経済を学んだ経験は、問いと比較の方法から伝える

経済学部は名古屋キャンパスの経済学科で学びます。学部は、経済の歴史、国際経済、経済政策などを学び、社会の課題をさまざまな視点から分析する教育を紹介しています。[1] [2]​‌​‌​​​​‌‌‌​‌‌​‌​​​‌​‌‌​​​​​‌​​‌‌​‌​​‌‌‌‌‌‌‌​​​​​​​‌​​‌‌​​‌​​‌​​

就活では、履修した科目を並べるだけでなく、どのような問いに関心を持ったかを挙げます。制度の違いが暮らしにどう関係するのか、地域によって状況が違うのはなぜかなど、自分が資料を調べたテーマから説明しましょう。

授業のレポートでも、最初の予想と調べた後の理解が違った点は材料になります。何を比較し、どの資料で考えを修正したかを話すと、学んだ内容と自分の行動の両方を伝えられます。

EXPの経験は、選抜されたことより実際の工夫を話す

EXPはエグゼクティブ・プログラムという選抜制の実践教育です。現役コンサルタントによる授業で、ロジカルシンキング、戦略思考、プレゼンテーションやコミュニケーションなどを学び、就職活動のサポートも行うと案内されています。[1] [2]

履修した人は、検討した課題、使った情報、自分の役割、提案を直した点を整理します。選抜された事実だけで能力を証明したとせず、授業で何を学び、どのように使ったかを説明しましょう。

EXPを履修していなくても、ゼミや授業、課外活動から同じように経験を選べます。根拠を確かめた、他の意見を取り入れた、発表の順序を直したなど、自分が取った行動が材料になります。

編集部の架空の例です。企業比較の発表で数字の条件がそろっていないと気づいた学生が、集計期間と対象を確認し、比較できる項目だけに表を直しました。「分析力がある」とだけ書くより、誤った比較を避けるために何をしたかを説明する例です。

DSPは入学年度を確認して、自分の学修と分ける

学部は2026年度に新カリキュラムを始動し、データサイエンティスト育成プログラム(DSP)を選択制として案内しています。学生便覧のページでは、2026年度以降の入学生から始まったプログラムであると明記されています。[1] [3]

そのため、現在の3・4年生がDSPを履修していることを前提に、自己PRや技能を説明することはできません。自分の入学年度の授業・演習で、実際に扱った分析方法や道具を記録してください。

データに関心がある人は、何を知るために、どの情報を、どう処理したかを整理します。表計算や統計の機能を使ったなら、自分で扱える機能と、教員の指導を受けて行った作業を分けて説明しましょう。

新しいプログラムの名称を持っていなくても、比較する条件をそろえる、情報の出所を確かめる、結果の意味を説明するといった経験は伝えられます。求人で求められる技能と照合し、必要な学修を具体的に考えます。

数字は対象・期間・限界を一緒に示す

分析した経験を面接で話すときは、数字の大きさだけでなく、対象と期間を説明します。企業全体か一部門か、単年度か数年分かを確認すると、聞く側も結果の意味を理解しやすくなります。

地域や国を比べた場合は、人口規模や統計の定義の違いなど、比較の前提をどこまで確認したかを振り返ります。二つの数字が一緒に動いたことだけで、一方が他方の原因だと決めつけないようにします。

経済政策の授業では、政策が生活に与える影響を複数の視点から考える学びが紹介されています。履修した人は、立場によって利点や課題が異なることを、どの資料から理解したか説明できます。[2]

結論を強く言い切ることだけが分析力ではありません。資料から分かることと、追加で調べる必要があることを区別した経験も、仕事で情報を扱う姿勢につながります。

金融・情報・公務などを、業務の内容で比較する

経済学部の経験から仕事を調べる例(編集部作成)
関心・経験比較する仕事先に確かめること
企業や資金の流れ金融、営業、管理関連など顧客、提案内容、配属と必要な知識
データの整理・分析情報関連、調査支援など使う道具、必要な技能、研修
経済政策や地域課題公務員、地域に関わる事業など採用区分、担当業務、試験と日程
国際経済・産業の比較製造、物流、商社関連など担当する取引や業務、語学条件
根拠を示す発表顧客対応、営業、サービスなど説明する相手、情報確認の場面

金融業界に関心がある場合も、銀行や保険という業種名だけで判断せず、募集職種と日々の仕事を確認します。経済を学んだことから、特定の職種への配属や専門業務を保証されるわけではありません。

情報関連へ関心を持った人は、学部名より求人の必要条件を読みます。自分の技能で応募できる区分を確認し、技術を学び続ける理由や、授業で問題を整理した経験を準備しましょう。

2025年度卒の就職先は、企業研究の入口に使う

学部紹介には、2025年度卒の就職先として、三菱UFJ銀行、東京海上日動火災保険、大和証券、ジェイテクト、名古屋鉄道、アビームコンサルティング、大塚商会、NTTデータ東海、国家公務員一般職、国税専門官などが掲載されています。[1]

これらは経済学部全体の例です。企業名の一覧から人数や配属職種、個人の採用可能性は分かりません。関心のある企業を見つけたら、その会社の募集要項と仕事内容へ進みましょう。

EXP受講者の就職先は学びの紹介ページに別に掲載されていますが、学部全体の2025年度卒一覧とは対象が異なります。本稿の企業例は学部全体の一覧を用い、プログラムを履修すれば同じ企業へ進めるという説明にはしません。[1] [2]

面談と先輩への相談を、準備する内容で使い分ける

大学のキャリア支援は、対面・オンラインの個別面談、エントリーシート添削、模擬面接を案内しています。内定を得た4年生による学生アドバイザー制度や、求人・体験記・動画を確認できるキャリア・ナビもあります。[4]

個別面談には、調べたテーマと自分の担当を短くまとめたメモ、関心のある求人を持参します。「経済の専門用語が多すぎないか」「分析した事実と自分の評価が混ざっていないか」を確認してもらいましょう。

先輩には、ゼミの研究をどのように説明したか、筆記対策と応募書類をどう並行したかを聞いてみます。体験談を参考にしつつ、自分が応募する年度の選考内容と条件は募集元で確認します。

公務員と民間を並行する人は、試験勉強、企業の締切、面接練習を一つの予定表へまとめます。相談前に予定を見える形にしておくと、どの準備を先に進めるかを具体的に話せます。

授業の一つの問いを、短く説明してみる

今日は印象に残ったレポートや発表を一つ選び、問い、資料、自分がした比較、分かったこと、残った疑問を書きます。その後、求人を一つ読み、その経験を使いそうな業務を探しましょう。

大きな受賞や特別なプログラムの経験がなくても、資料を読み、条件を確認し、考えを直した行動は伝えられます。大学名だけで自分を評価せず、経済学部での学びを具体的に説明する準備から始めましょう。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 中京大学 経済学部確認日:2026-09-10 / 経済学科・名古屋、EXP選抜制・DSP選択制、2025年度卒就職先。
  2. 中京大学 経済学部の学び確認日:2026-09-10 / 歴史・国際経済・経済政策の例、EXPの学びと支援。EXP就職先は年度不明、引用なし。
  3. 中京大学 学生便覧 経済学部確認日:2026-09-10 / HTML本文でDSPは2026年度以降入学生と明記。リンクPDFの詳細要件は引用せず。
  4. 中京大学 就職サポート確認日:2026-09-10 / 個別面談、ES添削、模擬面接、学生アドバイザー、キャリア・ナビ。

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