どの大学の卒業生が京都教育大学の職員になっているのか

他大学が公表している進路資料では、就職先として京都教育大学(国立大学法人京都教育大学)の名前を確認できませんでした。大学の進路資料は企業名が中心で、学校法人名を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。‌​‌​​‌‌‌‌‌‌​​​‌‌​‌​‌​‌​​‌‌​‌‌​​‌‌​‌​‌​​​​​​‌​‌‌​‌​​‌​‌‌‌‌‌​‌​​‌‌

大学が公表している職員についての情報[1] [3]

京都教育大学の教職員募集情報のページと業務案内には、職員一人ひとりを紹介するページや、職員の出身大学・出身学部の記載はありません。業務案内に載っている職員についての事実は次のとおりです。[1] [3]

  • 教職員数(非常勤職員を除く・令和8年5月1日現在):大学の教員100人・職員79人、附属学校を合わせた合計で教員238人・職員87人
  • 附属学校の職員:幼稚園0人、桃山小学校2人、桃山中学校1人、京都小中学校3人、高等学校1人、特別支援学校1人
  • 事務局は総務・企画課、学術研究支援課、附属学校事務課、会計課、施設課、教務課、入試課、学生課と内部監査室で構成されている
[3]

大学が書いていること。応募資格は統一試験の合格だけ

京都教育大学の職員採用選考試験実施要項は、冒頭で次のように書いています。「本学では、令和8年度国立大学法人等職員統一採用試験(試験区分:事務、採用希望地区:近畿)の第一次試験合格者を対象として、事務職員採用の個別試験(第二次試験)を実施します。」[2]

応募資格の欄も、令和8年度国立大学法人等職員統一採用試験(試験区分:事務、採用希望地区:近畿)の第一次試験(事務)合格者、とだけ書かれています。出身大学や学部、成績についての条件はありません。[2]

大学が目指していること[3]

業務案内の大学の紹介では、京都教育大学の目的を「学芸についての深い研究と指導とをなし、教養高き人としての知識、情操、態度を養い、併せて教育者として必要な能力を得させることを目的としています。」と書いています。あわせて、教育委員会や地域の学校と連携・協働し、「教育を通じた地域創生」に貢献する教員養成大学を目指すと書かれています。[3]

統一採用試験の受験資格[5]

第二次試験に進む前提となる統一採用試験の受験資格は、令和8年度が「平成3年(1991年)4月2日以降に生まれた者」でした。学歴の条件は書かれていません。[5]

京都教育大学の資料には、求める人物像を並べた欄は見当たりません。そのぶん、大学の目的や、附属学校園を含めた職場の広さ(次の節以降)を読んだうえで、自分がどう働きたいかを面接で話せるようにしておくことが準備の中心になります。[3] [2]

採用の仕組み。統一試験の第一次試験に合格し、京都教育大学の第二次試験へ

京都教育大学は国立大学法人なので、事務職員は国立大学法人等職員統一採用試験を通じて採用します。第一次試験は近畿地区の統一採用試験、第二次試験は京都教育大学が行います。近畿地区の試験事務室のサイトにも、2026年9月10日付で「令和8年度 第二次試験の情報(京都教育大学・事務)を追加しました」と掲載されています。[2] [4]

第一次試験は近畿地区の統一採用試験[5]

近畿地区の試験事務室は、第一次試験について「第一次試験の合格者は教養試験(筆記)の結果に基づき決定します。」と書いています。統一採用試験は全国7地区に分かれ、第一次試験は受験に便利な地区で受けられます。京都教育大学は近畿地区です。[5]

京都教育大学の第二次試験(令和8年度)[2]

令和8年度 京都教育大学 事務職員採用選考試験(第二次試験)の流れ(実施要項より)
段階日程内容
応募申込み令和8年9月28日(月)17時必着本学指定のエントリーシートを郵送(簡易書留またはレターパックプラス)。持参は受理しない
書類選考結果と一次面接等の時間は10月2日までにメールで連絡エントリーシートによる書類選考
一次選考令和8年10月6日(火)一次面接(集団面接)。集団討論を行うことがある
二次選考令和8年10月15日(木)二次面接(個別面接)。対象者には10月8日までにメールまたは電話で連絡
[2]

応募書類の送り方は細かく指定されています。「必ず簡易書留またはレターパックプラスで送付し、封筒表面には「事務職員採用試験応募」と朱書きしてください。」とあり、直接持参しての応募は受理しないと書かれています。[2]

連絡はエントリーシートに書いたメールアドレスあてに、大学の人事グループのアドレスから届きます。ドメイン指定受信などをしている場合は設定を変えるよう求めています。[2]

職員の仕事。大学の事務局と附属学校園

業務案内には、事務局の各課の主な業務が書かれています。主なものを並べます。[3]

京都教育大学 事務局の各課の主な業務(令和8年度 業務案内より)
課・グループ主な業務
総務・企画課儀式・諸行事・諸会議、規程の整備、情報公開、大学改革や将来計画の企画・立案、広報・地域連携、教職員の採用・給与・研修、福利厚生、連合教職実践研究科の事務
学術研究支援課競争的資金や研究助成金の申請・受入れ、共同研究・受託研究、研究倫理、図書館の管理運営、情報処理センター
附属学校事務課附属学校部の運営、附属学校園の儀式・行事、研究支援、予算の執行
会計課予算計画と配分、収支・資金管理、決算、資産管理、契約、旅費等の経理
施設課施設マネジメント、施設の整備・維持保全、設計・積算・施工管理、防火・警備・清掃・緑地管理
教務課教育実習など実地教育科目、学生の入学・卒業・修了、教育課程の編成、教育職員免許
入試課学生募集と入学者選抜、大学入学共通テストの実施
学生課授業料免除、奨学金、就職支援、課外活動、学生相談、健康診断、留学生の受入れ
[3]

附属学校園での勤務もある[3]

京都教育大学には幼稚園から高等学校までの附属学校園があります。業務案内は人事異動について、採用後ある程度の経験を積むまでは比較的短いサイクルで学内の部署を異動し、大学内の職場だけでなく学校現場に直接密着した職場も経験することで職務適性を見極められるよう配慮すると書いています。[3]

研修[3]

新規採用者は、大学コンソーシアム京都が実施する大学職員共同研修の「ビジネスマナー研修」に参加する予定と書かれています。そのほか、担当業務や職位、経験年数に応じて、人事院、文部科学省、国立大学協会、大学コンソーシアム京都などの研修に参加する機会があります。[3]

応募できる条件と待遇

実施要項と業務案内に書かれている条件と待遇を並べます。年度によって変わるので、応募の前には必ず最新の資料を確かめてください。[2] [3]

京都教育大学 事務職員の応募条件と待遇(令和8年度 実施要項・業務案内より。待遇は令和8年6月1日現在)
項目内容
募集職種事務職員
募集人員若干名
採用予定年月日令和8年11月1日以降
応募資格令和8年度国立大学法人等職員統一採用試験(試験区分:事務、採用希望地区:近畿)の第一次試験(事務)合格者
初任給(基本給)約232,000円〜約242,000円(学歴や職歴等により増減)。毎月17日支給
地域手当(基本給+扶養手当)×8%
賞与年平均4.7ヶ月分を6月と12月に支給
勤務時間1日7時間45分、原則として月曜日〜金曜日。8時30分〜17時00分または8時30分〜17時15分
休日土曜日・日曜日・祝日・年末年始(12月29日〜1月3日)
年次有給休暇年20日(4月1日採用の場合は採用から12月末日までに15日)。20日を限度に繰り越し
共済組合文部科学省共済組合
[2] [3]

手当は、扶養手当、地域手当、通勤手当(公共交通機関は月額最高55,000円)、住居手当(月額最高28,000円)などがあります。年次有給休暇とは別に、6月1日にリフレッシュ休暇として4日、8月12日から16日の間の連続する2日が一斉休暇として付与されると書かれています。[3]

育児休業は子が3歳に達する日まで取れ、育児短時間勤務もあります。介護休業は連続する6ヶ月の範囲内で取れます。[3]

募集の時期。令和8年度の第二次試験は9月28日17時必着

直近に公表された京都教育大学の事務職員の募集は、令和8年度の統一採用試験合格者を対象にした第二次試験です。教職員募集情報のページは2026年9月10日に更新され、応募期限は2026年9月28日(月)午後5時必着と掲載されています。[1] [2]

令和8年度 京都教育大学 事務職員の採用に向けた日程(近畿地区の試験案内・京都教育大学の実施要項より)
項目日程
統一採用試験の受験申込令和8年5月8日(金)10:00〜5月22日(金)17:00
統一採用試験の第一次試験令和8年6月28日(日)
第一次試験合格者発表令和8年7月16日(木)
京都教育大学 第二次試験の応募期限令和8年9月28日(月)17時必着
一次選考(集団面接)令和8年10月6日(火)
二次選考(個別面接)令和8年10月15日(木)
[5] [2]

この記事の確認時点(2026年9月27日)では受付期限の前ですが、郵送で期限日に必着なので、これから準備して間に合わせるのは難しい日程です。第一次試験に合格していない人は、この募集には応募できません。次の年度の試験日程は、この記事では書きません。近畿地区の試験事務室のサイトと、京都教育大学の教職員募集情報のページで公表を待ってください。[2] [5] [1]

公開されている数字。大学の職員79人、学部生1,338人

数字は、京都教育大学と近畿地区の試験事務室が公開しているものだけを並べます。[3] [6] [7]

京都教育大学の学生等数(業務案内より。令和8年5月1日現在、研究生・科目等履修生等を除く)
区分人数
教育学部1,338人
大学院連合教職実践研究科171人
特別支援教育特別専攻科12人
附属幼稚園71人
附属桃山小学校382人
附属桃山中学校298人
附属京都小中学校(義務教育学校)870人
附属高等学校431人
附属特別支援学校55人
合計3,602人
[3]

教職員数(非常勤職員を除く)は、大学が教員100人・職員79人、附属学校園を合わせた合計で教員238人・職員87人です。近畿地区の試験事務室が掲載した令和8年度の採用予定数(令和8年7月13日現在)では、京都教育大学は事務2、技術1でした。[3] [6]

近畿地区の統一採用試験 令和8年度 第一次試験結果(事務区分・近畿地区採用希望者)
項目人数
申込者数1,606人
受験者数917人
第一次試験合格者数601人
倍率(実質)1.5倍
[7]

第一次試験の結果は近畿地区の機関全体の数字で、京都教育大学だけの数字ではありません。[7]

30日でやること。次の統一試験に向けて準備する

ここまでの内容を、行動に落とします。以下は組み立て方の例で、この通りにやれば通るという意味ではありません。自分の状況に合わせて入れ替えてください。

  1. 1〜3日目:近畿地区の試験事務室のサイトで、次の年度の試験に向けた会員登録と説明会の情報を確かめる。受験申込の前に会員登録が必要
  2. 4〜10日目:教養試験(筆記)の対策を始める。第一次試験の合格者は教養試験の結果で決まる
  3. 11〜17日目:京都教育大学の業務案内を読み、事務局の各課と附属学校園の仕事から関心のあるものを2つ選ぶ
  4. 18〜24日目:京都教育大学の目的(教育者の養成、教育を通じた地域創生)に自分の経験がどうつながるかを書き出す
  5. 25〜30日目:集団面接と個別面接の練習をする。令和8年度の第二次試験は集団面接(集団討論を行うことがある)と個別面接だった
[5] [3] [2]

志望動機も、公開されている事実から組み立てます。たとえば、明治9年創立の京都府師範学校から続く教員養成大学であること、幼稚園から高等学校までの附属学校園があり、学校現場に密着した職場も経験できると業務案内に書かれていること。これらは大学が自分で書いていることなので、そこに自分の経験を重ねれば、根拠のある志望動機になります。[3]

採用の条件・日程・待遇は年度によって変わります。資料ごとの確認日は、この記事の出典欄に1件ずつ書いています。応募の前に必ず京都教育大学の教職員募集情報と近畿地区の試験案内で最新の情報を確認してください。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 京都教育大学 教職員募集情報確認日:2026-09-27 / 事務職員 採用情報(二次試験の実施、試験区分、採用予定数、採用予定日、応募期限、機関訪問は実施しないこと)、最終更新日
  2. 京都教育大学 令和8年度 国立大学法人京都教育大学職員採用選考試験実施要項【事務職員】確認日:2026-09-27 / 募集職種、募集人員、採用予定年月日、応募資格、応募申込み方法、送付先、試験内容及び日時
  3. 京都教育大学 令和8年度 事務職員採用に際しての業務案内確認日:2026-09-27 / 大学の紹介、学生等数及び教職員数(令和8年5月1日現在)、機構図、各課の主な業務内容、待遇(令和8年6月1日現在)、人事異動、研修、福利厚生
  4. 近畿地区国立大学法人等職員統一採用試験 トップページ確認日:2026-09-27 / 2026年9月10日の新着情報(令和8年度 第二次試験の情報(京都教育大学・事務)を追加)
  5. 近畿地区国立大学法人等職員統一採用試験 採用試験概要確認日:2026-09-27 / 令和8年度の採用までの流れ、試験の日程、受験資格、第一次試験の合格者の決め方(統一採用試験の制度の説明用)
  6. 近畿地区国立大学法人等職員統一採用試験 採用予定数確認日:2026-09-27 / 令和8年度の機関別の採用予定数(令和8年7月13日現在)
  7. 近畿地区国立大学法人等職員統一採用試験 第一次試験結果確認日:2026-09-27 / 令和8年度の近畿地区採用希望者の申込者数・受験者数・第一次試験合格者数・倍率(近畿地区全体の数字。説明用)

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