どの大学の卒業生が、名古屋商科大学の職員になっているか
他大学が公表している進路資料では、就職先として名古屋商科大学(学校法人栗本学園)の名前を確認できませんでした。大学の進路資料は企業名が中心で、学校法人名を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。
法人が公開している情報[1]
学校法人栗本学園の専任職員公募情報には、職員の出身大学や出身学部を紹介する記述はありません。書かれているのは、応募資格と、優遇する人の条件です。[1]
- 応募資格:4年制大学卒業見込みまたは大学院修了見込みの在学生、もしくは4年制大学または大学院の卒業生(学部・学科の指定はない)
- 特記事項:「各種資格を有する方、情報システム管理の経験者、英語及びその他外国語に堪能な方を優遇します。」
- 国際交流の業務:TOEIC880以上・英検準1級以上・1年以上の海外留学あるいは海外勤務経験者を優遇
公募情報が求める人物について書いていること(引用)
専任職員公募情報の「仕事内容」の冒頭は、大学について「名古屋商科大学は、国際的な大学評価機関であるAACSBから認証を受けた教育機関です。」と紹介し、続けて「改革意識の高い本学が求めるのは様々な角度から物事を考えて行動できる斬新さと柔軟さです。」と書いています。[1]
ビジネススクール(MBA)については、社会人を対象としたマネジメント教育を行い、国際認証のEQUISとAMBAから認証を受けていると説明しています。職員の仕事の中にも「ビジネススクール」の教務・国際・広報があり、そこでは営業職経験や教育研修の企画・運営経験、海外留学・海外勤務経験のある人を優遇すると書かれています。[1]
建学の精神「フロンティア・スピリット」[5]
名古屋商科大学の建学の精神は「フロンティア・スピリット」です。大学は、その意味を「フォロワー(追随者)ではなくリーダー(先導者)を創り、創造的かつ自立的に考える若者を育成し、将来の開拓者に必要なスキルと資質を生徒に伝えるという学校の使命のことです。」と説明しています。「開かれた道を行くな、未踏の地を切り拓け」という言葉も掲げています。[5]
公募情報が求める「斬新さと柔軟さ」は、この建学の精神とつながっています。新卒の応募者にとっては、学生時代に自分で考えて新しいことに取り組んだ経験を話せるかどうかが、準備の中心になります。[1] [5]
採用の仕組み。応募フォームの登録から始まる随時選考
名古屋商科大学は私立大学なので、国立大学のような統一の採用試験はありません。大学を設置する学校法人栗本学園が、専任職員公募情報で専任職員を募集しています。受付方法は「インターネットによる申込。名古屋商科大学ホームページ採用情報の応募フォームに登録してください。なお、登録内容を第一次選考とします。」です。[1] [2] [3]
| 段階 | 内容 |
|---|---|
| 1次選考 | 応募フォーム登録内容確認 |
| 2次選考 | 一般常識・面接 |
| 3次選考 | 最終面接 |
選考日時は「随時選考(募集期限は特に定めておりません。一次選考通過者のみ1週間以内に、本人にメールで連絡の上、二次選考の日程を決定いたします。)」と書かれています。新卒向けに一斉に行う試験日は決まっておらず、応募した時期に合わせて選考が進みます。[1]
二次選考で出すもの[1]
諸注意には、試験は筆記30分・面接30分程度で、1時間程度かかると書かれています。二次選考のときに、履歴書(3ヶ月以内の顔写真付き)と職務経歴書を提出します。一度提出された書類は返却されません。[1]
任期付(年俸制)から始まる場合[1]
特記事項には「任期付(年俸制)での採用から開始する場合があります。」と書かれています。専任職員の公募ですが、最初から期間の定めのない雇用になるとは限りません。どの場合に任期付になるのか、任期の長さ、その後の扱いは公募情報に書かれていないので、選考の中で確かめる必要があります。[1]
臨時職員(用務員・守衛室)は、専任職員とは応募資格や選考方法が異なり、別途相談と書かれています。[1]
職員の仕事。学部とビジネススクール、12の分野
専任職員公募情報には、専任職員の仕事が分野ごとに書かれています。[1]
| 分野 | 仕事内容 |
|---|---|
| 法人本部 | 学園経理/教職員給与事務・会計/文書管理/IR等 |
| 教務 | 履修・成績管理/教員・学生の窓口対応等 |
| 学生 | 学生寮・下宿関連/奨学金/クラブ・学生団体他等 |
| 保健室 | 学生や教職員の健康増進や管理、心のケア等(要・保健師資格) |
| 入試広報 | 入試関連/広報/説明会等企画運営等 |
| 進路支援 | 就職支援/大学院進学支援/資格対策等 |
| 国際交流 | 提携校連絡調整/外国人留学生受入・生活環境サポート/外国語に関するアドバイス等 |
| 中央情報センター(図書館) | 図書館資料の選択・収集/本の貸出・複写サービス/図書館機能の管理等 |
| コンピュータセンター | 学内システムの運用管理及び開発、コンピュータに関する質問やトラブルへの支援等 |
| 秘書 | 役員のスケジュール管理等 秘書業務 |
| 総務 | 学納金管理業務/人事労務管理等/施設・設備管理 |
| ビジネススクール | 教務/国際/広報 |
勤務場所[1]
勤務場所は、学部の日進キャンパス(日進市、本部)と伏見キャンパス(名古屋市中区)、大学院の名商大ビジネススクールの名古屋キャンパス(名古屋市中区)、東京キャンパス(東京都千代田区丸の内)、大阪キャンパス(大阪市北区)です。愛知県だけでなく、東京・大阪のキャンパスも挙がっています。[1]
働き方[1]
勤務時間は、学部が平日8時45分〜17時30分(講義日程により変更あり)、ビジネススクールはフレックスタイム勤務です。休日は原則として学事暦に準じ、日曜日・祝日・勤務日以外の土曜日で、講義日程による土曜出勤があります。[1]
応募できる条件と待遇
専任職員公募情報に書かれている条件を並べます。随時更新される公募なので、応募の前には必ず最新の内容を見てください。[1]
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 求人者 | 学校法人栗本学園(愛知県日進市米野木町三ヶ峯4-4) |
| 応募資格 | 4年制大学卒業見込みまたは大学院修了見込みの在学生、もしくは4年制大学または大学院の卒業生 |
| 俸給 | 360万〜1,050万円(年齢、経験、能力を考慮の上内定時に提示) |
| 賞与 | 年3回(7月・12月・3月)。5.7ヶ月(支給額は業務評価により増減) |
| 通勤手当 | 月額30,000円まで |
| 勤務時間 | 学部:平日8時45分〜17時30分(講義日程により変更有り)/ビジネススクール:フレックスタイム勤務 |
| 有給休暇 | 初年度10日間、第2年度以降1〜2日加算(上限20日間) |
| 休日・休暇等 | 原則として学事暦に準ずる。日曜日・祝日・勤務日以外の土曜日(講義日程による出勤あり)。夏期休暇(平日8日間)、年末年始(平日5日間)、慶弔休暇、産前産後休暇、育児休職(子が満3歳に達するまで)、介護休職など |
| 社会保険 | 私学共済(健康保険・介護保険・年金)、労災保険、雇用保険 |
| 定年 | 60歳(65歳まで継続雇用あり) |
俸給は年額の幅で書かれていて、新卒の初任給の額は示されていません。「任期付(年俸制)での採用から開始する場合があります。」という記載もあるので、内定のときに雇用形態と俸給を必ず確かめてください。[1]
募集の時期。募集期限を定めない随時選考
専任職員公募情報は、選考日時を「随時選考」とし、「募集期限は特に定めておりません。」と書いています。2026年9月の時点でも公募情報は掲載されていて、応募フォームから申し込めます。[1] [3]
新卒向けの一斉の説明会や試験日程は書かれていません。一次選考を通過した人にだけ、1週間以内にメールで連絡があり、二次選考の日程が決まります。応募から二次選考までの期間が短いので、応募フォームに登録する前に、筆記(一般常識)と面接の準備を済ませておくと動きやすくなります。[1]
学内行事のために、採用試験日が希望に添えない場合もあると書かれています。大学案内パンフレット等の資料は個人宛てには送っていないので、大学の概要はホームページで調べる形です。[1]
公開されている数字。学部の在籍者は3,315名
数字は、名古屋商科大学が公開しているものだけを並べます。[4]
| 区分 | 入学定員 | 入学者数 | 収容定員 | 在籍者数 |
|---|---|---|---|---|
| 商学部 | 198 | 221 | 792 | 888 |
| 経済学部 | 198 | 215 | 792 | 812 |
| 経営学部 | 306 | 377 | 1,116 | 1,260 |
| 国際学部 | 98 | 125 | 500 | 355 |
| 学部 計 | 800 | 938 | 3,200 | 3,315 |
| 大学院 計(マネジメント研究科・会計ファイナンス研究科) | 250 | 303 | 500 | 608 |
大学院の在籍者608名のうち、マネジメント研究科が530名です。社会人を対象にしたビジネススクールの規模が大きいことが、職員の仕事にビジネススクールの教務・国際・広報があることにつながっています。[4] [1]
公開されていないものもはっきりさせておきます。職員の総数、新卒の採用人数、応募者数、選考の倍率、新卒の初任給の額は、専任職員公募情報には書かれていません。[1]
30日でやること。随時選考なので、準備が整ったら応募する
ここまでの内容を、行動に落とします。以下は組み立て方の例で、この通りにやれば通るという意味ではありません。自分の状況に合わせて入れ替えてください。[1]
- 1〜3日目:名古屋商科大学の採用情報から専任職員公募情報を開き、最新の応募資格・勤務条件を確かめる。任期付(年俸制)から始まる場合がある点も読んでおく
- 4〜10日目:12の仕事の分野から、自分が関わりたい分野を2つ選び、その理由を書く。国際交流やコンピュータセンターのように優遇条件がある分野は、自分が条件に当てはまるかも確かめる
- 11〜17日目:建学の精神「フロンティア・スピリット」と、公募情報の「斬新さと柔軟さ」に当てはまる自分の経験を1つ決め、面接で話せるようにする
- 18〜24日目:二次選考の一般常識(筆記30分程度)の対策をし、履歴書と職務経歴書を用意する。新卒でも二次選考で職務経歴書の提出が求められている
- 25〜30日目:応募フォームに登録する。一次選考の通過者には1週間以内にメールで連絡があり、二次選考の日程が決まる
志望動機は、公開されている事実から組み立てると説得力が出ます。たとえば、名古屋商科大学がAACSB・EQUIS・AMBAの国際認証を受けていること、東京・大阪を含む複数のキャンパスでビジネススクールを運営していること。これらに自分の経験を重ねれば、根拠のある志望動機になります。[1]
採用の条件・日程・待遇は変わることがあります。資料ごとの確認日は、この記事の出典欄に1件ずつ書いています。応募の前に必ず最新の公募情報を確認してください。
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
- 名古屋商科大学 専任職員公募情報確認日:2026-09-27 / 求人者(学校法人栗本学園)、応募資格、受付方法、選考方法、選考日時(随時選考・募集期限なし)、勤務場所、特記事項(優遇条件、任期付(年俸制)での採用から開始する場合)、仕事内容、勤務条件(俸給、賞与、通勤手当、勤務時間、有給休暇、休日・休暇、社会保険、定年)、諸注意
- 名古屋商科大学 採用情報確認日:2026-09-27 / 採用案内(職員公募情報、職員応募フォーム、教員採用に関する情報)
- 名古屋商科大学 求人申込書(職員応募フォーム)確認日:2026-09-27 / 専任職員の応募フォーム(基本情報などの入力)
- 名古屋商科大学 情報公開確認日:2026-09-27 / 入学定員・入学者数・収容定員・在籍者数(学部・大学院)
- 名古屋商科大学 建学の精神と歩み確認日:2026-09-27 / ミッション、建学の精神「フロンティア・スピリット」、創立者