現行4学科と2027年度の新2学科を分ける

大学は2026年9月1日の発表で、現行4学科を2027年4月から経済学科・社会経済学科の2学科4コースへ再編すると説明しています。2026年9月時点で在学生が所属する学科の案内と、これからの入学生向けの案内を区別します。[1]‌‌‌‌‌​‌‌​​‌​‌​‌​‌​​​‌​‌​‌​​​‌​​‌‌​‌‌‌​​​​‌​‌‌‌​​‌​​‌​‌​​‌​​​‌‌‌​

現行の学科とカリキュラムのページは、経済、経済情報システム、国際経済、公共・環境経済の4学科を掲載しています。本記事の2025年度就職実績もこの4学科の情報です。[2] [3]

現行4学科の学びと経験整理の問い(問いは編集部作成)
学科学びの例振り返る問い
経済ミクロ・マクロ、統計・計量、財政・金融・政策どの理論やデータで現象を考えたか
経済情報システム産業・企業、経営・会計、情報処理企業活動や情報をどう分析したか
国際経済貿易・国際金融、経済開発国や地域の違いをどう比較したか
公共・環境経済公共部門、行政・財政、環境政策政策の対象や効果をどう検討したか
[2]

新学科の説明に出てくる科目や教育方針を、自分がすでに履修した内容として使わないようにしましょう。自己PRは実際の履修と活動から組み立てます。

2025年度の就職決定率96.8%を分母と読む

大学の学部学科別資料では、2025年度の経済学部就職者は1,011人、就職希望者は1,044人で、就職決定率は96.8%です。学科別の内訳は次のとおりです。[3]

2025年度の学科別就職実績
学科就職者就職希望者就職決定率
経済350人364人96.2%
経済情報システム132人138人95.7%
国際経済314人321人97.8%
公共・環境経済215人221人97.3%
経済学部計1,011人1,044人96.8%
[3]

進路状況図は2026年3月・2025年9月卒業生を対象に、2026年4月9日現在の状況を示します。卒業者1,128人のうち就職者は89.6%です。この割合の分母は卒業者であり、希望者を分母とする96.8%とは異なります。[4]

就職以外には進学や受験準備などの区分があります。学科間の数値だけで有利・不利を決めたり、卒業者全員を就職希望者とみなしたりせず、自分の進路希望と準備を別に考えます。

企業名とグループ名を区別して就職先を調べる

2025年度の主な就職先一覧は、2026年4月9日現在で就職者2人以上の企業・機関を掲載しています。経済学部の一部の例は次のとおりです。[5]

2025年度の主な就職先の一部
掲載名人数
みずほフィナンシャルグループ14人
りそなグループ12人
あいおいニッセイ同和損害保険9人
国税庁 国税局9人
かんぽ生命保険6人
東京海上日動火災保険6人
日本政策金融公庫6人
マイナビ5人
[5]

同じ資料にはSHIFT、ホンダ、楽天グループも各4人と掲載されています。金融だけが選択肢ではありません。ただし、職種や学科別の内訳は分からないため、会社名から担当業務を推定しません。[5]

グループと記載される人数を一つの銀行や企業へ置き換えないようにします。また、一覧にない会社への就職がなかったとは限りません。掲載先を入口に、実際の募集内容を確認しましょう。

2年次からのゼミを、問いと作業で説明する

学部の学びの特色では、2年生から始まるゼミに力を入れていることを示しています。研究対象や文献・手法を考え、議論、実地調査、発表、論文執筆などへつなげる学びが紹介されています。[6]

自己PRでは「ゼミで経済を学んだ」で終わらず、何が疑問だったか、どの資料を選んだか、自分は何を担当したかを説明します。数字を使った場合も、比較対象の期間や単位がそろっているかを確認しましょう。

経済学部プレゼンテーション大会は、学生が研究成果を発表し、問題の発見・分析や説明を競う機会です。運営は学部のゼミナール連合会の学生が担うと紹介されています。[6]

出場・運営を経験した場合は、受賞の有無だけでなく、発表への質問にどう対応したか、準備で何を改善したかを伝えます。参加していない人も、授業での報告や演習論文を材料にできます。

現場で調べたことと、提案の限界を分ける

グローカル・フィールド・スタディーズはゼミと同時に履修し、国内外の実態調査や研修を事前・事後学修と組み合わせるプログラムとして案内されています。[6]

調査を経験した人は、訪問先の名前だけでなく、何を確かめに行き、現場の話と資料の間にどんな違いがあり、どう考えを修正したかを説明します。一部の聞き取りで地域全体を理解したとは言い切らないようにします。

編集部の架空の例です。地域経済を調べた学生が、統計で見た傾向と現場で聞いた意見の違いに気づきました。自分は比較した期間と対象を整理し直し、追加で確認すべき点を班に示して、発表の結論を限定しました。

これは中央大学の学生の実話ではありません。自分の経験に置き換え、調べた事実と考察を分けることで、判断の丁寧さを伝えられます。

インターンシップの経験を応募先の理解へつなげる

学部は1年生を対象とするビジネス・プロジェクト講座や、企業・自治体でのインターンシップを紹介しています。学びの特色ページの受入先一覧には2024年度実績と明記されているため、そのまま現在の派遣先とは扱いません。[6]

実習の経験は、観察したこと、任された作業、自分が提案したことを分けます。働く人と接して仕事内容への理解がどう変わったかを整理すると、志望理由も具体的になります。

海外インターンシップ演習・実習も案内されています。語学力だけでなく、異なる前提の相手に確認したことや、業務について学んだことを説明しましょう。派遣条件や実施内容はその年度の案内で確かめます。[6]

経済への関心を、具体的な職務で比較する

企業と公務員を比較する問い(編集部作成)
観点確認したいこと
役割誰のどんな課題に関わる仕事か
業務調査・分析、顧客対応、運営など何を担当するか
採用区分企業の職種、公務員の試験区分は何か
勤務地初期配属や異動がどう決まるか
選考必要書類、科目、面接、締切は何か

国際経済を学んだから海外配属、公共分野を学んだから公務員と一つに決める必要はありません。自分が関心を持った課題に、どの組織のどんな仕事を通じて関わりたいかを調べます。

大手企業への不安も、学部の就職先一覧だけでは解消できません。募集条件を読み、学びを説明する材料と、足りない準備を具体的に整理しましょう。

Cナビの相談へ、募集要項と経験を持参する

キャリアセンターの個人面談は学年を問わず、ESのチェック、面接対策、進路相談に対応し、Cナビから予約します。求人や先輩の就職活動体験記も確認できます。[7]

公務員を検討する人向けには、入門ガイダンス、基礎講座、記述式試験対策、卒業生相談会などの案内もあります。有料の講座もあるので、必要な対策と利用条件を確認しましょう。[8]

今日はゼミの経験を一つ選び、問い・調べたこと・自分の作業・結果を書きます。次に募集要項を一つ読み、仕事内容との接点と不明点をまとめます。この二つを持って相談すると、経済学の学びを仕事へつなげる準備が進みます。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 中央大学 経済学部再編・スポーツ情報学部設置の認可発表確認日:2026-09-10 / 2026/9/1発表、現行4→2027/4経済・社会経済の2学科4コース。認可は完了、開設は未来。
  2. 中央大学 経済学部 学科とカリキュラム確認日:2026-09-10 / 現行4学科とクラスター、基礎/専門。新2学科紹介と区別。
  3. 中央大学 学部学科別 就職希望者における就職決定率確認日:2026-09-10 / pp1〜3 2025経済1011/1044、学科350/364・132/138・314/321・215/221。
  4. 中央大学 2025年度 経済学部進路状況確認日:2026-09-10 / p1目視1128卒、就89.6進2.3。2026/3+2025/9、2026/4/9現在。
  5. 中央大学 2025年度 経済学部主な就職先確認日:2026-09-10 / p1目視みずほG14りそなG12、損保国税9など。2人以上。
  6. 中央大学 経済学部 学びの特色確認日:2026-09-10 / 2年次ゼミ、プレゼン大会/GFS、PBL、インターン。受入先は2024と区別。
  7. 中央大学 キャリアセンター文系 利用案内確認日:2026-09-10 / 学年不問ESチェック面接相談、Cナビ予約求人体験記。
  8. 中央大学 キャリアセンター文系 公務員確認日:2026-09-10 / 入門・基礎/記述対策・相談。有料あり。

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