どの大学から入っているのか。大学側の公表資料で確かめる

会社が採用大学を公開していなくても、大学の側が「この会社に就職した」と公表していることがあります。逆転就活コラムでは、大学が自分で出している進路資料を集めて、そこに載っている企業名を1件ずつ確認しています。日本パーカライジングについて、現時点で確認できたのは次の2大学(3行)です。[3] [4] [5]‌‌​​​‌‌​​‌​‌​​​​‌​‌​‌‌‌​‌‌​​​‌‌‌‌​​​​​​​​​‌​‌​‌‌‌​‌​‌‌‌​​‌​​‌‌​‌

日本パーカライジングを就職先として掲載している大学(大学公式資料。確認日は出典欄に1件ずつ)
大学・学部(学科)掲載されている資料と見出し資料が示す対象年度
岩手大学 理工学部「令和5(2023)年度 理工学部卒業生 進路先一覧」に「日本パーカライジング株式会社」令和5(2023)年度
東京経済大学 現代法学部「2024年度 主要就職先リスト」の現代法学部の欄に「日本パーカライジング」2024年度
東京経済大学 経済学部「2023年度 主要就職先リスト」の経済学部の欄に「日本パーカライジング」2023年度
[3] [4] [5]

理工学部に加えて、東京経済大学の現代法学部と経済学部の一覧に社名があります。募集学科の文系に法・経済が入っていることと合っています。[1] [4] [5]

会社が学歴・専攻について書いていること(引用)

採用ページの採用コンセプトの説明には、こう書かれています。「これからの日本パーカライジングが求めるのは、表面処理という未解明の領域に踏み出し、仲間や世界中の顧客、そして社会を巻き込んで新しい世界を作ることにワクワクできる人材。その想いを共有できるのであれば、入社時の専門知識の有無は問いません。」[1]

ただし、同じ頁の募集要項の募集学科は、全学部全学科ではなく、学科名が並んでいます。専門知識は問わないが、応募できる学科は決まっている、という書き方です。[1]

募集職種と募集学科(募集要項より)
区分募集職種募集学科
文系営業/人事/経理/情報システム法/経済/経営/商/教育/外国語
理系研究開発/製品開発/生産技術/技術営業/情報システム化学/機械/電気/電子/工学/材料/金属/物理/生物
[1]

自分の学科がこの一覧にない場合、応募できるかは会社に問い合わせて確かめる必要があります。大学名を選考でどう扱っているかは公開されていないので、そこは「分からない」が正確です。[1]

大学名で差がつかない土俵と、公開情報から分かること

「学歴に頼らず勝負する」というのは気持ちの問題ではなく、選考のどの部分が大学名で動かないかを見つけて、そこに時間を使うということです。日本パーカライジングが公開している情報から言えるのは、次の2つです。

土俵1:専門知識より、表面処理への関心

採用コンセプトは、入社時の専門知識の有無を問わないとしています。表面処理という分野に踏み出すことにワクワクできるか、が会社の求める人材の条件です。[1]

土俵2:希望の職種を聞いてから選考する

FAQの配属についての答えは「初期配属となる職種のご希望を伺ったうえで選考を実施いたします。」で始まり、総合職の採用なので将来は職種が変わる可能性があると続きます。職種を決めきれない人は、入社後の研修中に適性を見て決めるとも書かれています。[1]

会社の中身と、入社後の条件

会社概要
項目会社の記載
本社東京都中央区日本橋
設立1928年7月12日
資本金45億6,039万円
従業員数906名(2026年3月31日現在)
主な事業薬品事業、加工事業、装置事業、その他事業(ビルメンテナンス、太陽光発電)
[2]
募集要項に書かれていること
項目会社の記載
初任給大学院卒(博士)353,430円/大学院卒(修士)325,430円/大学卒304,430円
採用予定人数2027年3月大学卒業および大学院修了予定者 文系5名程度・理系10名程度
選考方法書類選考/面接(個別)/適性テスト
休日本社・営業所・研究所の休日数125日(2025年)
社有独身寮・借上寮とも使用料5,000円/月(通勤時間が2時間以上かかる人が対象)
[1]

沿革によると、1928年に東京都千代田区に本社を置き、米国の会社から鉄鋼防錆剤などの技術を導入して社員9名でスタートした会社です。FAQには、入社時と昇格時にTOEIC試験の受験を義務にしていると書かれています。[1] [2]

明日からできること

  • 採用ページを開いて、自分の学科が募集学科の一覧に入っているか確かめる。無ければ会社に問い合わせる
  • 表面処理という仕事の何にワクワクするかを、自分の言葉にしておく
  • 初期配属の職種の希望を聞かれるので、文系なら営業・人事・経理・情報システムのどれかを考えておく
  • 採用予定は文系5名程度と少ない。早めに準備を始める
  • 自分の大学の就職課の資料で「日本パーカライジング」を探す
[1]

この記事に書いたのは、会社が自分で公開している文書と、大学が自分で公開している進路資料だけです。どちらも今日この時点で誰でも開けます。出典はすべて下に並べてあるので、気になったところは自分で開いて確かめてください。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 日本パーカライジング 採用情報確認日:2026-09-11 / 採用コンセプト「その想いを共有できるのであれば、入社時の専門知識の有無は問いません。」、募集職種、募集学科(文系・理系とも学科を限定)、初任給、採用予定人数(文系5名程度・理系10名程度)、選考方法、休日、寮、FAQ(「初期配属となる職種のご希望を伺ったうえで選考を実施いたします。」、ノルマ、TOEIC)
  2. 日本パーカライジング 会社概要確認日:2026-09-11 / 本社所在地、設立1928年7月12日、資本金45億6,039万円、従業員数906名(2026年3月31日現在)、主な事業内容、沿革
  3. 岩手大学 令和5(2023)年度 卒業生 進路先一覧確認日:2026-09-10 / 「令和5(2023)年度 理工学部卒業生 進路先一覧」に日本パーカライジング株式会社
  4. 東京経済大学 2024年度 主要就職先リスト確認日:2026-09-10 / 現代法学部の欄に日本パーカライジング
  5. 東京経済大学 2023年度 主要就職先リスト確認日:2026-09-10 / 「2023年度(2024年3月31日現在)」の経済学部の欄に日本パーカライジング

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