どの大学の卒業生が、立正大学の職員になっているのか

企業の記事と同じように、まず「どこの卒業生が、ここで働いているのか」から見ていきます。‌‌​‌‌​‌​‌‌​​‌​​​‌​‌​​​​‌‌​​‌‌​‌‌​​​​‌​‌​‌‌​‌​‌​​‌‌​‌​‌‌‌‌​​​​‌‌‌

法政大学が公表している2024年度卒業生の就職状況に、学校法人立正大学学園の名前があります。「2024年度 主な就職先(学部)(就職者3名以上)」の表で、総計が3、社会学部の列が3です。北星学園大学が公表している就職実績にも、過去3年間の主な就職先の「教育」の欄に「立正大学学園」とあります。[8] [9]

他大学の公表資料に、学校法人立正大学学園が就職先として載っている行
大学・学部掲載されている資料と欄対象年度
法政大学 社会学部「2024年度 主な就職先(学部)(就職者3名以上)」の表で「学校法人立正大学学園」の行。総計3、社会学部の列に3、他の学部の列は02024年度(2025年5月1日現在)
北星学園大学就職実績(大学データ)の「過去3年間の主な就職先」の「教育」の欄に「立正大学学園」一覧に年度の記載なし(2026年9月取得)
[8] [9]

立正大学学園が公表していること[1]

立正大学学園の採用情報のページには、職員の紹介や先輩職員の声は載っていません。採用した職員の出身大学・学部も公表されていません。[1]

代わりに公表されているのが、正規雇用労働者の中途採用比率です。令和5年度は90%、令和6年度は83%、令和7年度は78%でした(公表日は令和8年6月1日)。立正大学学園の正規雇用の採用は、中途が大半を占めていることになります。新卒で応募する人は、社会人経験のある応募者と同じ組織に入っていくことを前提に準備を考える必要があります。[1]

採用ページに求める人物は書かれていない。法人が掲げる人物像

立正大学学園の採用情報のページには、職員に求める人物像や学歴の条件は書かれていません。新卒採用情報の欄にあるのは、募集が終了したことを伝える1行だけです。[1]

職員を採る法人が何を大切にしているかは、学園メッセージから読み取れます。立正大学学園は「『モラリスト×エキスパート』を育む。」を学園メッセージとして掲げ、これを体現する人物像を6つの要素で示しています。[2]

  • 自らの持ち味を知っている
  • 積極的なチャレンジと好きの探求で自分の専門に出会うことができる
  • 自分を律しながら、役割と能力を発揮できる場をつくることができる
  • 物事の背景やその本質に目を向け、慮(おもんばか)ることができる
  • 社会の課題をポジティブに変換する「新しい当たり前」を生み出せる
  • 社会や人の喜びを自分の喜びにすることができる
[2]

学園メッセージは、学生だけでなく、卒業生・教職員など本学を構成する一人ひとりが「モラリスト×エキスパート」人材となることで、世の中の「和平」に貢献していく、と結んでいます。教職員も対象に含めて書かれている点は、職員を目指す人が読んでおく価値があります。[2]

建学の精神[3]

立正大学の建学の精神は、立正精神を表す三つの誓いです。真実を求め至誠を捧げること、正義を尊び邪悪を除くこと、和平を願い人類に尽すこと。大学の名称は日蓮聖人の『立正安国論』に由来し、三つの誓いは第16代学長の石橋湛山が現代風に言い換えたものと説明されています。[3]

仏教主義の学校ですが、採用情報のページに信仰を応募の条件にする記載はありません。面接で志望理由を話すときは、建学の精神と学園メッセージのどこに共感したかを自分の言葉で言えるようにしておくと、法人の考えとつなげやすくなります。[1] [2] [3]

採用の仕組み。私立なので法人が独自に採用する

立正大学は私立大学なので、国立大学のような統一の採用試験はありません。学校法人立正大学学園が、自分で職員を採用します。[1]

採用情報のページでは、職員情報が「新卒採用情報」「中途採用情報」「常勤嘱託採用情報」「臨時採用情報」の4つに分かれています。2026年9月27日時点の表示は次のとおりです。[1]

採用情報(職員情報)の表示(2026年9月27日時点)
区分表示
新卒採用情報2027年度採用の募集は終了(2026年7月17日更新)
中途採用情報2027年1月採用の募集を就職情報サイト(マイナビ転職)に掲載(2026年8月24日更新)。新卒ではない
常勤嘱託採用情報見出しのみ
臨時採用情報見出しのみ
[1]

新卒の募集要項は締め切り後に残っていないため、エントリーの方法、書類選考や適性検査の有無、面接の回数は確かめられませんでした。推測で書くことはしません。[1]

中途採用の募集は就職情報サイトに載っていますが、2027年1月に採用する社会人向けの募集で、新卒で応募する枠ではありません。この記事では、就職情報サイトに載っている中身は使っていません。[1]

職員の仕事。品川と熊谷、2つのキャンパスに課が分かれている

立正大学は、東京都品川区の品川キャンパスと、埼玉県熊谷市の熊谷キャンパスの2つのキャンパスを持つ大学です。9学部16学科7研究科の総合大学で、2022年に開校150周年を迎えました。[7] [10]

事務組織を見ると、多くの課がキャンパスごとに分かれています。学事課、学生生活課、情報システム課、国際交流課、入試課、キャリアサポート課、学術情報課が、それぞれ品川と熊谷に1つずつあります。学部ごとの事務室(仏教学部事務室からデータサイエンス学部事務室まで)と、大学院の研究科ごとの事務室もあります。[4]

大学の仕事だけではありません。経営企画部(理事長秘書課・経営企画課・広報課)、総務部(総務課・人事課)、管財部、経理部といった法人の本部の仕事や、中学・高等学校事務室もあります。付属の立正中学校・高等学校は、2013年4月から東京都大田区の馬込キャンパスに移っています。[4] [10]

専任職員が多い課(令和8(2026)年度 大学基礎データ)
課専任職員キャンパス
品川入試課12品川
品川学事課11品川
研究推進・社会貢献課9(学長室)
品川学生生活課8品川
品川情報システム課7品川
品川学術情報課7品川
品川経理課7品川
[6]

大学基礎データの職員表は、部署を「大学業務系」と「法人業務系」に分けて数えています。大学業務系の専任職員は160人、法人業務系は47人です。学生と接する仕事と、法人の経営を支える仕事の両方があり、どちらに配属されるかで仕事の中身は大きく変わります。配属や異動の方針は公開されていません。[6]

応募できる条件と待遇

公開されている情報から分かるのは、勤務先の候補になる場所です。条件として確定した情報ではないので、次の募集要項で必ず確かめてください。[4] [10]

公開されている情報から分かること
項目内容
採用する法人学校法人立正大学学園(立正大学・立正大学付属立正中学校・高等学校)
大学のキャンパス品川キャンパス(東京都品川区大崎4-2-16)、熊谷キャンパス(埼玉県熊谷市万吉1700)
付属中学・高等学校馬込キャンパス(東京都大田区西馬込1-5-1)
職員の区分専任職員、常勤嘱託職員、兼務職員、派遣職員(大学基礎データの職員表の区分)
[6] [10]

大学基礎データの注には、「専任職員」欄は期間の定めのない雇用で常時勤務している職員、「常勤嘱託職員」欄は期間の定めはあるが専任職員に準じた雇用形態をとっている職員、と書かれています。新卒採用がどの区分での採用なのかは、採用情報のページには書かれていません。[1] [6]

募集の時期。2027年度採用は7月17日の更新で終了

2026年9月27日時点で、立正大学学園の採用情報のページには次の日付が載っています。[1]

採用情報に載っている日付(2026年9月27日時点)
区分日付と表示
新卒採用情報2026年7月17日更新:2027年度採用の募集は終了
中途採用情報(新卒ではない)2026年8月24日更新:2027年1月採用の募集を掲載
中途採用比率の公表令和8年6月1日
[1]

2027年度採用の新卒募集は、2026年7月17日の更新の時点で終わっていました。いつ始まったのか、締切日がいつだったのかは、ページに残っていないため分かりません。次の募集の日程は、この記事では推測で書きません。採用情報のページを定期的に確かめてください。[1]

公開されている数字。専任職員は209人

立正大学学園は、大学基礎データと基本情報のページで職員数・教職員数を公開しています。大学の職員数は、令和8(2026)年度 立正大学 大学基礎データの事務組織の表(立正表34)から取っています。[5] [6]

立正大学の職員数(令和8(2026)年度 大学基礎データ)
区分人数
専任職員209
うち管理職57
常勤嘱託職員20
兼務職員8
派遣職員31
計268
[6]
そのほかの公開されている数字
項目数字
学部・学科・研究科9学部16学科7研究科
キャンパス品川キャンパスと熊谷キャンパスの2つ(付属中学・高等学校は馬込キャンパス)
付属中学・高等学校の職員数(2026年5月1日現在)専任職員6、常勤嘱託職員5、非常勤嘱託職員2、合計13
付属中学・高等学校の生徒数(2026年5月1日現在)立正中学校575人、立正高等学校929人
正規雇用労働者の中途採用比率令和5年度90%、令和6年度83%、令和7年度78%
理事・監事(令和8年4月1日現在)理事13人・監事3人
[1] [5] [7] [10]

公開されていないものもはっきりさせておきます。新卒の採用人数、応募者数、選考の倍率、初任給、採用した職員の出身大学ごとの人数は、立正大学学園の公式サイトには見当たりませんでした。[1]

30日でやること。組織図と学園メッセージから志望理由を組み立てる

ここまでの内容を、行動に落とします。以下は組み立て方の例で、この通りにやれば通るという意味ではありません。自分の状況に合わせて入れ替えてください。[1]

  1. 1〜3日目:採用情報のページを確かめ、次の新卒募集の案内が出ていないかを見る。2027年度採用は7月には終了と表示されていた
  2. 4〜7日目:学園メッセージの6つの要素を読み、自分に当てはまるものを2つ選んで、それぞれを示す経験を書き出す
  3. 8〜14日目:事務組織のページを読み、品川と熊谷に分かれた課のうち、関心のある仕事を3つ選んで理由を書く
  4. 15〜21日目:建学の精神の三つの誓いと、大学の名前の由来を調べ、なぜこの法人で働きたいかを1段落で書く
  5. 22〜30日目:中途採用が多い職場で、新卒の自分が何を持ち込めるかを考え、面接で話せる形にまとめる
[1] [2] [3] [4]

立正大学学園の正規雇用の採用は中途が中心で、令和7年度でも78%を占めています。新卒の応募者は、社会人経験の代わりに、学生として大学をどう見てきたか、学生の立場から大学の仕事をどう変えたいかを語れると強みになります。学園メッセージが教職員にも「モラリスト×エキスパート」人材となることを求めている点を、自分の経験とつなげて話せるように準備してください。[1] [2]

採用の条件・日程・待遇は年度によって変わります。資料ごとの確認日は、この記事の出典欄に1件ずつ書いています。応募の前に必ず最新の募集要項を確認してください。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 学校法人立正大学学園 採用情報確認日:2026-09-27 / 職員情報(新卒採用情報:2027年度採用の募集は終了・2026年7月17日更新/中途採用情報:2027年1月採用の募集をマイナビ転職に掲載・2026年8月24日更新/常勤嘱託採用情報・臨時採用情報の見出し)、正規雇用労働者の中途採用比率(令和5年度90%・令和6年度83%・令和7年度78%、公表日 令和8年6月1日)
  2. 学校法人立正大学学園 学園メッセージ確認日:2026-09-27 / 「モラリスト×エキスパート」を体現する人物像の6つの要素、学生・卒業生・教職員など一人ひとりが「モラリスト×エキスパート」人材となること
  3. 立正大学 建学の精神確認日:2026-09-27 / 立正精神の三つの誓い、名称の由来(立正安国論)、第16代学長 石橋湛山
  4. 立正大学 事務組織確認日:2026-09-27 / 学園事務局・大学事務本部の下の部と課(品川・熊谷の各課、学部・研究科の事務室、中学・高等学校事務室、経営企画部・総務部・管財部・経理部)
  5. 学校法人立正大学学園 基本情報確認日:2026-09-27 / 学部・研究科、沿革、役員(令和8年4月1日現在 理事13人・監事3人)、付属中学・高等学校の職員数(2026年5月1日現在 専任職員6・常勤嘱託職員5・非常勤嘱託職員2・合計13)と生徒数(立正中学校575・立正高等学校929)、大学・大学院の職員数(PDF)へのリンク
  6. 令和8(2026)年度 立正大学 大学基礎データ 事務組織(立正表34)確認日:2026-09-27 / 基本情報ページの「大学・大学院の職員数」からリンク。部署ごとの専任職員数、合計(専任職員209・うち管理職57・常勤嘱託職員20・兼務職員8・派遣職員31・計268)、大学業務系の専任職員160・法人業務系47、職員区分の注
  7. 立正大学 大学紹介確認日:2026-09-27 / 9学部16学科7研究科、2022年に開校150周年、品川キャンパスと熊谷キャンパス
  8. 法政大学 2024年度卒業生の就職状況確認日:2026-09-20 / 「2024年度 主な就職先(学部)(就職者3名以上)」で「学校法人立正大学学園」の行は総計3・社会学部3・他の学部は0。列の見出しは縦書きで、文字の位置から社会学部の列と確かめた(2025年5月1日現在)
  9. 北星学園大学 就職実績確認日:2026-09-10 / 大学データの「過去3年間の主な就職先」の「教育」の欄に「立正大学学園」(一覧に年度の記載なし・2026年9月取得)
  10. 学校法人立正大学学園 学校施設案内確認日:2026-09-27 / 品川キャンパス・熊谷キャンパスの所在地、立正大学付属立正中学校・高等学校の馬込キャンパス(2013年4月から)と所在地