和歌山大学経済学部の公式就職実績に掲載

大学が公表する就職先を確認するときは、社名の一致に加えて年度と所属を見ます。今回、近年の対象年度を確認できた大学資料では、次の実績が見つかりました。同社が公表する全採用大学一覧ではなく、大学側の一次資料で確認できた範囲です。​​​‌​‌​​‌‌​‌​‌​‌​​​​‌​​‌​​​​​‌​​‌‌​‌​​​‌‌​​​​‌​​​‌​​‌‌​​‌‌‌​‌‌​‌

大学公式資料で確認した実績
大学・所属対象年度掲載内容
和歌山大学 経済学部2024年度(2024年9月・2025年3月卒業生)就職先の情報通信業欄に株式会社システムインテグレータ
[1]

この一覧は経済学部の卒業生を対象としています。情報通信業の就職先に会社名がありますが、入社後の担当職種や配属先、採用人数は示していません。経済学部の実績があることを、営業職へ入社した証拠として扱うことはできません。現在の新卒募集の職種は、会社の要項で別に確認します。[1] [2]

また、大学資料の進路例にシステムインテグレータと書かれていても、それが企業名ではなく職業・業態の説明という場合があります。この記事では、株式会社システムインテグレータという法人名で掲載された実績を扱っています。一般的なIT業界の説明を、同社への就職実績として数えないようにします。[1]

古い資料や累積一覧も区別しました。筑波大学の進路情報では、同社名は平成30年度の博士前期課程の企業欄にあります。2022年度以降の実績を中心に見る方針から上の表には入れていません。金沢工業大学の累積一覧にある人数も、特定の近年単年度の採用人数へ読み替えていません。[7] [8]

埼玉大学の間邊研究室にも、学部卒業生の就職先として社名が掲載されています。ただし、2026年4月現在という一覧の時点と、各学生の卒業年度は別です。対象卒業年度が区切られていないため、上の近年実績表へは加えていません。ページ上の年度別ゼミ内容を、就職実績の年度と混ぜないようにしています。[9]

現在の知識より、ITへの関心と入社後の成長を説明している

新卒採用ページのFAQには、コンピュータの知識がない場合でも受験できると説明されています。そのうえで、現在の技術力より将来性を重視する方針とともに、「ですがITが好きということは必要な条件です。」と記しています。知識がないことを理由に入口を閉ざす説明ではなく、学ぶ関心を求める内容です。[2]

この方針から準備を考えるなら、まだ詳しくないことを隠すより、何に興味を持ち、何を試し、どこでつまずいたかを説明できるようにしたいところです。無料の学習教材で小さなプログラムを動かした、表の集計を改善したなど、自分で確認できる行動を残すと、関心に中身が伴います。

同じFAQでは、基礎的なプログラミングと基本情報技術者試験の学習を勧めています。この記事では資格取得が応募の必須条件だとは扱いません。資格名を増やすことだけを目的にせず、データの扱い方や処理の順序など、製品開発を学ぶ土台として取り組んでみてください。[2]

会社は自社製品の自社開発を強みとし、エンジニアの人材派遣を事業として行っていないと説明しています。一方で、顧客の要望により、期間を限定してプロジェクトメンバーが客先を訪れることはあるとしています。社内開発が中心という説明を、顧客とのやり取りがない、出張が一切ないという意味に広げないようにしましょう。[2]

自社製品開発へ関心をつなぐ4つの準備

同社の事業紹介には、開発を支援する道具、企業の業務をまとめる仕組み、AIによる新しい課題解決があります。以下はその仕事を理解するための練習の提案です。実際の顧客案件や会社の選考課題ではありません。

1.業務の流れを描き、二重作業を探す[3]

ERP事業は、企業のさまざまな業務を統合管理する仕組みを提供する事業です。公式ページではGRANDITを通じて、バックオフィスの単純作業や無駄を減らすと説明しています。経済や経営を学ぶ人は、会計などの知識と、現場で情報が移る流れをつなげて考えられます。[3]

練習では、サークルの備品購入を題材にできます。希望を集める、担当者が承認する、発注する、届いたことを確認する、支払いを記録するという流れを書きます。誰がどの段階で同じ内容を入力しているか、数量が変わったときにどの表を直すかを確かめてください。作業のつながりが分かると、単独の画面を便利にするだけでは足りない理由が見えてきます。

改善案を書く際は、手順を省くことと、必要な確認をなくすことを分けます。例えば承認を減らす案なら、誰が予算を確認するかを残す必要があります。まだ効果を測っていなければ、何時間削減したとは書かず、どの作業を測ればよいかを示しましょう。利用者の困りごとを整理した経験として、志望理由へつなげられます。

2.情報の重複や不一致を、小さな表で確かめる[3]

Object Browser事業は、データベースの開発やデータの構造を表す図の作成、プロジェクト管理などを支援するソフトウェアを扱っています。情報をためる仕組み自体を作る人の作業も、同社の製品が支える対象です。どのような間違いを減らしたいのかを考えると、製品への関心を具体化できます。[3]

例えば、自分で商品一覧と注文一覧の小さな表を作り、同じ商品の名前が微妙に違う場合や、商品が削除された後も注文履歴が残る場合を考えます。名前で照合するのか、番号で対応させるのかを決め、選んだ理由を書いてください。実データを持ち出さず、自作の数行の例から始められます。

プログラムを動かせる人は、登録、検索、更新といった小さな処理を試し、期待した結果を確かめます。まだ実装できない人も、どの条件で間違いが起きそうかを一覧にしてみましょう。説明するときは、教材通りに動かした部分、自分で変えた部分、理解が残った部分を区別すると、学び方が伝わります。

3.AIの結果を、どの条件で確かめるか考える[3] [5]

インキュベーション事業では、AI外観検査ソリューションを中心に、新たな課題を解決するサービスを企画・開発すると説明しています。AIという言葉への興味から一歩進め、何を見分けたいのか、誤りがあったときにどう確かめるのかを考えることが、事業理解の入口になります。[3]

例えば、同じ紙の図形を明るさや向きを変えて撮る場面を想像し、条件が変わっても同じ判断ができるかを考えます。仕組みを作る練習をするなら、うまくいった例だけを集めず、迷った例も残してください。これは製品性能を測る課題ではなく、入力条件と結果の関係を考える練習です。

2024年入社のY.Aさんは、学生時代に学んだAI分野を、社内ツールの作成へ生かしていると話しています。研究がそのまま製品になるという保証ではありませんが、自分の学びを現場の作業へつなげる例として読めます。研究経験がある人は手法名だけでなく、何を改善したくて使ったかまで整理しましょう。[5]

4.動いた結果だけでなく、相談した過程を説明する[4] [5]

教育制度は、新入社員、配属部門、人事が連携し、チューターによる個別教育やフォローアップ会議を行うと説明しています。分からないことを言葉にして周囲へ伝える力も、この環境で学ぶ準備として考えられます。質問ができることを、単に人に聞けばよいという意味にしないことがポイントです。[4]

学習中に困ったら、やりたかったこと、実際に起きたこと、すでに試したこと、まだ分からないことを短く書きます。相手から教わった内容を試し、結果が変わったかまで記録してください。グループ課題では、他の人に説明してもらった部分を自分だけの成果にせず、その後に自分でできるようになったことを示します。

Y.Aさんのインタビューには、上司や先輩へ相談しやすいと感じたことや、希望していた上流工程に2年目から携わった経験があります。これは一人の経験です。自分も同じ時期に同じ仕事を担当できると期待するのではなく、希望を伝え、段階的に学ぶ姿勢を考える材料として使ってみましょう。[5]

会社の職種一覧と、27卒で募集する技術職を分ける

会社全体の職種紹介には開発、営業・マーケティング、管理の仕事があります。一方、27卒の募集要項にあるのは、ITコンサルタント・ITエンジニアを含む技術職の総合職です。会社に存在する仕事の一覧を、その年に新卒で応募できる職種の一覧と同じものにしないようにしましょう。[6] [2]

製品・事業から見る仕事の関心
分野公式ページの説明考えてみたい関心
ERP開発業務を統合管理する仕組みを提供顧客の業務を聞き、情報の流れや確認手順を整理したい
開発支援・プロジェクト管理データベース開発、図の作成、開発プロジェクト管理などを支える作る人が間違えにくく、状況を把握しやすい道具に関心がある
AIソリューション開発新しい技術を使い企業の新たな課題を解決入力や判断の条件を確かめ、用途に合う仕組みを考えたい
[3] [6]

ITコンサルタントに関心があるなら、顧客に助言する姿だけでなく、製品や業務を学び、関係者と仕様を確かめることにも目を向けたいところです。開発を目指す人も、コードを書く前に利用者の目的を理解する必要があります。自分の好きな作業と、仕事の中でこれから学ぶ必要がある作業を分けてみましょう。

会社は、配属希望のアンケートを取り、なるべく希望に沿うよう調整すると説明しています。希望を聞く制度があることと、第一希望が必ず通ることは別です。興味のある事業、その理由、別の事業でも学びたいことまで整理すると、面談で考えを伝えやすくなります。[2]

また、社員紹介で職場訪問が入社判断につながった例もあります。見学の機会がある場合は、雰囲気の感想だけで終えず、新人はどのように質問するか、製品のどの部分から担当するか、顧客とのやり取りにどう加わるかを確認すると、自分の働く姿を具体的に考えられます。[5]

対象年度・勤務地・選考の入口を確認する

2027年卒向け募集要項
項目掲載内容
応募対象2027年卒予定の大学院生・大学生・専門学生。学部学科不問
第二新卒歓迎する旨を掲載
募集職種技術職の総合職(ITコンサルタント、ITエンジニア)
採用人数15名程度の予定
勤務地さいたま本社・大阪支社・福岡支社。面接で希望を確認
勤務時間フレックスタイム制。コアタイム10:00〜15:00、所定営業時間9:20〜18:00
雇用形態正社員。試用期間3か月、給与・待遇は同じ
[2]

学部学科不問は、専攻を限定しないという募集条件です。学歴を一切見ないという説明ではありません。和歌山大学経済学部の実績とあわせて、自分も条件を確認して企業研究を進める手がかりにできます。既卒で第二新卒に当たるか迷う場合は、卒業時期や職歴を添えて募集窓口へ確認しましょう。[2] [1]

新卒採用ページからマイページに登録すると、選考について別途案内されると説明されています。選考日程や必要書類は、その案内で確認してください。この記事では、本文で確認できない面接回数や試験内容を推定していません。応募先の説明を読まず、ほかのIT企業と同じ手順だと決め付けないようにします。[2]

勤務地の希望は、希望する製品や仕事とあわせて伝える準備をしておくとよいでしょう。福岡で働く社員の事例はありますが、自分の希望職種が任意の拠点で必ず選べるとは限りません。勤務地、担当業務、研修の場所を分け、生活面で外せない条件があれば早めに確かめてください。[2] [5]

基本給とモデル給与、6か月の育成範囲を正しく読む

27卒要項の基本給は、大学院235,000円、四年制227,000円、三年制219,000円、二年制215,000円です。大学・専門学校を問わず、諸手当は別途支給とされています。大卒のモデル給与283,000円は、基本給227,000円、住宅手当28,000円、所定外15時間の場合という条件付きの例です。モデル総額を基本給や全員の支給額と混同しないようにします。[2]

住宅手当は世帯主かどうかなどの条件があります。自分の住み方に適用されるかを確認し、手当込みの例だけで他社と比べないことが大切です。モデルの所定外15時間は、その計算例の条件です。自分の部署で毎月必ず同じ時間働くと保証する数字ではありません。[2]

新入社員研修は6か月にわたり、ビジネスとITの基礎に加えて、配属部門での教育を行うと説明されています。6か月すべてが教室での座学という意味ではありません。チューターによる個別教育や人事との連携があり、2年目以降も教育は続きます。研修期間の長さだけでなく、仕事の中でどう学ぶかを確認しましょう。[4]

教育・人事制度には、将来像の変化に合わせて部署や業務の変更希望を申告できる制度もあります。入社時に一つの職種を選んだ後も、学びながら関心が変わる可能性を考えられます。ただし、異動を希望できる制度と、その時点で希望する仕事へ必ず移れることは別です。最初の配属で身に付けたい基礎と、将来取り組みたいことを分けて伝えると、面談の質問も具体的になります。[4]

月初の全社員向け勉強会は社員が講師を務め、実践勉強会では業務に必要な技術や知識を扱います。また、毎月の面談で目標達成や悩みをフォローする制度が紹介されています。学びたい内容を人任せにせず、何をできるようにしたいかを整理する習慣が、入社後を考える準備になります。[4]

30日で、学歴への不安を技術と業務への関心へ変える

以下は応募準備の提案です。会社の選考スケジュールではないため、説明会や書類の締切があれば前倒しします。

  1. 1〜3日目:公式募集要項で対象年、学校区分、技術職、勤務地を確認する。マイページ案内で選考日程と必要書類を整理する。
  2. 4〜7日目:ERP、開発支援、AIの中から一つ選び、誰のどんな作業を改善する事業かを一枚にまとめる。
  3. 8〜12日目:備品購入など身近な作業の流れを描く。入力の重複や確認が必要な場面を探し、小さな改善案を書く。
  4. 13〜18日目:基礎的なプログラミングや情報処理の学習を進める。自作の表や小さな処理で、期待通りに動く条件を確かめる。
  5. 19〜24日目:学習中のつまずきや相談した過程を整理する。自分で試したことと教わったこと、その後にできるようになったことを分ける。
  6. 25〜30日目:説明会や面談で配属・研修・勤務条件を確認し、製品への関心と自分の経験をつなげて応募書類を仕上げる。
[2] [3] [4]

志望理由を読み返す際は、ITで人を支えたいという言葉に、どの作業をどのように変えたいかを加えてみます。業務を整理した経験、学習を続けた経験、周囲の助けを受けて改善した経験の中から、自分が実際に話せるものを選びましょう。経験の大きさを飾るより、取り組み方が分かる説明を目指してください。

大学名の一覧を調べるだけでは、応募書類は進みません。確認できた募集条件から一歩進め、自分が学んだことと取り組みたい仕事を整理してみてください。経験の伝え方や企業選びに迷う場合は、逆転内定塾の相談も利用できます。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 和歌山大学|2024年度 経済学部卒業生の進路・就職実績確認日:2026-09-12 / 2024年9月・2025年3月の経済学部卒業生。就職先の情報通信業欄に株式会社システムインテグレータ。学科と人数はこの一覧から特定しない。
  2. システムインテグレータ|新卒採用・2027年卒募集要項確認日:2026-09-12 / ブラウザ表示と取得本文を照合。2027年卒、学部学科不問、第二新卒歓迎、技術総合職、採用15名程度、基本給とモデル給与、勤務地、FAQ。選考図の画像内容は取得制限のため未確認、本文にない回数等を補わない。
  3. システムインテグレータ|事業紹介確認日:2026-09-12 / 表示本文も確認。Object Browser事業、ERP事業、インキュベーション事業。製品開発による業務効率化と業務ノウハウ。
  4. システムインテグレータ|教育・人事制度確認日:2026-09-12 / 6か月の新入社員研修は配属部門教育を含む。チューター、人事の会議、継続教育、月初・実践勉強会、目標管理と毎月面談。
  5. システムインテグレータ|Y.Aさん・2024年新卒入社インタビュー確認日:2026-09-12 / エンタープライズ開発本部。福岡支社訪問が入社判断、2年目から上流工程、学生時代のAI学習を社内ツールへ活用。個人事例で全員の配属保証ではない。
  6. システムインテグレータ|職種紹介確認日:2026-09-12 / 会社全体の職種一覧。ERP開発、SI Object Browser開発、OBPM Neo、AI開発、営業マーケティング、管理。27卒募集の職種と区別。
  7. 筑波大学 図書館情報メディア系|進路情報確認日:2026-09-12 / 社名は平成30年度博士前期課程の企業欄。2022年度以降の実績表には採用せず除外理由の確認に使用。
  8. 金沢工業大学|就職実績企業一覧確認日:2026-09-10 / 累積の企業別就職実績。システムインテグレータ3名を特定の近年単年度採用として扱わない。
  9. 埼玉大学 間邊研究室|研究室紹介・進学先と就職先確認日:2026-09-12 / 2026年4月現在の掲載。学部卒業生の就職先に社名はあるが対象卒業年度の区切りなし。上の年度別基礎勉強ゼミとは別。近年実績表には入れず理由を本文へ。

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