どの大学の卒業生が神戸女子大学の職員になっているのか
他大学が公表している進路資料では、就職先として神戸女子大学(学校法人行吉学園)の名前を確認できませんでした。大学の進路資料は企業名が中心で、学校法人名を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。
表に入れなかったもの
法人が公表している職員の情報[2]
学校法人行吉学園は、職員の出身大学や職員紹介を公表していません。令和7年度の事業報告書には、本務職員の人数の5年分の推移(各年度5月1日現在)が載っています。[2]
- 大学の本務職員:令和3年度74人、令和4年度76人、令和5年度86人、令和6年度78人、令和7年度76人
- 学園全体の本務職員(令和7年度):93人(法人9人、大学76人、短期大学4人、認定こども園4人)
- 兼務職員(令和7年度):80人
- 本務職員の平均年齢49.1歳、平均勤続15.8年(令和7年5月1日現在)
今出ていることと、学園が掲げていること
学校法人行吉学園の「教職員募集」のページは、神戸女子大学、神戸女子短期大学、神戸女子大学附属高倉台幼稚園の教職員の採用情報を知らせるページです。2026年9月27日時点で、神戸女子大学の教員の欄、神戸女子短期大学の教員の欄、職員の欄は、いずれも「現在募集は行っておりません。」です。[1]
大学の「採用ご担当者様へのお願い」のページは、企業などが学生を採用したいときの案内で、大学職員の募集ではありません。[6]
建学の精神と教育綱領[2]
事業報告書によると、学園の建学の精神は、民主的で文化的な国家を建設して世界の平和と人類の福祉に貢献しようとする有為な女性を育成することです。そのために、人格の完成をめざし、真理と正義を愛し、個人の価値をたっとび、勤労と責任を重んじ、自主的精神に充ちた心身ともに健康な国民の育成に力をつくすとしています。[2]
教育綱領には、学術の研究を通して識見高く心情豊かな女性を育てること、個性の伸長をはかり社会に貢献しうる人材を育てること、勤労を愛し義務と責任を重んじ自律的に行動する態度を養うことなどが並んでいます。大学の教育目標は、自立心に富み、対話力と創造性に優れ、人類社会の発展に貢献する女性を育成することです。[2]
採用の仕組み。学校法人行吉学園の職員
神戸女子大学は、学校法人行吉学園が設置する大学です。学園は大学のほかに神戸女子短期大学と幼保連携型認定こども園神戸女子大学附属高倉台幼稚園を設置しており、教職員の募集は学園の「教職員募集」のページにまとめて出ます。学園の始まりは、昭和15年11月に設立された神戸新装女学院です。[1] [2]
学園は、労働施策総合推進法に基づいて専任教職員の中途採用比率を公表しています。令和5年度93%、令和6年度93%、令和7年度94%で(公表日:令和8年5月1日)、専任教職員として採用された人の大半が中途採用です。[3]
職員の仕事と研修
令和7年度の事業報告書には、職員が関わる取り組みとして次のことが書かれています。[2]
- 教学理念や方針を、教員には学科会議などで、職員には事務局の場で周知している
- 障がい学生支援で、関係部署との個別ケース会議により具体的な支援を行った
- FD・SDの一環として外部講師による学生支援研修会(第4回)を開き、所属を問わず多くの教職員が出席した
- 全教職員を対象に、合理的配慮に関する理解度確認テストを実施した
- 科研費や外部資金獲得支援のための研修会を含む取り組みを実施した
学生支援では、給付型の奨学金の申請件数が34件(昨年度比16件増)、採用件数が28件(昨年度比13件増)になり、申請要件の緩和や窓口申請からWEB申請への変更を行ったと報告しています。[2]
キャリア支援では、2024年度から続けて低回生向けのガイダンスを開き、キャリアサポートセンターと外部支援機関が連携した各種プログラムを企画運営したと書かれています。教職支援では、教員採用試験制度の改正や全国の自治体の採用動向について情報を集め、全国の自治体を招いた「第4回教職フェア」を開いています。[2]
国際交流では、カナダ・カルガリー大学との協定を締結して2026年度からの学生派遣を開始するに至ったことや、台湾・静宜大学からの交換留学生の受け入れが報告されています。学習支援では、ライブラリーコモンズの来室者数が6,852名、学習支援のための教科指導の利用が総計327名(昨年度249名)でした。[2]
応募できる条件と待遇
新卒の応募資格・待遇は、2026年9月27日時点の公式サイトでは確かめられません。職員の欄は「現在募集は行っておりません。」で、募集要項は掲載されていません。[1]
募集の時期。いまの段階
2026年9月27日時点で、学校法人行吉学園の教職員募集のページの職員の欄は「現在募集は行っておりません。」です。[1]
新卒向けの募集の時期は、公式に書かれていないので、この記事では推測しません。[1]
公開されている数字
- 大学の本務職員:76人(令和7年5月1日現在)
- 大学の本務教員:178人(令和7年5月1日現在)
- 大学の在籍学生:2,602人(家政学部664人、文学部683人、教育学部77人、健康福祉学部450人、看護学部394人、心理学部334人)
- 大学院の在籍学生:68人
- 教育学部教育学科:令和7年度新設(入学定員130人)
- 神戸女子短期大学の在籍学生:212人
- 学園の奨学金制度:申請34件、採用28件(令和7年度)
- ライブラリーコモンズの来室者数:6,852名(令和7年度)
- 専任教職員の中途採用比率:令和5年度93%、令和6年度93%、令和7年度94%
本務職員76人で、6学部の学生2,602人と大学院を支えている規模です。[2]
30日でやること。募集が出たときに慌てないために
ここまでの内容を、行動に落とします。以下は組み立て方の例で、この通りにやれば通るという意味ではありません。自分の状況に合わせて入れ替えてください。
- 1〜3日目:学校法人行吉学園の教職員募集のページをブックマークする
- 4〜7日目:建学の精神と教育綱領、大学の教育目標を読み、自分の言葉でまとめる
- 8〜14日目:事業報告書で、障がい学生支援・奨学金・キャリア支援など、職員が関わる取り組みを確かめる
- 15〜21日目:中途採用が大半を占めることを踏まえ、新卒で入る場合に自分が持ち込める強みを書き出す
- 22〜30日目:女性の自立を掲げる大学で、職員として学生を支えたい理由を話せるようにする
志望動機は、学園が自分で書いていることから組み立てます。たとえば、自立心・対話力・創造性を培う教育目標、所属を問わず教職員が参加する学生支援研修会、奨学金の申請をWEBに変えて支援の対象を広げた取り組み。そこに、自分がどんな場面で学生を支えたいかを重ねれば、根拠のある志望動機になります。[2]
採用の条件・日程・待遇は年度によって変わります。資料ごとの確認日は、この記事の出典欄に1件ずつ書いています。応募の前に必ず最新の募集要項を確認してください。
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
- 学校法人行吉学園 教職員募集確認日:2026-09-28 / 2026年9月27日時点の表示(大学・短期大学の教員、職員とも「現在募集は行っておりません。」)。大学サイトのフッターからつながる学園の採用ページ
- 学校法人行吉学園 令和7年度 事業報告書確認日:2026-09-28 / 建学の精神と教育綱領、沿革、設置する学校、学生数、教職員数の推移(令和3〜7年度)、職員の平均年齢・平均勤続、学生支援とFD・SD
- 学校法人行吉学園 労働施策総合推進法に基づく中途採用比率の公表確認日:2026-09-28 / 専任教職員の中途採用比率(令和5〜7年度、令和8年5月1日公表)
- 立命館大学 PLACEMENT DATA 2025確認日:2026-09-20 / 「(学)行吉学園」が過去5年の採用実績の列にだけあることの確認(表に入れなかった理由の説明用)
- 龍谷大学 就職実績一覧(2020年度)確認日:2026-09-12 / 学校法人行吉学園が載っているのが2020年度の資料であることの確認(表に入れなかった理由の説明用)
- 神戸女子大学 採用ご担当者様へのお願い確認日:2026-09-28 / 企業などから学生への求人の案内(大学職員の募集ではない)