どの大学の卒業生が名古屋市立大学の職員になっているのか

南山大学が公表している進路資料に、就職先として公立大学法人名古屋市立大学の名前があります。[13]​​​​​​​‌‌​​‌‌‌‌‌‌​‌‌‌​‌‌​​​​​​​​‌​​​​‌‌​‌‌‌​‌​​‌‌‌​​‌‌‌​‌​‌​‌​‌​

名古屋市立大学が就職先として載っている大学の進路資料(大学公式資料)
大学・学部掲載されている資料対象年度
南山大学2024年度企業別就職状況の一覧に「公立大学法人名古屋市立大学」。行の合計欄は12024年度
[13]

表に入れなかったもの

大学の進路資料には、名古屋市立大学の附属病院(東部医療センターなど)への就職や、大学院への進学も多く出てきます。病院は看護職など医療職の就職、大学院は進学なので、事務職員の話とは別として表に入れていません。

採用サイトの職員紹介[7]

名古屋市立大学の採用サイトには、部署ごとの職員紹介があります。職位と採用年月、経歴が書かれていて、出身大学は書かれていません。[7] [10] [11] [12]

  • 総務部労務課 主事:採用年月2022年11月。広報課での広報担当等を経て2025年7月から現職
  • 教育研究部学生課 係長:採用年月2017年4月。学生支援業務(奨学金、課外活動、キャリア支援、障害学生支援等)を担当
  • 名市大病院 病院管理部医事課 課長:採用年月2011年4月。名市大病院医事課で主事、係長を経て2026年4月から現職
[10] [11] [12]

名古屋市立大学が求める人

採用サイトのトップには「「未来を創造し、愛される職員」をめざして」という見出しがあり、大学が求める人を次のように書いています。[2]

「このような中で本学は、変化をポジティブに捉え、積極的に周りを巻き込みながら共に未来を創造する意欲をお持ちの方を求めています。」[2]

その前には、令和5年度にデータサイエンス学部を開設し、みどり市民病院・みらい光生病院が医学部附属病院となり、令和7年度にはリハビリテーション病院も医学部附属病院になったことで、「本学は7学部8研究科・6病院を擁する全国でも屈指の規模の公立大学となりました。」と書かれています。大学と病院の両方を支える職員を求めている、ということです。[2]

公務員ではなく法人職員

よくある質問は、職員の身分について「本学は公立大学法人のため、職員は公務員ではなく法人職員となります。ただし、給料や休暇制度は名古屋市の制度に準じています。」と答えています。公共性の高い業務に携わるため、守秘義務などが適用される「準公務員」とされるとも書かれています。[6]

試験について、よくある質問は「専門的知識を要する試験の実施は予定していません。」と書いています。公務員試験のような専門科目の勉強は求められていない、ということです。[6]

採用の仕組み。法人独自の試験を3回

名古屋市立大学の職員採用は、法人独自の試験です。名古屋市立大学の採用情報のページから、法人の採用サイト(採用管理サービス上の法人専用のページ)に進んで応募します。[1] [2]

令和9年4月1日採用 主事(事務)の試験(2026年9月27日確認)
段階内容日程
応募採用サイトからエントリーし、マイページで追加情報を登録受付は2026年10月15日(木)17時まで。追加登録は10月16日(金)正午まで
一次試験適性検査・基礎能力検査(応募手続きが完了した人へメールで案内)10月25日(日)までに実施。合格発表10月30日(金)
二次試験面接試験(対面)11月7日(土)。合格発表11月13日(金)
三次試験プレゼンテーション面接試験(対面)11月28日(土)。合格発表12月8日(火)
[3]

応募者が多い場合は、一次試験の前に書類選考を行うことがあると書かれています。三次試験のプレゼンテーションの課題は、二次試験の受験案内のときに知らされます。試験の場所は桜山キャンパス内です。[3]

年間の試験の組み方

採用サイトの選考スケジュールによると、事務職には、翌年度4月採用の「事務一般(新卒・第二新卒)」と、当該年度7月採用の「事務一般」があります。標準的なスケジュールでは、翌年度4月採用は3月上旬に試験情報開示、3月下旬に募集締め切り、4月上旬に一次試験、4月下旬に二次試験、5月中・下旬に三次試験、6月上旬に合格発表です。[4]

選考フローのページは、採用試験・選考案内の発表、プレエントリー、マイページでの本エントリー、採用試験、内定の順に進むと説明しています。[5]

職員の仕事。大学と6つの附属病院

主事(事務)の職務内容は「大学、附属病院等において、新規事業の企画立案も含めた事務に従事していただきます。」です。エントリーのときに初任配属先の希望(大学・附属病院・どちらでもよい)を選び、大学は「初任配属先の選択は最大限尊重します。」と書いています。将来的には異動の可能性があります。[3]

主事(事務)の配属先の例(募集要項より)
区分部署の例
大学学部事務課(学務、学部運営管理、経理等)、学生課(学生支援、入試等)、国際課、教務企画課、総務課、人事課、財務課、研究推進課、病院統括部など
附属病院管理課(医療スタッフの管理、病院施設の管理等)、経営課(病院経営状況の管理、医療機器の購入・管理等)、医事課(診療収入業務、レセプト管理等)など
[3]

病院の事務について、仕事内容のページは「なお、患者さんの受付やお会計は基本的に本学職員で対応することはなく、本学職員は病院全体の運営に携わります。」と説明しています。窓口の医療事務ではなく、病院の総務・人事・経営などを担う仕事です。[8]

よくある質問によると、部署異動の頻度は人によりますが、大学から病院、病院から大学という異動の可能性もあります。配属先は、経験や採用試験での意向を参考に大学が決め、採用初日に伝えられます。[6]

医事課の課長は職員紹介で、名市大の収入の8割以上を附属病院が賄っていると書いています。大学の運営を病院が大きく支えているので、病院で働く事務職員の役割も大きい、ということです。[12]

応募できる条件と待遇

令和9年4月1日採用 主事(事務)の条件(募集要項より)
項目内容
雇用形態正社員
採用予定日令和9年(2027年)4月1日(原則)
採用予定人数5名程度
応募条件パソコンのWord、Excel等の操作ができる方。令和8年度に本学の採用試験を受験した方などは受験できない
給与名古屋市に準じる。月額給与は新卒(大卒以上)266,988円以上、新卒(短大卒)238,488円以上(基本給に地域手当を加算したもの)
諸手当残業手当、住居手当、扶養手当、通勤手当、期末・勤勉手当(ボーナス)など
勤務時間大学勤務 8時45分~17時30分、名古屋市立大学病院等勤務 8時30分~17時15分、その他附属病院勤務 8時45分~17時15分
休日・休暇土曜日、日曜日、祝日、年末年始。年次有給休暇20日・夏季休暇5日(4月1日採用の場合)
福利厚生社会保険は公立学校共済組合。雇用保険に加入、地方公務員災害補償制度が適用
[3]

よくある質問によると、休日は土日祝と年末年始、夏季休暇5日を合わせて125日前後です。住居手当は、賃貸住宅を契約している正規職員に最高11,500円支給されます。[6]

募集の時期。いまの段階

2026年9月27日時点で、令和9年4月1日採用の主事(事務)の募集は受付中です。受付は10月15日(木)17時まで、マイページでの追加情報の登録は10月16日(金)正午までです。受付期間後の申し込みは一切受け付けないと書かれています。[3]

令和9年4月1日採用 主事(事務)の日程
日程内容
~2026年10月15日(木)17時エントリー受付
2026年10月16日(金)正午マイページでの追加情報の登録締め切り
2026年10月25日(日)まで一次試験(適性検査・基礎能力検査)
2026年11月7日(土)二次試験(面接)
2026年11月28日(土)三次試験(プレゼンテーション面接)
2026年12月8日(火)三次試験の合格発表(予定)
2027年4月1日採用予定日(原則)
[3]

採用サイトの募集職種一覧には、同じ令和9年4月1日採用として、主事(診療情報管理)、主事(社会福祉(医療ソーシャルワーカー))、技師(建築・電気・機械)の募集も並んでいます。事務職員のオープン・カンパニーはすでに受付を終えています。[9]

公開されている数字

  • 学部・研究科・病院:7学部8研究科・6病院(採用サイトの記載)
  • 主事(事務)の採用予定人数:5名程度(令和9年4月1日採用)
  • 新卒(大卒以上)の月額給与:266,988円以上
  • 年間休日:125日前後(夏季休暇を含む。よくある質問の記載)
  • 名市大の収入の8割以上が附属病院で賄われている(医事課課長の職員紹介の記載)
[2] [3] [6] [12]

採用予定5名程度は、大学と6つの附属病院を合わせた事務職員の新卒採用の人数です。配属先の選択肢が広い一方、1年の採用人数は多くありません。[3] [2]

30日でやること。受付は10月15日まで

ここまでの内容を、行動に落とします。以下は組み立て方の例で、この通りにやれば通るという意味ではありません。自分の状況に合わせて入れ替えてください。いまは受付中なので、日程を先に押さえることから始めます。[3]

  1. 1〜3日目:採用サイトで主事(事務)の募集要項を確かめ、10月15日17時の受付締め切りと、10月16日正午の追加登録締め切りを手帳に入れる
  2. 4〜7日目:初任配属先の希望(大学・附属病院・どちらでもよい)を決める。病院の事務は受付・会計ではなく病院全体の運営だと書かれていることを踏まえる
  3. 8〜14日目:適性検査・基礎能力検査の練習をする。専門的知識を要する試験は予定していないと書かれている
  4. 15〜21日目:二次試験の面接に備えて、「変化をポジティブに捉え、積極的に周りを巻き込みながら共に未来を創造する」に当たる経験を1つ、具体的に話せるようにする
  5. 22〜30日目:三次試験のプレゼンテーション面接に備えて、3分・5分で自分の考えを話す練習をする。課題は二次試験の受験案内で知らされる
[3] [6] [2]

志望動機は、大学が自分で書いていることから組み立てます。たとえば、7学部8研究科・6病院を擁する公立大学であること、大学と病院の両方で新規事業の企画立案も含めた事務を担うこと。そこに、自分が大学と病院のどちらで、何を良くしたいかを重ねれば、根拠のある志望動機になります。[2] [3]

採用の条件・日程・待遇は年度によって変わります。資料ごとの確認日は、この記事の出典欄に1件ずつ書いています。応募の前に必ず最新の募集要項を確認してください。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 名古屋市立大学 採用情報確認日:2026-09-27 / 職員採用情報(事務職員・技術職員・看護職員)の案内と、法人の採用サイトへのリンク
  2. 公立大学法人名古屋市立大学 採用情報(採用サイトTOP)確認日:2026-09-27 / 名古屋市立大学の採用ページからリンクされた採用管理サービス上の法人の求人ページ。求める人、7学部8研究科・6病院の記載
  3. 公立大学法人名古屋市立大学 R9.4.1採用 主事(事務)確認日:2026-09-27 / 名古屋市立大学の採用ページからリンクされた採用管理サービス上の法人の求人ページ。雇用形態、採用予定日、職務内容と配属先の例、採用予定人数、応募条件、試験日程、選考方法、合格発表日、給与、勤務時間、休日、休暇、福利厚生、受付期間
  4. 公立大学法人名古屋市立大学 選考スケジュール確認日:2026-09-27 / 法人の採用サイトの選考スケジュール。事務職の翌年度4月採用・当該年度7月採用の標準的な日程
  5. 公立大学法人名古屋市立大学 選考フロー確認日:2026-09-27 / 法人の採用サイトの選考フロー。採用試験・選考案内の発表からプレエントリー、本エントリー、採用試験、内定まで
  6. 公立大学法人名古屋市立大学 よくあるご質問(事務職員志望者向け)確認日:2026-09-27 / 法人の採用サイトのよくある質問。試験内容、職務経験・年齢、配属と異動、給与・手当・休暇・休日、法人職員の身分、研修
  7. 公立大学法人名古屋市立大学 職員紹介確認日:2026-09-27 / 法人の採用サイトの職員紹介。管理・教育研究支援・附属病院の部署と業務内容(2026年8月現在)
  8. 公立大学法人名古屋市立大学 職員のお仕事内容確認日:2026-09-27 / 法人の採用サイトの仕事紹介。病院・大学での事務職員の仕事と配属先の例
  9. 公立大学法人名古屋市立大学 募集職種一覧確認日:2026-09-27 / 法人の採用サイトの募集職種一覧(2026年9月27日確認)
  10. 公立大学法人名古屋市立大学 職員紹介(総務部労務課)確認日:2026-09-27 / 法人の採用サイトの職員紹介PDF。担当業務、採用年月、経歴
  11. 公立大学法人名古屋市立大学 職員紹介(教育研究部学生課)確認日:2026-09-27 / 法人の採用サイトの職員紹介PDF。担当業務、採用年月
  12. 公立大学法人名古屋市立大学 職員紹介(名市大病院医事課)確認日:2026-09-27 / 法人の採用サイトの職員紹介PDF。採用年月、経歴、附属病院の収入についての記載
  13. 南山大学 2024年度企業別就職状況確認日:2026-09-27 / 2024年度の一覧に「公立大学法人名古屋市立大学」の行

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