自分のコースに対応する実績を確認する

大学公式の就職先ページは、理工学科のコースごとに主な進路と就職先を案内しています。ページ全体では、就職先を過去2年間の実績から抜粋したものと説明しています。[1]

公式ページのコース別掲載例
掲載欄就職先の一部
生命科学山崎製パン、積水メディカル
数理・物理インテック、三菱電機エンジニアリング
応用化学出光興産、日清オイリオグループ
表面工学2023年度新設のため2027年度より掲載との案内
先進機械日産自動車、荏原製作所
電気・電子関電工、ホーチキ
土木・都市防災横浜市役所、清水建設
[1]

一覧の企業名から、採用人数や個々の卒業生の職種までは分かりません。同じ会社でも、研究・設計・生産・情報関連などの募集が分かれる場合があります。自分が応募する職種を募集要項で特定してください。

募集停止コースと新設コースを、現在の学生の所属と混ぜない

理工学部の公式紹介では、現在のコースと、学生募集停止と記されたコースが区別されています。情報ネット・メディアなど、以前のコースに在籍する人は、現在の受験生向けコース名へ自分の所属を置き換えず、学内の正式な表記を確認します。[2]

大学公式の情報学部の就職先欄には、前身の理工学部の情報ネット・メディアコースと健康科学・テクノロジーコースの実績であると注記されています。新しい情報学部の卒業実績と混ぜないようにしましょう。[1]

表面工学についても、主な進路として挙げられる分野と、今後掲載予定の就職先実績を区別します。同じ理工学部の別コースの企業名を、そのコースからの実績として移してはいけません。

専攻名だけでなく、採用職種の条件を読む

技術職の募集で確認すること(編集部作成)
項目確認内容
卒業段階学部卒・大学院修了など、対象の範囲
専攻必要な分野、履修、知識についての指定
職種研究、設計、開発、生産、運用等の募集区分
提出物研究概要、制作物、課題、成績資料等の有無
配属応募時に指定するか、入社後に決まるか
応募経路自由応募・推薦等の案内と、大学側の手続き

自分の専攻が会社の製品と近いことは、仕事を調べるきっかけになります。ただし、特定部門への配属や採用を保証するものではありません。応募条件を満たすか、どの仕事に関心があるかを分けて考えます。

推薦の制度を利用する場合は、募集先と大学のルールを先に確認します。応募後に初めて制約へ気づかないよう、必要な手続きや他の応募との関係を窓口で確かめてください。

研究が始まったばかりなら、目的と現在地を説明する

研究成果がまだ出ていない段階で、結論を作る必要はありません。研究の目的、現時点で理解している課題、自分が担当している作業、次に確かめることを分けます。募集で研究概要を求められた場合は、指定された形式や範囲に従いましょう。

研究説明の準備メモ
項目書く内容
目的何を明らかにしたい・改善したいのか
背景なぜその問いが必要なのか
方法どのような方法で確かめる計画か
担当自分が実施・検討している範囲はどこか
現在地分かったこと、未確認の点、次の作業

共同研究や研究室の情報を扱う場合は、外部に説明してよい範囲を教員に確認します。企業や研究室全体の成果を、本人が独力で達成したように書かないようにしてください。

実験・制作の経験は、原因をどう確かめたかに注目する

大きな成果がなくても、実験や制作で期待と異なる結果が出たときにどう対応したかを振り返れます。結果だけでなく、条件の確認、記録の見直し、助言の受け止め方まで整理すると、自分の行動が具体的になります。

「演習で結果が毎回変わり、最初は理由を説明できませんでした。そこで、記録を見直し、変更した条件と同じにした条件を分けました。分からない点は指導者に確認し、確認すべき項目を整理して再度取り組みました。結果の差を全て説明できたわけではありませんが、次からは作業前に条件を記録するようにしました。」

この例は、原因を完全に解明したという成果を作っていません。何を確認し、どこまで分かったかを正確に伝えています。自分の経験では、実際の担当と行動を使い、専門的な用語も自分が説明できる範囲にします。

大学院進学は、希望職種と学びたい研究を両方見る

大学院へ進めば必ず希望の会社に入れるとは言えません。応募したい職種の条件、研究を深めたい理由、指導体制、費用や期間を並べて考えます。学部卒で応募できる仕事と、大学院修了を求める募集も分けて調べてください。

進学を検討する際は、研究室や教員への相談と就職に関する相談を分けて使います。研究の内容と、自分が働きたい職種のつながりが曖昧なら、どの情報が足りないかを質問にして整理します。

就活と進学準備を併行する場合は、それぞれの期限を確認します。一般的な日程の印象だけに頼らず、自分が受ける入試や採用の公式要項から予定を組みましょう。

専門外の相手にも、目的と自分の工夫が伝わるようにする

最初に技術用語を並べるより、何のための課題かを一文で伝えます。その後に、自分が困った点、何を確かめたか、何を変えたかを話すと、相手が専門的な説明を理解する手がかりになります。

  • 課題の目的を短く説明する。
  • 自分の担当を、研究室やチームの担当と分ける。
  • 判断の理由を、検討した別案との違いで伝える。
  • 結果が出ていないことや、未確認の点を明確にする。
  • 相手の質問に合わせて、必要な情報を補足する。

技術的な深掘りに答えられない点があれば、言い回しを暗記する前に内容の理解へ戻ります。自分が行っていない処理や分析を、経験したように加えないことが大切です。

コースの資料と募集要項を持って相談する

大学の就職支援センターでは個別相談やES・面接の相談が案内されています。専攻・研究・推薦等に関する学内窓口での確認とあわせて、応募準備の順番を整理する材料にできます。[3]

まず自分の正式な所属、候補の募集職種、提出物と期限を確認します。その上で研究や演習の経験を一つ、目的・担当・工夫・結果に分けてメモにしましょう。

逆転就活塾へ相談する際も、大学名だけで技術職への可能性を決めず、実際の募集条件と自分が準備できることを整理します。コースや卒業段階の違いを丁寧に確認し、納得できる選択肢を増やしていきましょう。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 関東学院大学 卒業生の主な進路・就職先確認日:2026-09-09 / 理工学部のコース別掲載例と表面工学・前身情報系の注記
  2. 関東学院大学 理工学部確認日:2026-09-09 / コース紹介と学生募集停止の区別
  3. 関東学院大学 就職支援センター確認日:2026-09-09 / 個別相談の案内

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