2学科と主専攻・副専攻の学びを整理する
総合政策学部は多摩キャンパスにあり、政策科学科と国際政策文化学科を設置しています。所属学科の主専攻に加え、他学科の領域を副専攻として学ぶ制度を案内しています。[1]
| 学科 | 主専攻の領域 |
|---|---|
| 政策科学 | 法学、経済・経営、政治・社会 |
| 国際政策文化 | グローバル・リージョナル・スタディーズ(国際地域文化)、グローバル・イッシューズ(国際現代社会) |
政策科学科では政治・法律・経済などから社会問題を考え、国際政策文化学科では宗教・比較文化・地域研究などを学びます。他学科の知見も使い、多様な価値観や背景を踏まえて問題を考える構成です。[1]
自己紹介では「何でも学べる学部です」で終わらず、自分が選んだ主専攻と副専攻、関心を持った問いを説明します。複数の分野を学ぶ理由が伝わると、経験も具体的になります。
就職決定率97.9%は希望者281人が分母
大学の2025年度学部学科別資料では、総合政策学部の就職者275人、就職希望者281人、就職決定率97.9%を示しています。学科別の内訳は次のとおりです。[2]
| 対象 | 就職者 | 就職希望者 | 就職決定率 |
|---|---|---|---|
| 政策科学科 | 140人 | 142人 | 98.6% |
| 国際政策文化学科 | 135人 | 139人 | 97.1% |
| 学部計 | 275人 | 281人 | 97.9% |
別の進路状況図は2026年3月・2025年9月卒業生314人を対象に、2026年4月9日現在の就職割合を87.6%と示しています。こちらは卒業者全体を分母とする構成比で、希望者に対する決定率とは異なります。[3]
大学の学部紹介で示される2025年度進学者数は7人です。進路状況図には進学や受験準備などの区分もあり、就職者以外をすべて未内定と扱うことはできません。[1] [3]
学科ごとの率の差から、自分の採用可能性や学科の優劣は決められません。現在の希望職種の条件と、自分に必要な準備を確かめる材料として使いましょう。
企業と公務の実績を仕事内容の調査につなげる
2025年度の主な就職先資料は、2026年4月9日現在で、就職者2人以上の企業・機関を掲載しています。総合政策学部の一部の例は次のとおりです。[4]
| 掲載名 | 人数 |
|---|---|
| 東京都庁 | 5人 |
| みずほフィナンシャルグループ | 4人 |
| あいおいニッセイ同和損害保険 | 3人 |
| SHIFT | 3人 |
| ノースサンド | 3人 |
| ビズリーチ | 3人 |
| NTT東日本 | 2人 |
| キリンホールディングス | 2人 |
これらは学部全体の企業・機関別人数です。どちらの学科から何人進んだか、どの職種に配属されたかは、この一覧からは分かりません。グループ名を一つの銀行へ置き換えることも避けます。
政策を学ぶ学部だから公務員だけに進むと考えず、企業の仕事も業務単位で調べましょう。反対に、掲載企業の知名度だけで自分に合うと判断せず、募集職種と仕事内容を確認します。
フィールドワークは調査の前後を説明する
学部は専門演習、Field Studies、ビジネス・インターンシップなどを通じた国内外での実地学修を紹介しています。Field Studiesは教員の指導・引率のもと海外で調査を行う科目です。[1]
調査の経験を話す際は、現地へ行ったことだけでなく、何を知るために準備し、誰に何を尋ね、調査後にどんな理解へ変わったかを説明します。短期間の経験を地域や文化全体の理解と同一視しないようにします。
編集部の架空の例です。地域のサービスを調べた学生が、利用者と運営側の意見の違いに気づきました。自分は聞き取りの内容を整理し、公開資料と照らし合わせて、提案の対象と確認できていない点を班で共有しました。
これは中央大学の学生の体験談ではありません。自分の調査へ置き換え、観察したこと、説明を受けたこと、自分の考察を分けて話します。共同作業では担当範囲も明確にしましょう。
リサーチフェスタは発表と改善の経験にする
リサーチフェスタは総合政策学部の研究発表会で、学生が研究を発表し、教員や学生からフィードバックを得る場として案内されています。運営は学生実行委員会が担い、準備・広報・司会進行なども学生主体で行うとしています。[1]
発表者は、どんな質問を受け、何を調べ直し、説明をどう直したかを整理します。運営に参加した人は、役割分担や連絡、当日の対応など、自分が担当した仕事を具体化できます。
プロジェクト奨学金は、研究計画を立てて出願し、書類・面接審査で採用された場合に支援を受ける制度です。採用者には研究成果の報告やリサーチフェスタでの発表の機会があると案内しています。[1]
制度があることと自分が利用したことは分けます。申請や発表をしていない人も、授業・ゼミの報告で、問いの設定から修正まで行った経験を説明できます。
GATEや語学の学びを、使った場面で伝える
総合政策学部は、日本語以外の言語で専門テーマを学ぶGATEプログラムを1年次から開講しています。2026年度の科目例には、アカデミック・ライティングや文化・社会に関するテーマなどが紹介されています。[1]
語学力を説明する場合は、スコアだけでなく、どんな資料を読み、どんな内容を議論・発表したかを話します。自分の理解が曖昧なところを相手に確認し、説明を修正した経験も材料になります。
外国語研修は実施する言語が年度によって異なり、学部紹介では英語をオンラインで行うとしています。「外国語研修」という名称だけで、すべて海外渡航を伴うと説明しないようにします。[1]
海外経験や語学の学びは、海外勤務の保証ではありません。募集される業務、使う言語、配属の仕組みを調べ、自分の経験がどこにつながるかを考えます。
社会課題への関心を、組織の役割と結ぶ
| 観点 | 確認すること |
|---|---|
| 関わりたい課題 | 誰の何を改善したいのか |
| 組織の役割 | その企業・機関は何を担うのか |
| 具体的な職務 | 自分が応募する区分では何を行うのか |
| 必要な準備 | 書類、試験、面接、語学や資格の条件 |
| 配属と勤務 | 勤務地や異動、担当業務の決まり方 |
「社会に貢献したい」という理由は、その組織で何をしたいかまで具体化しましょう。政策研究の経験を企業へ話す場合も、学んだ課題と、その企業の事業の接点を確かめます。
公務員を志望する場合は、機関と試験区分を確認します。キャリアセンターでは入門ガイダンスや基礎・記述式対策、相談会などを案内しており、有料の講座もあります。[5]
Cナビで相談を予約し、経験の焦点を絞る
キャリアセンターの個人面談は学年を問わず、ESのチェック、面接対策、進路相談に対応します。Cナビから予約でき、求人や先輩の就職活動体験記も確認できます。[6]
幅広い経験があって文章がまとまらない場合は、すべてを一度に話そうとせず、一つの問いと一つの行動に絞ります。募集要項と文章を持参し、自分の役割と応募職種とのつながりが伝わるか確認してもらいましょう。
最初の一歩は、授業や研究で取り組んだ社会課題を一つ選び、調べたこと、意見が変わった点、残った疑問を書くことです。次に関心のある職種を調べ、知りたいことを相談へ持ち込めば、多様な学びが具体的な進路選択につながります。
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
- 中央大学 学部紹介 総合政策学部確認日:2026-09-10 / 2学科主副専攻、Field Studies、GATE2026、外国語研修英語online、リサーチフェスタ/プロジェクト奨学金、2025進7。個人体験不使用。
- 中央大学 学部学科別 就職希望者における就職決定率確認日:2026-09-10 / pp1〜3 2025学部275/281=97.9、政策140/142=98.6、国際135/139=97.1。
- 中央大学 2025年度 総合政策学部進路状況確認日:2026-09-10 / p1目視314卒、就87.6進2.2。2026/3+2025/9、2026/4/9現在。
- 中央大学 2025年度 総合政策学部主な就職先確認日:2026-09-10 / p1目視都5みずほG4、損保SHIFTノースサンドビズリーチ3、NTT東キリンHD2。2名以上。
- 中央大学 キャリアセンター文系 公務員確認日:2026-09-10 / 入門基礎記述、相談会、有料講座あり。
- 中央大学 キャリアセンター文系 利用案内確認日:2026-09-10 / 学年不問ESチェック面接進路、Cナビ予約求人体験記。