まず会社が書いていることを読む(引用)

採用情報のトップに「文理を問わず多数活躍」という見出しがあり、その下にこう書かれています。「ODKで活躍する四年制大学卒社員の約7割が実は文系出身者。入社後しっかり教育してプロに育てる自信があるから文理不問で「人」を重視した採用をしています。」[1]‌​‌‌​‌​‌​‌‌​​‌‌​‌​​‌‌​​​‌‌​‌​‌‌​‌‌​‌​​‌‌‌‌​‌​​‌​‌​‌​​​​‌​​‌​‌​‌​

求める人材像のページでも「文系・理系は問いません。学生時代に培った能力を十分に活用し、高い目標に向かって常にチャレンジし続けることのできる人材を求めています。」としたうえで、創造的思考力・状況対応力・コミュニケーション力の3つを挙げています。[2]

教育については「知識や技術は入社してからいくらでも学べます。心配することなく、どうぞ真っ白で入社してください。」と書かれています。入る前にプログラミングを身につけていることを前提にしていない、ということです。[1]

どの大学から入っているのか。大学側の公表資料で確かめる

会社が採用大学を公開していなくても、大学の側が「この会社に就職した」と公表していることがあります。ただしこの会社については、大学の公式資料をたどっても、確認できたのは2校だけでした。[5] [6]

ODKソリューションズを就職先として掲載している大学(大学公式資料)
大学・学部(学科)掲載されている資料と見出し資料が示す対象年度
立命館大学(文系・理系の別だけの一覧)企業別採用実績の表で、2024年度の理系の列に1(過去5年の採用実績の欄は2)。列は座標で確認2024年度
筑波大学 教育学類「令和6年度進路状況(学群)」の教育学類の企業等の欄に「ODK ソリューションズ」令和6年度
[5] [6]

筑波大学の教育学類という、IT企業の就職先としては意外に見える学類から入っているのは、会社が書いている「文理不問」と噛み合っています。[6]

大学名で差がつかない土俵と、公開情報から分かること

「学歴に頼らず勝負する」というのは気持ちの問題ではなく、選考のどの部分が大学名で動かないかを見つけて、そこに時間を使うということです。ODKソリューションズが公開している情報から言えるのは、次の3つです。

土俵1:会社の催しに出ることが最初の条件

選考エントリーの説明は「選考エントリーには会社説明会もしくはオープンカンパニーへの参加が必須となります。まずは当社の催しにご参加ください。」です。参加さえすれば誰でも同じ入口に立てますが、逆に参加していないとエントリーできません。日程を先に押さえるところから始まります。[3]

土俵2:エントリーシートのテーマは説明会で知らされる

書類選考の説明には「エントリーシートをもとに書類選考を行います。※エントリーシートのテーマは、会社説明会もしくはオープンカンパニーにてお知らせいたします。」とあります。事前に書きためておく形ではないので、説明会でよく聞いてから書くことになります。[3]

土俵3:選考はグループディスカッションと面接

一次選考はグループディスカッション(履歴書は写真貼付で持参)、二次選考は人事担当者による個人面接が1〜2回、最終選考は役員による個人面接です。学科の知識を問う試験があるとは書かれていません。[3]

入社後の条件と会社の数字

募集要項に書かれていること
項目会社の記載
採用職種総合職(システムエンジニア職、セールスエンジニア職(ITコンサル)、サービス企画職等)
勤務地大阪本社・東京支店・五反田オフィス。テレワーク勤務制度有り、サテライトオフィス有り
初任給(四年制大学卒・22歳)対象資格未保有者 230,000円/対象資格保有者 233,000円
初任給(大学院修士修了・24歳)非情報系 234,000円/情報系 246,000円
昇給・賞与昇給 年1回(4月)※人事考課による/賞与 年2回(7月及び12月)
勤務時間9時00分〜17時10分。業務都合に応じて8時始業から13時始業まで6つのシフトで変更可能
年間休日・休暇日数129日(2026年)。うちリフレッシュ休暇5日、アニバーサリー休暇1日ほか
有給休暇入社初年度10日(試用期間3か月満了時)+20日(毎年1月1日)/2年目以降20日(最大40日まで繰越可)
[3]

初任給に「対象資格保有者」の区分があり、基本情報処理または応用情報処理の資格を持っていると3,000円上がります。入る前に取れる資格が、そのまま金額に反映される作りです。[3]

会社概要では、設立は1963年(昭和38年)4月1日、資本金は6億3,720万円(2026年3月31日現在)、売上高は連結66億円・単体61億円(2026年3月期)、社員数は連結204名・単体142名です。本社は大阪府大阪市中央区道修町で、東京支店と五反田オフィスがあります。事業内容は情報処理アウトソーシングサービス、ソフトウェアの開発及び販売などで、主要取引先は学校法人、証券会社、その他一般事業法人などです。[4]

明日からできること

  • 採用情報のトップを開いて、「約7割が実は文系出身者」を自分の目で見る
  • 会社説明会かオープンカンパニーの日程を確認して申し込む(参加しないとエントリーできない)
  • 基本情報処理技術者の資格を取ると初任給が3,000円上がるので、取得を検討する
  • 一次選考がグループディスカッション。練習しておく
  • 勤務地は大阪本社・東京支店・五反田オフィス。働く場所を考えておく
[1] [3]

この記事に書いたのは、会社が自分で公開している文書と、大学が自分で公開している進路資料だけです。どちらも今日この時点で誰でも開けます。出典はすべて下に並べてあるので、気になったところは自分で開いて確かめてください。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. ODKソリューションズ 採用情報確認日:2026-09-19 / 「ODKで活躍する四年制大学卒社員の約7割が実は文系出身者。入社後しっかり教育してプロに育てる自信があるから文理不問で「人」を重視した採用をしています。」「知識や技術は入社してからいくらでも学べます。心配することなく、どうぞ真っ白で入社してください。」「入社3年目までの定着率は何とほぼ100%。」
  2. ODKソリューションズ 求める人材像確認日:2026-09-19 / 「文系・理系は問いません。学生時代に培った能力を十分に活用し、高い目標に向かって常にチャレンジし続けることのできる人材を求めています。」、創造的思考力・状況対応力・コミュニケーション力
  3. ODKソリューションズ 新卒採用 募集要項・選考の流れ確認日:2026-09-19 / 採用職種、勤務地、初任給(四年制大学卒230,000円・対象資格保有者233,000円/大学院修士修了 非情報系234,000円・情報系246,000円)、昇給・賞与、勤務時間とシフト、年間休日129日(2026年)、有給休暇、「選考エントリーには会社説明会もしくはオープンカンパニーへの参加が必須となります。」、書類選考→一次選考(グループディスカッション)→二次選考(人事担当者による個人面接1〜2回)→最終選考(役員による個人面接)
  4. ODKソリューションズ 会社概要確認日:2026-09-19 / 設立1963年(昭和38年)4月1日、資本金6億3,720万円(2026年3月31日現在)、売上高 連結66億円・単体61億円(2026年3月期)、社員数 連結204名・単体142名、本社 大阪府大阪市中央区道修町、東京支店・五反田オフィス、事業内容、主要取引先
  5. 立命館大学 PLACEMENT DATA 2025確認日:2026-09-19 / 企業別採用実績の表で(株)ODKソリューションズの2024年度 理系の列に1、過去5年の採用実績の欄に2(列は座標で確認)
  6. 筑波大学 令和6年度進路状況(学群)確認日:2026-09-12 / 教育学類の企業等の欄にODK ソリューションズ(行の座標で学類を確認)

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