就職率98.9%は希望者が分母。学科別人数も確認する

2025年度卒業者・2026年5月1日現在
区分卒業者就職希望者就職者進学者その他
法経社会学科249人226人223人8人18人
人文学科171人142人141人16人14人
学部合計420人368人364人24人32人
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学部就職率98.9%は就職者364人を就職希望者368人で割った値です。卒業者420人全員の割合や、希望した第一志望への内定率ではありません。就職希望で未定の4人を、「その他」32人と別区分として足さないでください。[1]‌‌​​‌‌‌​​​​​‌​​​‌‌​‌‌‌​‌‌​​‌​‌‌​‌‌‌​​​​​​‌​​‌​‌‌​​​‌‌​​​​​​​‌‌‌​

就職者364人、進学者24人、その他32人を合わせると卒業者420人になります。「その他」には採用試験の準備や進路不明などが含まれ、全員が就職を希望しているわけではありません。[1]

公務員130人、金融・保険52人は就職者364人の業種内訳です。コース別の人数や、公務員試験の受験者に対する合格率はこの表からは分かりません。法学コース全員の実績として読み替えないようにしましょう。[1]

2学科5コースの学びを、自分の経験に置き換える

現行の学科・コースと学び
学科コース特徴
法経社会学科法学法学・政治学、論理的な検討と説明
法経社会学科地域社会地域の課題発見、住民や組織との協働
法経社会学科経済経済・経営・情報、政策とマネジメント
人文学科多元地域文化思想・文学・歴史・言語などの研究
人文学科心理学心と行動を研究法や統計から科学的に理解
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法学コースには公共政策法、国際企業取引法、司法の履修モデルがあり、模擬裁判や法情報論などの実践演習も紹介されています。自己PRでは、異なる立場の主張をどう整理し、根拠をもって説明したかに注目できます。[4]

地域社会コースは、地域の課題発見と協働形成の履修モデルを設けています。少人数の演習や地域社会実習などを通して、資料収集、報告、討論を行う学びです。経験を話す際は、地域全体の成果と自分が担った行動を分けましょう。[5]

経済コースでは、政策立案とマネジメントの履修モデルに加え、1年次から4年次まで段階的な情報処理教育を案内しています。4年次後期の特殊研究は、自分の関心に基づく問題へのアプローチを論文形式にまとめる必修授業です。[6]

人文学と心理学では、資料・データを扱う方法も伝える

多元地域文化コースは、思想、歴史、文学、言語、環境、メディアなどを学び、3年次からゼミに所属する流れを示しています。演習だけでなく、文化人類学や考古学、地理学などの実習・実験科目も紹介されています。[7]

心理学コースは、心理学研究法や統計を基礎に、コミュニティ心理支援と産業心理支援の履修モデルを設けています。「人の気持ちが分かる」という主張にとどめず、調査や実験でどのように根拠を確かめたかを説明すると、学んだ内容が伝わります。[8]

編集部提案:専門の説明で具体化すること
経験面接で伝える視点
文学・歴史・文化の研究どの資料を比較し、解釈の違いをどう検討したか
語学や翻訳表現の背景や読み手をどう確かめたか
心理学の実験・調査方法、条件、データから言える範囲
地域での実習誰の視点を聞き、意見をどう整理したか

扱うテーマが応募先の業界と同じでなくても、情報を集め、違いを検討し、相手に説明した経験を整理できます。専攻名だけで向いている職種を決めず、実際の仕事で必要となる行動と照らし合わせてみてください。

行政、金融、メーカー、通信・物流などに実績がある

2025年度卒業者の主な就職先から抜粋
分野(編集部が整理)掲載先
金融・保険鹿児島銀行、肥後銀行、西日本シティ銀行、福岡銀行、日本銀行、みずほ銀行、日本生命保険
企業等カゴメ、九州電力、九州旅客鉄道、日立製作所、日本通運、日本郵便、共同通信社
公的機関鹿児島県、鹿児島市、宮崎県、熊本県、福岡県、鹿児島労働局、鹿児島地方検察庁、熊本国税局
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一覧には幅広い企業や組織が掲載されていますが、コースごとの就職先や企業別人数、採用職種は示されていません。企業名の掲載だけで専門職への採用や、特定のコースの優位性を断定しないでください。

編集部提案として、企業と公務員を比較するときは、対象とする相手、提供するサービス、担当業務、勤務地、選考条件を並べます。地元で働きたい場合も、組織の所在地だけで配属先を決め付けず、募集内容を確認しましょう。

有名企業の実績は選択肢を知る材料になりますが、自分の採用可能性を保証するものではありません。大学名への不安だけで応募を控える前に、希望する職種の条件と、自分の経験を説明できるかを点検してください。

法律専門職・心理職・教職は、卒業と資格取得を分ける

法学コースには法曹を目指す学生向けの法曹養成連携プログラムがあります。学部卒業だけで裁判官・検察官・弁護士になれるという意味ではなく、プログラムの条件と、その先の進学・資格取得の道筋を確認する必要があります。[4]

心理学コースの案内は、公認心理師の受験資格には大学院進学などが必要で、指定科目の一部に成績等による受講制限があることを明示しています。心理職の進路紹介にも、主に大学院修了後との注記があります。[8]

教員免許や学芸員、地域社会コースの社会教育主事・社会福祉主事なども案内されています。所属コースと必要な履修、実習等を確認し、資格取得と採用条件を別々に管理しましょう。[3] [5]

進路別の準備(編集部提案)
進路最初に整理すること
企業・行政職仕事内容、選考内容、経験の説明
法律専門職連携プログラム、進学・資格取得の条件
心理職指定科目の履修、大学院等の条件、希望分野
教職・文化施設等免許・資格と、募集される職種・採用条件

複数の進路を検討する場合は、出願や選考とゼミ・実習の予定を重ねて確認します。準備の違いが分かれば、今すぐ決めるべきことと、情報を集めてから判断できることを分けやすくなります。

自己PRは、意見を整理して伝え直した過程から作る

編集部の架空の例:地域を題材にした授業発表で、賛否の数だけをまとめていた学生が、意見の理由を読み直し、利便性と費用など論点ごとに整理した。根拠資料も確認し、結論と今後調べる点を分けて発表した。実在の学生や地域事業の成果ではありません。

この例なら、「調整力がある」という言葉だけでなく、意見の違いを見つけ、整理の方法を変えた行動を伝えられます。自分の経験でも、最初の考え、指摘や発見、修正した方法の順に話すと具体化できます。

地域実習の参加者や心理学の調査協力者を特定できる情報は入れず、研究・授業の目的と自分の担当に焦点を当てましょう。共同研究や班全体の成果と、自分の貢献を区別することも大切です。

全学のキャリア相談は学年・学部を問わず利用でき、進路相談、書類添削、面接練習に対応しています。kadaiなびの登録・情報更新後に予約し、添削用の書類は紙で持参するよう案内されています。[10]

編集部提案として、相談前に「専攻で取り組んだこと」「希望する仕事」「まだ判断できない点」を一つずつ書き出してください。資格や専門職の条件は学部へ確認し、経験の伝え方は応募先の仕事に合わせて練習しましょう。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 鹿児島大学 就職・進路データ確認日:2026-09-11 / 2025卒420希望368就364進24他32、公130金融52
  2. 鹿児島大学 令和7年度学部卒業者の就職状況内訳確認日:2026-09-11 / 法経2492262238他18/人文17114214116他14
  3. 鹿児島大学 法文学部確認日:2026-09-11 / 全文。2学科5コース
  4. 鹿児島大学 法学コース確認日:2026-09-11 / 全文。3モデル・実践演習・法曹連携
  5. 鹿児島大学 地域社会コース確認日:2026-09-11 / 全文。2モデル少人数資格
  6. 鹿児島大学 経済コース確認日:2026-09-11 / 全文。情報処理段階・特殊研究
  7. 鹿児島大学 多元地域文化コース確認日:2026-09-11 / 全文。3年ゼミ。過年度個人体験の採用実績転用なし
  8. 鹿児島大学 心理学コース確認日:2026-09-11 / 全文。受験資格院等必要・科目受講制限・主に院修了心理職
  9. 鹿児島大学 令和7年度卒業者 主な就職先確認日:2026-09-11 / 全文。職種・コース不明
  10. 鹿児島大学 キャリア相談について確認日:2026-09-11 / 全文

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