どの大学の卒業生が、沖縄大学の職員になっているのか

他大学が公表している進路資料のうち、2022年度以降の学部卒業生の就職先として、学校法人沖縄大学や沖縄大学の名前を確かめられたものはありませんでした。大学の進路資料は企業名が中心で、学校法人名を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。​‌​​‌​​​‌‌​​​‌​​​‌‌‌‌‌‌‌​‌‌​‌​‌‌​‌‌​​​‌​​​​​‌‌‌​‌‌​​​‌​‌​​​‌​‌​​

沖縄大学の公式サイトには、事務職員の出身大学が分かる職員紹介は見当たりません。職員数の資料によると、専任職員57人の内訳は男性32人、女性25人です(2026年5月1日現在)。[5]

建学の精神と、大学が職員に求めること

沖縄大学の建学の精神のページは、創設者の嘉数昇が30年来の持論である『教育の機会均等』を実現するために私財を投じ、1956年11月26日に財団法人嘉数学園を設立したと説明しています。1958年4月4日に沖縄短期大学を設置し、1961年4月に四年制の沖縄大学へ昇格させました。[7]

同じページは、嘉数が進学の夢をかなえられなかった自身の経験から、学歴の壁に苦しむ思いを二度と沖縄の若い世代に味わわせたくないと決意したと紹介しています。向学の志を持ちながら機会に恵まれない青年を励まし、援助したいという気持ちが、私学を創った最大の眼目だったと書かれています。[7]

大学の理念は、沖縄大学憲章「地域共創・未来共創の大学へ」です。「地域に根ざし、地域に学び、地域と共に生きる、開かれた大学」を大学存立の使命とし、県都那覇市にある大学として、人々が相互に交流し、実践し、生涯学び続ける地域教育の拠点となることをめざすとしています。[7]

採用の仕組み。2027年4月採用の専任職員公募

沖縄大学の採用情報のページは、教員公募、職員公募、有期雇用職員募集、学生職員募集などに分かれています。職員公募の欄には、専任職員公募の公募要項(2026年6月29日更新)と、応募から最終選考までの流れが載っています。専任職員応募フォームは「受付終了」と表示されています。[1]

沖縄大学 専任職員の公募要項の要点
項目公募要項の記載
採用職種専任事務職員 若干名
応募資格4年制大学卒業及び大学院修了者(2027年3月卒業・修了見込の者を含む)。1993年4月2日以降に生まれた者
採用予定日2027年4月1日
就業場所本キャンパス(那覇市字国場555番地)、アネックス共創館(那覇市字国場405番地)
応募方法学校法人沖縄大学専任職員応募フォームから応募(郵送は不可)
[2] [1]

応募資格の年齢の条件について、公募要項は、長期勤続によるキャリア形成のため若年者を対象とすると説明しています。IT技術職勤務経験者、情報処理技術者試験有資格者は歓迎と書かれています。[2]

応募のときに出すのは、履歴書・自己紹介書(本学所定様式・2ページ以内)、職務経歴書(勤務経験者のみ)、顔写真データです。資格・免許等の写し、卒業証明書又は卒業見込証明書、成績証明書は、第2次選考の合格者だけが提出します。応募フォームの利用にはGoogleアカウントが必要です。[2]

採用情報のページには、有期雇用職員の募集も載っています。2026年9月14日付のお知らせは、運転手(資格要件あり)の募集を案内しています。これは有期雇用の職員で、採用者が決定次第締め切る募集です。学生職員募集の欄は「現在、募集はしておりません。」です。どちらも新卒の専任職員の募集ではありません。[4] [1] [3]

職員の仕事と勤務地

就業場所は、那覇市国場の本キャンパスとアネックス共創館です。学部は、経法商学部(経法商学科)、人文学部(国際コミュニケーション学科・福祉文化学科・こども文化学科)、健康栄養学部(管理栄養学科)の3学部で、大学院現代沖縄研究科もあります。[2] [6]

公募要項は、休日を週休2日とし、月曜日から土曜日のうち5日間の勤務で、学生対応窓口部署のみ土曜日勤務があると書いています。部署によってはシフト勤務もあります。学生の窓口に立つ部署に配属されると、土曜日も働く週があるということです。[2]

事業報告書に出てくる職員の仕事

2025年度事業報告書は、中期的な計画の進み具合を部署ごとに書いています。事務の部署が関わる仕事として、次のようなものが挙がっています。[8]

  • 研究倫理・コンプライアンス研修を外部の公認会計士に依頼して行い、教員や研究管理事務職員等計86名が受講
  • 国際交流室が語学研修先を新設し、韓国建国大学との交流協定を結ぶなど、短期研修制度を拡充
  • 教務課が国内の単位互換の派遣・受入を行い、担当者が提携校を訪問
  • 入試広報室が学科と連携し、オープンキャンパスや学科行事の広報を行う
[8]

事業報告書の沿革には、2009年8月に第一回教職合同研修会を開いたことが書かれています。教員と職員が一緒に学ぶ場が、長く続いてきた大学です。[8]

2025年度は、教員採用試験に現役36名・既卒35名、合計71名が合格し、過去最高の合格者数になったと報告されています。こども文化学科などの教員養成や、社会福祉士・管理栄養士の国家試験の支援も、大学の大きな仕事です。[8]

応募できる条件と待遇

公募要項に書かれた労働条件は次のとおりです。[2]

  • 給与は本学規定による。初任給は月給232,000円より。沖縄県職員給与条例に準じ、職歴等を換算して本学規程に基づき決定
  • 昇給年1回、賞与年2回、社会保険完備、扶養・住居・通勤手当
  • 勤務時間は8:30~17:15。部署によりシフト勤務あり
  • 週休2日(月曜日~土曜日のうち5日間の勤務。学生対応窓口部署のみ土曜日勤務有)
  • 年次有給休暇、年末年始休暇、夏季休暇など
[2]

職員研修と残業時間の公表データ

学校法人沖縄大学は、女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画(2025年4月1日~2028年3月31日)を公表しています。目標は、全専任職員を対象に、キャリア教育及び交流を目的とした職位別研修又は男女別研修を年1回以上実施し、それぞれの研修受講率を90%以上とすることです。[9]

  • 2025年11月頃に、キャリア形成及び交流を目的とした男女別研修を行う
  • 2026年11月頃に、キャリア形成及び交流を目的とした職位別研修を行う
  • 2027年11月頃に、2025年度・2026年度の研修を検証し、必要な研修を行う
[9]

同じ行動計画は、専任事務職員を対象にした労働者の一月当たりの平均残業時間を5.95時間と公表しています。[9]

募集の時期。2027年4月採用の日程

2027年4月採用の専任職員公募の流れは次のとおりです。採用情報のページと公募要項に、同じ日程が載っています。[1] [2]

沖縄大学 専任職員公募の流れ(2027年4月採用)
段階日程・内容
応募2026年7月1日(水)~7月31日(金)17時まで(専任職員応募フォーム)
書類受付2026年8月上旬予定。確認結果をメールで連絡
第1次選考2026年8月17日(月)~8月23日(日)、Web適性検査
第2次選考2026年9月14日(月)~9月20日(日)、Web適性検査
第3次選考2026年10月下旬予定、本学にて個別面接
最終選考2026年11月中旬予定、本学にて個別面接
[1] [2]

公募要項は、採用情報のページでも日程の変更等の告知を行うとし、選考に関する問合せは公平性の観点から一切受け付けないとしています。[2]

この年度は、応募受付が7月の1か月間でした。次の年度も同じ時期になるとは書かれていないので、採用情報のページを春から定期的に確かめるのが確実です。[1]

公開されている数字

学校法人沖縄大学の職員数(2026年5月1日現在)
区分男女合計
専任職員322557
嘱託職員31013
有期雇用職員41923
合計395493
[5]
沖縄大学の学部の在籍者数(2026年5月1日現在)
学科在籍者数
経法商学科1042
国際コミュニケーション学科344
福祉文化学科522
こども文化学科239
管理栄養学科327
合計2,474
[6]

2025年度事業報告書の教職員の概要(2025年5月1日現在)では、職員は専任職員55人、嘱託職員17人、有期雇用職員25人の合計97人でした。1年後の2026年5月1日現在では、専任職員が57人になっています。[8] [5]

同じ2026年5月1日現在の資料によると、専任教員は71人、非常勤教員は148人です。本務教員の割合は32.4%で、授業の多くを非常勤教員が担っていることも、この資料から分かります。[5]

30日でやること。次の募集までに準備できること

ここまでの内容を、行動に落とします。以下は組み立て方の例で、この通りにやれば通るという意味ではありません。

  1. 1〜3日目:沖縄大学の採用情報のページを確かめ、ブックマークする
  2. 4〜7日目:専任職員の公募要項を読み、応募資格の生年月日の条件と応募書類を確かめる
  3. 8〜12日目:建学の精神のページで、嘉数昇の『教育の機会均等』への思いを読み、自分の経験と結びつく部分を1つ選ぶ
  4. 13〜17日目:沖縄大学憲章「地域共創・未来共創の大学へ」を読み、地域とどう関わる職員になりたいかを考える
  5. 18〜23日目:Web適性検査の対策を始める
  6. 24〜27日目:履歴書・自己紹介書に書く内容を、2ページ以内にまとめる練習をする
  7. 28〜30日目:沖縄県のほかの大学の職員募集も調べ、比べる先を決める
[1] [2] [7]

志望動機も、公開されている事実から組み立てます。沖縄大学は、教育の機会に恵まれない若者を支えたいという思いから生まれた大学です。その大学の職員として、学生や地域のために何をしたいのか。そこまで書けるなら、それは自分の言葉になります。[7]

採用の条件・日程・待遇は年度によって変わります。ここに書いた内容は、沖縄大学の公式サイトで確認したものです(資料ごとの確認日は、この記事の出典欄に1件ずつ書いています)。募集が出たら、必ず最新の公募要項を見てください。大学職員に向いているか迷ったときは、逆転内定塾の無料相談で一緒に整理することもできます。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 沖縄大学 採用情報確認日:2026-09-27 / 専任職員公募の案内と選考の流れ、有期雇用職員・学生職員の募集状況
  2. 沖縄大学 専任職員の公募について(公募要項)確認日:2026-09-27 / 応募資格、給与、待遇、勤務時間、休日、就業場所、選考スケジュール、応募書類
  3. 沖縄大学 有期雇用職員(運転手)公募要項確認日:2026-09-27 / 有期雇用職員の募集の条件
  4. 沖縄大学 有期雇用職員の募集について確認日:2026-09-27 / 2026年9月14日付の有期雇用職員(運転手)の募集案内
  5. 学校法人沖縄大学 専任教員数・職員数(2026年5月1日現在)確認日:2026-09-27 / 専任教員数と、専任職員・嘱託職員・有期雇用職員の男女別人数
  6. 沖縄大学 収容定員及び在籍者数(2026年5月1日現在)確認日:2026-09-27 / 学部・学科、大学院の在籍者数
  7. 沖縄大学 建学の精神・大学の理念確認日:2026-09-28 / 創設者嘉数昇の建学の想い、沖縄大学憲章「地域共創・未来共創の大学へ」
  8. 学校法人沖縄大学 2025年度事業報告書確認日:2026-09-28 / 沿革、教職員の概要、中期的な計画の進捗、研修、教員採用試験の合格者数
  9. 学校法人沖縄大学 女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画確認日:2026-09-28 / 専任職員向け研修の目標、専任事務職員の平均残業時間

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