2025年度の卒業者と臨床研修先を確認する

大学公表の2025年度の卒業・進路情報では、医学部の卒業者は112人、就職者数のうち臨床研修医は105人、進学者0人、その他7人です。大学院医学研究科の修了者とは別の集計です。[1]‌​‌​‌‌​​‌‌​​​‌​‌‌​‌‌​‌​‌‌​‌‌‌​‌​​‌​​‌‌‌‌‌‌​‌‌‌‌​‌‌​‌​‌​​‌​​‌​‌‌‌

2025年度・医学部卒業生の臨床研修先
研修先人数
獨協医科大学病院35人
獨協医科大学埼玉医療センター6人
その他64人
臨床研修医合計105人
[1]

「その他64人」に含まれる具体的な研修施設は、この一覧では確認できません。また、進路区分のその他7人についても理由は示されていません。人数だけから志望順位や個々の事情を推測せず、公表された区分として読みます。

研修先の実績は、自分も同じ施設に採用される保証ではありません。大学の関連病院も含め、応募する年度の募集要項と選考の手続きを確認してください。

国家試験の合格率と、研修先の決定を分ける

2026年3月17日公表の第120回医師国家試験結果は、新卒が受験112人・合格105人で93.8%、既卒者を含む全体が受験126人・合格114人で90.5%です。新卒と全体では分母が異なります。[2]

合格率は受験者の試験結果です。研修先の選考結果や希望順位の満足度を示しているわけではありません。進路表の臨床研修医105人と新卒合格者105人が同じ人数でも、個々の進路を対応させた情報までは公表されていません。

大学の卒後臨床研修案内では、医師国家試験に合格した卒業生が2年間の初期臨床研修に進み、その後に専門分野の研修を行う流れが紹介されています。卒業直後の研修先を選ぶときは、将来の専門だけでなく、幅広い診療の基礎をどのように学べるかも確認します。[3]

病院への応募とマッチングの手続きを確認する

医師臨床研修マッチングは、研修希望者と病院側の希望を踏まえて、研修プログラムとの組合せを決める仕組みです。病院の採用選考と、マッチングへの参加・登録を、同じ一つの申込みだと思わないようにしましょう。[4]

獨協医科大学病院の2027年度採用案内では、面接試験とマッチング参加・登録が示されています。本学卒業・卒業見込者と他大学出身者で提出書類が分かれ、現役6年生には一部資料を大学が一括請求する扱いもあります。自分に該当する区分を確認することが必要です。[5]

2026年9月11日の確認時点で、同院の2027年度採用の募集は7月10日で締切済みと掲載されています。現在応募できるかは、追加募集を含めた最新の公式案内で確認してください。締切が過ぎた一次募集を、受付中の募集として扱わないようにします。[5]

手続きを分けて管理する表(編集部提案)
項目自分が確認する内容
病院見学申込み時期、見学先、質問したいこと
病院の選考応募区分、必要書類、提出期限、面接
マッチング参加条件、登録状況、希望順位の手続き
国家試験・卒業学習と学内要件、受験手続き
研修開始採用に必要な資格や提出物、案内の確認

研修内容と指導を、見学で具体的に比べる

大学病院の案内には、基本プログラムと、小児科・産科婦人科・外科を志向するトライアルプログラムが掲載されています。プログラムの名称だけで選ばず、必修と選択の構成、指導を受ける体制、協力施設での研修を確認しましょう。[5]

研修先を比較する質問例(編集部提案)
視点見学や説明で聞くこと
学習目標自分が身に付けたい診療の基礎を、どこで学べるか
指導相談・報告する相手と振り返りの機会はどうなっているか
経験診療科や研修施設をどのように回るか
選択希望を伝える時期と選択枠の条件は何か
生活勤務や当直、住まい、健康面の支援をどう確認するか

同院は、見学希望日の2週間前までの申込みを案内しています。診療科の都合で希望に添えない場合もあるため、学業の日程と合わせて早めに確認します。見学できたことと、採用が決まることも区別して考えてください。[5]

見学後は印象だけでなく、確認できた事実、まだ分からないこと、自分の希望との接点を記録します。研修医から聞いた一つの経験を、すべての診療科や研修年次に当てはめないことも大切です。

実習で変わった自分の行動を志望理由にする

医学部は、1年次の地域医療早期体験から学びを進め、5年次に大学病院、埼玉医療センター、日光医療センターで診療参加型の臨床実習を行い、6年次には選択的な臨床実習などに取り組む構成を紹介しています。実習は医師の指導監督の下で行われます。[6]

志望理由では、興味のある診療科名に加え、実習でどんな課題を感じ、研修で何を学びたいかを説明します。自分が担当した範囲、指導を受けた内容、その後に見直した行動を整理すると、学習する姿勢を具体的に伝えられます。

編集部の架空の例:「報告の際に情報の順序が分かりにくいと指導を受けました。確認できた事実と自分の考えを分けて整理し直し、次の報告で伝え方を見直しました。このような振り返りを重ねられる環境で学びたいです」。構成例です。実際の経験に置き換え、行っていない診療や成果を付け加えないでください。

患者さんや関係者を特定できる情報は、応募書類へ載せません。症例の詳しさで実績を示すより、自分の学びと、次に身に付けたい力を中心に説明しましょう。

研修先の比較表と学習計画を持って相談する

医学部学生支援相談窓口では、修学や進路などの相談を受け付けています。学年担任・副担任、教員などが日程を調整し、オンラインまたは対面で対応する案内です。研修先の疑問と、試験準備や学内の予定を合わせて相談できます。[7]

まず候補の研修プログラムを二つ以上選び、内容、指導、応募区分、締切を並べます。次に実習の経験を一つ短くまとめ、研修で学びたいことを書き添えてください。過去の採用数だけに頼らず、今の募集と自分の学習目標を照らし合わせて進路を選びましょう。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 獨協医科大学 卒業者数・卒業後の状況確認日:2026-09-11 / 2025年度医学112/105研修/0進学/7他、35/6/64
  2. 獨協医科大学 第120回医師国家試験結果確認日:2026-09-11 / 2026.3.17新卒112/105、全体126/114
  3. 獨協医科大学 卒後臨床研修確認日:2026-09-11 / 初期2年と専門研修の区別。月別必修不使用
  4. 医師臨床研修マッチング協議会 プログラムについて確認日:2026-09-11 / 希望者と病院の希望による組合せ、制度概要
  5. 獨協医科大学病院 2027年度採用臨床研修医の募集締切確認日:2026-09-11 / 7/10締切済、区分別書類、プログラム・見学2週前
  6. 獨協医科大学 6年間のカリキュラム確認日:2026-09-11 / CHI・CC・ACC・監督下実習
  7. 獨協医科大学 医学部学生支援相談窓口確認日:2026-09-11 / 修学/進路、対面online

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