現在の学科名と、卒業生の集計名を確かめる

教育学部には教育学科とスポーツ教育学科があります。2022年に発達教育学部から教育学部へ、ジュニアスポーツ教育学科からスポーツ教育学科へ名称を変更しました。教育学科は2024年に児童教育学科から改称しています。[1] [4] [5]‌‌​​‌​​​​​​‌​​​​​‌​‌‌​‌​‌​‌‌‌​​​‌​​​‌​‌​​​​‌​​‌​‌​‌‌‌​‌​‌​​​​​​‌

そのため、2025年度の進路資料には「児童教育学科」という名称が載っています。現在の教育学科を検討する際の参考資料にはなりますが、現在の名称の入学生が卒業した実績に置き換えてはいけません。また、大学はこの年度の通学部卒業生を「共学化前」と明記しています。[2]

2026年5月の通学部在籍表には、旧発達教育学部の心理学科2人とジュニアスポーツ教育学科1人も残っています。旧学部名が見つかっても、現在の募集組織や自分の正式な所属と同じとは限りません。履歴書の学部・学科欄は、在籍情報に合わせて記入しましょう。[2]

就職率100%を、人数と進路区分から読む

2025年度・通学部卒業生の進路(公式掲載値)
集計上の学科卒業者就職希望者就職者進学先決定者就職率
児童教育116人104人104人1人100.0%
スポーツ教育54人47人47人0人100.0%
[2]

就職率の分母は就職希望者です。児童教育では卒業116人のうち希望104人、スポーツ教育では卒業54人のうち希望47人を対象としています。公式表には非就職者がそれぞれ11人・7人と別掲されており、全卒業者の就職率として紹介する数字ではありません。[2]

また、この表だけでは正規雇用の割合や、教員・保育者になった人数、企業別の採用人数までは分かりません。「就職率が高いから自分の志望職種も決まる」と判断せず、次に職種・採用区分を確認する必要があります。就職と免許取得、採用試験合格もそれぞれ別の確認事項です。[2]

学校・園と企業では、比較する項目を変える

2025年度の児童教育学科の就職先には、小学校の区分に兵庫県・神戸市・大阪市など、特別支援学校の区分に神戸市・兵庫県・大阪府が載っています。幼稚園・保育所等に加え、その他の区分にはKCJ GROUPなども掲載されています。[3]

スポーツ教育学科には、学校等の区分に兵庫県・神戸市など、企業ではLAVA International、nobitel、イビデン、NTTロジスコサービスなどの名前があります。ただし、企業名の掲載から配属職種や雇用形態までは確定できません。学科名だけで応募分野を狭めず、仕事内容を確かめるための候補として使います。[3]

編集部提案:進路ごとの比較項目
進路最初に調べること相談に持参するもの
学校教員校種・教科・免許条件・採用区分取得予定免許と受験先の募集要項
幼稚園・保育所等必要資格・施設の方針・勤務体制実習記録と施設見学で聞きたいこと
スポーツ関連企業指導・運営など応募する職種の仕事内容競技経験と指導経験を分けたメモ
その他の企業職務内容・勤務地・研修・選考方法仕事に結び付く実習や企画運営の具体例

「兵庫県」という掲載も、表のどの校種の欄にあるかで意味が変わります。自治体名だけを抜き出して行政事務の実績に読み替えないことが大切です。自分の受験先では、今年度の募集要項の校種・教科・選考内容を確認してください。[3]

教育学科とスポーツ教育学科の学びを応募先につなぐ

教育学科は、小学校・中高教育、小学校教育プラス、幼児教育・保育の3コースを案内しています。小学校・中高教育では国語・数学・英語のいずれかを選び、中高免許取得には基礎となる小学校免許が必要です。小学校教育プラスの特別支援学校免許にも基礎免許の条件があり、定員50人、保育士資格には定員120人の記載があります。全員がすべての免許を取得できる制度ではありません。[4]

希望する免許が決まったら、履修、実習、試験準備を一枚の予定表にまとめます。複数の校種を検討している場合は「どの子どもに、どのような学びを届けたいか」を比較しましょう。免許の数だけで志望理由を作らず、実習で得た観察や授業づくりの関心を添えると、自分の選択を説明しやすくなります。

スポーツ教育学科の3コースは、学校体育・スポーツ教育、スポーツ心理・健康福祉、生涯スポーツ・マネジメントです。指導方法の改善、心身の測定や調査、地域イベントの企画・運営など、扱う課題が異なります。競技の成績に加え、誰のために何を工夫したかを整理すると、学びを仕事との接点で説明できます。[5]

たとえば指導に関心があるなら、相手の理解度や体力に合わせた説明の変更を振り返ります。運営に関心があるなら、参加者の案内、役割分担、当日の段取りを見直した経験が材料になります。競技を頑張った事実と、他者を支えたり運営を改善した事実を分けて書き出してください。

実習・部活動の経験を、再現できる行動として伝える

教育学科では実習の事前事後指導や学校園ボランティア、スポーツ教育学科では地域のスポーツ活動や企画運営を通じた学びが案内されています。参加した活動名の紹介だけで終えず、自分が担当した場面を一つ選ぶことが、自己PRを作る最初の作業です。[4] [5]

編集部の架空の例:「運動教室で説明を聞くだけでは動き出せない参加者がいたため、私は手順を短く区切って実演しました。次の回には説明の順番も見直し、参加者の反応を見ながら進めました」。これは実在の学生の体験談ではなく、対象・課題・自分の行動を分けるための文章例です。

実際に書くときは、担当人数や改善結果を記録で確認し、分からない数字を補わないようにします。チーム全体の成果は全体の成果、自分が行った調整は自分の行動として書き分けましょう。実習先の子どもや参加者が特定される情報は省き、指導者からの助言をどう反映したかを説明します。

教員志望なら指導観や授業改善へ、企業志望なら相手に応じた説明や協働の進め方へ、同じ経験のどの部分を伝えるかを調整します。大学名への不安があるときも、選考担当者が確認できる事実を一つずつ増やす準備から始められます。大学別の選考通過率は今回の公式資料では確認できません。

今週は、免許条件・応募先・経験の3点を相談する

キャリアセンターでは個人面談、履歴書・エントリーシートの添削、模擬面接、教員採用試験や公立幼保の対策などを案内しています。求人票はキャリア支援ナビ、進路別情報はTeamsでも提供されています。学科の履修相談と就職相談を使い分け、同じ予定表で両方の準備を確認しましょう。[6]

編集部提案:今週進める3つの作業
順序作業できあがるもの
1入学年度の要覧で免許・実習条件を確認する不足科目と確認事項の一覧
2志望する学校・園・企業を仕事内容で比較する採用条件と日程を記した候補表
3実習や部活動の1場面を面談・添削に持参する自分の行動が伝わる説明文

相談では「教員と企業で迷っています」だけでなく、「この校種の免許取得予定と、この企業の職種を比較しています。実習期間と選考準備をどう組めばよいですか」と尋ねると、具体的に検討できます。まだ候補がなくても、続けたい活動と負担に感じる仕事を書いて持参すれば、比較を始める材料になります。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 親和学園の沿革確認日:2026-09-11 / 2022年学部・学科名称変更、2024年教育学科への改称
  2. 大学データ:入学者・在籍者・卒業者等確認日:2026-09-11 / 2025年度通学部卒業者の進路、2026年5月1日在籍
  3. 2025年度の主な就職先確認日:2026-09-11 / 児童教育学科・スポーツ教育学科の実績
  4. 教育学科 コース紹介確認日:2026-09-11 / 3コース、免許取得の前提・定員、実習と採用試験支援
  5. スポーツ教育学科 コース紹介確認日:2026-09-11 / 3コース、指導・健康支援・企画運営の学び
  6. 就職・キャリア支援確認日:2026-09-11 / 面談・添削・模擬面接・教員等の試験対策

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