どの大学の卒業生が富士大学の職員になっているか

他大学が公表している2022年度以降の進路資料では、就職先として富士大学(学校法人富士大学)の名前を確認できませんでした。大学の進路資料は企業名が中心で、学校法人名を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。​​‌‌‌​​‌​‌​‌‌​‌‌‌‌​​​‌‌​​​‌‌‌​​​​​‌‌​‌‌‌‌​​‌​​​​​‌‌​‌‌‌​‌‌‌‌​‌‌‌

富士大学が公表していること

富士大学の公式サイトには、職員の出身大学や学部の一覧、職員紹介のページはありません。事業報告書で公表されているのは、職員の人数と男女の内訳、部署ごとの人数、平均年齢です。[5] [2]

  • 令和8年5月1日現在の職員は33人(男性18人・女性15人)で、このほかに兼務者が1人います
  • 職員の平均年齢は48.5歳です(教員は57.0歳)
  • 1年前の令和7年5月1日現在の職員は34人でした
[5]

富士大学が公式に書いていること

富士大学の建学の精神は「共創の精神を礎とし、教育を以て、生涯成長する人材を育成し、地域の未来を創造する。」です。大学の使命には、地域の人々に高等教育の機会を提供すること、地域社会の発展を担う経済・経営人材を育成すること、生涯学習の機会の提供や研究成果の還元を通じて地域社会に貢献することの3つが挙げられています。[3]

学長メッセージは、地域課題の解決に挑むPBL(課題解決型の学び)を軸にした教育と、経済経営学部への進化、スポーツ健康科学部の開設を打ち出しています。職員として働く場合も、この大学が地域と一緒に何をしようとしているかを知っておくことが出発点になります。[3]

職員についての公式の方針

令和7年4月1日に施行された学校法人富士大学ガバナンス・コードは、「教職協働体制の確保」を実施項目に挙げ、「教員と職員等が、適切に分担・協力・連携を行うことを可能とする体制を確保」すると書いています。あわせて、FD(教員の研修)とSD(職員の研修)の基本方針・年次計画を策定し、教職員の資質向上に向けた研修を実施するとしています。[6]

中期目標・中期計画(令和3年度〜令和7年度)の学生支援の項目には、「各種研修への派遣やSD研修を充実させ、学生部・学生委員会職員の実務能力向上に努める。」という計画があります。[7]

採用の仕組み。公式サイトに職員の採用ページは無い

富士大学の事務職員は、学校法人富士大学の職員です。事業報告書の教職員の概要に、法人の事務組織と職員の人数が載っています。[5]

2026年9月27日時点で、富士大学のトップページのメニューにもサイトマップにも、職員の採用情報や職員募集のページはありません。サイトマップにある「募集要項・選考試験日程」は入試のページです。[1] [2]

運営に関する公開情報のページには、組織図、ガバナンス・コード、財務情報や事業報告書、中期計画が並んでいますが、職員の採用方針や採用の流れは書かれていません。[4]

職員の仕事。部署と人数

事業報告書の教職員の概要には、令和8年5月1日現在の事務組織と部署ごとの職員数が載っています。[5]

富士大学の事務組織と職員数(令和8年5月1日現在・令和7年度事業報告書)
部署人数
事務局長1
総務部1
DX推進室1
総務課3
経理課3
管理課2
図書課2
学務部1(ほかに兼務1)
教務課4
学生課6
キャリア、地域・産学連携2
部活動管理課1
アドミッションセンター6
合計33
[5]

人数がいちばん多いのは学生課とアドミッションセンターの6人です。アドミッションセンターは、お問い合わせのページで広報担当と入試担当に分かれて載っていて、取材の受付もここが担当しています。富士大学はスポーツで活躍することを目標にする学生が多いと事業報告書に書かれていて、事務組織にも部活動管理課があります。[5] [8]

お問い合わせのページには、総務部の総務課・DX推進室、経理課、管理課、スポーツセンター、図書課(図書館)、学務部の学生課・教務課、キャリア、地域・産学連携担当、スポーツ振興センターが、それぞれ問い合わせ先として並んでいます。[8]

応募できる条件と待遇

富士大学の公式サイトには、事務職員の応募資格、初任給、勤務時間、休日、採用予定数の記載はありません。[2] [4]

公式資料で分かる働く場所は、岩手県花巻市下根子450-3のキャンパスです。運営に関する公開情報のページは、この住所の富士大学総務課を問い合わせ先にしています。[4]

事業報告書の人員計画では、令和7年5月1日現在の常勤事務職員(旧専任事務職員)は計画32人に対して実績32人で、目標どおりとされています。令和7年度の人件費比率は40.7%です。[5]

募集の時期

2026年9月27日時点で、富士大学の公式サイトに事務職員の募集は出ていません。職員の採用情報のページ自体がありません。[1] [2]

大学は2027年4月に「いわて富士大学」へ名前を変える予定で、トップページの下には「2027年4月富士大学より大学名変更予定」と書かれています。すでにサイトの見出しには新しい大学名が使われています。[1]

公開されている数字とこれからの変化

事業報告書によると、令和8年5月1日現在の学生は、経済学部が646人(経済学科123人・経営法学科523人)、大学院の経済・経営システム研究科が17人です。1年前の令和7年5月1日現在は、経済学部595人、大学院22人でした。[5]

令和8年5月1日現在の教員は、学長を含めて27人(ほかに大学院の客員教授3人)です。職員33人と合わせて、60人ほどで大学を運営しています。[5]

2027年4月の大学名変更と新学部

事業報告書は、令和9年度に向けて大学名称を「いわて富士大学」へ変更する方向で準備を進めていると書いています。名称変更の目的は、岩手・北東北での認知の向上、地域社会との連携の強化、学生募集での訴求力の向上です。名称変更に伴い、広報物、募集要項、学則・規程、各種の届出や申請書類を関係部署で整理するとしています。[5]

大学概要のページは、経済学部が2027年4月に経済経営学部に名称変更すること、スポーツ健康科学部(収容定員100人)を置くことを載せています。事業報告書によると、スポーツ健康科学部の新設は令和9年4月を目指していて、認可申請書は令和7年度に提出済みです。[3] [5]

大学の歴史は、1965年に学校法人京王学園の奥州大学として経済学部経済学科で開学したところから始まります。1976年に法人名を学校法人富士大学、大学名を富士大学に改め、1998年に経営法学科、2003年に大学院を開設しました。2025年4月に開学60周年を迎え、同年8月に順天堂大学と大学間連携協定を結んでいます。[3]

30日でやること

ここまでの内容を行動に落とします。以下は組み立て方の例で、この通りにやれば採用されるという意味ではありません。

  • 1〜3日目:富士大学の公式サイトのサイトマップを開き、職員の採用情報のページが無いことを自分の目で確かめる
  • 4〜7日目:令和7年度事業報告書の教職員の概要を読み、33人の職員がどの部署にいるかを書き出す
  • 8〜12日目:大学名の変更とスポーツ健康科学部の新設について事業報告書が書いていることを整理し、事務の仕事にどんな変化がありそうかを考える
  • 13〜17日目:職員の採用について、運営に関する公開情報に載っている総務課に問い合わせるかどうかを決め、聞くこと(募集の有無、雇用形態、応募方法)を書き出す
  • 18〜22日目:学生課やアドミッションセンターのように学生と接する部署の仕事に、自分のどの経験が役立つかを言葉にする
  • 23〜26日目:花巻市で働いて暮らすことを具体的に考える(通勤、住まい)
  • 27〜30日目:富士大学だけに絞らず、岩手県内のほかの大学の職員採用も並行して調べる
[2] [5] [4]

採用の条件・日程・待遇は年度によって変わります。ここに書いた内容は、富士大学のトップページ、サイトマップ、大学概要、運営に関する公開情報、令和7年度事業報告書、ガバナンス・コード、中期目標・中期計画、お問い合わせのページで確認したものです。資料ごとの確認日は出典欄に1件ずつ書いています。応募の前に、必ず最新の公式情報を確認してください。自分の経験をどう話に組み立てるかで迷ったときは、逆転内定塾の無料相談で一緒に整理することもできます。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 富士大学 トップページ確認日:2026-09-27 / メニュー(大学について・学部・大学院・キャリア・就職・入学案内・学生生活)とフッター「2027年4月富士大学より大学名変更予定」。職員の採用・募集へのリンクなし
  2. 富士大学 サイトマップ確認日:2026-09-27 / サイト内のページ一覧。職員の採用情報・職員募集のページは無い(「募集要項・選考試験日程」は入試)
  3. 富士大学 学長メッセージ・大学概要確認日:2026-09-27 / 学長メッセージ(経済経営学部への進化、スポーツ健康科学部の開設)、建学の精神、大学の使命、収容定員(経済学部760人・2027年4月経済経営学部に名称変更、スポーツ健康科学部100人、大学院50人)、沿革(1965年 奥州大学開学、1976年 富士大学に改称、2025年 開学60周年・順天堂大学と大学間連携協定)
  4. 富士大学 運営に関する公開情報確認日:2026-09-27 / 組織図、ガバナンス・コード、学校法人富士大学の情報公開(財務情報・事業報告書、中期目標・中期計画)、問い合わせ先 富士大学総務課
  5. 学校法人富士大学 令和7年度 事業報告書確認日:2026-09-27 / 運営に関する公開情報の財務情報「令和7年度」からリンク。学生数(令和7年・令和8年5月1日現在)、就職状況、教職員の概要(令和8年5月1日現在 職員33人の部署別人数・平均年齢、令和7年5月1日現在)、大学名称変更・新学部設置に関する取組、SD活動(令和7年度の研修)、人員計画(常勤事務職員)
  6. 学校法人富士大学ガバナンス・コード(令和7年4月1日施行)確認日:2026-09-27 / 運営に関する公開情報からリンク。実施項目1-1④ 教職協働体制の確保、1-1⑤ 教職員の資質向上に係る取組み(FD・SDの基本方針・年次計画)
  7. 富士大学 中期目標・中期計画(令和3年度〜令和7年度)確認日:2026-09-27 / 運営に関する公開情報からリンク。富士大学の目的・使命、学生支援の計画(各種研修への派遣やSD研修による学生部・学生委員会職員の実務能力向上)
  8. 富士大学 お問い合わせ・取材について確認日:2026-09-27 / 部署ごとの問い合わせ先(総務部 総務課・DX推進室、経理課、管理課、スポーツセンター、図書課(図書館)、アドミッションセンター 広報担当・入試担当、学務部 学生課・教務課、キャリア、地域・産学連携担当、スポーツ振興センター)