どの大学の卒業生が、日本福祉大学の職員になっているか
他大学が公表している進路資料では、就職先として日本福祉大学(学校法人日本福祉大学)の名前を確認できませんでした。大学の進路資料は企業名が中心で、学校法人名を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。
法人が公開している職員の情報[3]
学校法人日本福祉大学の事務職員(総合職)の募集要項には、職員の出身大学や出身学部についての記述はありません。採用説明会(Zoom)の構成は「全体説明、若手・中堅職員の話(毎回変わります)、質疑応答」と書かれていて、職員の話は説明会の中で聞く形です。[3]
- 募集要項の応募資格:大学または大学院の卒業(修了)見込み、または卒業(修了)した人。学部・学科の指定はない
- 募集要項の歓迎する人:「ICTに関する知識や技術、語学能力、諸資格、その他現職において培った専門的な技術や能力をお持ちの方、歓迎します。」
- 採用説明会:全体説明、若手・中堅職員の話、質疑応答(職員の出身大学の紹介は募集要項には無い)
募集要項が求める人物について書いていること(引用)
2026年4月1日採用の事務職員(総合職)の募集要項には、求める人物像が6つ書かれています。そのまま引用します。[3]
- 「本学園の「建学の精神」と「事業内容」を理解し、共に学園の発展に寄与する意欲のある方」
- 「現状に満足することなく、常に向上心と探究心を持ち改善・改革を実行できる方」
- 「職場における人々とのチームワークを重視し、積極的にコミュニケーションを図ることができる方」
- 「一つの領域に留まらず、複数の領域において業務を担当することに積極的である方」
- 「困難な事態や逆境にあっても立ち向かうバイタリティを持つ方」
- 「豊かな人間性と社会性、幅広い知識を修得しようとする意欲を持つ方」
建学の精神[3]
要項の冒頭には、1953年に開設された大学の「建学の精神」の一節が引かれています。その中に「社会の革新と進歩のために挺身する志の人を、この大学を中心として輩出させたいのであります。」という言葉があります。要項は、社会や環境が変わる中で「経営と教学のあらゆる場面において、事務職員の果たす役割はますます大きくなっています。」と書き、建学の精神や事業内容を理解して社会に貢献したい人、新たな大学創造に挑戦できる人の応募を待っていると結んでいます。[3]
応募資格にも「建学の精神」[3]
応募資格には、卒業(見込み)や生年月日の条件と並んで「本学の「建学の精神」に共感できる方」「高等教育機関における管理運営業務等を通して社会に貢献する志をお持ちの方」が挙がっています。福祉を学んだことや特定の資格は、応募資格に入っていません。[3]
採用の仕組み。学校法人日本福祉大学の独自選考で、面接は3回
日本福祉大学は私立大学なので、国立大学のような統一の採用試験はありません。学校法人日本福祉大学が、独自の選考で事務職員(総合職)を採用します。直近に公表された新卒向けの募集(2026年4月1日採用)の試験日程は、次のとおりでした(会場や日程は変更になる場合があると書かれています)。[3]
| 段階 | 日程・内容 |
|---|---|
| 採用説明会(Zoom) | 3月14日(金)、3月29日(土)、4月26日(土)。新卒はマイナビから申し込み |
| 書類選考 | 合格者に第1次試験の案内 |
| 第1次試験 | 面接試験(Zoom)。2025年6月1日(日)・2日(月) |
| SPI試験・小論文 | 第1次試験の合格者のみ。第2次試験までに提出 |
| 第2次試験 | 面接試験。2025年6月15日(日)・16日(月)、東海キャンパス |
| 第3次試験 | 面接試験。2025年6月21日(土)、美浜キャンパス |
第1次試験の通過者は、第2次試験を受けるときに卒業(見込み)証明書と成績証明書を提出します。大学院修了(見込み)の人は、大学と大学院の両方の成績証明書が必要です。[3]
新卒と既卒は同じ募集、中途は秋に別の要項[3] [4]
2026年4月1日採用の要項は、採用予定日を「2025年10月1日付(既卒)および2026年4月1日付(新卒のみ)」としていて、新卒と既卒を1つの募集で受け付けています。これとは別に、2024年には「事務職員 (総合職) 秋試験募集要項(中途採用)」が出ていて、こちらは大学・大学院を卒業した人が対象で、採用予定日は2025年1月1日付または4月1日付でした。[3] [4]
採用説明会は「日本福祉大学のすべて」という題で、全体説明、若手・中堅職員の話、質疑応答の構成でした。新卒はマイナビから、既卒は大学の予約フォームから申し込む形です。[3]
職員の仕事。経営管理から学生募集、リカレント教育、地域連携まで
募集要項の「職種」には、事務職員として携わる業務が並んでいます。[3]
- 経営企画・財務・人事等の経営管理に関わる業務
- 学生募集・マーケティングに関わる業務
- 教育改革ならびに学生支援に関わる業務
- 研究支援ならびに社会連携事業に関わる業務
- リカレント教育事業に関わる業務
- 地域・社会との連携事業に関わる業務 等
勤務地は愛知県内の各キャンパスから東京・大阪まで[3]
勤務地は、法人が設置する学校(日本福祉大学、日本福祉大学大学院、日本福祉大学付属高等学校、日本福祉大学中央福祉専門学校)と事業所で、「美浜、半田、東海、名古屋、東京、大阪など」と書かれています。大学だけでなく付属高校や専門学校も勤務先になりうること、愛知県外の事業所もあることが特徴です。[3]
求める人物像に「一つの領域に留まらず、複数の領域において業務を担当することに積極的である方」があるとおり、配属される領域は1つに限られない前提で書かれています。[3]
大学の規模[3]
要項は、大学が「わずか83人の学生でスタート」し、現在は「学生数約10,000名(うち社会人約5,000名)」、9学部11学科6研究科(2025年4月からの予定)、4キャンパスを持つ全国型の「ふくしの総合大学」になったと説明しています。社会人学生が約半数いて、通信教育やリカレント教育の事業も事務職員の仕事の範囲に入っています。[3]
応募できる条件と待遇
直近に公表された新卒向けの要項(2026年4月1日採用)に書かれている条件を並べます。年度によって変わるので、応募の前には必ず最新の募集要項を見てください。[3]
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 採用人数 | 若干名 |
| 採用予定日 | 2025年10月1日付(既卒)および2026年4月1日付(新卒のみ) |
| 応募資格 | 2026年3月末までに大学または大学院を卒業(修了)見込みの方/大学または大学院を卒業(修了)した方で、1995年4月2日以降に生まれた方/本学の「建学の精神」に共感できる方/高等教育機関における管理運営業務等を通して社会に貢献する志をお持ちの方(長期勤続によるキャリア形成のため、若年者が対象) |
| 勤務地 | 法人が設置する学校(日本福祉大学、同大学院、付属高等学校、中央福祉専門学校)と事業所。美浜、半田、東海、名古屋、東京、大阪など |
| 勤務時間 | 平日9:15~17:15(実働7時間)。年間総労働時間1,694時間 |
| 休日 | 完全週休2日(日・祝日、土曜)、年末年始、年次有給休暇など。年間休日日数123日 |
| 月額給与例(本俸+住宅手当) | 22歳 211,000円~、25歳 221,430円~、30歳 271,700円~310,700円 |
| 手当 | 通勤手当、扶養手当、超過勤務手当 |
| 賞与 | 5.0ヶ月(2024年度実績)。上級職昇格の場合6.0ヶ月(2024年度実績) |
| 年間給与モデル | 22歳(扶養なし)346万円~、25歳(扶養なし)373万円~、30歳(扶養配偶者)494万円~ |
| 福利厚生 | 社会保険(年金・健康保険は私学事業団、雇用保険、労災保険)、財形貯蓄、各種貸付制度、福利厚生俱楽部など |
要項には、上級職に昇格した場合の年間給与モデルとして、30歳(扶養配偶者)593万円~、32歳(扶養配偶者・子1名)658万円~、35歳(扶養配偶者・子1名)721万円~も載っています。[3]
募集の時期。直近の新卒向け要項は2026年4月採用分で、受付は終了
日本福祉大学の「教職員の公募(応募受付終了)」の一覧には、「学校法人日本福祉大学 事務職員 (総合職) 募集について」という同じ題名の募集が複数並んでいます。直近の新卒向けの要項は2026年4月1日採用分で、ページには「今回の応募受付は終了いたしました。」と表示されています。[2] [3]
| 項目 | 2025年4月1日採用(新卒) | 2026年4月1日採用(新卒) |
|---|---|---|
| 新卒の卒業時期 | 2025年3月末までに卒業(修了)見込み | 2026年3月末までに卒業(修了)見込み |
| 第1次試験 | 2024年6月2日・3日 | 2025年6月1日・2日 |
| 第2次試験 | 2024年6月14日・15日 | 2025年6月15日・16日 |
2026年9月の時点で、「教職員の採用情報」のページに掲載されているのは教員の募集で、2027年4月1日採用の事務職員の募集は掲載されていません。次の募集がいつ出るかは、この記事では書きません。採用情報のページと応募受付終了の一覧を確かめてください。[1] [2]
公開されている数字。通学課程の学部生は4,968名
数字は、学校法人日本福祉大学が公開しているものだけを並べます。[3] [6]
| 項目 | 数字 | 出典 |
|---|---|---|
| 学生数(事務職員の募集要項の記載) | 約10,000名(うち社会人約5,000名) | 事務職員(総合職)募集要項 |
| 学部・学科・研究科 | 9学部11学科6研究科(2025年4月からの予定) | 同上 |
| キャンパス | 4キャンパス | 同上 |
| 通学課程の学部 在籍者数 | 4,968名(2026年5月1日現在) | 情報公開 入学者数・収容定員・在籍者数(学部) |
| 事務職員の年間休日 | 123日 | 事務職員(総合職)募集要項 |
公開されていないものもはっきりさせておきます。事務職員の総数、新卒の採用人数(要項では「若干名」)、応募者数、選考の倍率、職員の出身大学は、学校法人日本福祉大学の採用情報のページには見当たりませんでした。[1] [3]
30日でやること。大学名では動かない部分から埋める
ここまでの内容を、行動に落とします。以下は組み立て方の例で、この通りにやれば通るという意味ではありません。自分の状況に合わせて入れ替えてください。[3]
- 1〜3日目:日本福祉大学の「教職員の採用情報」のページで、事務職員(総合職)の募集が出ていないかを確かめる。2026年9月時点では、2027年4月採用の事務職員の募集は掲載されていない
- 4〜7日目:直近の要項の求める人物像6つを書き写し、自分の経験を当てはめる。「複数の領域において業務を担当することに積極的」は、部署が変わることを前提にした言葉として読む
- 8〜14日目:建学の精神を読み、「社会の革新と進歩のために挺身する志の人」という言葉と自分の関心がどうつながるかを書く。応募資格にも「建学の精神」への共感が入っている
- 15〜21日目:第1次試験のあとにSPI試験と小論文の提出がある。SPIの練習と、字数を決めた小論文の練習をしておく
- 22〜30日目:勤務地に東京・大阪の事業所や付属高校・専門学校が含まれることを踏まえ、大学以外に配属されても働けるかを自分で確かめ、面接で聞かれたときの答えを用意する
志望動機は、公開されている事実から組み立てると説得力が出ます。たとえば、日本福祉大学が83人の学生から始まり、社会人学生約5,000名を含む約10,000名の大学になったこと。事務職員の業務にリカレント教育事業や地域・社会との連携事業が入っていること。これらに自分の経験を重ねれば、根拠のある志望動機になります。[3]
採用の条件・日程・待遇は年度によって変わります。資料ごとの確認日は、この記事の出典欄に1件ずつ書いています。応募の前に必ず最新の募集要項を確認してください。
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
- 日本福祉大学 教職員の採用情報確認日:2026-09-27 / 掲載中の公募の一覧(2026年9月時点は教員の募集。採用予定時期2027年4月1日)、応募受付終了の一覧への入口
- 日本福祉大学 教職員の公募(応募受付終了)確認日:2026-09-27 / 応募受付を終了した公募の一覧。「学校法人日本福祉大学 事務職員 (総合職) 募集について」が複数の年に掲載
- 学校法人日本福祉大学 事務職員 (総合職) 募集について(2026年4月1日採用・新卒)確認日:2026-09-27 / 建学の精神、職種、求める人物像、採用人数、採用予定日、応募資格、採用説明会、試験日程、勤務地、勤務条件、給与等、福利厚生、年齢別年間給与モデル。「今回の応募受付は終了いたしました。」
- 学校法人日本福祉大学 事務職員 (総合職) 秋試験募集要項(中途採用)確認日:2026-09-27 / 中途採用の募集。応募資格(大学または大学院を卒業した方で1994年4月2日以降に生まれた方)、採用予定日(2025年1月1日付または2025年4月1日付)、試験日程
- 学校法人日本福祉大学 事務職員 (総合職) 募集について(2025年4月1日採用・新卒)確認日:2026-09-27 / 採用予定日(2024年10月1日付(既卒)および2025年4月1日付(新卒のみ))、応募資格、第1次・第2次試験の日程
- 日本福祉大学 情報公開 入学者数・収容定員・在籍者数(学部)(2026年5月1日現在・PDF)確認日:2026-09-27 / 通学学部合計の在籍者数4,968(2026年5月1日現在)。学生数を示すための説明用の出典で、PDFの本文に大学名の文字は載っていない