採用大学は非公開。ただし「全学部全学科」は明記されている

群馬銀行の新卒採用サイトには、出身大学の一覧はありません。「群馬銀行 採用大学」で公式の答えが見つからないのは、会社がその形で公開していないからです。他人が集めた大学名の一覧は、銀行の採用基準ではありません。[1]

一方で募集要項の「採用予定学科」欄には「全学部全学科」とだけ書かれています。採用FAQでも「学部や学科による有利・不利はありません。銀行員としての知識やスキルは入行後に習得することが可能ですので、たとえば経済を専攻していないとしてもまったく心配いりません」と説明されています。これは学部・学科についての記述で、大学名について述べたものではありません。[1] [2]

応募できる人の条件。卒業してからでも間に合う

募集要項の応募資格は「2027年3月に大学院・4年制大学を修了または卒業見込みの方および2024年3月以降に大学院・4年制大学を修了または卒業されている方に限ります。学部学科不問」です。2024年3月卒業の人まで含まれるので、卒業後に就職活動をやり直す場合でも新卒の枠で応募できます。[1]

  • 対象は4年制大学・大学院。採用FAQでは「短大生・専門学校生の方、または短大・専門学校を卒業した方につきましては応募資格要件外となり、ご応募いただくことができません」と明記
  • エントリーは公式サイトからMyPage登録 → 履歴書・インタビューシートの提出と適性検査の受検で正式エントリー
  • 初任給は大卒280,000円(2026年4月改定)
  • 勤務地は群馬銀行グループの定めるすべての営業店および本部。勤務時間は8:30〜17:00
  • 土日祝が休みの完全週休2日制。年次有給休暇は初年度10日、2年目以降20日
[1] [2]

採用FAQには配属と異動についても書かれています。「配属・異動については必ずしも希望通りにはなりません。異動の時期は個々で異なるため、明確なサイクルは示せませんが、3年から5年くらいが目安になるかと思います」。自宅から通えない店舗に配属・異動になった場合は寮または借上社宅が提供され、通勤可能な範囲なら住居手当・補助はない、という条件も公開されています。[2]

採用人数は公開されている。倍率は公開されていない

募集要項には過去5年分の入行実績人数が載っています。応募者数は公開されていないため、この数字から倍率は計算できません。分かるのは「毎年どれくらいの人数を採っている会社か」だけです。[1]

公式サイトが公開している入行実績人数
入行年合計内訳
2022年4月81名大卒81名・短大卒0名・高卒0名
2023年4月75名大卒75名・短大卒0名・高卒0名
2024年4月112名大卒110名・短大卒0名・高卒2名
2025年4月93名大卒90名・短大卒0名・高卒3名
2026年4月(予定)96名大卒93名・短大卒0名・高卒3名
[1]

大学卒の人数には大学院修了者も含まれる、と注記があります。年により75〜112名と幅がありますが、規模感としては毎年100名前後です。「就職難易度」を一つの数字で表そうとするより、この規模の採用で自分の何を見てもらうかを考えるほうが先に進めます。[1]

地方銀行の仕事は何か。会社の説明を読む

群馬銀行は採用サイトに「よく分かる地銀と群馬銀行」というページを置き、都市銀行との違いをこう説明しています。都市銀行は東京や大阪に本部を置き、預かった資金を大手上場企業を中心に融資することが業務の柱。地方銀行はその地方を地元として店舗を集中的に展開し、地元企業や個人に金融サービスを届ける。地域に密着した取引先の多様なニーズに応えるのが特徴、というものです。[3]

公式サイトが公開している規模(データで見る群馬銀行ほか)
項目公開されている数値
群馬県内の有人店舗数111店舗(2025年3月時点・群馬県下1位と記載)
従業員数2,797人(2025年3月時点)
総資産10兆5,046億円(2025年3月時点)
預金残高8.4兆円(2025年3月末・地方銀行61行中12位と記載)
貸出金残高6.8兆円(2025年3月末・地方銀行61行中10位と記載)
群馬県内の資金シェア貸出金34.3%・預金38.5%(2025年3月末時点)
[3] [4]

採用サイトでは部署紹介として、コンサルティング営業本部、システム部、デジタルイノベーション部、リスク統括部、市場金融部などが挙げられています。窓口や渉外だけの会社ではない、ということが会社自身の説明から読み取れます。自己啓発支援の例にITパスポートや中小企業診断士が挙げられている点も、仕事の広がりを示しています。[1] [5]

普通の経験を、この銀行向けに整理する

採用FAQで会社は「人物重視の選考」と書いています。専攻も資格も条件にしていない以上、選考で見られるのは、自分がやってきたことをどう説明できるかです。以下は組み立て方の練習例で、実際の選考課題や面接の質問ではありません。

  • 地元との関わりを1つ:アルバイト先が地域の会社だったなら、その会社が何で売上を立て、何に困っていたかを自分の観察で書く。「地域貢献がしたい」より具体的になる
  • 数字を扱った経験を1つ:ゼミの集計、部活の会計、アルバイトの在庫管理。正確さを保つために自分が決めた手順を書く
  • 人の話を引き出した経験を1つ:相手が最初に言ったことと、実際に困っていたことがずれていた場面。何を聞いて気づいたかを順番に書く
  • 転居を伴う異動の可能性、自宅から通えない場合の寮の扱いを読み、自分の生活の条件として整理しておく
[2]

志望動機の練習も、公開されている事実から始めます。たとえば「群馬県内の企業のメインバンクシェアが県内1位」という会社の説明を読んで、自分がアルバイトや実家の周りで見てきた地元の会社の様子を思い出したなら、それは自分の言葉になります。これは考え方の例で、この通りに書けば通るという意味ではありません。[4]

今週やること

  • 募集要項を開き、自分の卒業年が「2024年3月以降」の条件に入るかを確認する
  • 4年制大学・大学院が対象で短大・専門学校は対象外という条件を、自分の場合に当てはめる
  • MyPage登録の手順(履歴書・インタビューシート・適性検査で正式エントリー)を確認し、必要な準備の時期を決める
  • 「よく分かる地銀と群馬銀行」を読み、都市銀行との違いを自分の言葉で1行にする
  • 経験を1件、上の形でメモにする。書けない部分が、相談で聞くべきことになる
[1] [3]

応募資格・初任給・採用人数は年度で変わります。ここに書いた内容はすべて2026年9月9日に公式サイトで確認したものです。応募の前に必ず最新の募集要項を確認してください。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 群馬銀行 RECRUITING 募集要項確認日:2026-09-09 / 2027年度の応募資格・採用予定学科・初任給・勤務地・入行実績人数(2022〜2026年4月)
  2. 群馬銀行 RECRUITING 採用FAQ確認日:2026-09-09 / 学部学科の有利不利・資格・短大専門学校の扱い・OBOG訪問・配属と異動
  3. 群馬銀行 RECRUITING よく分かる地銀と群馬銀行確認日:2026-09-09 / 地方銀行と都市銀行の違い、企業理念、預金・貸出金残高
  4. 群馬銀行 RECRUITING データで見る群馬銀行確認日:2026-09-09 / 県内店舗数・従業員数・総資産・県内資金シェア(2025年3月時点)
  5. 群馬銀行 RECRUITING 新卒採用トップ確認日:2026-09-09 / 部署紹介・教育研修・インターンシップ情報の一覧

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