どの大学の卒業生が弘前大学の職員になっているか

他大学が公表している2022年度以降の進路資料では、就職先として弘前大学(国立大学法人弘前大学)の名前を確認できませんでした。大学の進路資料は企業名が中心で、国立大学法人名を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。[1]​​​‌‌​‌​​‌​‌​‌​‌‌‌‌‌‌​​‌​​‌‌‌​‌​​‌‌​​​​​​‌​​​​‌​​​‌​​‌​‌‌‌‌‌‌​‌​

弘前大学が公表していること

弘前大学の採用情報のページには、職員の出身大学の一覧はありません。公表されているのは、求める人材像と、採用方法、待遇などです。職員の仕事は、弘前大学公式ウェブマガジン「HIROMAGA(ヒロマガ)」で紹介されていると書かれています。[1]

  • 採用方法は2種類:国立大学法人等職員採用試験/弘前大学職員採用試験(職務経験者対象)
  • 新卒が受けるのは国立大学法人等職員採用試験(東北地区の第1次試験合格者から採用)
  • 職務経験者対象の試験は、応募日時点で3年以上の職務経験がある人が対象(職務経験の内容は問わない)
  • 技術系職員などは必要に応じて不定期に募集することがある
[1]

弘前大学が求める人材像

採用情報のページでは、本学の求める人材像を「本学のスローガンである「世界に発信し、地域と共に創造する」大学の展開に貢献し、本学の目標達成に寄与できる者」と書いています。[1]

あわせて、本学が育成する人材像として3つが挙げられています。「教員」・「学生」・「地域社会」をつなぐ職員、愛校心を持って弘前大学に関心を持ち、その特性を理解・分析し、課題を発見・解決できる職員、大学を取り巻く社会環境の変化を理解し、変化に対応しながら成長することができる職員、です。[1]

ページの冒頭では、これからの事務・技術職員は大学運営に積極的に参画することが重要であり、人材育成・活用方針を策定して求める人材像・育成する人材像を定めていると説明されています。[1]

採用の仕組み。東北地区の統一試験から

新卒の採用は「国立大学法人等職員採用試験」で、弘前大学は「東北地区国立大学法人等職員採用試験第1次試験合格者のうち、本学の求める人材像へ育成できる人材を採用します。」と書いています。[1]

第1次試験:東北地区の統一試験

令和8年度の第1次試験は6月28日で、教養試験(10時〜12時)です。試験地は弘前市・盛岡市・仙台市・秋田市・山形市・福島市から受験に便利な1都市を選ぶ形で、弘前市の会場は弘前大学の総合教育棟(文京町キャンパス)でした。[4]

第2次試験:弘前大学が行う

第1次試験の合格者を対象に、令和8年度は7月25日・26日に職員採用合同説明会が開かれ、第2次試験は各機関で8月3日以降に実施する予定と案内されています。試験案内のページには、弘前大学の第2次試験の案内として、弘前大学の事務・技術職員採用情報のページが掲載されています。[4] [1]

第2次試験の中身と、複数の大学を受けるとき

試験情報のページによると、第二次試験は各国立大学法人等が第一次試験合格者に対して個別に日程を設定して行い、事務系(事務)は小論文/集団面接/面接考査等です。第二次試験は複数機関を受験することができますが、内定を承諾できるのは1機関のみと書かれています。[5]

令和8年度の受験申込は5月8日〜5月22日で、インターネット受付のみでした。第一次試験は平成25年度から技術系の専門試験を廃止し、受験者全員に教養試験のみを実施していると説明されています。[5]

試験区分

東北地区の試験区分は、事務系が事務と図書、技術系が電気・機械・土木・建築・化学・物理・電子・情報・資源工学・農学・林学・生物・生命科学です。事務は、事務局や学部等の事務部で総務・人事、財務会計、教務・学生支援、研究支援、国際交流、情報推進、附属病院の病院事務等の業務に従事すると説明されています。[4]

職員の仕事と異動

弘前大学の事務職員は、幅広い実務経験を積み事務全般に精通できるよう、概ね2〜3年ごとに本人の適性や職務経験等を勘案しながら人事異動をすると書かれています。採用後は、勤務成績等により上位ポストに昇進していきます。[1]

主な勤務地は文京町地区・本町地区です。業務上の必要があるときは転勤・出向を命ずることがあり、転居を伴う異動の場合は本人の意向も考慮して実施すると説明されています。[1]

東北地区の勤務条件のページでは、事務職員は概ね2〜3年ごとに他の部局への人事異動を行うこと、文部科学省へ研修生として一定期間勤務することも可能なことが説明されています。職種や勤務場所によっては交替制勤務などを要する職場に配属されることがあるとも書かれています。[6]

研修

採用後は、職員のスキルアップのため様々な研修を行うと書かれています。職員の仕事の具体例は、弘前大学公式ウェブマガジン「HIROMAGA(ヒロマガ)」の「弘前大学職員のお仕事!」の記事と、東北地区国立大学法人等職員採用試験実施委員会のページに掲載された仕事紹介ガイドブックで紹介されています。[1]

応募できる条件と待遇

弘前大学の事務・技術職員の待遇(大学の採用情報)
項目記載
初任給月額200,300円〜268,300円(学歴や採用前の職歴に応じて決定)
初任給の例国立大学法人等職員採用試験で大学卒業後採用の場合 232,000円/職務経験者採用で大学卒業後に職務経験(事務職)3年ありの場合 237,600円
昇給・手当勤務成績に応じて昇給。期末・勤勉手当のほか、条件により通勤手当・住居手当・扶養手当・超過勤務手当等
勤務時間原則として1日7時間45分(週38時間45分)、休憩時間45分
休日土曜日、日曜日、国民の祝日に関する法律に規定する休日、年末年始(12月29日〜1月3日)
休暇・休業年次休暇(年間20日付与)、病気休暇、特別休暇(リフレッシュ、結婚、産前・産後、子の看護、ボランティア、忌引等)、育児休業、介護休業等
勤務地主に文京町地区・本町地区
福利厚生文部科学省共済組合(短期給付・長期給付・福祉事業)、業務上・通勤途中の災害の補償制度
[1]

新卒・既卒について

弘前大学は、正規雇用労働者の中途採用比率を2020年度・2021年度・2022年度とも100%と公表しています。職務経験者対象の試験を別に設けていることとあわせて、新卒だけを条件にした募集をしていない形です。[2] [1]

募集の時期

令和8年度の東北地区国立大学法人等職員採用試験は、第1次試験が2026年6月28日、職員採用合同説明会が7月25日・26日で、第2次試験は各機関で8月3日以降の予定でした。この年度の選考はすでに終わっています。[4]

公開されている数字

令和8年度の弘前大学概要によると、2026年5月1日現在の職員数の総計は2,070人です。このうち事務職員・技術職員等は男性383人・女性849人で、事務局には171人が在籍しています。[3]

同じ概要によると、2026年5月1日現在の学部学生数は6,013人で、入学定員の合計は1,322人です。[3]

東北地区の採用予定者数のページ(令和8年7月30日現在)では、弘前大学の採用予定者数は事務3、図書1と載っています。[7]

30日でやること

ここまでの内容を行動に落とします。以下は組み立て方の例で、この通りにやれば通るという意味ではありません。

  • 1〜4日目:東北地区国立大学法人等職員採用試験のページで、第1次試験の例題と前年の試験案内を確かめる
  • 5〜12日目:教養試験の出題形式に合わせて、公務員試験向けの問題集で毎日少しずつ解く
  • 13〜16日目:弘前大学の「求める人材像・育成する人材像」を読み、「教員」「学生」「地域社会」をつなぐ経験を自分の中から1つ探す
  • 17〜20日目:ウェブマガジン「HIROMAGA」の「弘前大学職員のお仕事!」を読み、関心のある仕事を2つ選ぶ
  • 21〜24日目:概ね2〜3年ごとの異動がある働き方が自分に合うかを考え、理由を書き出す
  • 25〜27日目:東北地区の他の国立大学法人等も一緒に受けるかを決める(第1次試験は共通)
  • 28〜30日目:次の年度の要項が出たらすぐ申し込めるよう、会員登録の手順を確かめておく
[4] [1]

採用の条件・日程・待遇は年度によって変わります。ここに書いた内容は、弘前大学の採用情報・大学概要と東北地区国立大学法人等職員採用試験のページで確認したものです。資料ごとの確認日は出典欄に1件ずつ書いています。応募の前に、必ず最新の要項を確認してください。自分の経験をどう話に組み立てるかで迷ったときは、逆転内定塾の無料相談で一緒に整理することもできます。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 弘前大学 事務・技術職員採用情報確認日:2026-09-27 / 採用方法(国立大学法人等職員採用試験/弘前大学職員採用試験(職務経験者対象)の2種類、技術系職員は不定期募集)、本学の求める人材像・育成する人材像、業務紹介(HIROMAGA・仕事紹介ガイドブック)、初任給(月額200,300円〜268,300円、国立大学法人等職員採用試験で大学卒業後採用の場合232,000円)、勤務時間(1日7時間45分・休憩45分)、休日、休暇(年次休暇 年間20日付与ほか)、人事異動(概ね2〜3年ごと)、勤務地(文京町地区・本町地区)、研修、福利厚生
  2. 弘前大学 労働施策総合推進法に基づく中途採用比率の公表確認日:2026-09-27 / 正規雇用労働者の中途採用比率(2020年度・2021年度・2022年度とも100%)、公表日2023年11月24日
  3. 弘前大学 令和8年度 弘前大学概要確認日:2026-09-27 / 職員数(2026年5月1日現在。教員・事務職員・技術職員等の現員、総計2,070。事務局171)、学部学生数(2026年5月1日現在。入学定員1,322、総計6,013)
  4. 東北地区国立大学法人等職員採用試験 試験案内確認日:2026-09-27 / 令和8年度の第一次試験(6月28日、教養試験、試験地は弘前市・盛岡市・仙台市・秋田市・山形市・福島市)、弘前市の試験会場(弘前大学 総合教育棟)、試験区分と職務内容、職員採用合同説明会(7月25日・26日)、第2次試験は各機関で8月3日以降、弘前大学の第2次試験の案内ページ
  5. 東北地区国立大学法人等職員採用試験 試験情報(採用までの流れ)確認日:2026-09-27 / 令和8年度の受験申込(5月8日〜5月22日、インターネット受付のみ)、第一次試験6月28日(試験地は東北地区に限らず選択可、受験者全員に教養試験のみ)、合格発表7月16日、合同説明会7月25日・26日(WEB開催予定)、第二次試験の内容(事務系(事務)は小論文/集団面接/面接考査等)、第二次試験は複数機関を受験できるが内定を承諾できるのは1機関のみ。地区共通の説明用で、本文に弘前大学の名前は無い
  6. 東北地区国立大学法人等職員採用試験 勤務条件・福利厚生確認日:2026-09-27 / 勤務時間(原則1日7時間45分)、職種や勤務場所によっては交替制勤務などを要する職場、事務職員は概ね2〜3年ごとに他の部局へ異動、文部科学省へ研修生として一定期間勤務することも可能、福利厚生、青少年の雇用の促進等に関する法律に基づく情報公開。地区共通の説明用で、本文に弘前大学の名前は無い
  7. 東北地区国立大学法人等職員採用試験 採用予定者数確認日:2026-09-27 / 令和8年7月30日現在の機関別の採用予定者数。弘前大学は事務3、図書1

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