新しい募集案内を、現在の所属と混同しない

工学部の案内には、機械システム工学科、電気電子工学科、情報工学科と、従来の4学科に関する説明が併存しています。新・情報工学科の特設ページは、3専攻制を2027年4月開始予定と示しています。[1] [2]​​​‌​​‌‌​​‌‌‌​​​‌​‌​​‌​‌‌‌​​‌‌‌‌​‌‌‌‌‌‌‌​​​​‌‌​​‌​‌‌‌​​‌‌‌‌​‌​‌‌

大学は2026年5月7日、メディア工学科の学生募集を2027年度以降停止すると公表しました。同時に、在学生には卒業まで教育環境と支援を提供すると説明しています。[3]

就活で使う所属名や履修内容は、自分の入学年度に合わせましょう。メディア工学科の在学生が、新しい情報工学科の専攻名へ書き換える必要はありません。募集向けの制度と、自分が実際に学んだ内容を分けます。

情報工学科の名古屋キャンパスへの移転は2030年4月の予定として案内されています。現在の通学や相談の場所は所属先の案内で確認し、将来の所在地を前提に予定を組まないようにします。[2]

実験や設計は、目的と確認方法から説明する

工学部は、物理、数学、プログラミングなどの基礎を重視し、実験・演習を通じて学ぶ方針を紹介しています。企業などと連携してチームで研究・開発に取り組む機会も案内されています。[4]

実験の自己PRでは、何を確かめる実験か、どの条件をそろえたか、自分がどの作業をしたかを説明します。予想と違う結果が出た場合も、装置、入力、記録などをどう見直したかを振り返れます。

設計や制作では、満たすべき条件、最初の案、修正した理由を整理します。完成した図面や画面だけでなく、なぜその構成にしたのかを話せると、考えた過程が伝わります。

研究が始まっていない人は、授業の実験、プログラム、グループ課題を使えます。難しい専門用語を増やすより、自分が確かめたことを具体的に書きましょう。

共同研究では、全体の成果と自分の担当を分ける

工学部の研究紹介には、ロボット、イオン推進器、医用画像認識、建築計画の可視化などの事例が掲載されています。企業や研究機関などとの連携を通じ、実社会の課題へ取り組む例です。[4]

こうした事例は、自分が参加した研究とは区別します。所属学部の研究成果を自分の実績として書かず、実際に担当したデータ整理、測定、実装、評価、説明などを特定しましょう。

チーム制作なら、担当範囲に加えて、他の人の作業とどうつないだかを振り返ります。入力形式をそろえた、変更点を記録した、動作の条件を共有したといった行動は、共同開発の進め方を示す材料になります。

企業との共同研究や未公開データを応募書類で扱う場合は、指導教員に公開できる範囲を確認します。詳細を出せなくても、目的と自分の役割、確認した手順を一般的な表現で説明できる場合があります。

技術職の中でも、担当する工程を比較する

工学部の経験から仕事を比べる例(編集部作成)
経験・関心求人で調べる職種確認する仕事内容
機械や製品の設計機械設計、生産技術、評価など設計対象、現場との関わり、使用する道具
電気・回路・測定電気電子設計、評価、設備関連など回路や機器の対象、測定、保守の範囲
プログラム・システム開発、テスト、運用など担当工程、開発環境、利用者との接点
映像・メディア・表現制作、システム開発、利用者向け設計など技術と表現のどちらを主に担当するか
データ・画像の分析分析、画像処理、研究開発など必要な専門性、学位、評価方法

同じ「開発」でも、要求を整理する仕事、実装する仕事、動作を評価する仕事では日々の作業が違います。求人票で担当工程を読み、説明会では最初に任される業務を確認しましょう。

会社名や製品への興味だけでなく、自分が粘り強く取り組めた作業からも比較します。技術を直接作る仕事に加え、顧客へ説明する仕事に関心がある場合は、求められる専門知識と対人対応の内容を確かめます。

大学院は、深めたい研究と求人条件の両方から考える

工学部は、学部と大学院を通じた6年間の学びを推奨する方針を紹介しています。高度な知識や技術を学ぶための選択肢であり、全員に進学が必須だとする説明ではありません。[4]

進学を考える人は、研究したい問い、必要な時間と費用、指導体制を整理します。希望する研究開発職などの求人が、どの学位や専門を求めているかも確認しましょう。

学部卒で就職するか迷うときは、求人二つと研究テーマのメモを教員へ持参します。「大学院の方が有利か」という大きな質問より、どの技術をどの水準まで深めたいかを相談すると、判断する材料が増えます。

進学したこと自体で希望企業への採用が保証されるわけではありません。研究で何を確かめ、どんな経験を積みたいかを明確にして選びましょう。

2025年度卒の就職先を、職種研究の入口にする

学部紹介には、2025年度卒の就職先として、野村総合研究所、NECソリューションイノベータ、NTTデータ東海、トヨタ自動車、アイシン、三菱電機、浜松ホトニクス、JR東海などが掲載されています。大学院への進学も案内されています。[1]

これは工学部の一覧です。特定の学科だけの結果や、2027年開始予定の新専攻の卒業実績として扱いません。会社名から配属や採用職種も推定せず、募集要項を確認して自分の専門との接点を調べましょう。

専門の説明と面接の伝わり方を、別々に確認する

大学の就職支援では、個別面談、エントリーシート添削、模擬面接、内定した4年生による学生アドバイザー制度が紹介されています。個別面談は対面かオンラインを選べると案内されています。[5]

研究の説明はまず指導教員に正確さを確認し、キャリア支援課では専門を知らない相手にも伝わるか見てもらいましょう。求人票と研究概要を一緒に出すと、どの部分を短くし、何を補うか相談しやすくなります。

研究室の活動と応募が重なる人は、締切、面接、実験の予定を並べます。学生アドバイザーには予定の組み方や準備の工夫を聞き、選考条件は現在の募集要項で確認しましょう。

編集部の架空の例です。チーム制作の機能数だけを自己PRにしていた学生が、自分の担当部分と不具合の修正を整理しました。入力条件を変えて再現させ、修正後に同じ条件で確かめた過程を話すことで、問題を確認しながら進める行動を説明できるようになりました。

実験一つと求人一つを、相談へ持参する

今日は実験や制作を一つ選び、目的、担当、問題、確認、修正を一枚に書きます。次に求人を一つ読み、どの工程に関心があるか、必要な技能との差は何かを追記します。

学歴に自信がなくても、確かめながら作業を進めた経験は具体的に伝えられます。所属と履修を正確に示し、教員と就職支援を使って、取り組みたい仕事を選んでいきましょう。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 中京大学 工学部確認日:2026-09-10 / 2025年度卒企業、現旧の学科表示。
  2. 中京大学 新・情報工学科確認日:2026-09-10 / 2027年4月3専攻制、2030年4月移転予定。
  3. 中京大学 メディア工学科募集停止の公表確認日:2026-09-10 / 2026年5月7日公表、2027年度以降停止、在学生の卒業まで支援。
  4. 中京大学 工学部 4つのポイント確認日:2026-09-10 / 基礎・実験演習・共同研究・大学院推奨と研究事例。
  5. 中京大学 就職サポート確認日:2026-09-10 / 個別面談、ES、模擬面接、学生アドバイザー。

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