2025年度の就職率99.6%は、就職活動者249人に対する割合

2025年度・社会安全学部の就職・進路状況
項目人数・率
卒業者271人
就職活動者249人
就職決定者248人
大学院進学者13人
就職率99.6%
[1]

就職率は248人を249人で割った値です。卒業者全員が就職した割合や、防災に関する専門職への就職率ではありません。進学者も別に掲載されているので、就職するか、研究を続けるかを分けて考えましょう。[1]‌​​‌​‌‌‌​‌‌​‌​‌​​​‌‌‌‌‌‌‌​‌‌​​‌‌​​​​‌​‌‌‌​​‌‌​​​​‌​​‌​‌‌​‌‌‌‌‌‌‌

就職者248人の主な業種(2026年5月1日現在)
業種人数
製造業46人
卸売業・小売業37人
情報通信業35人
教育・広告・その他サービス業34人
金融業・保険業27人
公務員・公立学校教員23人
[2]

公務員・公立学校教員の23人を、全員警察官・消防職だと読み替えることはできません。また、企業に就職した人が全員危機管理部門へ配属されたことも、この業種表では分かりません。

2025年3月卒業生の就職先を、進路の幅を知るために使う

学部の就職実績ページに掲載されている企業・機関名は、2025年3月卒業生の実績です。2025年度の人数表より前の年度に当たるため、別の資料として読みましょう。ページにある99.2%という率も、この2025年3月卒業生の数字です。[3]

2025年3月卒業生の主な就職先からの例
分野企業・機関の例
製造業ダイキン工業、能美防災、ホーチキ、村田製作所
サービス業などセコム、西日本高速道路、日本赤十字社大阪府支部
情報通信業ゼンリン、デジタルアーツ、富士ソフト、日本総合研究所
交通・運輸JR東海、JR西日本、全日本空輸、日本航空
金融・保険損害保険ジャパン、日本生命保険、三井住友海上火災保険
公務員など国家公務員一般職、大阪府職員、高槻市職員、東京消防庁
[3]

防災や安全を扱う企業の名前があっても、学生がどの職種で採用されたかは別に確認します。例えば製造業なら開発・営業・生産など、交通分野なら運行や管理など、多様な仕事のうち何を募集しているかを調べてください。

編集部提案として、気になる企業・機関について「誰の安全や生活を支えるか」「どんな商品・サービスや業務を担うか」「自分が応募できる職種」を書きます。社会安全という学部名と似た言葉が採用ページにあるかだけでなく、実際の仕事内容を比較することが大切です。

自然災害と社会災害の両面から、専門の関心を整理する

社会安全学部は安全マネジメント学科を置き、法学・政治学・経済学・心理学・工学・情報学などを組み合わせて学びます。自然災害マネジメント科目と社会災害マネジメント科目があり、両方の分野の知識を使って安全の課題を考える構成です。[4] [5]

学びの方向と、編集部提案の仕事研究の問い
学びの方向公式案内に示された内容仕事を調べる問い
自然災害災害の仕組み、防災・減災、被災者支援、復旧・復興予防、発生時、復旧のどの段階に関わりたいか
社会災害事故、ヒューマンエラー、労働安全、危機管理などどんな業務や仕組みの改善に関心があるか
[4] [5]

学部が扱うテーマは幅広い一方、3年次からの専門演習では自分の関心を深めます。就活で全部の分野に詳しいと説明する必要はありません。ゼミや実習で実際に扱った対象を選び、どの視点を使って調べたかを伝えましょう。[5]

学部の「学びの3フィールド」は社会・人間・自然の視点を示しています。制度や地域の仕組み、人の行動、自然現象を別々に見るだけでなく、関係を考える学びとして説明できます。これは3つの別学科や、就職先を分けるコースの名称ではありません。[6]

実習・研究は、分析の前提と自分の役割を伝える

学部のQ&AにはIT実習に加え、選択実習として災害シミュレーション、人間行動実験、社会調査、GISなどが案内されています。選択する授業によって経験は異なるため、自分が受講して行った作業を説明します。[5]

編集部提案:実習経験を整理するメモ
項目確認すること
問いどんな課題や現象を確かめようとしたか
資料・条件いつ、どこを対象にし、何を前提としたか
担当自分が集めた情報や行った分析・調整は何か
検討別の案や解釈と比べ、何を修正したか
限界その結果だけでは分からないことは何か

編集部の架空の例:地域の案内資料を検討する演習で、学生が最初にまとめた説明は専門用語が多かった。学生は読み手を想定して言葉と図の順序を変え、授業内で意見をもらって修正した。ただし実際の災害時の行動を測ったわけではないので、防災効果を実証したとは説明しなかった。これは実在の活動や内定の事例ではありません。

安全に関わる研究では、計算やシミュレーション上の結果と、現場で確かめた結果を分けることが大切です。就活でも、被害を減らした、事故を防いだと結論を広げず、確認できた条件と残る課題を示しましょう。

編集部提案として、学外の人と協働した経験なら、研究成果だけでなく、相手の意見をどう聞き、説明や進め方をどう調整したかも残します。社会安全の知識と、異なる立場の人と進めた行動を一緒に伝えられます。

公務・企業・進学の条件を、同じ表で比べる

編集部提案:進路ごとの確認事項
進路仕事内容・学修準備
公務員志望機関と業務、希望する受験区分当年度の募集、試験・面接、日程
民間企業事業、募集職種、配属、学位・専門の条件応募書類、選考方法、経験の説明
大学院研究したい問いと指導分野入試、学修計画、修了後の希望

防災や危機管理を学んだことは関心を説明する材料になりますが、それだけで特定の担当部署に配属されるとは限りません。企業・機関が掲げる方針と、募集職種の日常業務を分けて確認しましょう。

学部は独自に認定する資格として社会安全士を案内しています。指定科目の成績や学外講習などの条件があり、国家資格として紹介したり、卒業すれば全員が取得すると説明したりしないようにします。具体的な履修・取得条件は自分の年度の案内で確認してください。[5]

教職などを考える場合も、必要な履修と採用選考の両方を整理します。就職と進学を併せて検討している人は、学部全体の就職率だけで決めず、希望する仕事に必要な専門や研究を教員に相談しましょう。

高槻ミューズキャンパスの相談窓口を使う

学部の就職ページは、キャリアセンター高槻ミューズキャンパス分室でのガイダンスやセミナー、講座に関する相談、資料の利用などを案内しています。学部独自のインターンシッププログラムや、1年次からのキャリア形成にも触れています。実施時期や参加条件は最新の学内案内で確認してください。[3]

編集部提案として、相談前に「関心のある安全の課題」「授業や研究で行ったこと」「候補の仕事」「未確認の条件」を一枚にします。進路が定まっていなければ、公務と民間の候補を一つずつ調べて持参すると、比べるために不足している情報が見つかります。

自己PRでは、安全を守る使命感だけでなく、情報を確かめ、条件を整理し、相手に合わせて伝えた行動を話してみましょう。社会安全学部の学びを抽象的な意欲で終わらせず、自分が実際に取り組んだ内容として示すことが、次の準備につながります。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 関西大学 2025年度・2024年度 就職・進路状況確認日:2026-09-11 / PDF全頁、社安271卒249活動248就13院99.6
  2. 関西大学 業種別就職状況確認日:2026-09-11 / 画像全頁、社安248分母
  3. 関西大学 社会安全学部 就職実績確認日:2026-09-11 / 全文2289字。2025-03卒=2024年度、99.2は旧。キャリアミューズ分室
  4. 関西大学 社会安全学部とは確認日:2026-09-11 / 全文2943字、安全マネジメント学科/文理融合/2科目分野
  5. 関西大学 社会安全学部 よくあるご質問確認日:2026-09-11 / 全文5248字。実習選択、3年次ゼミ、社会安全士独自認定。旧想定就職は実績不使用
  6. 関西大学 学びの3フィールド確認日:2026-09-11 / 全文979字、社会・人間・自然。個別卒論の効果断定不使用

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