どの大学の卒業生が同志社大学の職員になっているのか

他大学が公表している進路資料では、就職先として同志社大学(学校法人同志社)の名前を確認できませんでした。大学の進路資料は企業名が中心で、学校法人名を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。​​‌‌‌‌‌‌​‌​‌‌‌‌​‌​‌​​​​​​‌​​‌‌‌‌​‌‌​​​‌‌​​‌‌‌​‌‌‌​​‌‌​‌‌​‌‌‌‌​‌‌

大学が採用ページで紹介している職員の出身[6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13]

そこで、同志社大学の職員採用サイトの「職員インタビュー」を見ます。7人の職員が、所属、出身学部、入社年とともに紹介されています。7人とも同志社大学の卒業生です。プロフィールは取材当時のものと注記されています。[6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13]

  • 学生支援機構キャリアセンターキャリア支援課:同志社大学 心理学部卒/2017年入社(取材2018年12月)
  • 総務部情報企画課:同志社大学 経済学部卒/2019年入社(取材2020年11月)
  • 財務部経理課:同志社大学 商学部卒/2011年入社(取材2018年12月)
  • 研究開発推進機構研究開発推進課 研究開発推進係長:同志社大学 法学部卒/2006年入社(取材2019年12月)
  • グローバル・コミュニケーション学部事務長:同志社大学 経済学部卒、同志社大学大学院 総合政策科学研究科 修士課程修了/1998年入社(取材2018年1月)
  • 施設部今出川校地施設課長:同志社大学 経済学部卒/1995年入社(取材2024年1月)
  • 国際連携推進機構国際教養教育院事務室 庶務・教務係長:同志社大学 文学部卒/2004年入社(取材2024年1月)
[6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13]

志望理由には母校への思いを挙げる職員が多く、キャリア支援課の職員は「母校の発展にも貢献したいと考えたため。」、情報企画課の職員は「自分を成長させてくれた母校に恩返ししたかったから。」と書いています。一方、経済学部出身で情報企画課に配属された職員は、配属時にネットワークの専門知識は「ほとんどゼロ」で、研修制度を使って基礎から学んだと話しています。[7] [8]

若手職員座談会の4人[14]

  • 文化情報学部・文化情報学研究科事務室 庶務・教務係:2019年10月入社。メーカーで3年半働いたあと同志社大学へ転職したと話している
  • 施設部今出川校地施設課 調度係:2020年4月入社
  • 文学部・文学研究科事務室 教務係:2021年4月入社。職員として母校に貢献したいと思ったと話している
  • 教育支援機構教務部 今出川校地教務課 庶務係:2021年4月入社。お世話になった母校への恩返しの気持ちもあると話している
[14]

採用ページが求める人物と、学歴について書いていること(引用)

Q&Aの答え[3]

職員採用サイトのQ&Aには、出身について3つの答えが並んでいます。そのまま引用します。[3]

出身大学について:「出身大学による選考への影響はありません。本学出身者に限らず、他大学出身の職員がさまざまな職場で活躍しています。」[3]

理系出身者について:「出身学部、研究科を問わず、専任職員としての採用を行っています。」[3]

語学力について:「選考において語学力や資格の有無のみにより合否を判定することはありません。」[3]

副学長(事務局長)のメッセージ[2]

採用メッセージでは、副学長(事務局長)が、大学の改革を進めるうえで大きな役割を担うのが職員だと書いたうえで、求める職員像をこう示しています。「社会の状況・変化に敏感に反応し、常に前向き・柔軟な発想で一生懸命に行動する職員を同志社大学は望んでいます。」[2]

あわせて、職員だけでは改革を成し遂げられず、教員との協働や、他の職員と力を合わせることが不可欠だとも書いています。メッセージの前段では、同志社大学が2025年11月29日に創立150周年を迎え、2030年までの中期計画を策定したことに触れています。[2]

応募資格に書かれた条件[1]

募集要項の応募資格には、卒業見込み・卒業の条件に加えて、「同志社のキリスト教主義教育に理解のある者」「1996年4月2日以降に生まれた者」の2つが書かれています。年齢については「※長期勤続によるキャリア形成のため若年者を対象としています。」と説明されています。学部や成績の条件は書かれていません。[1]

出身大学を問わないと大学自身が書いている以上、準備で差がつくのは、筆記試験、グループディスカッション、3回の面接で何を話せるかの部分です。[3] [1]

採用の仕組み。大学独自の選考で、面接は3回

同志社大学は私立大学なので、国立大学のような統一の採用試験はありません。大学が独自に職員を募集・選考します。2027年4月1日もしくは2026年10月1日採用の募集要項には、次の採用スケジュール(予定)が書かれていました。[1]

2027年4月1日もしくは2026年10月1日採用 職員の採用スケジュール(募集要項より・予定)
日程内容
2026年3月1日(日)〜職員募集WEB説明会(公開)
2026年4月1日(水)〜4月17日(金)書類提出期間(Webエントリーシート)
2026年5月22日(金)〜5月25日(月)筆記試験(Web)
2026年6月6日(土)第1次面接
2026年6月13日(土)グループディスカッション
2026年6月20日(土)第2次面接
2026年6月24日(水)第3次面接
[1]

応募の方法[1] [3]

応募は、就職情報サイト(マイナビ2027)から大学へWebエントリーし、提出書類を同じサイトのMy CareerBoxで出す方法でした。既卒の人も同じ方法でエントリーします。エントリーが済んだ人には、2026年4月1日以降に順次、Webエントリーシートの提出用URLが書かれたメールが届く流れです。Q&Aでも、エントリーのあとに書類選考、適性試験、面接による選考を予定していると答えています。[1] [3]

提出書類はWebエントリーシート[1]

応募時の提出書類はWebエントリーシートだけです。成績証明書と卒業(修了)見込証明書は、後日提出を指示すると書かれています。職員募集WEB説明会については「※職員募集説明会不参加でも応募は可能です。」と明記されています。[1]

筆記試験のあと、面接が3回、グループディスカッションが1回あります。第1次面接から第3次面接までの4回は、すべて2026年6月の中に組まれていました。書類提出の締め切り(4月17日)から第3次面接(6月24日)までは、2か月あまりです。[1]

職員の仕事。教育研究支援・学生支援・経営管理の3分野

募集要項の業務内容は、教育研究支援業務、学生支援業務、経営管理業務の3つです。職員採用サイトの業務紹介は、この3分野をさらに細かく分けて紹介しています。[1] [6]

同志社大学の職員の業務(職員採用サイト「業務紹介」より)
分野業務
教育研究支援学生の修学支援、教員の研究支援、国際主義教育、キリスト教主義教育、入学試験、図書館、リエゾン・知的財産
学生支援学生支援、学生相談、スポーツ支援、学生生活支援、健康管理、キャリア支援
経営管理大学の基本的計画・立案支援、文書管理・秘書業務、校友との連携、募金、広報活動、教職員の人事管理・福利厚生、財政計画・予算・決算・資金運用、施設・設備の資産保全
[6]

異動とキャリアパス[4] [3]

キャリアパスのページには、採用後は各配属先で係員としてスタートし、入社4年後には異動の対象になり、その後も定期的に配置転換を行うと書かれています。Q&Aでは、配属は配置希望を参考にしたうえで、適性や能力を総合的に判断して決めると答えています。[4] [3]

職員インタビューを読むと、配属の幅がわかります。経理課の職員は以前情報企画課でシステム改修業務を担当していたと話し、研究開発推進課の係長も情報企画課での学内のシステム開発業務の経験に触れています。施設課長は就職部でキャリア支援プログラムの立ち上げに携わった経験を挙げています。[9] [10] [12]

研修と評価[4]

研修は、新入職員オリエンテーションや1年目・2年目の基礎研修、リーダー研修、新任係長・課長研修などの必修コースと、役職に関わらず選べる選択コースに分かれています。自己啓発研修では研修受講料などを年間最大15万円まで助成する制度があり、学外機関への派遣研修(国内・国外)もあります。新入職員には先輩職員がメンターとしてつく職員メンター制度があります。[4]

若手職員座談会では、施設課の職員が「数年ごとに異動があり、さまざまな業務を経験できるのは、大学職員ならではだと思います。」と話しています。[14]

応募できる条件と待遇

2027年4月1日もしくは2026年10月1日採用の募集要項に書かれている条件を並べます。年度によって変わるので、応募の前には必ず最新の募集要項を確かめてください。[1]

同志社大学 職員の応募条件と待遇(募集要項より)
項目内容
採用予定人数10名程度
応募資格2027年3月末までに大学を卒業見込または大学院を修了見込の者/大学卒業者または大学院修了者
応募資格(共通の条件)同志社のキリスト教主義教育に理解のある者、1996年4月2日以降に生まれた者
採用年月日2027年4月1日もしくは2026年10月1日
勤務地京都(法人内学校での勤務の可能性あり)
勤務時間9:00〜17:00(時差出勤による勤務や異なる勤務時間が適用される場合がある)
休日休暇土・日・祝日、創立記念日(11/29)、基督降誕祭(12/25)、年次有給休暇、年末年始休暇、夏期一斉休暇など
本俸本学規定による(基本給22歳 230,000円・2025年度実績)
年収例25歳独身で約550万円(年齢は4月1日時点基準、賞与・住宅手当を含む)
賞与年2回
諸手当通勤手当、住宅手当、家族手当ほか
[1]

応募資格は大学卒業(見込)以上で、短大卒の区分はありません。勤務地は京都で、法人内の学校で働く可能性もあると書かれています。[1]

福利厚生[5]

健康保険と公的年金は私学事業団に加入します。同志社共済組合による入院見舞金や人間ドック利用補助などの給付事業もあります。出産・育児の支援では、産前休暇を法律の基準(6週間)より長い8週間まで認めていること、育児休業を男女とも取れること、小学校3年生修了までの子を育てる職員が使える育児短時間などが書かれています。[5]

募集の時期。2027年4月採用の書類提出は2026年4月17日で終わっている

直近に公表された職員の募集は、2027年4月1日もしくは2026年10月1日採用の募集です。職員募集WEB説明会は2026年3月1日から公開され、書類提出期間は2026年4月1日(水)から4月17日(金)まででした。[1]

2027年4月採用の募集は、書類提出期間が2026年4月17日に締め切られ、6月24日の第3次面接までの選考日程が組まれていました。次の年度の募集がいつ出るかは、この記事では書きません。大学の「教職員募集一覧」の職員採用の欄に、職員採用サイトと募集要項が掲載されます。[1] [18]

公開されている数字。学部生27,050人、専任教員780人

数字は、同志社大学が公開しているものだけを並べます。[15] [1]

同志社大学の学生数・教員数(学生数・教員数のページより。2026年5月1日現在)
項目数字
学部学生数27,050人
大学院 修士・前期課程1,653人
大学院 後期課程365人
大学院 一貫制博士課程26人
大学院 専門職学位課程252人
専任教員780人(うち外国人教員85人)
嘱託講師1,487人
今出川キャンパス学生数約20,200人
京田辺キャンパス学生数約9,100人
[15]

学部は神学部、文学部、社会学部、法学部、経済学部、商学部、政策学部、文化情報学部、理工学部、生命医科学部、スポーツ健康科学部、心理学部、グローバル・コミュニケーション学部、グローバル地域文化学部の14学部です。キャンパスは今出川校地(今出川・新町・烏丸・室町の4キャンパス)と京田辺校地(京田辺キャンパス)に分かれ、大阪と東京にサテライト・キャンパスがあります。[15] [16]

2027年4月採用の採用予定人数は10名程度でした。職員数や職員の採用・退職状況は、大学が情報公開として作っている「同志社大学基礎データ集」の第12章(教職員)に表として載っています。[1] [19]

30日でやること。次の募集要項が出る前に準備を終える

ここまでの内容を、行動に落とします。以下は組み立て方の例で、この通りにやれば通るという意味ではありません。自分の状況に合わせて入れ替えてください。

  1. 1〜3日目:大学の教職員募集一覧と職員採用サイトを開き、次の年度の募集要項が出ていないかを確かめる。直近の募集では説明会が3月1日から公開され、書類提出は4月1日からだった
  2. 4〜8日目:Q&Aと採用メッセージを読み、「社会の状況・変化に敏感に反応」する職員像に当たる自分の経験を3つ書き出す
  3. 9〜15日目:業務紹介の3分野(教育研究支援・学生支援・経営管理)から関心のある業務を2つ選び、職員インタビューで仕事の中身を確かめる
  4. 16〜23日目:グループディスカッションの練習をする。選考には筆記試験(Web)、グループディスカッション、面接3回がある
  5. 24〜30日目:応募資格の「キリスト教主義教育に理解のある者」を踏まえ、建学の精神や同志社の教育について自分の言葉で話せるようにしておく
[1] [18] [3] [2] [6]

志望動機も、公開されている事実から組み立てます。たとえば、同志社大学が2025年に創立150周年を迎えて2030年までの中期計画を策定したこと、改革を進めるうえで職員の役割が大きいと副学長(事務局長)が書いていること、入社4年後から異動の対象になり幅広い業務を経験する仕組みであること。これらは大学が自分で書いていることなので、そこに自分の経験を重ねれば、根拠のある志望動機になります。[2] [4]

採用の条件・日程・待遇は年度によって変わります。資料ごとの確認日は、この記事の出典欄に1件ずつ書いています。応募の前に必ず最新の募集要項を確認してください。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 同志社大学 職員採用(採用募集要項)確認日:2026-09-27 / 業務内容、採用予定人数、応募資格、採用年月日、待遇(勤務地・勤務時間・休日休暇・本俸・年収例・賞与・諸手当)、応募方法、提出書類、書類提出期間、採用スケジュール(予定)、職員募集WEB説明会
  2. 同志社大学 職員採用情報 採用メッセージ確認日:2026-09-27 / 副学長(事務局長)のメッセージ、求める職員像
  3. 同志社大学 職員採用情報 Q&A確認日:2026-09-27 / 出身大学と選考、業務部門、理系出身者の採用、語学力、配属と人事異動、休暇制度、選考のプロセス
  4. 同志社大学 職員採用情報 キャリアパス・各種制度確認日:2026-09-27 / キャリアパス(入社4年後から異動の対象)、研修制度、職員メンター制度、職員評価制度
  5. 同志社大学 職員採用情報 福利厚生確認日:2026-09-27 / 健康保険・年金、同志社共済組合、出産・育児支援
  6. 同志社大学 職員採用情報 業務紹介・職員インタビュー確認日:2026-09-27 / 業務紹介(教育研究支援・学生支援・経営管理)、職員インタビューの一覧(入社年・所属)
  7. 同志社大学 職員インタビュー(キャリア支援課)確認日:2026-09-27 / 心理学部卒、2017年入社、志望理由、業務内容
  8. 同志社大学 職員インタビュー(情報企画課)確認日:2026-09-27 / 経済学部卒、2019年入社、志望理由、業務内容
  9. 同志社大学 職員インタビュー(経理課)確認日:2026-09-27 / 商学部卒、2011年入社、志望理由、業務内容、情報企画課での経験
  10. 同志社大学 職員インタビュー(研究開発推進課)確認日:2026-09-27 / 法学部卒、2006年入社、業務内容、情報企画課での経験
  11. 同志社大学 職員インタビュー(グローバル・コミュニケーション学部事務長)確認日:2026-09-27 / 経済学部卒・大学院総合政策科学研究科修了、1998年入社
  12. 同志社大学 職員インタビュー(今出川校地施設課長)確認日:2026-09-27 / 経済学部卒、1995年入社、就職部での業務経験
  13. 同志社大学 職員インタビュー(国際教養教育院事務室)確認日:2026-09-27 / 文学部卒、2004年入社
  14. 同志社大学 職員採用情報 若手職員座談会確認日:2026-09-27 / 参加者4人の所属・入社年、志望のきっかけ、異動について
  15. 同志社大学 学生数・教員数確認日:2026-09-27 / 学部学生数・大学院生数・教員数(2026年5月1日現在)、キャンパス別学生数、学部一覧
  16. 同志社大学 キャンパス一覧確認日:2026-09-27 / 今出川校地・京田辺校地・サテライトキャンパス
  17. 学校法人同志社確認日:2026-09-27 / 法人名
  18. 同志社大学 教職員募集一覧確認日:2026-09-27 / 職員採用、特定業務職員採用、研究支援員採用、アルバイト職員採用の欄
  19. 同志社大学基礎データ集(2026年度版)確認日:2026-09-27 / 第12章 教職員(12-3 職員数、12-6 職員 採用、退職状況)

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