採用区分小学校・中学校・特別支援等、自治体や学校の募集
選考内容筆記、面接、模擬授業、実技等の有無
日程出願・試験・実習・卒論の重なり

学部の進路紹介にある早期選考の体験も、特定の時期・個人の事例です。同じ時期や条件の選考がすべての自治体で行われるとは限りません。自分が受ける年度の募集要項と、大学の案内を確かめてください。[4]

教職以外の就職先も、単年度の実績として見る

2025年度卒業者の主な就職先から抜粋
分野(編集部が整理)掲載例
教員公立学校教員(高知県、愛媛県ほか)
公務・保育福井地方検察庁、高知県庁、高知市立保育園ほか
製造・エネルギーコクヨ、四国ガス
情報通信NTTデータフロンティア、Sansan
金融四国銀行、高知銀行、名古屋銀行
その他ルートインジャパン、東京都社会福祉事業団、グロップ
[5]

これは2021〜2025年度の一覧のうち、2025年度の列を抜粋したものです。企業別人数や採用職種は示されておらず、情報通信への就職を全員技術職、金融への就職を全員同じコースと推定することはできません。

民間企業を検討する場合は、教育の学びがどんな業務につながるかを具体的に調べます。人に説明した経験、相手の理解を観察した経験、教材や資料を修正した経験などから、応募先で担いたい役割との接点を考えましょう。

教職以外の進路を選ぶことと、在学中に満たすべき卒業・免許の条件は別です。履修計画を教員に相談し、応募書類や試験準備と並行して必要な学修を進めてください。

教育実習は、教材と指導を見直した過程で説明する

高知大学教育学部は、模擬授業教室やICTを使う授業づくりを案内しています。カリキュラムの教材開発演習は、教える内容と教え方を結び付けて考える授業として紹介されています。[2] [3]

編集部提案:実習・模擬授業の経験を整理する
要素振り返る内容
ねらい何を理解してもらう授業・活動か
準備教材、説明の順番、想定する反応
観察実際の反応や、指導者からの指摘
改善次の実施へ向けて変えた内容
課題まだ十分でない点と、学び続けたいこと

編集部の架空の例:学生同士の模擬授業で、課題の説明が長く目的が伝わりにくいと指摘され、指導教員の助言を受けて問いの順番と提示資料を修正した。これは実在の児童・生徒への指導や成績改善の事例ではありません。

説明するときは、授業が成功したとまとめるだけでなく、どんな反応を根拠に見直したのかを伝えます。児童・生徒を特定できる情報や、確認していない学力向上の数値を加える必要はありません。

グループで教材を作った場合は、自分が担った範囲を明確にします。指導者の助言を受けたことを隠さず、そこから学びを取り入れて改善した行動を話すと、実習経験を本人の言葉で説明できます。

教職情報と個別相談を早めに使う

就職室は教職を志望する学生にメッセージ登録を案内し、大学推薦、模試、説明会、教職ガイダンス等の情報を届けています。教職ガイダンスは主に学部3年生・大学院1年生を対象としながら、学部1・2年生も参加できるとしています。[6]

学部の支援紹介には、模擬授業、面接、集団討論、実技、教職教養の対策が掲載されています。ただし、同ページの年間実施表は2022年度の例です。過去の実施月や回数を今年度の予定として使わず、現在の開催案内を確認してください。[7]

個別就職相談では、事前に資料を送付して相談する流れが案内されています。応募締切に余裕を持ち、希望する自治体や企業の募集要項、実習の振り返り、提出予定の書類を準備しましょう。[8]

編集部提案として、「どんな教師になりたいか」という理想と、「実習でそのために何をしたか」という経験を並べて相談します。民間企業を併願する人は、教職への思いだけでなく、その企業の仕事を選ぶ理由も確認してください。

採用試験・実習・卒論を一つの計画にまとめる

編集部提案:準備の順番
段階取り組むこと
希望の整理校種・教科・自治体、民間や進学の選択肢を確認
条件確認免許と卒業条件、採用区分、出願日程を照合
経験整理授業・実習・課外活動の担当と工夫を書き出す
練習と修正相談や模擬授業で指摘を受け、説明を改善
直前確認提出書類、試験案内、移動や実習との重複を点検

大学院へ進む場合は、研究テーマと指導体制、出願条件、学修期間を教員に相談します。学部の就職率が100.00%でも、本人の目的に合う進路は一つではありません。免許と仕事の条件を押さえ、実習で得た具体的な学びを進路選択に使いましょう。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 高知大学 令和7年度 学部卒業者就職等進路状況確認日:2026-09-11 / PDF1頁全確認。137128128100、進4他5、教69/19
  2. 高知大学 教育学部 学部概要確認日:2026-09-11 / 全文。14コース免許必須/情報他大学条件
  3. 高知大学 教育学部 カリキュラム確認日:2026-09-11 / 全文。教材開発・方法内容
  4. 高知大学 教育学部 卒業後の進路確認日:2026-09-11 / 全文。個人早期選考を現行普遍にしない、2024図不使用
  5. 高知大学 主な就職先一覧 令和3〜7年度確認日:2026-09-11 / 5頁全確認。p1教2025列、学士
  6. 高知大学 教職を目指している学生の方へ確認日:2026-09-11 / 全文。メッセージ配信/低学年参加可
  7. 高知大学 教育学部 就職支援・進路について確認日:2026-09-11 / 全文。対策種類、2022実施例は現年度予定でない
  8. 高知大学 就職相談確認日:2026-09-11 / 全文

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