どの大学の卒業生が国際武道大学の職員になっているのか

他大学が公表している進路資料では、就職先として国際武道大学(学校法人国際武道大学)の名前を確認できませんでした。大学の進路資料は企業名が中心で、学校法人名を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。‌‌​‌​​‌‌​‌​​‌‌​‌‌​‌​​​‌​​​‌‌‌​​‌​​​‌‌‌‌‌​​‌​​‌​‌​​​​​​‌​​‌‌‌‌​​‌

大学が公表している職員の情報[7] [1]

国際武道大学は、職員の出身大学や出身学部を公表していません。採用ページに職員紹介もありません。公表されているのは次のことです。[7] [1] [9]

  • 専任職員数は41人(2026年5月1日現在、情報公開「教員数・学生数・卒業/修了生数」)
  • 2026年4月採用の応募資格は、2026年3月までに大学を卒業または卒業見込みの人(学部の指定なし)
  • 提出書類に成績証明書が含まれる
  • 2026年6月10日の研究倫理に関する研修会(兼FD・SD研修会)には職員19名が参加
[7] [1] [9]

どの大学のどの学部を出たかで応募できるかどうかは変わりません。体育学部だけの大学ですが、職員の募集要項に体育やスポーツの専攻を求める記述はありません。[1]

採用ページが求める人物と学歴について書いていること(引用)

2026年度の事務職員募集要項は、職種・応募資格・募集人員・勤務概要・応募方法・選考方法だけを並べた1枚で、求める人物像は書かれていません。学歴についての記述は、応募資格の「2026 年 3 月までに大学を卒業又は卒業見込の者」の1行だけです。[1]

大学卒であることは条件ですが、学部・学科、成績の基準、年齢、資格の条件はありません。短大・専門学校の卒業については、要項は大学の卒業だけを応募資格に挙げています。[1]

大学が掲げている使命[11]

職員として働く場所の考え方を知る手がかりとして、大学はミッション・ステイトメントを公表しています。言葉は「「道」を知り、「道」をひらく」で、大学の約束として「国際武道大学は、学術力(研究力に基づく教育力)を備えた大学として、人間存在の基軸となる人間精神・人間身体の「道理」を究め教授することで、専門性と先見性に優れた真のリーダーを育成し、より良い未来社会を構築してまいります。」と書かれています。[11]

法人が採用について定めている方針[10]

学校法人国際武道大学の中期計画(2022年度〜2026年度)には、人事制度の章があります。新規採用については、人事計画を考えたうえで年度ごとの具体的な採用計画を策定するとし、採用にあたっては「原則として常用雇用に移行できることを前提としたうえで人選にあたる。」と書かれています。任期制や嘱託の採用のあり方についても検討すると書かれています。[10]

職員の能力開発については、2017年度から試験的に運用を始めた職員の能力評価制度を本格的な運用につなげ、評価に連動した賃金のあり方も検討するとしています。採用のあとも評価の仕組みがあることを前提に、準備しておくとよいでしょう。[10]

採用の仕組み。学校法人国際武道大学の独自選考で、書類のあと筆記と面接

国際武道大学は、学校法人国際武道大学が設置する私立大学です。国立大学のような統一の採用試験はなく、法人が独自に事務職員を公募します。募集はニュース&トピックスに「事務職員の募集について」というお知らせで掲載され、募集要項のPDFが付きます。[6] [2] [1]

2025年6月6日のお知らせは「国際武道大学では事務職員を公募することとなりました(2026年4月1日採用予定)。」というものでした。[2]

2026年4月1日採用 事務職員の選考(2026年度 募集要項より)
段階内容
応募履歴書(自筆、写真添付)、卒業証明書または卒業見込証明書、成績証明書を郵送
書類選考提出書類で選考
1次試験採用試験(筆記試験及び面接試験)。2025年9月9日(火)
2次試験2025年9月18日(木)
[1]

要項には「書類選考後、採用試験(筆記試験及び面接試験)を実施します。」とあり、1次試験と2次試験の日付が書かれています。1次と2次のそれぞれで筆記と面接のどちらを行うかまでは書かれていません。[1]

応募書類の出し方[1]

書類は国際武道大学の人事課あてに郵送します。封筒の表に「職員公募書類在中」と朱書きし、簡易書留で送るよう指定されています。メールでの応募は書かれていません。履歴書は自筆で、写真を貼ります。[1]

2020年度の要項との違い[3] [1]

公式サイトには2020年4月1日採用の募集要項も残っています。選考の形(書類選考のあと筆記試験と面接試験)は同じで、違いは次の点です。[3] [1]

  • 勤務時間:2020年度は9:00〜18:00、2026年度は9:00〜17:00(どちらも休憩1時間)
  • 休日:2020年度は建学記念日が入っていたが、2026年度の要項には書かれていない
  • 履歴書:2020年度は押印が必要、2026年度は自筆・写真添付
  • 福利厚生:2020年度は職員宿舎と保養所、2026年度は職員宿舎
[3] [1]

職員の仕事。組織図に載っている事務の部署

職員紹介や部署紹介のページは公開されていません。大学が情報公開している組織図(2026年4月1日)から、事務職員が働く部署を並べます。[8]

  • 法人事務局 法人事務課
  • 大学事務部
  • 企画戦略事務室
  • 入試・広報室
  • 管理運営センター事務室
  • 学生支援センター事務室
  • 社会連携センター事務室
  • 学術支援事務室
[8]

組織図には、学長室の東京サテライトオフィス、ヨーロッパオフィス、松前記念館、武道・スポーツセンター、附属武道・スポーツ科学研究所なども載っています。各室の業務の中身は、公式サイトには書かれていません。[8]

勤務地は勝浦市と東京都千代田区[1] [10]

2026年度の要項の勤務地は、千葉県勝浦市新官841と東京都千代田区北の丸公園2番3号の2か所です。中期計画には、東京事務所を改組して設置した東京サテライトオフィスについて、所員配置のあり方とあわせて活用方法を検討すると書かれています。[1] [10]

研修と教職協働[9] [10]

大学は、SDを「教職員に求められる大学運営に必要な知識及び技能の習得を図り、その能力の向上を図るための組織的な研修」と説明しています。FD・SD研修会の一覧には参加者数が教員と職員に分けて載っていて、2025年度は研究倫理、BLS(一次救命処置)、アンチ・ドーピング、初年次教育の授業改善などの研修に職員が17〜30名参加しています。体育大学らしく、救命処置やアンチ・ドーピングの講習も職員の研修に入っています。[9]

中期計画は、FD活動とSD活動を連携させながら効果的に実施することも掲げています。[10]

応募できる条件と待遇(2026年度 事務職員募集要項)

2026年4月1日採用の募集要項に書かれている条件を並べます。初任給の金額は書かれておらず「当法人の規程による」とされています。[1]

学校法人国際武道大学 2026年度 事務職員募集要項
項目内容
職種事務職員
応募資格2026年3月までに大学を卒業または卒業見込の者
募集人員若干名
採用日2026年4月1日
勤務地学校法人国際武道大学(千葉県勝浦市新官841・東京都千代田区北の丸公園2番3号)
勤務時間月〜金 9:00〜17:00(休憩時間1時間)
休日土曜日、日曜日、国民の祝日、年末年始
休暇年次有給休暇、特別有給休暇
給与初任給は当法人の規程による
賞与・昇給賞与(期末・勤勉手当)は年3回、昇給は年1回
手当扶養手当・住居手当・通勤手当等
その他の待遇退職金制度、私学共済制度、職員宿舎完備
[1]

勤務の詳細は学校法人国際武道大学の就業規程によるとされています。応募資格は、採用日の直前の3月までに大学を卒業する見込みの人か、すでに大学を卒業している人です。既卒者の卒業後の年数の上限は書かれていません。[1]

募集の時期。2026年4月採用は2025年6月に告知、8月29日締切

2026年9月27日時点で、国際武道大学のニュース&トピックスには、2027年4月採用の事務職員の募集は掲載されていません。直近の事務職員の募集は、2025年6月6日に掲載された2026年4月1日採用の募集で、応募は2025年8月29日必着で締め切られています。[6] [2] [1]

ニュース&トピックスに載っている事務職員の募集(公式サイトで確かめられた分)
掲載日採用予定と区分
2017年9月1日2018年4月1日採用予定、事務職員(嘱託)
2017年12月5日2018年4月1日採用予定、事務職員(嘱託)
2018年8月3日2019年4月1日採用予定、事務職員
2019年8月6日2020年4月1日採用予定、事務職員
2025年6月6日2026年4月1日採用予定、事務職員
[6] [13] [5] [4] [3] [2]

2017年の2回のお知らせは、どちらも「国際武道大学では事務職員(嘱託)を公募することとなりました。」というもので、嘱託の募集です。新卒の専任の募集とは区別してください。[13] [5]

日程も年度で違います。2020年4月採用では書類の締切が2019年9月20日、1次試験が10月4日、2次試験が10月17日(いずれも予定)でした。2026年4月採用では締切が2025年8月29日、1次試験が9月9日、2次試験が9月18日です。[3] [1]

次の募集がいつ出るかは、公式サイトには書かれていません。この記事でも推測で書きません。ニュース&トピックスを定期的に確かめてください。[6]

公開されている数字。専任職員41人、学部の在学生1,344人

数字は、国際武道大学が情報公開で公表しているものだけを並べます。[7]

教員・学生の数(2026年5月1日現在、情報公開より)
区分専任教員在学生
体育学部 武道学科15人305人
体育学部 体育学科30人1,039人
武道・スポーツ研究科12人10人
別科 武道専修課程1人4人
[7]

専任職員数は41人です。体育学部の在学生は1,344人、2026年度の入学者は333人です。単純に割ると、専任職員1人あたりおよそ33人の学部生になります。[7]

大学は1984年に千葉県勝浦市に開設されました。沿革によると、当時の財団法人日本武道館の会長が設立構想を提唱し、日本武道館の常任理事会で設置が決議されています。[12]

30日でやること。筆記試験と面接の両方に備える

ここまでの内容を行動に落とします。以下は組み立て方の例で、この通りにやれば通るという意味ではありません。[1]

  1. 1〜3日目:ニュース&トピックスをブックマークし、「事務職員の募集について」のお知らせが出ていないか確かめる。いまは2027年4月採用の募集は出ていない
  2. 4〜7日目:成績証明書と卒業見込証明書の発行方法を大学で確かめる。お知らせの掲載から締切までは、2020年4月採用で約1か月半、2026年4月採用で約3か月だった
  3. 8〜14日目:筆記試験に備えて一般的な適性検査や教養試験の問題集を解く。要項に筆記の中身は書かれていない
  4. 15〜21日目:ミッション・ステイトメントと中期計画の人事制度の章を読み、自分の言葉で要約する
  5. 22〜30日目:勝浦市と東京都千代田区のどちらの勤務地でも働く理由と、体育学部だけの大学で職員として何をしたいかを話せるようにする
[6] [1] [3] [11] [10]

志望動機は、公開されている事実から組み立てます。日本武道館の構想から生まれた体育学部の単科大学であること、職員もBLSやアンチ・ドーピングの研修に参加していること、中期計画で常用雇用を前提とした採用をうたっていること。これらは法人が自分で書いていることなので、そこに自分の経験を重ねれば根拠のある志望動機になります。[12] [9] [10]

採用の条件・日程・待遇は年度によって変わります。資料ごとの確認日は、この記事の出典欄に1件ずつ書いています。応募の前に必ず最新の募集要項を確認してください。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 国際武道大学 2026年度 学校法人国際武道大学 事務職員募集要項確認日:2026-09-27 / 職種、応募資格(2026年3月までに大学を卒業又は卒業見込の者)、募集人員、採用日、勤務地(勝浦市・千代田区)、勤務時間、休日・休暇、待遇・福利厚生、提出書類と提出方法(2025年8月29日必着)、選考方法(筆記試験及び面接試験、1次9月9日・2次9月18日)、問い合わせ先(人事課)
  2. 国際武道大学 ニュース&トピックス「事務職員の募集について」(2025年6月6日)確認日:2026-09-27 / 事務職員を公募(2026年4月1日採用予定)、2026年度採用 事務職員募集要項へのリンク
  3. 国際武道大学 2020年度 学校法人国際武道大学 事務職員募集要項確認日:2026-09-27 / 2020年4月1日採用の応募資格、勤務時間(9:00〜18:00)、休日(建学記念日を含む)、提出書類(押印)、締切(2019年9月20日)、選考日程(1次10月4日・2次10月17日、予定)。過去の募集の比較用
  4. 国際武道大学 ニュース&トピックス「事務職員の募集について」(2018年8月3日)確認日:2026-09-27 / 事務職員を公募(2019年4月1日採用予定)。過去の募集の時期の確認用
  5. 国際武道大学 ニュース&トピックス「事務職員の募集について」(2017年12月5日)確認日:2026-09-27 / 事務職員(嘱託)を公募(2018年4月1日採用予定)。嘱託の募集であることの確認用
  6. 国際武道大学 ニュース&トピックス確認日:2026-09-27 / お知らせの一覧(掲載日つき)。事務職員の募集の掲載日(2017年9月1日、2017年12月5日、2018年8月3日、2019年8月6日、2025年6月6日)。2026年9月27日時点で2027年4月採用の事務職員の募集は掲載なし
  7. 国際武道大学 教員数・学生数・卒業/修了生数確認日:2026-09-27 / 専任教員数・非常勤教員数・専任職員数(41人)、入学定員・入学者数・収容定員・在学生数(いずれも2026年5月1日現在)
  8. 国際武道大学 学校法人国際武道大学・国際武道大学 組織図(2026年4月1日)確認日:2026-09-27 / 法人事務局 法人事務課、大学事務部の各事務室、学長室(東京サテライトオフィス)、各センター・研究所
  9. 国際武道大学 FD・SD活動確認日:2026-09-27 / FD・SDの定義、FD・SD研修会の内容・日程・参加者数(教員・職員別、2024〜2026年度)
  10. 国際武道大学 中期計画(2022年度〜2026年度)確認日:2026-09-27 / 人事制度に関する取り組み(新規採用、常用雇用を前提とした人選、嘱託・任期制、職員の能力評価制度、FD・SD)、東京サテライトオフィスの活用
  11. 国際武道大学 ミッション・ステイトメント確認日:2026-09-27 / ミッション・ステイトメント「「道」を知り、「道」をひらく」と大学の約束
  12. 国際武道大学 ニュース&トピックス「事務職員の募集について」(2017年9月1日)確認日:2026-09-27 / 事務職員(嘱託)を公募(2018年4月1日採用予定)。嘱託の募集であることの確認用
  13. 国際武道大学 沿革確認日:2026-09-27 / 1984年に千葉県勝浦市に開設、財団法人日本武道館の会長(当時)による設立構想、学校法人国際武道大学の設置認可

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