どの大学の卒業生が、APUの職員になっているのか

他大学が公表している進路資料のうち、2022年度以降の学部卒業生の就職先として、立命館アジア太平洋大学を職員の就職先として確かめられたものはありませんでした。大学の進路資料は企業名が中心で、学校法人名を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。‌​​​‌‌‌‌‌‌​​​‌‌‌‌‌​​‌‌​‌​​​‌​​​​‌​​‌‌‌​​‌​​​‌‌​‌‌‌​‌​‌​‌​‌​‌‌​‌​

APUで働く職員の紹介

学校法人立命館の職員採用情報の「APU@OITA」のページには、APUで働く職員3人のインタビューが載っています。[3]

  • スチューデント・オフィス(入職6年目/新卒採用)。学生時代にアメリカの大学へ留学した経験があり、「母校ではない立命館を第一志望にしました。」と話している。入職以来キャリア支援を担う部署に所属
  • アカデミック・オフィス(入職6年目/既卒採用)。APUの卒業生で、学生時代はオープンキャンパス運営団体GASSの代表。卒業後は金融機関で融資業務を担当してから入職
  • アドミッションズ・オフィス(国際)(入職5年目/既卒採用)。APUの卒業生で、「人生の転機となった母校で、後輩たちの学びと成長を支えたい」と話している
[3]

3人のうち2人はAPUの卒業生で、どちらも既卒採用です。新卒採用の職員は、出身大学の名前は書いていませんが、立命館の出身ではないと話しています。[3]

学校法人立命館が求める人材像

2027年度新卒採用の募集要項は、求める人材像を4つ挙げています。[1]

  • 本学園の理念に共感し、学園ビジョンの実現に向けて意欲的に取り組むことができる人
  • 常に新しいことを学び・成長する姿勢を持ち、変化を恐れず挑戦し続ける人
  • 多様なステークホルダーと協働し、社会に対しての価値創造や価値拡大を推進することができる人
  • 学園の事業推進や運営のプロフェッショナルとして、教育・研究の高度化に資する変革や発展を牽引することができる人
[1]

募集要項には「※留学・海外でのインターンシップ経験等がある方なども含め、多様な経験をお持ちの方を歓迎します。」とあります。APU@OITAのページは、APUを全学生に占める国際学生の割合が約50%の国際色豊かな大学と紹介しています。[1] [3]

採用の仕組み。学校法人立命館の新卒一括採用

学校法人立命館の新卒採用は、立命館大学・APU・各附属校を区別しない1本の採用です。応募資格は、2026年4月から2027年3月までに4年制大学または大学院で学位を取得(見込み)の人と、2025年4月から2026年3月までに取得した人で、採用予定日は2027年4月1日、採用予定人数は若干名です。社会人としての就業経験がある人は、キャリア採用から応募するよう書かれています。[1]

選考の流れ(2027年度新卒採用)

学校法人立命館 2027年度新卒採用の選考スケジュール
ステップ日程
エントリー(マイナビ2027)2026年3月1日(日)~4月5日(日)
本応募(My CareerBox)2026年3月中旬~4月6日(月)
適性検査~2026年5月初旬
一次選考(オンライン)2026年5月中旬で本学が指定する日
二次選考(対面)2026年6月初旬で本学が指定する日
最終選考(対面)2026年6月中旬で本学が指定する日
[1]

対面の会場は立命館朱雀キャンパス(京都)です。APUのある大分ではなく、京都で選考が行われます。[1]

APUを初任職場とする既卒採用

学校法人立命館は、【既卒採用(初任職場:立命館アジア太平洋大学(APU))】という募集を出したことがあります。初任職場はAPU(大分県別府市)で、採用予定日は2025年4月1日でした。ただし「この勤務地は初任職場に限り、人事異動等により本法人の設置する各事業所に異動の可能性があります」と書かれています。2026年9月27日時点で、この募集は<募集終了>と表示されており、2027年度の新卒採用の入口ではありません。[2]

職員の仕事と勤務地

新卒採用の勤務地は、本法人の設置する各事業所です。募集要項には、立命館大学(京都府・滋賀県・大阪府)、立命館アジア太平洋大学(大分県)、各附属校(京都府・滋賀県・北海道)、東京キャンパス(東京都)などが挙げられています。[1]

APUを初任職場とする既卒採用の募集要項は、配属先の例として、アカデミック・オフィス、スチューデント・オフィス、キャリア・オフィス、リサーチ・オフィス、アドミッションズ・オフィスなどを挙げています。[2]

アカデミック・オフィスの職員は、入職2年目から事務システムのリプレイス業務を担当し、在学生や校友間の交流を促進する「校友DB」や、在学生のキャリア形成を支援する「就職支援システム」などに関わってきたと話しています。アドミッションズ・オフィス(国際)の職員は、国際学生の入試に関わる部署で、入試関連システムの運用・保守や大学院入試の審査執行を担当しています。[3]

大分での暮らし

APU@OITAのページは、職員が暮らす人気エリアとして、別府市・日出町・大分市を紹介しています。APUまでの通勤時間の目安は、別府市役所から公共交通機関で約35分・自動車で約22分、日出町役場から自動車で約18分、大分市役所から自動車で約40分です。[3]

アカデミック・オフィスの職員は、大分県は子育てがしやすい地域でもあると感じていると話し、子どもの保育園に待機になることなくすぐに入園できたと書いています。[3]

応募できる条件と待遇

学校法人立命館 2027年度新卒採用の勤務条件(募集要項より)
項目公開されている内容
勤務時間9:00~17:30(実働時間 7時間30分 時差勤務あり)
休日年間休日134日(2025年度実績)。完全週休2日制、国民の祝日、創立記念日、夏期/年末・年始休日など
休暇年次有給休暇:初年度10日。2年目以降、勤続年数に応じて加算(最大21日)
本俸<月額本俸例>22歳 225,000円、23歳 236,000円、24歳 248,000円(2025年度実績)。昇給:年1回(10月)
年収例【22歳・同居家族なし世帯主】約420万円、【25歳・同居家族なし世帯主】約480万円、【30歳・同居家族あり世帯主・子1人扶養】約650万円
賞与年2回(6月・12月)
定年60歳(継続雇用制度あり)
[1]

年収例には住宅手当および賞与が含まれ、通勤手当や超過勤務手当は別途支給されます。採用後3ヶ月間は試用期間で、労働条件・待遇は本採用時と同じです。学校法人立命館では、全キャンパス内の禁煙に取り組んでいると書かれています。[1]

この条件は立命館大学・APU・附属校で共通の新卒採用のものです。附属校勤務は勤務時間・休日が別途設定されています。[1]

募集の時期。次の新卒採用をどう追うか

2027年度新卒採用は、エントリーが2026年3月1日から4月5日まで、最終選考が2026年6月中旬でした。2026年9月27日時点で、この年の日程は終わっています。[1]

次の年度の新卒採用の日程は、公表されたら学校法人立命館の職員採用情報で確かめてください。この記事では推測で日程を書きません。[1]

APUで働くことを強く望むなら、新卒で学校法人立命館に入り、異動でAPUに行く道と、社会人経験を積んだあとにAPUを初任職場とする既卒採用が出るのを待つ道があります。どちらも、公式の募集要項に書かれた仕組みです。APUで働く職員のうち2人は既卒採用です。[1] [2] [3]

公開されている数字

APUと学校法人立命館の数字(公式資料より)
項目数字
APU学生総計(2026年5月1日付)6,699
うち国際学生(留学生)合計3,274
新卒採用の月額本俸例(22歳・2025年度実績)225,000円
年間休日(2025年度実績)134日
[4] [1]

APU公式の学生数等データによると、学部の学生は6,335人で、国内学生は3,425人です。国際学生とは、在留資格が「留学」である学生をいうと注記されています。[4]

APUのウェブサイトの「APUについて」のページには、大学の基本情報やデータがまとめられています。[6]

30日でやること。大学名では動かない部分から埋める

ここまでの内容を、行動に落とします。以下は組み立て方の例で、この通りにやれば通るという意味ではありません。

  1. 1〜3日目:学校法人立命館の新卒採用の募集要項を読み、勤務地を限定しない採用であることを確かめる
  2. 4〜8日目:APU@OITAの職員インタビュー3本を読み、APUの仕事と暮らしのイメージをつかむ
  3. 9〜13日目:立命館大学の職員採用の記事も読み、学園全体の仕事の広さと、京都・滋賀・大阪のキャンパスの仕事を知る
  4. 14〜18日目:求める人材像の4項目から、自分の経験で示せるものを2つ選ぶ
  5. 19〜23日目:留学や多様な人との協働の経験があれば、それを書き出す
  6. 24〜27日目:京都・滋賀・大阪・大分など、どの勤務地でも働けるかを考える
  7. 28〜30日目:翌年の新卒採用のエントリー開始(この年は3月1日)に向けて、準備の予定を立てる
[1] [3]

志望動機も、公開されている事実から組み立てます。APUは全学生に占める国際学生の割合が約50%の大学です。APUで働きたい理由を、学校法人立命館の職員としてどこで働いても生かせる形で言えるか。そこまで書けるなら、それは自分の言葉になります。[3]

新卒採用の応募資格に学部や学科の条件はありません。学歴を理由に応募をやめる前に、募集要項を読んでから決めてください。[1]

採用の条件・日程・待遇は年度によって変わります。ここに書いた内容は、学校法人立命館の職員採用情報と、立命館アジア太平洋大学の公式サイトで確認したものです(資料ごとの確認日は、この記事の出典欄に1件ずつ書いています)。応募の前に、必ず最新の募集要項を見てください。大学職員に向いているか迷ったときは、逆転内定塾の無料相談で一緒に整理することもできます。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 学校法人立命館 職員採用情報 募集要項(新卒)確認日:2026-09-27 / 2027年度新卒採用の応募資格、採用予定日、求める人材像、業務内容、勤務条件、選考スケジュール
  2. 学校法人立命館事務職員【既卒採用(初任職場:APU)】募集要項確認日:2026-09-27 / APUを初任職場とする既卒採用(採用予定日2025年4月1日・募集終了)
  3. 学校法人立命館 職員採用情報 APU@OITA確認日:2026-09-27 / APUで働く職員3人のインタビュー、職員が暮らすエリアと通勤時間
  4. 立命館アジア太平洋大学 学生数等データ確認日:2026-09-27 / 2026年5月1日付の学生数
  5. 学校法人立命館 職員採用情報 募集要項(キャリア)確認日:2026-09-27 / 社会人向けのキャリア採用の募集要項(新卒採用とは別)
  6. 立命館アジア太平洋大学 APUについて確認日:2026-09-27 / 大学の基本情報

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